達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、平井堅の「楽園」で作詞家としてデビューし、時代性を重視した痛みと温かみのある歌詞を得意とする「阿閉真琴」さんをゲストにお迎え致しました。
この曲は僕と同じ事務所所属のアーテイストBoogaloobの曲なのですが、ギターの皆川匠から曲を頂いた時に、瞬間で巡るように言葉が浮かびました。世界中で天災や悲しいニュースが多い中、少しでも音楽で何かを伝えられたらと思って書いた曲です。ライヴで聴くと温かくて、自分の曲ながら泣きそうになります。
1969年11月23日富山県に生を受ける。
学生時代。バンドブーム、イカ天ブームに煽られバンドを結成。作詞作曲BASSを担当。当時ラジオでかけて頂いた自身のオリジナル曲に「失恋から立ち直った」等の沢山の手紙を頂き感激し作詞家への道を目指す。アルバイトや様々な職業を転々としながら作家事務所のコンペに参加し平井堅に提供した「楽園」にて作詞家としてデビュー。以後数々のアーテイストに歌詞の提供を続け現在に至る。
2004.2.4発売
PONY CAYION/PCCA-70064
2004.4.21発売
TEICHIKU/TECH-11001
M2「涙」
2004.11.3発売
東芝EMI/TOCX-2025
2005.2.23発売
東芝EMI/TOCT-4844
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