ひとり雨

鏡五郎

ひとり雨

作詞:木下龍太郎
作曲:保田幸司郎
この曲の表示回数:22,782回

ひとり雨
連れは一日 遅れて来ると
その場つくろう つくり言
湯宿にいつか ひとり雨
泣きに来たのを 気付かれまいと
女ごころの あー 見栄を張る

呑めもせぬのに 頼んでみたが
やはり余って 燗冷まし
ひと夜が長い ひとり宿
障子閉めても 雨音までが
またも貴方の あー 声になる

湯冷めしたのか 髪まで冷える
添い寝するよに 抱き枕
夜通し窓に ひとり雨
愛を覚えた 女の肌が
声を忍ばせ あー 夜泣きする

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