そんな菅田将暉の待望の新曲「ロングホープ・フィリア」が、8月3日(金)に公開される映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』の主題歌に決定した。
菅田将暉の新曲「ロングホープ・フィリア」は本映画のために制作した楽曲で、作詞・作曲を秋田ひろむ(amazarashi)が担当。菅田将暉の楽曲がアニメーション映画の主題歌になるのは本作が初めてとなる。2018年8月1日にニューシングルとしてリリース、7月14日(土)から先行配信される。
また、映画のオフィシャルサイトでは新曲「ロングホープ・フィリア」が使用された予告編が先行公開。順次全国の映画館でも公開される予定だ。
<菅田将暉コメント>
Q:ニューシングル「ロングホープ・フィリア」について
A:今回は最初からヒロアカ初の劇場版主題歌を作るという目的がはっきりとしていました。ヒーローというのは子供にはもちろん、大人にも誰にだってそれぞれのヒーローが存在するものだと思うんですけど、正義だったり愛情を感じる象徴がヒーローだと思います。そんなヒーローというものを性別も年代も超えて多くの人に歌で投げかけようと思った時に、今年の3月に自分のアルバム『PLAY』でもご一緒させてもらった、amazarashi秋田ひろむさんに、楽曲の書き下ろしをお願いさせてもらいました。「フィリア」はギリシャ語で親愛なる人への愛情 や友愛という意味です。「大切な友に末長い希望を」という想いが込められたこの曲は、僕も歌いながら自分自身も励まされるような思いを起こさせられたり、年代関係なく、大切な仲間と一緒に頑張っていこうという強さと希望をもった曲ができたと思っています。
Q:「僕のヒーローアカデミア」について
A:ジャンプは小さいころから毎週読んでいて、ヒロアカも連載開始から読んでいたのでジャンプファン、ヒロアカファンとして今回の初の劇場版主題歌を担当することは、非常に光栄ですし嬉しく思っています。僕はアクションだったり主人公が頑張って成長していく少年漫画が好きで、そういう漫画に共通しているのは、みんな憧れのヒーローとはいえ完璧でなかったりするけど、愛情や努力など情の部分が人の胸を打つものがあると思います。ヒロアカでも主人公のデクは最初、まわりから期待をされていないただの男の子だったけど、デク自身の中にある正義や憧れがあり、そんな部分をオールマイトにかわれ個性を譲られるという物語のスタートです。人間、最初から何でもできる人はいないから、諦めず頑張り続けることで誰でもヒーローになれるというストーリーが僕は昔から好きだったので、劇場版での更なるデクの成長が楽しみです。
Q:ニューシングルが『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE~2人の英雄』の主題歌ということについて
A:劇場版ヒロアカでは、“圧倒的ヒーロー”オールマイトの過去が明かされるということもあり、amazarashiの秋田さんから、主人公デクの視点というよりは、オールマイトの視点に近い歌詞で書いたと聞いています。歌えば歌うほどこの二人のヒーローやストーリーが、歌っている僕自身ともリンクしていって、温かくて強さを持つこの歌に本当に希望があるなと感じています。この映画と寄り添うように歌った「ロングホープ・フィリア」が沢山の人に届けばいいなと思っていますし、映画と曲を通して、“自分が背中を押してもらった”、“誰かの背中を押してあげたい” みたいに感じてもらえるとすごく嬉しいです。
<楽曲提供:秋田ひろむ(amazarashi) コメント>
Q:楽曲制作の際に考えたこと
A:今作は完全に『僕のヒーローアカデミア』の為だけに作ろうと最初から意識していました。菅田君への楽曲提供ということもあり、僕個人のエゴやamazarashiのエゴを排除して、一人の作家として、ヒロアカと菅田君に音楽を捧げようという気持ちで作りました。
Q:楽曲への想い
A:今作を作るにあたって僕が設定したテーマは“ヒーロー”と“友達”です。主人公デクの視点というよりは、オールマイトの視点に近い歌詞なのかなと思います。「友よ、末永い希望を」というフレーズを先に思いついて、それをCDの帯のキャッチフレーズみたいに想像しながら作りました。僕個人の想いはもちろん込められていますが、より多くの人へ届くように言葉の表現には気を使いました。
Q:「ロングホープ・フィリア」を菅田将暉が歌うことについて感じること
A:この歌は菅田君が歌うヒロアカのテーマ、ということがなければ生まれなかった歌です。僕もあまり経験のない制作だったので迷いながら作った歌だったんですが、菅田君が歌った音源を聴いて間違ってなかったなと思えました。若きヒーローという意味では菅田君とデクは、僕には重なって見えます。
ニュース提供:EPICレコードジャパン