達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きしてご紹介して行くこのコーナー。
今回は、JUJUの歴代人気曲「Distance」や「つよがり」をはじめ、クリス・ハート、TOKIOなど、様々なアーティストの作詞を手がけており、自身もシンガーソングライターとして活躍なさっている「高木洋一郎」さんをゲストにお迎え致しました。
「Distance」/JUJU 作詞・作曲
「Dreamer」/JUJU 作詞・作曲
「花がめぐるところへ」/JUJU 作曲
「つよがり」/JUJU 作詞・共作曲
「RAINBOW」/SE7EN 作詞
「君が好きだよ」/SE7EN 作詞
「僕はここで生きていく」/クリス・ハート 作詞(共作)
「Dear me」/クリス・ハート 作詞
「それしかできない」/TOKIO 作詞・作曲
「119」/9nine 作詞
情景描写と心情描写がなるべくリンクしていること。サビにおいて一言でもいいので感情の深い部分までリーチしたり、視点を工夫することで聞いている方をハッとさせられることができれば、と思っています。さらに口ずさんでみたときの口当たりの良さや語感の良さまで表現できることを目指しています。
TOKIOさんへ作詞・作曲で参加させて頂いた「それしかできない」が作詞家としての初めての作品です。 この作品への参加が作詞家となったきっかけです。
TOKIO「それしかできない」です。遠くへ行ってしまう相手への幸せを願うような大人の目線のラブソングとして書きました。
どんなアーティストでも求めて頂けるならこんな光栄なことはありません。
どれも愛しい作品たちです。
現在もシンガーソングライターとして活動しているのですが、その中では表現しきれない想いを表現したかったので。
洋楽、邦楽問わず、とにかくいろんなジャンルのいろんなタイプの楽曲にぜひ触れてみてください。
究極、女の人は別れに何を想うのか、ということを、JUJUさんのプロデューサーさんと徹底的に突き詰め、思考を重ねたのを覚えてます。愛してるって言われたい、その言葉を聞きたいはずなのに。。。もう言葉じゃなく、ただそばにいてくれるだけでいいというギリギリ感を意識しました。
愛してるって言わないで またつらくなってしまうから
今はただ 何も言わずに 夕陽が姿消すまで そばにいて
作詞家・作曲家・シンガーソングライター
高校時代よりギター・ボーカルとしてバンド活動を始め、卒業後、上京してからはバンドやソロなど様々な形態で精力的にライブを重ねる。
シンガーソングライターの活動と並行し、2009年より作詞家・作曲家としてのキャリアをスタート。JUJUをはじめ、数々のアーティスト作品に作詞や作曲で参加している。2013年、作詞・作曲を担当したJUJUの「Distance」で第55回日本レコード大賞作詩賞を受賞。
初回限定盤(CD+DVD)
UMCK-9925 ¥4,320(tax in)
通常盤(CD) UMCK-1584 ¥2,980(tax in)
M-14:「僕はここで生きていく」
2017.10.4 Release
【これまで登場した作詞家さん】