達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介していくこのコーナー。
今回は、J-POPからアニソンまで幅広いジャンルでご活躍され、現在、アニメ『けいおん!』の一連の楽曲を手掛け大ヒット中の「大森祥子」さんをゲストにお迎え致しました。
・TVアニメ『けいおん!』主題歌
「Cagayake!GIRLS」(OP)/桜高軽音部
「Don't say “lazy”」(ED)/桜高軽音部
・TVアニメ『おジャ魔女どれみ』主題歌
「おジャ魔女カーニバル!!」(OP)/MAHO堂
「きっと明日は」(ED)/しゅうさえこ
・TVアニメ『デジモンアドベンチャー』挿入歌
「brave heart」/宮崎歩
その楽曲が担っている使命(誰が歌うのか、どのようなタイアップなのか等)をベースに、メロディが発している言葉を拾い、ひとつの世界を構築すること。
わかりやすく、それでいてありきたりにならないように。
五條真由美さんの「Iridescent」というアルバムに収録された楽曲です。
レコーディングの時に、ご本人が歌いながら涙ぐんでいらしたことが印象的でした。私としても聴くたびに、先に旅立って行った大切な人を思い出す作品となりました。人の心にある、失っても遺るもの、見えなくても普遍的にあるものを、作詞を通して表現してゆけたらと思った1曲です。
千葉県出身 牡羊座 AB型
東洋英和女学院大学卒
高校在学中、当時PONY CANYONにてディレクターをされていた、もと甲斐バンドメンバー長岡和弘氏に送った詞がきっかけで作詞家デビュー。大学卒業と同時に、作詞家 康珍化氏率いる作家事務所『ROSE』に所属、本格的に活動を開始。
1999年 フリーランスに。
持田真樹、瀬戸朝香、近藤名奈、亜波根綾乃、椎名へきる等、女性歌手を中心にJ-POPの作品を手がける中、
1998年TVアニメ『魔法のステージ ファンシーララ』のOP(「LaLaLa〜くちびるに願いをこめて〜」/大森玲子)の作詞をきっかけに、アニメソングの制作にも数多く携わるようになる。
著書『avec 彼女とふたり、旅をしよう。』(学研/写真:今村敏彦))
ネイリスト、アロマセラピストとしての顔も併せ持つ。
TVアニメ「けいおん!」オープニング主題歌
PCCG-70037 ¥1,260 (tax in)
2009.4.22 Release
VPCC-81637 ¥3,000 (tax in)
M05:「Birthday」
M11:「Glory Love」
(林哲司・吉田朋代との共作詞)
2009.7.17 Release
PCCG-00982 ¥1,365 (tax in)
TVアニメ「けいおん!」
キャラクターイメージソング
2009.6.17 Release
PCCA-02993 ¥3,150 (tax in)
M03:「キミを卒業」
M12:「おやすみ」
2009.9.2 Release
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー