月下に捧ぐ舞踏曲

満月に似合うものなぁに
ひとりぼっちの狼さ
月の光は誰のもの
親を知らない子らのもの

さあさ 踊れ 月の下
アイアイアー
夜明けまで

三日月欠けりゃなんとなる
夜空が夢を見なくなる
月の衣は誰のため
恋に患う人のため

さあさ 集え 月のもと
アイアイアー
夜明けまで

星は五芒(ごぼう)で月は丸
丸くなりたや胸の内
月の宿りは誰を待つ
昨日帰らぬわが子待つ

さあさ 歌え 月の影
アイアイアー
夜明けまで
アイアイアー
月の下

月が回る オホホーオンロロロ
星が踊る オホホーオンロロロ
月が咽(むせ)ぶ オホホーオンロロロ
夜が歌う オホホーオンロロロ
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