あはがり浮き世…仮島に 何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ 情けあれぃよ 仮那(かな) くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ 節や水車めぐりあわそ てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ いきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地や てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ (意訳) この世は神様からいただいた仮の世 いつまでとどまって居られましょうか 命を敬い生きていきなさい この世の生をなし終えるまで 時はめぐる 水車のように だからまためぐり会える 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす どのようなことがあろうとも 天と大地の間 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす | 朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 奄美民謡 | 吉俣良 | 浮き世…仮島に 何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ 情けあれぃよ 仮那(かな) くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ 節や水車めぐりあわそ てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ いきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地や てぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ (意訳) この世は神様からいただいた仮の世 いつまでとどまって居られましょうか 命を敬い生きていきなさい この世の生をなし終えるまで 時はめぐる 水車のように だからまためぐり会える 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす どのようなことがあろうとも 天と大地の間 月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす |
阿母(あんま)夏はかけ足で 無常に過ぎてゆく 時はつかまらず ここまで流れつき 雪の降る日も 道無き夜も この手を放さずにあなたは微笑んだ 出逢う喜びと 叶わぬ悲しみと 夢はいつまでも歌に宿りゅん 蕾をつけた樹樹(きぎ)のなかには 幾千もの夏が秘められている 種が育つために 流れる涙 あの海にかえるまで 枯れることはなく 時計草の花が 静かに開きだす でぃごにもたれて あなたとうたたね | 朝崎郁恵 | UA | 吉俣良 | 高橋全 | 夏はかけ足で 無常に過ぎてゆく 時はつかまらず ここまで流れつき 雪の降る日も 道無き夜も この手を放さずにあなたは微笑んだ 出逢う喜びと 叶わぬ悲しみと 夢はいつまでも歌に宿りゅん 蕾をつけた樹樹(きぎ)のなかには 幾千もの夏が秘められている 種が育つために 流れる涙 あの海にかえるまで 枯れることはなく 時計草の花が 静かに開きだす でぃごにもたれて あなたとうたたね |
花ぞめ花ぞめに惚れて わらべ妻(とじ)かめて 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ かなしゃ かなしゃや わらべ妻(とじ) かなしゃ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ (意訳) 花のように美しく 若い妻を迎えた (彼女がいうには) 花が萎れてしまっても(私が年を取っても) 今とかわらず愛してくださいね なんとかわいいのだろう 愛しい妻よ そう話す時の姿もかわいらしく はだを染めたその姿もいっそう愛しい | 朝崎郁恵 | 朝崎郁恵 | 奄美民謡 | 吉俣良 | 花ぞめに惚れて わらべ妻(とじ)かめて 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ 花ぬ さおれらば ヨーイ 吾(わ)くと忍(うむ)りんしょうれ デンショ マアヨ かなしゃ かなしゃや わらべ妻(とじ) かなしゃ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ 物云わちむ かなしゃや かなしゃ はだ染めてぃむ かなしゃ デンショ マアヨ (意訳) 花のように美しく 若い妻を迎えた (彼女がいうには) 花が萎れてしまっても(私が年を取っても) 今とかわらず愛してくださいね なんとかわいいのだろう 愛しい妻よ そう話す時の姿もかわいらしく はだを染めたその姿もいっそう愛しい |