名画物語

震える風の中で始まる短かい喜劇
すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ

光の中 まぶしげに腕組み歩いた名画通り
幾度も見た「卒業」だけは
君の大好きなラストシーン

僕は必ず君を奪って幸福にしなければと感じてた

震える風の中で始まる短かい喜劇
すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ

光の中 目を伏せて一人で歩いた名画通り
皮肉だろう「めぐり逢い」の文字
僕はケリーにはなれなかった

誰も夢見たハッピーエンド
「ライムライト」のチャーリーみたいにね

震える風の中で始まる短かい喜劇
すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ
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