記憶の翼

朝には 茜色のドア たたいて
燃えている庭 裸足でいたい
屋根から 泡立つ雲には さまよう
記憶の翼 傷ついた 一羽の雀 ささやく
虹色の髪の毛に からみつく光たち

目覚めた 心の箱から 取り出す
忘れかけてた 手のひらの夢
ベンチに 膝をかかえてる 少女は
きっと昔生きた私 今は誰にも喋らない
夜からのまばたきで 朝焼けの月照らす 悲しい青

言うことを聞いて 静かに目を閉じて
言うことを聞いて どこにも触れないで

傷ついた記憶たち ドアを開け行けばいい
朝の夢の中 青く染まる

虹色の髪の毛に からみつく光たち
傷ついた記憶たち ドアを開け行けばいい
朝の夢の中 青く染まる
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