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2009年のデビュー以来、共感度200%のリアルな歌詞で女の子から絶大な支持を得ているMaiko、Yumi、Hamiからなる3人組ガールズユニット“Juliet”が、4月3日にニューシングル「卒恋歌」をリリース。
出会いと別れの季節、“自分も変わりたい…”と思う人もたくさんいるはず。そんな決意を身近な目線で描いたポジティブな歌詞とサウンドが、変わりたいあなたの背中を押してくれる!
歌ネットでは、そんな話題の作品を、リリース前にいち早くお届けします!
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——まず、曲のテーマを教えてください。
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Hami:女の子は、“恋をするとキレイになる”ってよく言いますよね。でも、失恋した時だって、ダイエットを始めたり、メイクを変えたりして、同じくキレイになれる。“フラれた時もキレイになれるチャンスなんだよ”っていうことをテーマに歌詞を書きました。 |
——恋をした時と失恋した時、変わり方に違いはあるのですか?
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Maiko:恋をした時は、優しく変わっていく。逆に、失恋した時は、強く変わっていくんじゃないかな。 |
Yumi:恋をした時は、“可愛く見られたい”と思う気持ちがキレイになるスピードを速くするんです。でも、フラれて底まで落ちた女性がキレイになろうと思う決心は、恋をした時より固いと思うし、底力が違いますよね。 |
—— 今回もタイトルが印象的ですね。
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Yumi:はじめは違う候補もあったんですけど、私たちは分かりやすさを重視しているので、ひとつの恋から卒業した女の子の歌を、そのままタイトルしました。 |
Maiko:“恋をしてる女の子っていいな”って思いがちですけど、フラれた時だって全てが不幸なわけじゃない。“踏み出せるチャンスがあることはラッキーなんだよ”っていうテーマを、うまく表現できたと思います。 |
——歌詞はどのように書いていったのですか?
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Hami:デビュー当時から変わらないんですけど、はじめに3人でテーマを決めて、曲から受けたインスピレーションをもとに、HamiとMaikoで携帯メールを送り合って作っていきました。加えて、ファンの子からブログやツイッターで相談を受けることも多いので、その内容を踏まえつつ書きました。 |
——Yumiさんは、歌詞に対して意見は言うのですか? |
Yumi:できた歌詞を最初に見せてもらうのが私なので、フィルターみたいな役割で責任重大なんですけど(笑)、基本ダメ出しはしないですね。普段からガールズトークしているので、“あっ、これってあのことだろうな”って分かるし、逆に私のことを書いてたりもするので(笑)、それがリアルで飾らない歌詞になる理由だと思いますね。 |
Maiko:やっぱり歌詞を書いていると客観視できなくなる時もあるので、Yumiに見せて響けば間違いないからね(笑)。 |
——今回は、何度も歌詞を書き直したそうですね。
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Hami:メロディーの音数が少なかったので、はじめは苦戦しました。やっぱり音数が多いほうが書きやすいから、符割を増やして、得意のあるあるネタをハメていったので、何回か書き直しました。 |
——歌い方も工夫したそうですね。
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Maiko:それぞれのキャラクターが引き立つようを意識したので、ギリギリまで歌う箇所を変更したりしました。 |
Yumi:この曲は、キレイに歌うと面白味がなくなるというか、型にハマっちゃうと思ったんです。切ないけど、前を向いた曲にしたかったから、はじめはカッコよく歌っていたのを、ファンの子に対して話しかけるように意識して歌いました。 |
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——それぞれ失恋から立ち直る方法があれば教えてください。
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Hami:私は気持ちの切り替えができないタイプなので、何かを変えますね。実際、髪も切ったし、ピアスもあけたし、ダイエットしました。とにかく自分改革をします。 |
——髪を切ることでどんな変化が生まれるのですか?
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Hami:“髪を切ると運命が変わる”って言われているんですけど、髪を切ることで、メイクも変わる。メイクが変わることでファッションも変わる。ひとつ変えれば全部が変わっていくんです。 |
——なるほど。お二人はいかがですか? |
Maiko:私は元カレの知らない自分になろうとします。雑誌を買い漁って、目標となるモデルさんを見つける。そして次の段階として、元カレとの思い出の場所に敢えて行ってみて、“もう大丈夫かな”って自分を試したりしますね。 |
Yumi:やっぱり失恋した後は、心の整理がすぐには出来ないから、私は納得いくまで泣いて、友達に話を聞いてもらいますね。そうするうちに、“何でそんなに泣いてるんだろう?”って、悲劇のヒロインになっている自分を客観視できる瞬間があるんです。 |
Maiko:そう!“あれ?もう平気かも”ってね(笑)。 |
Yumi:何だろうね、あの瞬間って(笑)。そうなってからは、彼との思い出の場所へも行けるし、今まで見れなかったメールのフォルダも開けられるようになる。それで、新たなステップを踏み出せるようになりますね。 |
——歌詞を書く時に大切にしていることは何ですか?
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Hami:難しい言葉は一切使わないです。作家さんが書かれた歌詞はもちろんキレイだし素敵だけど、私たちは、いつものガールズトークのままを書く。それは貫いてきているところです。 |
Maiko:“ウェディングソングを作ってください”ってよく言われて、これまでお祝いする曲は何曲か書きました。でも、メンバーは誰も結婚してないから、お嫁さんの気持ちが分からない。自分たちの身に起きてないことは書けないから、この中の誰かが結婚したら、やっと書けるテーマだと思います。 |
——歌詞がいい!と思うアーティストはいますか?
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Maiko:ファンモンさんですね。自分の身近にあるものを題材にしたり、真っ直ぐな歌詞があったり…。「あなたといてこんなにも幸せになれる」って言えちゃう熱さが、すごいですよね。 |
Yumi:私たち3人ともファンモンさんが大好きなんですよ。毎回ライブにはチケットを買って見に行ってるんです。ラストの東京ドームもしっかりツアーTシャツを着て、臨みたいと思っています(笑)。 |
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——“Juliet”として一番こだわっていることは何ですか? |
3人:「ラブ」と「リアル」! |
Maiko:結成した時、“POWER OF LOVE”をテーマに、“どんな小さなことでも愛を感じていこう”って決めたんです。それに包み隠さず表現していく「リアル」。この二つが私たちのテーマです。 |
——ツアーも始まりました。 |
Hami:今までは最大で6箇所だったんですけど、今回は17箇所18公演という長いツアーになっています。テーマは、“ご新規獲得大作戦”で、東京だったら八王子、関西だったら大阪じゃなく京都と神戸など、今まで行けなかった場所に行きます。 |
Maiko:大合唱する会場もあれば、シャイな子が多い会場もあったり、地域性が出るツアーになると思います。 |
Yumi:今回は私たちが歌うステージ上で、参加者にカラオケ大会をやってもらうんです。だからみんなで盛り上がるライブになると思います。 |
——それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。
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Maiko:ツアーでカラオケ大会もあることだし、ぜひ歌ネットを見て、事前に歌詞を覚えて遊びに来てください。 |
Hami:「卒恋歌」が歌ネットで1位になったということで、本当にありがとうございます。みんなと共感し合える歌詞を書いていくので、これからもチェックしてください。 |
Yumi:音楽が聴けない時、歌詞を手紙のように読んで支えてもらった経験があるので、歌詞を見るだけでも勇気づけられると思うので、ぜひ歌詞を見てください。 |
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