蘇州舟唄

桃の花ちる 蘇州の月を
二人で見たのは 何日のこと
今じゃ浮世の 渡り鳥
想い出を たぐりつつ
アイヤ アイヤ
ひとり旅行く 胡弓ひき

風にゆれてる 楊柳(やなぎ)も青く
馬車(マーチョ)の鈴さえ なつかしや
遠いふる郷 しのびつつ
あてもない さすらいの
アイヤ アイヤ
夢もはかない 胡弓ひき

どこへ行くやら 流れのジャンク
夕日に歌えば 泣けてくる
二度と逢えない 運命なら
忘れましょう 諦めて
アイヤ アイヤ
わたしゃ涙の 胡弓ひき
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