北窓をあけて

ふきのとう

北窓をあけて

作詞:細坪基佳
作曲:細坪基佳
発売日:2002/11/20
この曲の表示回数:17,611回

北窓をあけて
山影に消え残っている 灰色の雪も
春の陽ざしにまた少し 融けていった
幸せ色 悲しみ色 人の心も
あの青空ほど晴れやかに
なれるといいね

坂道を登る僕の足元に
雪融けの水が 昨日に流れてゆく

鮮やかに緑目覚めるこの季節
昨日までを 忘れ去ることも大切だよと
言ってる気がする

訪れる春 まぶしくて 後ろを向いても
そこに今がないことに 気づくだけだから
コートを脱いで 少し心を軽くして
夢中になれる何かを 皆探している

北窓をあけて 吹き抜けて行く風に
そっと胸の中 覗かせるのもいい

鮮やかに緑目覚めるこの季節
昨日までを 忘れ去ることも大切だよと
言ってる気がする

去りゆく季節に 巡り逢うように
いつの日か 人生の交差点で
君と出逢うだろう

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