達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介して行くこのコーナー。
今回は、詩人として活躍されており、“森山直太朗”の楽曲を中心に作詞を手がけている
「御徒町凧」さんをゲストにお迎え致しました。
学生時代、友達とバンドを組んでオリジナル曲を作ったこと。
森山直太朗の「レスター」。
梅沢富美男さん。
高田馬場文夫の『新宿迷子』。
感覚が合っていたのだと思う。
作詞家にプロもアマもないと思うので、書くだけだと思います。
ある時、自分のうんこと目が合い、この詩をスケッチブックに書き留めておいたら、家に遊びにきた直太朗が、この詩を見つけ「曲になった」と言って歌いだした。
やっぱりお前はうんこだな
一九七七年生まれ、東京都出身。詩人。
これまでに第一詩集『人間ごっこ』(〇六年)、第二詩集『いつも、ミシン』(〇七年)、第三詩集『人に優しく』(〇九年)を刊行。また、〇九年から一〇年の月例朗読会での作品をまとめた、詩集『朗読会の記録(一)家具』、『朗読会の記録(二)道路』、『朗読会の記録(三)空気』も刊行している。
森山直太朗のほとんどの作品の共作者でもあり、〇八年に森山直太朗の楽曲『生きてることが辛いなら』で日本レコード大賞作詞賞を受賞。演出家としても森山直太朗のライブステージを構成・演出する他、〇五年に森山直太朗音楽劇劇場公演『森の人』、〇六年には「カイトボックス」名義で演劇舞台『なにげないもの』、十二年には森山直太朗劇場公演『とある物語』を作・演出。さらに〇九年『真幸くあらば』で映画初監督。同作は第二十二回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にノミネートされた。
UPCH-80412 ¥1,600 (tax out)
2015.9.9 Release
ナナロク社 ¥1,500 (tax out)
2009年12月
ナナロク社 ¥2,476 (tax out)
2010年12月
ナナロク社 ¥2,476 (tax out)
2011年9月
【これまで登場した作詞家さん】