はためく陽炎の先にあなたが滲むようで
御影石が導いた道の果て 二人の世界を繋ぎ止めてた
一人で彷徨うとき 煌めくありふれた日々が
後ろ髪を引くように八月の終わりは夢を見るから
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
幻のまま 思い出のなか 笑うように泣いて消えないで
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明
例えば、生まれ変わっても 漂う雲になっても
何億年経とうとも忘れたくない
こんな気持ちに名前を付けた
ひしゃげた影に寄り添う戻らない時間の魔法
振り子のように寄せては返す波を空のオレンジが塗り直して
奇跡のようで 大事なものを 攫っていくのが寂しいの
私のいない来世のあなたは少しだけ不幸せであってよ
強がり 意地悪 今だけは願わせて
震える声が 荒れる呼吸が さよならの背に追い縋ってるみたいで
気恥ずかしくて火照る私を笑うように泣いて消えないで
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
幻のままでいい ああ、触れさせて 神様お願いよ
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明
御影石が導いた道の果て 二人の世界を繋ぎ止めてた
一人で彷徨うとき 煌めくありふれた日々が
後ろ髪を引くように八月の終わりは夢を見るから
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
幻のまま 思い出のなか 笑うように泣いて消えないで
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明
例えば、生まれ変わっても 漂う雲になっても
何億年経とうとも忘れたくない
こんな気持ちに名前を付けた
ひしゃげた影に寄り添う戻らない時間の魔法
振り子のように寄せては返す波を空のオレンジが塗り直して
奇跡のようで 大事なものを 攫っていくのが寂しいの
私のいない来世のあなたは少しだけ不幸せであってよ
強がり 意地悪 今だけは願わせて
震える声が 荒れる呼吸が さよならの背に追い縋ってるみたいで
気恥ずかしくて火照る私を笑うように泣いて消えないで
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
幻のままでいい ああ、触れさせて 神様お願いよ
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明
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