達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、常に「聴き手側の心」を念頭に置きながら、「北国の春」などのヒット曲をはじめ数多くの作品を世に送り出し、日本の大衆音楽の普及・発展に貢献されている「いではく」さんをゲストにお迎え致しました。
「すきま風」「明日の詩」/杉良太郎
「北国の春」/千昌夫
「信濃路梓川」/森昌子
「ふたりの春」/川中美幸
「昭和流れうた」/森進一
「包丁一代」/岡千秋
「友の焼酎(さけ)」/八代亜紀
「愛しき島よ」/ミヤギマモル
「欅伝説」/さとう宗幸
他多数あり
歌はドラマであり、作り手のメッセージの伝達であると思う。
歌が聴く人の心の共感・共鳴を得た時、その歌は初めて生きたものになり、共感する人の数が多ければ多いほどメガヒット曲となる。
私の歌づくりは、伝達者である歌手のキャラクターが最も生かされるよう、ストーリーを設定し、風景を描き、色づかいをして、
聴き手側がそのドラマを思い浮かべやすいように書いている
沖縄の島々に暮らす人々が持つおおらかさや、
肩に力が入らない自然体の暮らしぶりを歌にしたかった。
自分自身の憧れも込めて輝く島と青い海、風景と人情を思い描いてほしい。
本名:井出博正
TKCA-90064 ¥1,200(tax in)
2005.10.06 Release
TKCA-72957 ¥1,260(tax in)
2005.12.07 Release
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