二人の本名がそのまま使われているという珍しいユニット名「吉田山田」。
GUITAR/VOCALの吉田結威と、VOCALの山田義孝。吉田の優しいギターの音に山田の唄が溶け込み、
きらきらとした美しい音楽が世界を包む。
今、彼らは、デビュー曲「ガムシャランナー」のごとく夢に向かい突き進む。
そんな二人から生まれる作品について聞いてみました。
それでは、早速ですが、楽曲についてお聞きします、「ガムシャランナー」はいつぐらいに出来た曲なんですか?
吉田結威(よしだ ゆい)
VOCAL & GUITAR
1983年神戸生まれ O型
山田義孝(やまだ よしたか)
VOCAL & 簡単で不思議な楽器
1983年東京生まれ A型
2009年10月21日メジャーデビュー!
高校時代に出会い同じ軽音楽部で活動するが、卒業と同時にバンドを解散、それぞれの道へ進む。しかし、「音楽への夢」が断ち切れず再び、「吉田結威・山田義孝」というユニット名で活動を始め、アーティスト「吉田山田」が誕生する。

きらきら光る美しい“ナニカ”を持った新しい世代のユニット。

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「ガムシャランナー」

2009年10月21日発売
PCCA-03023 / ¥1,260(税込)
PONY CANYON

1. ガムシャランナー
2. 水色の手袋
3. 全部そのままのキミでいい
4. ガムシャランナー(Inst)

山田: 三年間ずっと二人で曲を作り溜めていた時期があって、その時にある程度の原型があり、それから磨き上げて、今回のリリースになりました。
ポジティブとネガティブが交互に出てくるアイディアは、どうやって生まれたんですか?
吉田: 二人で曲を作っている時に、「頑張れば夢は叶う」「そうだよ。頑張ってればいつか叶うよね」みたいなやりとりをしてて、「でもそんなに甘いものじゃないし、僕らもっとネガディブだよね」っていう話になったんです。でもポジティブな部分もあるから、結局は走り出すんですけど、でもネガティブな部分って絶対ある。だからポジティブ担当、ネガティブ担当って決めたわけじゃなく、気持ちとしてはどちらかが一人で歌ってもいいとは思っています。
どういう人に聴いてもらいたいですか?
山田: 子供から大人まで誰でも口ずさめる曲なので、たくさんの人に聴いてもらいたいですね。
「水色の手袋」は、女性と男性が交互に出てきますが、これも吉田山田らしい形ですね。
吉田: この曲のイメージとしては、風景が見えるというか、主人公の中にあるドラマを描きたいと思ったので、ドラマ仕立てにしました。僕らは女性の気持ちも含めて、色んな方面から物事を表現したいと思ってるんですよ。でも、僕が女性の気持ちを歌うのはキモチ悪いので、山田ならいいかな〜って(笑)。
確かにピッタリですね(笑)。これは、実体験ですか?
吉田: 感情の部分では実体験ですね。
3曲目の「全部そのままのキミでいい」は、タイトル曲を超える名曲と言われていますね。
吉田: ありがとうございます。この曲は、最初はラブソングではなかったんですよ。たとえば、親でも、友達にしても、近ければ近いほど“もっとココを直して欲しいな”っていう部分ってあるじゃないですか。でも最終的には“全部そのままのキミでいい”って思えたら、素晴らしいなって。
タイトルが全てを言い表してますよね。
吉田: この言葉は、車を運転している時に浮んだ言葉なんですけど、その時の衝撃は今でも鮮明に覚えていますね。
じゃあ“全部そのままのキミでいい”という言葉から、全体を膨らませていったんですか?
山田: そうですね。吉田が「こういう言葉があるんだけど…」って言ってきたので、「じゃあこういう歌詞はどう?」っていう感じのキャッチボールが始まって、結果としてラブソングになりました。
曲の歌い分けはどうなっているんですか?
吉田: サビは僕がずっと下をハモッてます。二人の中で曲の構成は明確なイメージがあったので、満足のいく出来上がりになりました。
  曲によって色んなパターンで歌い分けられるのが、吉田山田の強みですね。今後も期待してます!

 
僕らの可能性は無限大 だけど心はネガティブ色
いつか変えてみせる 鮮やかな虹色に…
 

「遠回りでも、頑張ろうとする善人(ポジティブ)」と「楽を選ぶ愚か者(ネガティブ)」との掛け合いが印象的な作品。サビからは手を繋ぎ合い、可能性を信じて、走り抜ける疾走感がヒットの予感を感じさせます。どんな困難も、この曲を聴けばきっと前向きになれる吉田山田の看板ナンバー!

 
ちょっとずつ大事なことがズレていってしまうことに
気付かないフリしてた 気付くのが怖かった…
 

「都会での暮らしを求めた女性」と「故郷で待つ男性」の心模様を歌にした、センチメンタルなナンバー。少しずつ変わって行く女性の気持ちの表現が絶妙で、少しクールで都会的なサウンドと今はもう使われなくなった水色の手袋が、セツナサをより演出しています。
エンディングにいたる頃には、聴く人すべてが涙することでしょう。

 
世界にひとりのキミの全てを 包み込んで 愛したいんだよ… 

 

友人の結婚式で披露され、大きな感動を呼んだ作品。“全部そのままのキミでいい”という
フレーズがとっても印象的で、吉田山田の隠れた名曲と話題を呼んでいます。
相手を一途に思い綴られた歌詞が、聴く人の心を優し、オルガンの響きが結婚式の教会を
連想させるハートウォームな名曲!
 


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