Maryインナージャーニー | インナージャーニー | カモシタサラ | カモシタサラ | インナージャーニー | いずれこのときが来るとわかっていた 真綿で締められるような日々の果て 行くあてもなくふらふら彷徨う君のこと 遠くの星からずっとずっと眺めてた やがて透明な膜が街を覆ったなら 吸い込まれそうな青い青い空の下 昔君が聴いてたお気に入りをかけよう もうなにも怖がらなくてもいいんだよ メアリーどんなに遠く離れても 何百、何億、何光年も先で メアリー何度も何度も呼んでみる 君の自由は誰にも奪えやしないよ 大切なものをひとつだけ持つのさ 今日はよくばりすぎた人類最後の日 なくなりそうな世界の端の端の果て 君と僕だけがわかる秘密を作ろう 夕暮れの道を確かに歩いてた 灰色の世界で青く咲いた花 昨日見た夢の話を聞かせてよもう一度 そしてなにも知らずに眠るのさ 君が世界を作るのだ!そうさ メアリー君が僕を忘れても 僕は君を二度と忘れはしないだろう メアリー最後の最後はキスしよう 君のその眼が何色でも愛してるよ どんなに遠く離れても 何百、何億、何光年も先で メアリー何度も何度も呼んでみる 君の自由は誰にも奪えやしないよメアリー |
きらめきインナージャーニー | インナージャーニー | カモシタサラ | カモシタサラ | インナージャーニー | 毎回ぼくらそんな感じだった 目線の合わない毎日、答えの出ない帰り道 そのたび見上げた空 名前のない星たち 届かない光の数だけここに在る今日を確かめる そうそううまくはいかないね ああ想いは渦を巻く イメージを超えてフレームの外へ 抜け出して夜を彩って君だけをただ待っていた そのままの君でフレームの外へ 抜け出して街を駆け抜けて君が世界を作ったら 何度も何度も手繰り寄せて 物語は回りだす 散々ぼくら不安になったから どこにも行けず彷徨って滲んだペンを走らせた それでも君の声、視線、その息遣いは 誰も測ることのできないその数字の外側で息をする こんなに近くにいたんだね ああ想いはとめどなく 夜を超えたら会いに行くから どうか忘れないでいてね君だけのその世界を 何度も何度も書き直して 君のことずっと待っていた この時をずっと待っていた イメージを超えてフレームの外へ 抜け出して夜を彩って君が作った世界で 誰も見たことない景色が降り注ぐこの街に きらめく星を連れて 物語は終わらない |
予感がしているインナージャーニー | インナージャーニー | カモシタサラ | カモシタサラ | インナージャーニー | ひとつずつ片付けてく やらなきゃいけないことたくさんある ひとつめは夢の始末 眠りにつき今夜最後の夢を見るのよ さよならの口づけ交わしたら そろそろ行くねと逸らす視線の先 まだまだ眠っていたいけど お別れの朝は近づく 丘を越えゆけばまだ間に合う朝焼け 今日はなにかが始まりそうな予感がしている まぶたを開けば新しいこの世界が 騒がしいほど素敵だ 少しずつ乗り越えてく 悲しいことも苦しく冷たい夜も ふたつめはこの世界から なくなったものを書き記していくこと 小さな棘で傷つけ合い やがて大きな河を渡る もう二度と途切れないように 止まらないように歌うよ 時を越えゆけばまだ間に合う夕暮れ 明日はなんだかうまくいきそうな予感がしている ほどいた掌握りしめた秘密も今はまだ 結んだ約束手繰り寄せた言葉は 飾らないほど綺麗だ |
陽だまりの夢インナージャーニー | インナージャーニー | カモシタサラ | カモシタサラ | インナージャーニー | 夢を見たよ 生まれる前のこと 君のことをずっと探していたよ 行かないでと涙が伝うけど 記憶はほどけて風になって漂う ああ季節は涙を舟で渡るよ そう静かにゆるやかに時が経ち 夢を見れば 暖かい窓の横 君の腕の中遠くなっていく ありがとうもさようならも言えずに 君のすぐ近く、近くにいるのに 覚えている?出会った時のこと あの日もこんなふうに君を見つめてた ああ季節は思い出の窓の横で そう今は静かに陽だまりになれる ああ最後の合図は君に内緒だよ いつまでも君のこと想ってる いつまでも君のこと願ってる |
トーチソングインナージャーニー | インナージャーニー | カモシタサラ | カモシタサラ | インナージャーニー | こんなに近くにいるのにぼくら 銀河の果てより遠い 内緒にしていた話も全部 ほどいて終わりにしようよ、ねえ 眼に映るものやカタチが違っていた 間違っていた 君の静かなトーチソング まだ胸の奥を締めつける 虚しさでまた傷をつけて二度と戻れないまま 知らないふりでどこまでも 飛べるような気がしてた これ以上もう近づけないこと やさしさの意味も知ってる 最後まで言えぬ言葉は迷ったまま 彷徨ったまま 君のかけた魔法 言葉さえも 全部忘れられたならいいのに さみしくはない ひとつだけまだある炎 夜が明ける 君の静かなトーチソング まだ胸の奥を締めつける 寄せては返す波のように ぼくら手を離す 君の最後のトーチソング まだ胸の奥を締めつける さみしくはない 夜明けの月照らすほうへと進め |