orion

真っ黒な画用紙に
真っ白な粉砂糖
まぶしたような空の下で

待ってるの君のこと
パッとには逢えぬ距離
途方もなく西へ

言葉にならない声たちは
空に漂って
小さく消えそに瞬いて
もっともっと側にいたいよと

願いを込めた言の葉は
流れ星と一つになって
飛んでゆく君のもとに
億千の距離を越えて
砂漠に水を草木には土を
君には愛を
形の無い物を大切にしたい

天にあるキャンパスで
天結び描いてた
神話とともに

3つに輝く星たちは
サソリに毒され
月との距離は縮まぬけど
ずっとずっと繋がる星座よ

空に光ったオリオンは
恋人たちの目印となって
飛んでゆく君のもとに
彼方同じ空を見て
街に平和を生まれる子に夢を
君には愛を
形を作りゆく僕たちの手で

人間なんて未成熟で
僕と君で一人前
それでも未だ足りないね
人を終える時まで君と
一緒に過ごせるのかな

時代は巡りオリオンよ
叫び声の木霊となって
飛んでゆく君のもとに
たとえ地球の裏だって
僕には君を二人には未来を
君には愛を
形の無い物を君にあげよう
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