ルカ

ぼくはルカ そう呼ばれてる
雨がきそうな 2階の窓に
みかけた顔が
ねぇ 寂しそうに見えても
それは天気のせいさ
心配しないで

ぼくはルカ 泣きたいときも
両手はずっと ポケットの中
見上げた空が
冷たい色でも
どこ吹く風と 口笛ふいて
ぼくなら平気さ

わけもなく 生意気だって
しかられたって よくわかんない
笑ってみても
もうママもパパも
昔みたいに 話せないんだ
ひとりになりたい

ぼくはルカ そう呼ばれてる
家へと帰る ひとごみの中
ふりむく顔が
ねぇ 寂しそうにみえても
何もきかないでいて
いつでも平気

見上げた空が 冷たい色でも
どこ吹く風と 口笛ふいて
ぼくなら平気さ
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