女給の唄

藤本二三吉

女給の唄

作詞:西条八十
作曲:塩尻精八
編曲:塩尻精八
発売日:1999/01/21
この曲の表示回数:23,340回

女給の唄
涙でこさえた 人形の首も
風の吹きよじゃ 横にもふるよ
チップぐらしの しがない身にも
燃える血がある 意地がある

女給商売 さらりとやめて
可愛い坊やと 二人のくらし
抱いて寝かせて 母さんらしく
せめて一夜(ひとよ)を 子守唄

紅を落して 白粉ふいて
真の夜ふけに 流れる涙
知っているのは 神さまばかり
秋の銀座で 虫が啼く

星が出ている 夜更けの空に
むかし処女(おとめ)で 眺めた星が

浪の花ちる 津軽を越えて
故郷(くに)に帰るは いつじゃやら

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