石狩挽歌

香西かおり

石狩挽歌

作詞:なかにし礼
作曲:浜圭介
編曲:薗広昭
発売日:2008/09/03
この曲の表示回数:17,379回

石狩挽歌
海猫(ごめ)が鳴くからニシンが来ると
赤い筒袖(つっぽ)のやん衆がさわぐ
雪に埋もれた番屋の隅で
わたしゃ夜通し飯を炊く
あれからニシンはどこへ行ったやら
破れた網は問い刺し網か
今じゃ浜辺でオンボロロオンボロボロロー
沖を通るは笠戸丸
わたしゃ涙でにしん曇りの空を見る

燃えろ篝火朝里の浜に
海は銀色ニシンの色よ
ソーラン節に頬そめながら
わたしゃ大漁の網を曳く
あれからニシンはどこへ行ったやら
オタモイ岬のニシン御殿も
今じゃさびれてオンボロロオンボロボロロー
かわらぬものは古代文字
わたしゃ涙で娘ざかりの夢を見る

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