吉澤嘉代子「屋根裏獣」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ユートピア吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子ハマ・オカモトひらいたピーナッツフラワー さらい七つの海 静かに靡いた  ここは市民プール 密やかな私の海 バタ足で掻き消された 今日も  スイミースイミー きらめく尾びれを落として スイミースイミー わすれるように泳いだ 冷えた水の中で息ができる気がした 荒波よ 私を連れ去って  夜が来ると白いベッドの下は海 疲れた頭とララバイ 夢うつつ  ドリーミードリーミー 私は浮気なうきわよ ドリーミードリーミー 浜辺に投げだされた オロロンオロロンと泣く もう帰りたくないの 砂の城で 私を封じこめて  この世のどこか 異世界のあこがれ 生ぬるい風 綺麗でドキドキしちゃう  テルミーテルミー あなたの言葉でおしえて テルミーテルミー 夢か現実かを テルミーテルミー 私の言葉で戦う テルミーテルミー 子供の物語 落ちた海の底にこの光を見つけた  何度でも生まれ変わる  場内には少しまえに流行ったポップス めくるめく現実
人魚吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子横山裕章わたしは人魚に生まれて 人目をさけて育った 嵐の夜の海原で 溺れた彼と出会う  荒れ狂う波を掻きわけて 肌にさわったとき 冷たい血がざわめいた さようならさようなら  七つの海はもう 静かに靡いた わたし真珠の涙を 月に食べられたの  ふたりは夕凪のとりこ 輝く波にあそばれて 世界の恋人たちと おんなじ色に染まった  海の神様に隠れて 透きとおる誘惑 いちどきりのキスをした さようならさようなら  七つの海はもう 静かに靡いた わたしあなたの命を 胸にのみこんだの さようなら海 じゃあね
カフェテリア吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子森本知之いつもと同じ席で私を呼ぶ貴方が 決まって頼むのはホットコーヒーなの  首筋に降りそそぐ光の中は 名前も無いような私だけの時間  海が見えるカフェテリアにいるのは 寝ぼけまなこの貴方 いつかすがた見せなくなるまで わたしの心はじんじん  いつもはひとりきりで店に入る貴方が 都会の綺麗な人 連れてきたの ああ  角砂糖のような笑みにみとれて 知っていたつもりの「いつも」がとけてゆく  海が見えるカフェテリアにいるのは とぼけ顔の貴方 いつか店を辞めるその日まで わたしの心はじんじん
ねえ中学生 feat.私立恵比寿中学吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子石崎光真夜中の集合は喫茶店 規則正しく並んだ椅子はまるで教室 悪いことしてるみたい 帰らなきゃ そう帰らなきゃ 私たちいま中学生なら  貴方はメロンソーダ 私はレモンスカッシュ  私の中の少女が 貴方の中の少年に 恋してる 恋してる 子供のころにひとたび戻ってしまう 秘密の ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ中学生  小説の大好きなフレーズに しおり挟んで貸し出したこと気づいているかな 偶然を装って図書館で となり同士 もしかしてねえ 中学生なら  貴方の貸すレコード ポケットのリップクリーム  私の中の少女が 貴方の中の少年と 見つめあう 見つめあう ねえ駄目だよね  信号待ちで透明な肩がぶつかる 貴方は ねえ ねえ 誰なの 私は いまでも 大人になったからだはどこへも行けず ふたりは 報われない 報われない ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ中学生
屋根裏吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子sugarbeans私の背丈がとまった冬の日 土産の焼酎たずさえて貴方が帰ってきた  すこし伸びた髭を無作法に撫ぜると 大きくなったね懐かしく笑った  昔みたいにお部屋に行ってもいいと なぜか訊けない ふくらんだ胸が寂しいよ  やねやね屋根裏の住人 またどこかへ旅に出るのでしょう やれやれ困ったものだよ そんなに待っていられないからね  叔父さまの御友人の奥様の御兄弟の 曾御祖父さまの孫の貴方ともし  めぐりめぐった末の非情な因果で 血が繋がっていたらどうしよう なんてね  旅路の果て 荒野の一角で いちどでもいい 思い出してくれたことある  やせやせ痩せっぽっちだなんて そんなに甘くみないでよね やさやさ優しくないのね お嫁にいっても知らないからね  やねやね屋根裏の住人 またどこかへ旅に出るのでしょう やれやれ困ったものだよ 私すぐに大人になるからね
えらばれし子供たちの密話吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子横山裕章大人たちが眠る夜に シークレットコールるるるるる 誰かの寝息に毒をまぜて 子供たちで逃げだそうよ シークレットホールるるるるる 合言葉を打ち明けあおう  蘇るパレット 校庭のパレード 風もないのにはためく頁 教科書のすみに散らばった言葉 校舎に隠された暗号 ちぐはぐな羅列が意味を持ちはじめた 見つけた  大人たちが眠る夜に シークレットコールるるるるる 誰かの寝息に毒をまぜて 子供たちで逃げだそうよ シークレットホールるるるるる 今 君を迎えにいこう  月曜日のニュース 喧騒のリビング 切られるシャッターと報道陣 ふたりの罪児に 世は蜜の味 みんなドラマチックが大好き お別れの声はテレビに掻き消された どうか待っていて  わたしたちはもう 楽園へは行けないけれど 今夜 時をこえてふたたび出逢う シークレットコール 迎えにきたよ もうどこにも行けないけれど あなたの言葉が あなたの言葉だけが 本物だという気がした 今 合言葉を打ち明けあおう
地獄タクシー吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子sugarbeans穏やかな昼下がり、私はタクシーに乗って空港へと向かっておりました。 レースの手袋に滲んだ赤黒い染みを隠して、重い鞄を抱きしめた。 ねえ、もうじき自由になれる。  神様がいたならきっと嫌われていたでしょう。 窓のそとを見遣ると、豊かな麦畑の黄金がそれはそれは美しい中、 運転手が言ったのです。  「お客さま」 「はい」 「貴女」 「はい」 「貴女、もう地獄に落ちてますよ」 「え」  地獄タクシー タクシー 魂をたくし 地獄タクシー タクシー 釜の底をゆこう  月曜日のニュースは、失踪した女の事件でもちきり。 なんでも女は亭主の首を持って逃げたのだと。 物騒な世の中なもんだ。俺にはまるで無縁の話だが。 踵を返してタクシーに乗りこんだ。  そういえば今朝の記憶がない どうやってここに来たんだっけ  バックミラーに映らない俺に運転手が言ったのです。  「貴方、もう地獄に落ちてますよ」  いつにでもどこにでもお迎えしましょう タクシーがあなたを運びます いつまでもどこまでもお迎えしましょう ここまで落ちたならもう戻れない  地獄タクシー タクシー 地獄のすがたは 地獄タクシー タクシー 日常にある だれが気づくというのだろう 地獄タクシー タクシー 地獄行きのタクシー  地獄タクシー タクシー 至極の選択肢 地獄タクシー タクシー (支度しい!) いま行くし! 地獄タクシー タクシー 魂をたくし 地獄タクシー タクシー この釜の底をゆこう
麻婆吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子sugarbeans辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い うー麻婆!  昔々支那の片田舎で とんでもなく辛い辛い辛い辛い麻婆をつくるという あばたの婆がおったとさ その噂 聞きつけたようで 辛いものに目がない王様が どうしても食べたいと言ったから さあ大変  火吹け龍よ ヒーヒーホー 極楽浄土へ ピーピーポー  あばたの婆が鍋かき回すと 城の絨毯がちり焦げた こりゃ大変だ 食いもんじゃねえ 家来は騒いだ それならばなおのこと その麻婆どれほど痺れるか 食べたい食べたい食べたいと辛党に火をつけた  辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い うー麻婆! 辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い うー麻婆!  あばたの婆がよそった麻婆 毒味の輩はとうに逝ったよ 唐辛子が咲く三途の釜は 鼻も利かない死の香り それなのに とり憑かれたように王様は 食べたい食べたい食べたい食べたい食べたいと手をつけた  火吹け龍よ ヒーヒーホー 極楽浄土へ ピーピーポー 火吹け龍よ ヒーヒーホー 極楽浄土へ ピーピーポー  あばたの婆がほくそ笑んだよ めらめら燃える城の中 ひとくち食べれば目玉が飛びだし みるみると肌は鱗に すがたを変えた王様は 火を吹いて天に昇ったとさ  辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い うー麻婆! 辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い うー麻婆! うー麻婆! うー麻婆! うーうーうー ごちそうさま!
ぶらんこ乗り吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子おおはた雄一やまなみが縁を赤らませて 夕日を抱いているころ 出掛けてゆくの 天鵞絨のどんちょうがあがれば 花火と銃声を合図に サーカスがはじまるのでしょう  軋んだロープに身をゆだねて 小屋のとばりに波打つぶらんこの影 鳴り響くドラムロール音に ふるえる肩を静めて ぶらんこをしならせて ぎゅっと手をひきよせた  手を繋いではまたはぐれて 繰りかえしめぐり逢う星回りなの とこしえに続く ぶらんこ乗り  ちぎれそうになる手を握りなおす間に 振り子は遠ざかって消えた 名前を忘れたって形を変えて ふたたび出逢うのでしょう 今は しばしのさらば  手を繋いではまたはぐれて 繰りかえしめぐり逢う星回りなの  三日月のぶらんこにゆられて あと少し手を伸ばせば指先がふれそう 星屑のどんちょうがあがれば 花火と流星を合図に サーカスがはじまるのでしょう
一角獣吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子吉澤嘉代子横山裕章夜の橋を渡ると 風に交ざり聞こえる かたちの見えない一角獣 わたしの代わりに鳴いてる  どうやって言葉にしたらいいのかわかんないよ 一日中かんがえても 誰かに会いたいのにそれが誰だかわかんないよ あなたじゃないのは確かなはずだけど  読みかけの本があるうちは守られている気がしていた 知らない国の主人公 何度も姿を変えてゆく  どうやって言葉にしたらいいのかわかんないよ 一日中かんがえても 誰かに会いたいのにそれが誰だかわかんないよ あなたじゃないのは確かなはずだけど  花のかんむりを紡ぎ夏を待っていた 幼きわたしにお別れのキスして  あなたが見せてくれた 夜明けの夢は わたしの心の いちばん綺麗な場所 一角獣 鳴いたら 迎えにきてよ ゆめの中 ひとりぼっちのわたしは ずっとあなたに会いたい
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