熱い吐息

熱い吐息の中で 君を抱きしめて
深いしじまの中に 溶けてしまおう
この時だけが二人を
みじめさから救ってくれる
もしも夢ならこのままさめないでおくれ

こんなか細い腕で君はひたすらに
汗のにじんだ胸で君はひたすらに
この時だけが二人の
信じあえる時 離れられないと
心で感じているのは 俺だけなのか

もう何も今はいらない
おまえの中に沈んでゆけば
けちな夢なら今すぐこわれてもいい
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