私きっと気付いていたの
雨上がりの街で
知らないふり胸の奥で誰かが泣いた声
耳を塞いだ
一人きりで蹲りそうになる
あの日の私は遠い夜に置いてきたはずなのに
キミが深く私の中で息をしていて
千切れそうな心の糸に触れてしまうから
息も出来ないようなくちづけを思い出したら
流れる痛みもこの空に溶け出して
どこまでもただ続いていくような
茜がこの世界を塗り潰したんだ
ずっと奪われたままで
自分さえ欺けないまま
焼きついて爛れた心にただ
沁みるようにはみ出した空を
いつまでも見ていたの
涸れるまで見ていたの
迫る夜の風に頬が乾いて
笑ってみるけど
声にならないほど切なくて
壊れそうなほど優しい記憶に
目も逸らせないまま
もう一度だけあのくちづけを
私はここにいるよ
またキミに会いたい
雨上がりの街で
知らないふり胸の奥で誰かが泣いた声
耳を塞いだ
一人きりで蹲りそうになる
あの日の私は遠い夜に置いてきたはずなのに
キミが深く私の中で息をしていて
千切れそうな心の糸に触れてしまうから
息も出来ないようなくちづけを思い出したら
流れる痛みもこの空に溶け出して
どこまでもただ続いていくような
茜がこの世界を塗り潰したんだ
ずっと奪われたままで
自分さえ欺けないまま
焼きついて爛れた心にただ
沁みるようにはみ出した空を
いつまでも見ていたの
涸れるまで見ていたの
迫る夜の風に頬が乾いて
笑ってみるけど
声にならないほど切なくて
壊れそうなほど優しい記憶に
目も逸らせないまま
もう一度だけあのくちづけを
私はここにいるよ
またキミに会いたい
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