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順位
楽曲名
ゴールド
プラチナ
ミリオン
最大人気曲
総アクセス数
1
BUMP OF CHICKEN
29
8
天体観測
8,761,111
2
Mr.Children
30
6
HANABI
11,535,047
3
EXILE
17
2
Lovers Again
6,579,749
4
RADWIMPS
16
1
ふたりごと
6,093,629
5
12
4
One Love
7,036,680
6
大塚愛
14
2
さくらんぼ
4,594,169
7
ORANGE RANGE
12
3
5,785,926
8
ポルノグラフィティ
12
2
アゲハ蝶
6,201,710
9
GReeeeN
10
3
1
キセキ
6,062,774
10
浜崎あゆみ
13
Voyage
7,497,466
11
宇多田ヒカル
13
COLORS
3,941,720
12
コブクロ
8
4
赤い糸
4,436,634
13
aiko
12
カブトムシ
6,406,531
14
ケツメイシ
7
4
さくら
4,842,111
15
いきものがかり
7
2
ブルーバード
3,390,691
16
椎名林檎(東京事変)
9
群青日和
4,797,086
17
HY
5
3
AM11:00
3,497,320
18
YUI(YUI for 雨音薫)
8
CHE.R.RY
3,186,979
19
Aqua Timez
3
4
3,060,825
20
Every Little Thing
7
fragile
3,346,660
21
レミオロメン
4
2
粉雪
2,884,886
22
RIP SLYME
5
1
楽園ベイベー
2,703,242
23
中島美嘉
5
1
雪の華
2,688,508
24
平井堅
5
1
瞳をとじて
2,973,419
25
スピッツ
5
1
チェリー
3,977,467
26
西野カナ
5
1
もっと…
1,778,759
27
L'Arc〜en〜Ciel
6
READY STEADY GO
4,051,643
28
UVERworld
6
儚くも永久のカナシ
2,989,058
29
DREAMS COME TRUE
5
やさしいキスをして
4,106,758
30
B'z
5
イチブトゼンブ
5,436,533
※ゴールド楽曲(10万PV以上)458曲、プラチナ楽曲(25万PV以上)72曲、ミリオン楽曲(100万PV以上)1曲
 次に、アーティスト別で見てみると、1位はBUMP OF CHICKENとなった。ミリオンセラーアルバムを連発、ドーム&アリーナツアーの常連であるMr.ChildrenやEXILEよりも彼らが上位なのは、やや意外に感じるかもしれない。しかし、BUMP OF CHICKENは、タイアップの大小に関係なく、毎回シングルで15万枚、アルバム50万枚を確実に売り、それでいてブーム感もなく、作品の多くがロングヒットになっている、という事実を振り返ると、彼らの強さは長く支持され続ける歌詞検索での人気にもリンクしていると推測できる。勿論、孤高でありつつも温かなボーカルや、人間味のあるバンドサウンドなど、歌詞以外の魅力も大きいだろうが、歌詞がバンド人気におけるプラス要因になっていることはこの結果から間違いない。他に、4位のRADWIMPSにも同様のことが言えるだろう。シングル表題曲にとどまらずアルバムの隠れ名曲までが深く支持されていることが分かる。
 CD売上げと比べると、楽曲別でも、アーティスト別でも、アイドル勢やヘキサゴンなどのTVタレント勢の名前があまり挙がっていないのも、歌詞検索ならではの特徴だ。ただし、例外として通常アイドルに分類される嵐がどちらにもランクイン。やはり、彼らはその存在感のみならず楽曲もしっかり浸透しているということが、ここで証明される。

  アーティスト別TOP30をメインボーカルの男:女で分けてみると、19:11で圧倒的に男性アーティストが有利となっている。これは、歌詞を重視しているファンが女性に多く、彼女たちの多くが自ずと異性のアーティストを応援することが多いからだろう。しかし、そんな中でも大塚愛(6位)、浜崎あゆみ(10位)、宇多田ヒカル(11位)など2000年代を代表する女性アーティストが上位となっており、やはり数年間トップレベルをキープするには、楽曲の歌詞が重要だということがあらためて分かる。女性で歴代トップの大塚愛は、近年、LIVE活動に精力的で新作発表は不規則ではあるが、「さくらんぼ」「大好きだよ。」など歌詞人気が絶大で、一時代を築いたということが、ランキングからあらためて分かる。また、(2002〜2010年という)集計上で不利なはずの、いきものがかり(2006年デビュー)が15位、西野カナ(2008年デビュー、ブレイクは2009年)が26位と健闘しており、昨今の勢いを考えると、1〜2年後に同ランキングを見たとき大きく浮上していることが期待できそうだ。

  以上のように、「歌ネット」ランキングは、歌詞の魅力やアーティストへの共感度が強く反映されたものだと言えるだろう。次の10年間、私たちの将来はどうなっていくのか、誰も予想できないほど混沌としている。だからこそ、こうしたランキングで上位入りするような心に長く残るメッセージを発する楽曲やアーティストが、よりいっそう必要とされていくことだろう。


ゴールド楽曲以上、27曲中、人気曲上位20曲
順位
曲目
アクセス数
1
天体観測
433,612
2
sailing day
324,097
3
車輪の唄
296,341
4
カルマ
294,341
5
オンリーロンリーグローリー
276,090
6
スノースマイル
266,198
7
アルエ
262,470
8
プラネタリウム
260,237
9
ハルジオン
248,400
10
ダンデライオン
246,138
11
ロストマン
241,470
12
K
187,033
13
ギルド
184,863
14
ダイヤモンド
179,737
15
涙のふるさと
174,944
16
Stage of the ground
167,161
17
ラフ・メイカー
162,244
18
ガラスのブルース
158,535
19
fire sign
144,755
20
supernova
144,020

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

つのはず・まこと。1968年京都府出身。理学部修了→化学会社勤務という理系人生を経て、97年に何を思ったか(笑)音楽関係の広告代理店に転職。以降、様々な音楽作品のヒットに携わり、05年にT2U音楽研究所を設立。現在は、音楽分析やCD企画をする傍ら、日経エンタテインメント!、共同通信などでも愛情と熱情に満ちた連載を継続中。最近は、企画CDの選曲やメディアでの執筆やコメントのお仕事が飽和気味で、もともとの音楽市場調査や分析が疎かになりそう・・・(汗)。今の時代こそ、情報収集よりも地に足のついた分析は重要ですので、業界の皆様、どうぞ幅広くお声がけ下さいませ♪