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それでは、早速ですが、楽曲についてお聞きします、「ガムシャランナー」はいつぐらいに出来た曲なんですか? |
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山田: 三年間ずっと二人で曲を作り溜めていた時期があって、その時にある程度の原型があり、それから磨き上げて、今回のリリースになりました。 |
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ポジティブとネガティブが交互に出てくるアイディアは、どうやって生まれたんですか? |
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吉田: 二人で曲を作っている時に、「頑張れば夢は叶う」「そうだよ。頑張ってればいつか叶うよね」みたいなやりとりをしてて、「でもそんなに甘いものじゃないし、僕らもっとネガディブだよね」っていう話になったんです。でもポジティブな部分もあるから、結局は走り出すんですけど、でもネガティブな部分って絶対ある。だからポジティブ担当、ネガティブ担当って決めたわけじゃなく、気持ちとしてはどちらかが一人で歌ってもいいとは思っています。 |
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どういう人に聴いてもらいたいですか? |
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山田: 子供から大人まで誰でも口ずさめる曲なので、たくさんの人に聴いてもらいたいですね。 |
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「水色の手袋」は、女性と男性が交互に出てきますが、これも吉田山田らしい形ですね。 |
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吉田: この曲のイメージとしては、風景が見えるというか、主人公の中にあるドラマを描きたいと思ったので、ドラマ仕立てにしました。僕らは女性の気持ちも含めて、色んな方面から物事を表現したいと思ってるんですよ。でも、僕が女性の気持ちを歌うのはキモチ悪いので、山田ならいいかな〜って(笑)。 |
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確かにピッタリですね(笑)。これは、実体験ですか? |
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吉田: 感情の部分では実体験ですね。 |
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3曲目の「全部そのままのキミでいい」は、タイトル曲を超える名曲と言われていますね。 |
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吉田: ありがとうございます。この曲は、最初はラブソングではなかったんですよ。たとえば、親でも、友達にしても、近ければ近いほど“もっとココを直して欲しいな”っていう部分ってあるじゃないですか。でも最終的には“全部そのままのキミでいい”って思えたら、素晴らしいなって。 |
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タイトルが全てを言い表してますよね。 |
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吉田: この言葉は、車を運転している時に浮んだ言葉なんですけど、その時の衝撃は今でも鮮明に覚えていますね。 |
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じゃあ“全部そのままのキミでいい”という言葉から、全体を膨らませていったんですか? |
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山田: そうですね。吉田が「こういう言葉があるんだけど…」って言ってきたので、「じゃあこういう歌詞はどう?」っていう感じのキャッチボールが始まって、結果としてラブソングになりました。 |
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曲の歌い分けはどうなっているんですか? |
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吉田: サビは僕がずっと下をハモッてます。二人の中で曲の構成は明確なイメージがあったので、満足のいく出来上がりになりました。 |
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曲によって色んなパターンで歌い分けられるのが、吉田山田の強みですね。今後も期待してます! |
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