男の流転

恋と涙と 命まで
俺が賭けたに 何悔む
ままよ夜空に 勝負と吠えりゃ
夢までこがすか 男の流転

義理も人情も 語りぐさ
これが浮世の 裏表
親にあの娘に 背中を向けて
ひとり行くのさ 男の流転

指で数えて 思っても
過ぎた昔は もどりゃせぬ
笑って一番 あの娘のために
三々一の 男の流転
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