氷の箱

藤井フミヤ

氷の箱

作詞:藤井フミヤ
作曲:有賀啓雄
編曲:有賀啓雄
発売日:1998/10/01
この曲の表示回数:14,776回

氷の箱
木枯らし街路樹の落ち葉を転がす
どんより曇り空 冬が近づくよ
溜め息が白い霧を作り
すれ違う肩の風に吹かれ

なぜ今を生きているのかも
わからないまま時が過ぎ
誰でも見えない胸の傷
コートの中に隠して漂ってる 枯れ葉さ

氷の箱の中僕は立っている
すべてが溶けるまで僕はこの中に

背をまるめ人混みを彷徨い
色のない街をただ振り向く

なぜ今ここにいるのかさえ
思い出すのも空しくて
信じられるやさしささえも
臆病な目を伏せてゆく

なぜ今を生きているのかも
わからないまま時が過ぎ
誰でも見えない胸の傷
コートの中に隠して漂ってる 枯れ葉さ

氷の箱の中僕は立っている
すべてが溶けるまで僕はこの中に

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