こころの雫

風の吹く日も 雨の日も
がんばれ がんばれ がんばれと
自分をはげまし 生きてきました
そんなわたしの 乾いた胸に
あなたの 言葉がしみる
人はだれでも 泣きながら
この世に生まれて きたんだよ
たまには涙も ながしてごらん

いつもひとりで かたくなに
頼るな 頼るな 頼るなと
突っぱりとおして 生きてきました
なのにいまごろ こころの奥に
あなたの 言葉がしみる
花もいつかは 散るんだよ
みんな還って 往くんだよ
たまにはその手を 合わせてごらん

ながい冬にも 嵐にも
負けるな 負けるな 負けるなと
こころを逆立て 生きてきました
なぜか今夜は お酒のせいか
あなたの 言葉がしみる
とおい春でも いつかくる
きっと待ってる 人もいる
たまには笑顔で 甘えてごらん
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