陽が沈むころに

花や鳥にかこまれ 川の流れに耳を向け
過去のキズをいやし のんびりくらしたいと思うが

遠い国へにげ 過去からにげるほど
ぼくの人生は重くない

恋にやぶれたことや くらしにこまったことや
いつも自分をなぐさめ 人のせいにしていたさ

遠い国へにげ 過去からにげるほど
ぼくの人生は重くない

頭をかかえてなやむ姿は ある意味では美しいのさ
そばでおやじが笑う カラカラ カラカラ笑う

遠い国へにげ 過去からにげるほど
ぼくの人生は重くない

ふりかえつて見るほど ぼくは生きのびちゃいない
ふりかえつて悲しむほど ぼくのキズは深くない
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