君のまま

このドアを開ければ いつものように
変わらず君がそこに 居てくれてる気がするんだ

随分先の事だと思ってたのに 明日の夕方発(た)つんだね
昨日より大人に見える 君の横顔に 何も言えなくなってしまうよ

溢れる想いは 止まらないのに 意気地なしがまた君を傷つけ
頑張って来なって 笑って送るつもりが
ただうつむいたまま 手を握りしめただけ...

夕方頃から 降った雨の中 いつも以上に忙(せわ)しくなる街
子供達が 狐の嫁入りだとはしゃいでる
見慣れたこの街の 至る所に

溢れる想い出が 心を砕く 逢えた喜びは言葉に余る
何処に居てたって 変わりはしないこと
分かったはずなのに 核心を告げずに

道ばたに咲いてた花 また明日だって咲いてると思ってたのに
今頬を撫でてくれた この風は二度と戻らない wow

凍える夜は 想い出せばいい 色を変えて変わってくのもいい
いつかまた出会えるその日を
一日千秋(いちにちせんしゅう)のように待ちこがれてるよ
心が晴れてくよ 成長して生きてくよ

溢れる想いは これからの為に 逢えた喜びは言葉に余る
何処に居てたって 変わりはしないから
君はそのままで 歩いて行けばいい
×