三番目の恋人子供だましの玩具みたいで そのくせどこか気の晴れる人 約束はいつも果たされなくて そのくせ本気で指切りする人 混み合った駅で 人ごみの街角で 誰一人君に似た人はいやしないの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく出来た話で笑わせて 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 私は私のわがままなPresident 彼はハイウェイの優雅なKing 二人の日々は平行線で いつまで経っても交差しないの 気ままな旅人よ 当てになんかしてないわ たまに思い出すくらい それでちょうどいいの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく焼けた肌に触らせて 遠い楽園の話をして 彼は私の永遠のヒーロー ねぇ さびしい時は思い出して 夢のようなハネムーンに誘って 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 子供だましの玩具みたいで そのくせどこか気の晴れる人 約束はいつも果たされなくて そのくせ本気で指切りする人 混み合った駅で 人ごみの街角で 誰一人君に似た人はいやしないの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく出来た話で笑わせて 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 私は私のわがままなPresident 彼はハイウェイの優雅なKing 二人の日々は平行線で いつまで経っても交差しないの 気ままな旅人よ 当てになんかしてないわ たまに思い出すくらい それでちょうどいいの ねぇ 冴えない日には迎えにきて よく焼けた肌に触らせて 遠い楽園の話をして 彼は私の永遠のヒーロー ねぇ さびしい時は思い出して 夢のようなハネムーンに誘って 夕立抜けて会いに行くわ 彼は三番目の恋人 |
サークル蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 蛇口をひねって真っ白な両手洗って 面白いように記憶に騙されたことを悔いた 昨日までの私を全部剥してしまえたらいいのに ピンセットで少しつまんで薄いガーゼのように 改札口を潜る人波に紛れてあの人が 言い難いことを何のためらいもなく口にしている 忘れっぽい私は今日もそんな景色を切り取って 机の奥しまうんだけどフィクションのような気がしない 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル 真夜中過ぎに手探りでキーをつかんでドアを開けたら いつもの部屋は小さく声をあげたほど違って見えたの 私達が知り得ているのは結局それくらいってことで 自惚れてしまわないようにいつだって手を繋いでいて欲しい 「きっと逃れられることじゃないのさ」 「きっとまた巡ってここで立ち止まるんだろ?」 ずっと昔から止まることのないクロール いつだって右手に隠しているのブルース 君と私との秘密よ 内緒の記号 留まることはないともう知っているの サークル じっと私の掌で崩れるフルーツ 耳をかすめる名もなき唄はただメロウ 君も私も麻痺しちゃっているの ブルー 留まることはないともう知っているの サークル |
写真東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 東京の空 サイレンが鳴る 本当のことは誰も口にはしないよ 明日になれば忘れてしまう 二人して今笑った根拠さえ サンドマンが来る前にもう一度確かめたいよ でも約束は守られないなら それもね ロマンスだよね 燃える赤い髪 グラスゴーの女 若草を食んで喪失を歌うよ サンドマンが来る前にもう一度話をしたいよ でも失くして後に気付くのも それもね ロマンスだよね 東京の空 私は平気 さあね どうかな? 写真は苦手だよ 貴重な一枚さ |
しゃぼんのブルース真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 真夏の朝の呼吸 西の大きな河から流れ来る 開け放った窓の外に昨日の余韻はない 澱んだ彼の目や だらしなく投げ出す長い脚 まるで忘れ去られて年老いた屋根裏のピアノみたい 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんはいつか割れてしまうもの このまま動かない君へせめてもの慰めを 取り残された男にお似合いな水玉のエレジイを 年上の私の恋人 君の魂はどこへ行ってしまうの? 愚かなしゃぼんの最後を見届けるの |
春宵感懐雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 | サンタラ | 中原中也 | 砂田和俊・田村キョウコ | | 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 なんだか、深い、溜息が、 なんだかはるかな、幻想が、 湧くけど、それは、掴めない。 誰にも、それは、語れない。 誰にも、それは、語れない ことだけれども、それこそが、 いのちだらうぢやないですか、 けれども、それは、示かせない…… かくて、人間、ひとりびとり、 こころで感じて、顔見合せれば につこり笑ふといふほどの ことして、一生、過ぎるんですねえ 雨が、あがつて、風が吹く。 雲が、流れる、月かくす。 みなさん、今夜は、春の宵。 なまあつたかい、風が吹く。 |
時間旅行もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | もしも願いがひとつ叶うなら いたずらなことがいい 時間旅行がいい 夕陽のあたる歩道橋の上 まだ少年のあなた待ちぶせ その耳元で教えてあげる いつかあなたは私に出会うの 忘れないでね 覚えていてね 願い事ならそれくらいでいい |
12時のデジャヴ太陽を飲み干したこの街は夜も燃えてる 喧騒を抜け出して 小路をくぐり 踵を鳴らして 振り返ることもなく きっと私なら そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah ポケットのプライドをかき集め髪に飾る人 幻を引きずる人 壁際でためらう人 きっともう一人の私ね そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 涙が輝く星に変わる時 Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 運命の恋人 12時のデジャヴ 遠い遠い昔から届いた愛のメッセージ Flash, Lights & Music Ah いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah 記憶の底に一瞬焼きつけて 12時のデジャヴ 半世紀先の今夜会いたいね Flash, Lights & Music Ah | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 太陽を飲み干したこの街は夜も燃えてる 喧騒を抜け出して 小路をくぐり 踵を鳴らして 振り返ることもなく きっと私なら そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah ポケットのプライドをかき集め髪に飾る人 幻を引きずる人 壁際でためらう人 きっともう一人の私ね そこで待ってる いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 涙が輝く星に変わる時 Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 運命の恋人 12時のデジャヴ 遠い遠い昔から届いた愛のメッセージ Flash, Lights & Music Ah いつかこんな日が来ると知ってたの 12時のデジャヴ 現実は素敵な嘘でデコレイト Flash, Lights & Music Ah 私の肩越し 伝説の街並 12時のデジャヴ 夕立みたいに肌に浴びるのよ Flash, Lights & Music Ah 記憶の底に一瞬焼きつけて 12時のデジャヴ 半世紀先の今夜会いたいね Flash, Lights & Music Ah |
Joy & Painベルベットの長いコート ブルネットとブロンド いつも一緒 背中合わせの双子の姉妹 Joy & Pain 毛羽立った古いブランケット すりへってしまった鉛筆 あの頃からそこにいるのさ 西陽の射す子供部屋 Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから 何かいい事ありますように 涙を拭きなよ 私の友達 可愛いマニキュアぬってあげるよ Joy & Pain かじかんだ指先 輝く南西のオリオン 初めて見た 私の街じゃ空は夜通し燃えてる Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから あの子にいい事ありますように 何しろあの子の両膝ときたら 転んでばかりで傷だらけ Joy & Pain ずっと昔の人が作った歌を歌おう 語り継がれた言葉が今夜は何て素敵 ほんのささいな出来事でいいから 二人にいい事ありますように いつか二人がはぐれてしまっても 私の事を忘れたら嫌だよ Joy & Pain Joy & Pain | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 森俊之 | ベルベットの長いコート ブルネットとブロンド いつも一緒 背中合わせの双子の姉妹 Joy & Pain 毛羽立った古いブランケット すりへってしまった鉛筆 あの頃からそこにいるのさ 西陽の射す子供部屋 Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから 何かいい事ありますように 涙を拭きなよ 私の友達 可愛いマニキュアぬってあげるよ Joy & Pain かじかんだ指先 輝く南西のオリオン 初めて見た 私の街じゃ空は夜通し燃えてる Joy & Pain ほんのささいな出来事でいいから あの子にいい事ありますように 何しろあの子の両膝ときたら 転んでばかりで傷だらけ Joy & Pain ずっと昔の人が作った歌を歌おう 語り継がれた言葉が今夜は何て素敵 ほんのささいな出来事でいいから 二人にいい事ありますように いつか二人がはぐれてしまっても 私の事を忘れたら嫌だよ Joy & Pain Joy & Pain |
好きシナモンを噛むのが好き 冷たくない いやむしろ熱い 熱帯の森に棲む獣のようで好き ラムの雫を噛むのが好き 甘くはない いやむしろ苦い 香りが舌を裏切って好き だから歪な君が好き なんて悪戯な手だろう 君は こんな私を掻き乱して タイダイの両腕が君をねだっている なんて悪戯な目だろう 君は こんな日々じゃ迷子になってしまう 朝も昼も夜もいつでもさらわれていく 雨音が強くなるのが好き 暗くはない いやむしろ明るい 夏の足音みたいでいい 君の足音みたいで好き なんて意地悪な声だ 君は 昨日より欲張りになってしまう 私は不埒な言葉をこぼしそう なんて意地悪な夜だ 今夜 明日のその先まで知りたくなる 朝も昼も夜でも君はその気にさせる | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ | 森俊之 | シナモンを噛むのが好き 冷たくない いやむしろ熱い 熱帯の森に棲む獣のようで好き ラムの雫を噛むのが好き 甘くはない いやむしろ苦い 香りが舌を裏切って好き だから歪な君が好き なんて悪戯な手だろう 君は こんな私を掻き乱して タイダイの両腕が君をねだっている なんて悪戯な目だろう 君は こんな日々じゃ迷子になってしまう 朝も昼も夜もいつでもさらわれていく 雨音が強くなるのが好き 暗くはない いやむしろ明るい 夏の足音みたいでいい 君の足音みたいで好き なんて意地悪な声だ 君は 昨日より欲張りになってしまう 私は不埒な言葉をこぼしそう なんて意地悪な夜だ 今夜 明日のその先まで知りたくなる 朝も昼も夜でも君はその気にさせる |
スマートボールブルース弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 弧を描いて弾き出す象牙色の球体が 銀の釘に遊ばれて うまくやったり 無駄に終わったり あの子はくわえタバコで初めて会った気がしない きっと私と同じで うまくやったり 無駄に終わったり そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく痛くないようにしてほしい 誰だってそうよ なるべく痛くないようにしてあげたい 私もそうよ よくできた役者よ この街の時計台に太陽が灯ったなら 私の今日一日は 人と半分ずれて始まる そうよ私たち 勝ちたいなんて思ってないの ちょっと少しだけ 休みたいだけ なるべく幸せなふりをしていたい 誰だってそうよ なるべく困ってないふりをしていたい 私もそうよ ねえひとりにして 少しひとりにして みんなが帰っていくわ 優しい役者達がみんな 持ち場に帰っていくわ 私も帰るわ そろそろ行くわ |
Thrill絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 絵になるあの子はウェイトレス 国道沿いのドライブイン 「しけた顔してんのね」なんて Fashion Magazine & Coffee そうね私は窓辺のテーブル ちょっとその気になってみるプレイ 「みんな何処へ行くんだ…」って メランコリックを歌おう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! 浪費したなけなしのMoney 一晩で白紙になったDream Heroはワルでインテリジェンス たまんなくいい そういうの フルーツは手を汚して食べたい 愛してるのに意地悪したい 君がそうしてほしいならBaby 見逃してあげよう 見知らぬ誰かがどこかで今ルール破った音がする Ah 大人は大事なことだけ教えてくれなかった All I Want is! 見知らぬ誰かがどこかで流れに逆らって泳いでる Ah 大人は楽しいことならなおさら秘密にする All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! All I Want is Thrill! Thrill! Thrill! |
Sleepin' song困り果ててしまった人達は皆 すぐに眠ってしまうのだという 一体何に困っているのか 私は眠くなる よく眠る 歩き疲れた夢を見て目が覚めた シーツから火照る足首だけを逃がす 暗闇から白い両手が伸びて 私を引っぱる 何度も引き寄せる | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 困り果ててしまった人達は皆 すぐに眠ってしまうのだという 一体何に困っているのか 私は眠くなる よく眠る 歩き疲れた夢を見て目が覚めた シーツから火照る足首だけを逃がす 暗闇から白い両手が伸びて 私を引っぱる 何度も引き寄せる |
卒業街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 街のウワサをもう君は聞いた? ちょうど同じ事私も思いついてたところよ やられたわ 一歩遅かったわ 一歩遅かったわなんてさ 肩たたき合ってさ 気に入ってるのよこの毎日が 笑ってばかりいられるわけじゃないけど ポケットにコイン 頭の上に太陽 もしくは月 時々雲 星空 いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど そういうことにしてくれないかな 花屋の店先であの人の好きな花が咲いてる 顔なんて随分おぼろげになったけど 妙なことだけ覚えてるものさ 大人達は子供に夢中 子供達は猫に夢中 猫は鳩に気を取られていて 鳩はポップコーンに夢中 永遠に一方通行 ぐるぐる廻って溶けてバターになって それはお伽話だっけね それはお伽話だっけね いつまで私達こうしていられるのかしら? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないよね 君のバイクの後ろに乗せてってくれないか? 東京湾の暗闇に何を 何を捨てたのかって 訊かないでね 後ろ向いててね これが初めてじゃないわ マボロシみたいに光る橋の上 君にしがみついて 好きなのも嫌いなのも行き過ぎると無感覚に近い 人々はもしかしてこれを潮時って呼ぶのですか? ずっとこのままいたいけど きっとそうもいかないね |
Solitude嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 嘘をついたらレモネード 私なんかに騙されちゃって 寄せては返すリグレット 夏の思い出 貝殻ひとつ ステレオは今も恋の歌ばかり歌っているわ そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? 雨の降る日はソリチュード 私の心どこで濡れているのか 鏡にうつるセミヌード 夏の記憶は小麦の肌に もしかして君は思っていたより意地悪かしら そろそろ君に電話したいの 今夜どちらの片想い? |
太陽最近の私にはまるで珍しいことでもなくて 覚えきれない記念日がまたカレンダー上で破裂した 身を守る本能として私が課した単純なルール 肩越しに聞いた爆発音に振り返ることもない 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 時おりそのかすかな香り むしょうに恋しくなる 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? 熱帯性低気圧に弱いできそこないのアンテナが 意味のない拾ってほしくない情報をただたれ流す とうの昔離れた人の消息は知らない方がいい 甲州街道のその先をあの人が思うことだってないさ 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 聞き分けのない子供みたいに 誰かのかわりのように 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 最近の私にはまるで珍しいことでもなくて 覚えきれない記念日がまたカレンダー上で破裂した 身を守る本能として私が課した単純なルール 肩越しに聞いた爆発音に振り返ることもない 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 時おりそのかすかな香り むしょうに恋しくなる 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? 熱帯性低気圧に弱いできそこないのアンテナが 意味のない拾ってほしくない情報をただたれ流す とうの昔離れた人の消息は知らない方がいい 甲州街道のその先をあの人が思うことだってないさ 真っ赤な果実に歯を立てる この部屋によく似合う 聞き分けのない子供みたいに 誰かのかわりのように 真っ赤な果実に歯を立てる 傷口が血を流す 手首を伝う冷たい水滴がどうしてこんなに愛しいんだろう? |
W DIAMOND悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 悩殺のポーズ ゴージャスなハスキーボイス モンローのバースデイソング 聞かせておくれ Babe 魅惑のアーモンドアイ 右手にチョコレートパイ 分かれ道ならコインはじいて Bride 灼熱の太陽にアスファルトは溶けて 二人の轍を消すだろう 陽炎の向こうに煌くバビロン 追えば追うほど揺らめくの ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? Here comes the Double Diamond! 遠ざかるホームタウン 孤独なハネムーン 優しい昨日にお別れのキスを Babe 明日にときめけば思い出も過去も 化石みたいに乾くだろう 約束忘れた僕らにはきっと素敵な罰が下るのさ ああ 僕らの出会いを偶然と呼ぶなら この世界もほら悪くないだろう? そうさ ああ 君の唇はまるで完璧だな この世界をほら食べ尽くしてしまえ Here comes the Double Diamond! |
チェルシーチェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | 森俊之 | チェルシー トルコブルーの小鳥 この曇り空に一際輝いて チェルシー くだらない事でぐしゃぐしゃの私は その凛とした姿をひたすら愛してる いつか私の書き留めた言葉は 羽飾りの付いた美しいシャトルになって おまえを撃ち落すのだろう チェルシー トルコブルーの小鳥 まだ暗い空に夜明けを連れてきて チェルシー お別れだらけの旅は続くから 目印の翼をいつでも見上げてる いつか私の言い損ねた言葉は 鉛色に光った美しい弾丸になって おまえを撃ち落すのだろう おまえのその首に口づけをするよ チェルシー |
charms銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | サンタラ | 銀色の折り紙折って 戯れに作った子馬をあげる タンバリンをふいに鳴らして 浮かれたテンポのメロディーをあげる 唾を吐いても ドア壊しても 咲いたばかりの花むしっても いなくなったら君を探しに行こう 遅くなら君を迎えに行こう baby 他の誰より先に気付いてあげる 看板のブロンド娘の頭に飾った三日月をあげる サンダルの上にとまった七星てんとうを捕まえてあげる 膝を抱いても 地団太踏んでも 負けてばかりで爪を噛んでも 眠れないなら君と散歩に出よう 旅に出るなら君に葉書を出そう baby 他の誰より先に気付いてあげる 君に気付いてあげる |
DEAD OR ALIVE灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 灯りを消しては眠れない 静かなワルツじゃ眠れない あいつをここへ連れてきて DEAD OR ALIVE 洗い髪がまだ乾かない こんな時泣く人は嫌い あいつはどこか突き止めて DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE 夜はその柔らかい両腕を差し出し 罪深い人さえ匿うだろう 君はまるで泳げない子供のように 夜の岸辺に佇んで DEAD OR ALIVE DEAD OR ALIVE |
都会の夏の夜月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 | サンタラ | 中原中也 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 月は空にメダルのやうに、 街角に建物はオルガンのやうに、 遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。 ――イカムネ・カラアがまがつてゐる―― その唇はひらききつて その心は何か悲しい。 頭が暗い土塊になつて。 ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 商用のことや祖先のことや 忘れてゐるといふではないが、 都会の夏の夜の更―― 死んだ火薬と深くして 眼に外燈の滲みいれば ただもうラアラア唱つてゆくのだ。 |
鶏頭のブルース余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 余程の悪事をはたらいたのでしょう 罪の色をした冠をかぶって 鶏頭の花が咲いている 昨日の熱帯夜を吸いとったのでしょう ふてぶてしいほどしなやかな素振りで 鶏頭の花が咲いている もう早朝がゆるい坂道を転がり落ちてくる いっそこのまま誰かに咎められたいような秘密 時間が経つのを忘れた悪い子は 人目につかぬようにお家に帰りなさい 交差点でブルースが立っている もう夕べまで一人じゃ何もできなかったくせに いっそ正体を見破られてしまいたいような秘密 主を待ってた私の寝室で ほら振り返った鏡の向こうには 鶏頭の花が咲いている |
独白ねえママ 大切なものは全て目に見えないって言ったよね それは本当なの? ねえママ 僕のたったひとつの見えない財産は見えないんじゃなくて 最初からなかったのかな? ねえママ 自分で歩きたいだけなんだ それだけでもう僕はどうやらはみ出してる ねえママ 君にいろんな物あげたいのに あの人たちが持っていっちゃって何ひとつ残ってないんだ 降りのエレベーターに吐き気を催し 不安に震える両手で全身を抱きしめる 好きだったあの人の瞳でさえ今では怖いんだ そして癒される間もなくまた朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ ねえママ できるだけ僕は乾いているべきだと知ってはいるんだ ねえママ それなのに君が時々吐き出す無神経さに振り回されてる それなりに歳はとったのに焦りばかりがつのって 何ひとつ入ってない鞄を大事に抱えて 好きだったあの街でさえあっさり手放して そして何も片付かない間に朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで 君さえも捨てられるとさえ 自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない 身勝手な僕を認めないで 病んだ目の人の群れに突き放して それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | 森俊之 | ねえママ 大切なものは全て目に見えないって言ったよね それは本当なの? ねえママ 僕のたったひとつの見えない財産は見えないんじゃなくて 最初からなかったのかな? ねえママ 自分で歩きたいだけなんだ それだけでもう僕はどうやらはみ出してる ねえママ 君にいろんな物あげたいのに あの人たちが持っていっちゃって何ひとつ残ってないんだ 降りのエレベーターに吐き気を催し 不安に震える両手で全身を抱きしめる 好きだったあの人の瞳でさえ今では怖いんだ そして癒される間もなくまた朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ ねえママ できるだけ僕は乾いているべきだと知ってはいるんだ ねえママ それなのに君が時々吐き出す無神経さに振り回されてる それなりに歳はとったのに焦りばかりがつのって 何ひとつ入ってない鞄を大事に抱えて 好きだったあの街でさえあっさり手放して そして何も片付かない間に朝が来る それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ なるべく嘘をつかないで 自分に嘘をつかないで 君さえも捨てられるとさえ 自分の場所はここじゃない ここは自分の場所じゃない 身勝手な僕を認めないで 病んだ目の人の群れに突き放して それでも僕は立ってる ドアが開くのを待ってる 何度もノック繰り返し 正しいかどうかも分からない ドアが開くのを待つ |
Nobody Girl, Nobody Boy金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 金曜の明け方は誰かと話したい 偽名のプリンス 「Call me No.99」 傷の一つも見当たらない 足の裏までやわらかい ママとパパからそれは大事に大事にされてきた 金曜の明け方は誰かに縛られたい 悪食のジュリエット すぐその気になれる 諦めながら信じてる 信じてるのに諦めて 点滅してる赤信号 捨て身は嫌われる ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む 金曜の明け方は確かにやりきれない 眠る君の隣り 一人きりの気分 お金で買えるものなんて本当は何も欲しくない そうだ 息継ぎするように少しだけ上を見よう ああ 気付いているの I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で水を飲む ああ 裸になれば I'm a Nobody girl, Nobody boy 乾いた身体で夢を見る |
ハイヌーン (きんぐだむ Ver.)高台の 4階の マンションの この部屋も 路地裏の ビルの合間の 猫のいる あのアパートにも 国道沿い 崩れかけた ツタのからまった あのもとホテルにも 罪人も 善人も 勤め人も 遊び人も 平等に ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン 地下鉄の ごう音と 突風の すき間にも 教室の ノートの隅の 書きかけの あの化学式にも 海岸沿い コンビナート トンネルくぐって あの果樹園にも 恋人も 旅人も 尋ね人も 待ち人も 平等に ハイヌーン なりゆきも 思い出も 後悔も 明日の予定も 平等に ハイヌーン | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | 高台の 4階の マンションの この部屋も 路地裏の ビルの合間の 猫のいる あのアパートにも 国道沿い 崩れかけた ツタのからまった あのもとホテルにも 罪人も 善人も 勤め人も 遊び人も 平等に ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン ハイヌーン 地下鉄の ごう音と 突風の すき間にも 教室の ノートの隅の 書きかけの あの化学式にも 海岸沿い コンビナート トンネルくぐって あの果樹園にも 恋人も 旅人も 尋ね人も 待ち人も 平等に ハイヌーン なりゆきも 思い出も 後悔も 明日の予定も 平等に ハイヌーン |
BackseatOn your backseat, backseat 私はバックシートにころがって On your backseat, backseat せわしないワイパーと遠い稲妻と冷めたコーヒーとロードノイズ、 ニール・ヤング On your backseat, backseat 憂鬱はバックシートにお似合いで On your backseat, backseat のぼせたように何か喋ってないとつまんないことで ほら泣きたくなるから きっとこんな時だね 小さな秘密が秘密のままでいられなくなるのは 十年前の心に十年は長すぎた 十年後の今日が来るとどうしても思えなかった On your backseat, backseat 今夜はターコイズで着飾って On your backseat, backseat 花の香り纏って伝説みたいに生贄になってしまえたらそれもいい On your backseat, backseat ねえ ひとつ訊いてもいいかしら? On your backseat, backseat 君の胸ポケットにいつものペン その紙切れに一体何を書き留める? 君の拾い集めた言葉はちゃんと君の歴史を語っているのかしら? いつの間に私達はこんなにも遠くまで バックミラーに映った過去なんてもう曖昧ね On your backseat, backseat 私はフロントシートに乗り出して On your backseat, backseat 次の街まであとどれくらいあるの? 今度は私がハンドル握るから 罪深い唇がつまんないことこれ以上喋ってしまわないように | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | On your backseat, backseat 私はバックシートにころがって On your backseat, backseat せわしないワイパーと遠い稲妻と冷めたコーヒーとロードノイズ、 ニール・ヤング On your backseat, backseat 憂鬱はバックシートにお似合いで On your backseat, backseat のぼせたように何か喋ってないとつまんないことで ほら泣きたくなるから きっとこんな時だね 小さな秘密が秘密のままでいられなくなるのは 十年前の心に十年は長すぎた 十年後の今日が来るとどうしても思えなかった On your backseat, backseat 今夜はターコイズで着飾って On your backseat, backseat 花の香り纏って伝説みたいに生贄になってしまえたらそれもいい On your backseat, backseat ねえ ひとつ訊いてもいいかしら? On your backseat, backseat 君の胸ポケットにいつものペン その紙切れに一体何を書き留める? 君の拾い集めた言葉はちゃんと君の歴史を語っているのかしら? いつの間に私達はこんなにも遠くまで バックミラーに映った過去なんてもう曖昧ね On your backseat, backseat 私はフロントシートに乗り出して On your backseat, backseat 次の街まであとどれくらいあるの? 今度は私がハンドル握るから 罪深い唇がつまんないことこれ以上喋ってしまわないように |
バニラベッドにもぐり軽くまぶた閉じて 跳ね回る羊数えても 私ときたら一時間やそこらじゃとても眠れないの 「お願いダーリン そばにいて」額に血をにじませて そんな時だけ君は本当にずるいのよ 冷えた苺もニュース速報も君の電話も何もいらないの 彼の言葉にびくつく日々なんてもう終わりにしたいの そうだよダーリン 君だってとっくに見抜いてたはずだよ こんな夜じゃ金切り声も闇に溶ける crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ 私の声は体よく並べられすまし顔で他人の素振り 会ったことのない肉親のようで君が泣いても釈然としない そうだよダーリン そんなもの集めて私に差し出しても 忘れないで所詮私それを愛せない crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ 誰が教えた訳でもないのに不似合いだと気付いたのは何故? 白濁色の緩い痺れがきっと行く先を照らしてくれる crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish これが私のサヨナラの形 苦く光るバニラ | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ | 森俊之 | ベッドにもぐり軽くまぶた閉じて 跳ね回る羊数えても 私ときたら一時間やそこらじゃとても眠れないの 「お願いダーリン そばにいて」額に血をにじませて そんな時だけ君は本当にずるいのよ 冷えた苺もニュース速報も君の電話も何もいらないの 彼の言葉にびくつく日々なんてもう終わりにしたいの そうだよダーリン 君だってとっくに見抜いてたはずだよ こんな夜じゃ金切り声も闇に溶ける crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ 私の声は体よく並べられすまし顔で他人の素振り 会ったことのない肉親のようで君が泣いても釈然としない そうだよダーリン そんなもの集めて私に差し出しても 忘れないで所詮私それを愛せない crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish こんな不甲斐ない私に期待しないで ためらいがちに口に含んだ苦く光るバニラ 誰が教えた訳でもないのに不似合いだと気付いたのは何故? 白濁色の緩い痺れがきっと行く先を照らしてくれる crushed moon on the dish 銀のナイフがヒヤリ 私の火照る唇を撫でて crushed moon on the dish これが私のサヨナラの形 苦く光るバニラ |
バリトンギターと科学博物館のために信号渡れば 都会の森は今みどり 誰だか知らない人 称えた記念碑 光のその奥の その奥の ミュージアムが目当てさ あなたは知っている? 大理石の柱に眠る大きなアンモナイト この世に垂直に 音もなく 時間が降り積もってゆく やがて水は枯れ果て 喜びも涙も遥か遠く 忘れる 静かに 静かに 耳を澄ましているの 無口な化石と この世に時間が降る | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 信号渡れば 都会の森は今みどり 誰だか知らない人 称えた記念碑 光のその奥の その奥の ミュージアムが目当てさ あなたは知っている? 大理石の柱に眠る大きなアンモナイト この世に垂直に 音もなく 時間が降り積もってゆく やがて水は枯れ果て 喜びも涙も遥か遠く 忘れる 静かに 静かに 耳を澄ましているの 無口な化石と この世に時間が降る |
バースデイブルースとても暑い日に 暑い日に 私は生まれたの 路地裏にさえ陽炎が踊った昼下がり 夏は何度も巡り来て その度脱ぎ捨てる 抜け殻達はいつの間に消えていったのだろう 時が経つのはいいわ だんだん賢くなるわ でも時が経つのは嫌ね もうこの背中に翼が生えることはないでしょう 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 粉雪の舞う寒い夜 私は生まれたの そうよ大人達 空を見上げ私を名付けたの 時が経つのはいいわ 愛を信じているわ でも時が経つのは嫌ね 愛は時々私の両目を塞ぐのだもの 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 記念日は嬉しくて少し悲しいもの | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | とても暑い日に 暑い日に 私は生まれたの 路地裏にさえ陽炎が踊った昼下がり 夏は何度も巡り来て その度脱ぎ捨てる 抜け殻達はいつの間に消えていったのだろう 時が経つのはいいわ だんだん賢くなるわ でも時が経つのは嫌ね もうこの背中に翼が生えることはないでしょう 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 粉雪の舞う寒い夜 私は生まれたの そうよ大人達 空を見上げ私を名付けたの 時が経つのはいいわ 愛を信じているわ でも時が経つのは嫌ね 愛は時々私の両目を塞ぐのだもの 記念日に 記念日に リボンを飾るのは きっと誰もが嬉しくて少し悲しいから 記念日は嬉しくて少し悲しいもの |
Perfect Happiness南へと続く坂道のその上の 空は金色に光ってる もうすぐ雨は止むでしょう ずぶ濡れの僕らは声上げてはしゃいでる 子供のようにシャツを絞っては笑う それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に小さな奇跡 Perfect Happiness ほんの少しだけ痛みを忘れるような 僕が僕であることを忘れるような 背中を抱きしめるような ねえ いつか僕らにお別れの時が来る その後も君を笑わせるような そんな それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness この世界は ほら喜びに満ちて Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に 奇跡はそこに 真冬の朝のコーヒーとミルクと新聞の香り 覚えたばかりの花の名前 その色 フェンス越しの校舎 小さな制服の群れ 夜道を彩るネオン グラスとグラスの触れ合う音 スタジアム揺らす大歓声とボールが描く放物線 昔々の英雄のストーリー 歌い継がれる恋のメロディ 遥か上空から見たこの国の形 Perfect Happiness Perfect Happiness Perfect Happiness | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 南へと続く坂道のその上の 空は金色に光ってる もうすぐ雨は止むでしょう ずぶ濡れの僕らは声上げてはしゃいでる 子供のようにシャツを絞っては笑う それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に小さな奇跡 Perfect Happiness ほんの少しだけ痛みを忘れるような 僕が僕であることを忘れるような 背中を抱きしめるような ねえ いつか僕らにお別れの時が来る その後も君を笑わせるような そんな それは Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness この世界は ほら喜びに満ちて Perfect Happiness そうさ Perfect Happiness 君の手の平に 奇跡はそこに 真冬の朝のコーヒーとミルクと新聞の香り 覚えたばかりの花の名前 その色 フェンス越しの校舎 小さな制服の群れ 夜道を彩るネオン グラスとグラスの触れ合う音 スタジアム揺らす大歓声とボールが描く放物線 昔々の英雄のストーリー 歌い継がれる恋のメロディ 遥か上空から見たこの国の形 Perfect Happiness Perfect Happiness Perfect Happiness |
非情の街「あの街を覚えているかって? さぁな、ずいぶん昔のことだ。 いられなくなったのよ。 トラブル起こしちまってね。 おいらもまだ若かった。 まだ… ちょうどあんたくらいの年だったかな。 あれからずっと流れ者よ…。 そうかい。 あんた… あの街へ行ったのかい。」 偽物の赤い石 胸に光らせている テーブルの小説はずっと閉じられたままに サルビアの横に立ち 遠くを見つめている 旅人の作り話まだ信じているままに この街はいつからか 太陽ばかりが強くなり 乾いた風が通り抜けて 誰かの夢の色を盗む 「This is a news breakin' out. The early morning of 23rd, on the street of Los Almos. A new information has been disclosed on the case of man murdered. The midnight of 22nd, a local male who was meeting his wife, is known missing. The male is approximately 5 foot 8 tall, and has brown eyes and hair. He called himself “Jack”, but his real name is unknown.」 どうかここから連れ出して 私が化石になる前に 乾いた風が通り抜けて 誰かの言葉をかき消した | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 「あの街を覚えているかって? さぁな、ずいぶん昔のことだ。 いられなくなったのよ。 トラブル起こしちまってね。 おいらもまだ若かった。 まだ… ちょうどあんたくらいの年だったかな。 あれからずっと流れ者よ…。 そうかい。 あんた… あの街へ行ったのかい。」 偽物の赤い石 胸に光らせている テーブルの小説はずっと閉じられたままに サルビアの横に立ち 遠くを見つめている 旅人の作り話まだ信じているままに この街はいつからか 太陽ばかりが強くなり 乾いた風が通り抜けて 誰かの夢の色を盗む 「This is a news breakin' out. The early morning of 23rd, on the street of Los Almos. A new information has been disclosed on the case of man murdered. The midnight of 22nd, a local male who was meeting his wife, is known missing. The male is approximately 5 foot 8 tall, and has brown eyes and hair. He called himself “Jack”, but his real name is unknown.」 どうかここから連れ出して 私が化石になる前に 乾いた風が通り抜けて 誰かの言葉をかき消した |
Big River遠くに投げた 音をたてて割れた ジャマイカのラムの小瓶 街灯が照らした 忘れかけた名前を呼んだ 小指の爪ピスタチオグリーン 背中に忍び寄る霧にもうすぐ飲まれてしまう ただ肩をすくめるだけ 怖いものがまた一つ消えてゆく 踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River ひとしきり泣いた 疲れて眠った クラクション 先頭はリンカーン 浅い眠りは今夜も同じ夢を強いる 物分かりのいいぼくは黙ったままステラ座の席に着く 踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River これは嘘や想像なんかじゃないんだ 紛れもない事実だ さぁ、目をそらさないで 漆黒の静寂と横たわるBig River | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 遠くに投げた 音をたてて割れた ジャマイカのラムの小瓶 街灯が照らした 忘れかけた名前を呼んだ 小指の爪ピスタチオグリーン 背中に忍び寄る霧にもうすぐ飲まれてしまう ただ肩をすくめるだけ 怖いものがまた一つ消えてゆく 踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River ひとしきり泣いた 疲れて眠った クラクション 先頭はリンカーン 浅い眠りは今夜も同じ夢を強いる 物分かりのいいぼくは黙ったままステラ座の席に着く 踵のリズムが右にそれてゆく 「予想よりずっとぼくは平気」 生彩を欠いた声 君に追いついて 横たわるBig River これは嘘や想像なんかじゃないんだ 紛れもない事実だ さぁ、目をそらさないで 漆黒の静寂と横たわるBig River |
Peaceを一本あの娘はおかしな目をしてるの きっとこの街にいられなくなるの 路地裏 この狭い路地裏が 死んだような午後 それを狙ってるの 汗に濡れたワンピースが早熟な背中にはりついて 帽子もない 傘もないまま あの娘は彼と逢ってたのよ 今言った事は忘れてね 作り話だと思ってね それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい 私はじっと覗いてたの 鍵盤を走る白くて細い指 醜い昆虫によく似てる 泡立ち騒ぎ立つ私の心臓 あの美しい薬指に全て盗まれてしまったのね 毛足の長いカーペットにこぼれるピアノとサンダルウッド 今言った事は忘れてね 作り話だと思ってね それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい いつまでも沈まない太陽のせいで泣けもしないし 律儀な君のまなざしもこんな気分じゃ白々しい 今言ったことに火をつけて 灰になるまで見送ったら それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | あの娘はおかしな目をしてるの きっとこの街にいられなくなるの 路地裏 この狭い路地裏が 死んだような午後 それを狙ってるの 汗に濡れたワンピースが早熟な背中にはりついて 帽子もない 傘もないまま あの娘は彼と逢ってたのよ 今言った事は忘れてね 作り話だと思ってね それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい 私はじっと覗いてたの 鍵盤を走る白くて細い指 醜い昆虫によく似てる 泡立ち騒ぎ立つ私の心臓 あの美しい薬指に全て盗まれてしまったのね 毛足の長いカーペットにこぼれるピアノとサンダルウッド 今言った事は忘れてね 作り話だと思ってね それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい いつまでも沈まない太陽のせいで泣けもしないし 律儀な君のまなざしもこんな気分じゃ白々しい 今言ったことに火をつけて 灰になるまで見送ったら それで私にPeaceをわけて Peaceを一本わけてちょうだい |
Feb.Songああ 空は雫の形になって ああ 街路樹の枝先で膨らんでる Winter won't be long Winter won't be long ああ いつの間にか僕らは大人になって 重いコートの奥 隠してるのさ ためらってるのさ 小さな嵐 わがまま Winter won't be long Winter won't be long ああ こんな日は名前を呼んでもらいたい ねえ あなたは名前を呼ぶのがとてもとても上手だね | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ああ 空は雫の形になって ああ 街路樹の枝先で膨らんでる Winter won't be long Winter won't be long ああ いつの間にか僕らは大人になって 重いコートの奥 隠してるのさ ためらってるのさ 小さな嵐 わがまま Winter won't be long Winter won't be long ああ こんな日は名前を呼んでもらいたい ねえ あなたは名前を呼ぶのがとてもとても上手だね |
冬の匂いいつもの街に枯葉が降る いつもの通りに明かりが灯る 地下鉄の階段を上がる音 踏みしめるペダル軋む音 ねぇ誰かが誰かの帰りを待っている ねぇみんな誰かのもとへ帰るのに 私はどうすればいい? 君の心はもう帰らないよ 君より先に気付いてしまったから さよならはきっとこの足跡辿って 私について来る 何ひとつ忘れないように 大きく息を吸う 耳を塞いで 記憶よ どうか逃げ出さないで もうあんな日々は二度とは来ない 肝心なことは誰も教えてくれなくて 覚悟もないままに季節は変わるのに 私はどうすればいい? 二人はもうあの頃とは違うよ 君がもしそれを怖れているなら さよならはきっと私がその手を引いて ここまで連れてくる やさしい嘘をつくあの子は今はどこ? 幸せな居場所 どこかで見つけたんだね 冬の匂いがする 目を逸らさずにつないだ手ほどくよ 君より先に一歩踏み出すよ 明日ならきっとこの足跡辿って 二人について来る | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ | | いつもの街に枯葉が降る いつもの通りに明かりが灯る 地下鉄の階段を上がる音 踏みしめるペダル軋む音 ねぇ誰かが誰かの帰りを待っている ねぇみんな誰かのもとへ帰るのに 私はどうすればいい? 君の心はもう帰らないよ 君より先に気付いてしまったから さよならはきっとこの足跡辿って 私について来る 何ひとつ忘れないように 大きく息を吸う 耳を塞いで 記憶よ どうか逃げ出さないで もうあんな日々は二度とは来ない 肝心なことは誰も教えてくれなくて 覚悟もないままに季節は変わるのに 私はどうすればいい? 二人はもうあの頃とは違うよ 君がもしそれを怖れているなら さよならはきっと私がその手を引いて ここまで連れてくる やさしい嘘をつくあの子は今はどこ? 幸せな居場所 どこかで見つけたんだね 冬の匂いがする 目を逸らさずにつないだ手ほどくよ 君より先に一歩踏み出すよ 明日ならきっとこの足跡辿って 二人について来る |
フラッグ手の平に昨日落ちた星が 小さな痛みと残した跡は 長く長く待たされた末に来る幸福の印だ ほの暗い蛍光灯の光が 容赦なく現実を計算する それなら人肌の夕立へ裸足で駆けてゆく 最近の君はどんな気持ち? 遠い西の空で何をしてる? あと死ぬまで何度君に会えるんだろう 私達悲しいほどに賢くもなく とりたて残酷なほど鈍くもない それでも甘いカラメルのような時間を知っている 最近の君はどんな気持ち? 遠い西の空で何をしてる? 口にしたらひどく安っぽくて幻滅するけど 例えばもし君が泣いたりしてたらすごく困るのさ 多分君もきっと同じ気持ちでいるんだろうと思うからせめて 泣いてないふりするのさ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 手の平に昨日落ちた星が 小さな痛みと残した跡は 長く長く待たされた末に来る幸福の印だ ほの暗い蛍光灯の光が 容赦なく現実を計算する それなら人肌の夕立へ裸足で駆けてゆく 最近の君はどんな気持ち? 遠い西の空で何をしてる? あと死ぬまで何度君に会えるんだろう 私達悲しいほどに賢くもなく とりたて残酷なほど鈍くもない それでも甘いカラメルのような時間を知っている 最近の君はどんな気持ち? 遠い西の空で何をしてる? 口にしたらひどく安っぽくて幻滅するけど 例えばもし君が泣いたりしてたらすごく困るのさ 多分君もきっと同じ気持ちでいるんだろうと思うからせめて 泣いてないふりするのさ |
ブラックワゴンバイパス沿いの薄緑色のフェンス からみついた下品なバラの大輪 「あんたはきっと私以下だわ」 よくある景色だ シンクにかさばるグラスもそのまま置いてきたの 終わりを決めなくちゃ 永遠に追いかけっこだもん 太陽がオレンジに燻って 青い青い夜を急かしている ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない 相変わらずで薬はちっとも効いてくれないし 少しだけ賢くなって 引き換えにほしい物なんてないもん 幸運が私に残っているのなら 今全部使ってもいいんだ ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない その足元にばら撒かれたベクトル 気軽に選んだら? ベンディングマシーンのボタン押すように どれ一つハズレはないはず ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | バイパス沿いの薄緑色のフェンス からみついた下品なバラの大輪 「あんたはきっと私以下だわ」 よくある景色だ シンクにかさばるグラスもそのまま置いてきたの 終わりを決めなくちゃ 永遠に追いかけっこだもん 太陽がオレンジに燻って 青い青い夜を急かしている ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない 相変わらずで薬はちっとも効いてくれないし 少しだけ賢くなって 引き換えにほしい物なんてないもん 幸運が私に残っているのなら 今全部使ってもいいんだ ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない その足元にばら撒かれたベクトル 気軽に選んだら? ベンディングマシーンのボタン押すように どれ一つハズレはないはず ブラックワゴンは振り向かない 今の環境全部処分して私と暮らさない? ブラックワゴンは振り向かない 生まれつきその二の腕にある印に 君はまだ気付いていない |
Vegaそうではなかった ひと時のものだった そうではなかった 幻のようだった 長い長いこの街の冬をやり過ごすには 手袋 街灯 チョコレイト 緩い坂道は身体を温めた 長い長いこの街の冬はこれからだから 手袋 街灯 チョコレイト 寒い国の映画には ほら私に似た誰か 悲しい気持ちは 白い吐息になって 低く垂れこめた雲に 溶けてゆく | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊 | | そうではなかった ひと時のものだった そうではなかった 幻のようだった 長い長いこの街の冬をやり過ごすには 手袋 街灯 チョコレイト 緩い坂道は身体を温めた 長い長いこの街の冬はこれからだから 手袋 街灯 チョコレイト 寒い国の映画には ほら私に似た誰か 悲しい気持ちは 白い吐息になって 低く垂れこめた雲に 溶けてゆく |
Homeできるだけ幸せになると約束したのは遠い春の日 不器用な別れの景色は188号線のあのカーブ 旅立つ意味さえ知らずに離れた 五月の雨に煙る朝は通い慣れたJRの一両目 人波に紛れて少しずつ変わってく街の匂い感じてた 思えばあの日がこの旅のルーツ Home ここにいる私はあの街の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home ここにいる私はあの人の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム 河沿いの大きな楠の木 今も不思議な力を信じてる 太い幹に触れたこの両手 掴めないものなど何ひとつない 導かれるように西に背を向けた 思えばあの日がこの旅のルーツ Home ここにいる私はあの街の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home ここにいる私はあの人の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home 絶え間なく生まれく悲しみは あの街に許される そうきっと永遠に流れゆくこのリズム この身体のリズム | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | できるだけ幸せになると約束したのは遠い春の日 不器用な別れの景色は188号線のあのカーブ 旅立つ意味さえ知らずに離れた 五月の雨に煙る朝は通い慣れたJRの一両目 人波に紛れて少しずつ変わってく街の匂い感じてた 思えばあの日がこの旅のルーツ Home ここにいる私はあの街の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home ここにいる私はあの人の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム 河沿いの大きな楠の木 今も不思議な力を信じてる 太い幹に触れたこの両手 掴めないものなど何ひとつない 導かれるように西に背を向けた 思えばあの日がこの旅のルーツ Home ここにいる私はあの街の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home ここにいる私はあの人の優しさでできている 繰り返す波の音 この身体のリズム Home 絶え間なく生まれく悲しみは あの街に許される そうきっと永遠に流れゆくこのリズム この身体のリズム |
僕と詩人とメール街であの夜 僕らふと目が合って 賑やかな店 その片隅で 空っぽのワイングラス いくつも並べて 何故だか君は僕を選んだ それからずっと それからたまに 僕と詩人はメール街で 切り過ぎた爪 熱い指先 まだ見ぬ人を焦がれるような瞳 いつでも彼はそんな調子で 僕と詩人はメール街で 隣の席の誰かが今夜も 知らん顔して僕らの話 聴いている いつか失くした遠い記憶や宛てのない手紙 治ったはずの悪い癖 切なくて胸が痛むようで ずっとこうしていたいようで ねぇ 君ならうまく言えるだろう? ねぇ 誰もがどうしてこんなに孤独なんだ? ねぇ 僕らはどこへ帰りたいんだい? ここではないどこかへ 小さな路地の空は狭くて 君はいつでも先を歩いた 右と左に別れた後で 君は振り向いて言った 「それを探してる。ずっとそれを探してる。」 枯葉を踏んで背中が遠ざかる 時間のトンネル抜けてまたここで会おう 自由はここにある 僕と詩人はメール街で 僕と詩人とメール街で | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | あの夜 僕らふと目が合って 賑やかな店 その片隅で 空っぽのワイングラス いくつも並べて 何故だか君は僕を選んだ それからずっと それからたまに 僕と詩人はメール街で 切り過ぎた爪 熱い指先 まだ見ぬ人を焦がれるような瞳 いつでも彼はそんな調子で 僕と詩人はメール街で 隣の席の誰かが今夜も 知らん顔して僕らの話 聴いている いつか失くした遠い記憶や宛てのない手紙 治ったはずの悪い癖 切なくて胸が痛むようで ずっとこうしていたいようで ねぇ 君ならうまく言えるだろう? ねぇ 誰もがどうしてこんなに孤独なんだ? ねぇ 僕らはどこへ帰りたいんだい? ここではないどこかへ 小さな路地の空は狭くて 君はいつでも先を歩いた 右と左に別れた後で 君は振り向いて言った 「それを探してる。ずっとそれを探してる。」 枯葉を踏んで背中が遠ざかる 時間のトンネル抜けてまたここで会おう 自由はここにある 僕と詩人はメール街で 僕と詩人とメール街で |
ポートフォリオほら人差し指で切り取った まだ君の知らない君を見せてあげたい 信号待ちのあごのライン 火照る耳たぶ ふせた瞼 見知らぬ誰かと楽しげに 通り過ぎてく 遠ざかる後ろ姿 ああ 君の色 ポートフォリオ ただ少し心が急ぐんだ いつか風に吹かれて 人は変わるものだって 夕暮れの街 五時のチャイム テールランプの波の向こう 手を振りもせず君のシルエット 眺めてるんだ 交差点で逢いましょう ああ 偶然のふりをして 君の色 ポートフォリオ | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ほら人差し指で切り取った まだ君の知らない君を見せてあげたい 信号待ちのあごのライン 火照る耳たぶ ふせた瞼 見知らぬ誰かと楽しげに 通り過ぎてく 遠ざかる後ろ姿 ああ 君の色 ポートフォリオ ただ少し心が急ぐんだ いつか風に吹かれて 人は変わるものだって 夕暮れの街 五時のチャイム テールランプの波の向こう 手を振りもせず君のシルエット 眺めてるんだ 交差点で逢いましょう ああ 偶然のふりをして 君の色 ポートフォリオ |
My name is Boogie少しくらいのジャンキーなら この両腕に抱えてあげるわ ろくでなしにもわりと縁があるの 夢見の悪いファドは丸めて 健康なあの娘に預けておいで 病んでいる君には刺激が強いみたい 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに 首筋に追いつきそうなブルーより速く手を引いてよ バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie なるべくいい子でいようとするから 面倒は起こさないわ 約束をするわ カーニバルには日常が必要よ 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに ほんの少し賢くやって それで君はもっと楽しめるから バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ ヒール壊したって損はない My name is Boogie | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 少しくらいのジャンキーなら この両腕に抱えてあげるわ ろくでなしにもわりと縁があるの 夢見の悪いファドは丸めて 健康なあの娘に預けておいで 病んでいる君には刺激が強いみたい 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに 首筋に追いつきそうなブルーより速く手を引いてよ バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie なるべくいい子でいようとするから 面倒は起こさないわ 約束をするわ カーニバルには日常が必要よ 太陽が睨んでいる 万能のスパイみたいに ほんの少し賢くやって それで君はもっと楽しめるから バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ 日没を越えたら私を呼んで My name is Boogie バックビートでどこにでも行ける どこにだって行けるさ ヒール壊したって損はない My name is Boogie |
街が死んだらきしむ手首もう動きはしない 多感な彼はKing of Folk 今となっては誰の物でもない 早撃ちジョニー Gのブルース セミヌードそれは半端な告白 電話口で匿名の抗議 「少年よ、今まさに太陽が落ちてゆく」 パレードの後はいつだってそうさ 胸の前で十字を切って 私はEjectボタンを押す 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 使い古したロマンス集めて リボンかけたようなラブソング これでどうなのbaby これなら欲しいだろう? ママのバースデイにはロック 君こそ麗しの我がボニー ジーンズで両手を拭って 「イチゴ味のキャンディに最後のお別れを」 はずかしげに少女は笑って 大きな月の夜を背負って また一人サーカスに流れてゆく 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 南京錠に錆びつくダンス いつか街が死んだら 安いギター抱え地下へと続け! 君を独りにはしないよ | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | きしむ手首もう動きはしない 多感な彼はKing of Folk 今となっては誰の物でもない 早撃ちジョニー Gのブルース セミヌードそれは半端な告白 電話口で匿名の抗議 「少年よ、今まさに太陽が落ちてゆく」 パレードの後はいつだってそうさ 胸の前で十字を切って 私はEjectボタンを押す 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 使い古したロマンス集めて リボンかけたようなラブソング これでどうなのbaby これなら欲しいだろう? ママのバースデイにはロック 君こそ麗しの我がボニー ジーンズで両手を拭って 「イチゴ味のキャンディに最後のお別れを」 はずかしげに少女は笑って 大きな月の夜を背負って また一人サーカスに流れてゆく 水銀灯に黒羽根ガラス たとえ街が死んでも 薄いノート握り地下へと続く階段駆け抜けるの! 南京錠に錆びつくダンス いつか街が死んだら 安いギター抱え地下へと続け! 君を独りにはしないよ |
Money愛の言葉は安くなって ダイヤモンドの方がずっとすてき 何千年もの時を越えて 私に会うのを待っていたのね Money… 私を駆り立てるMoney 幸せの正体は何かしら? 愛されたらそれで幸せかしら? 狩人に幸せはあるかしら? 光る石 そして私 Money 爪が伸びゆく速度で 時が流れるのを知って 朝陽の当たるこの部屋で 週末からずっとコーヒーを切らして Money… 私を悩ませるMoney 満たされることってあるかしら? いつも少し足りないの なぜかしら? 双眼鏡をのぞくその先に 手を伸ばして 空を切って Money 冬には花咲く季節を 春にはぎらつく太陽を 夏には色づく木の葉を 秋には炎のぬくもりを まだ見ぬ人 まだ見ぬ人 待ち焦がれる 待ち焦がれて 私とMoney | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 愛の言葉は安くなって ダイヤモンドの方がずっとすてき 何千年もの時を越えて 私に会うのを待っていたのね Money… 私を駆り立てるMoney 幸せの正体は何かしら? 愛されたらそれで幸せかしら? 狩人に幸せはあるかしら? 光る石 そして私 Money 爪が伸びゆく速度で 時が流れるのを知って 朝陽の当たるこの部屋で 週末からずっとコーヒーを切らして Money… 私を悩ませるMoney 満たされることってあるかしら? いつも少し足りないの なぜかしら? 双眼鏡をのぞくその先に 手を伸ばして 空を切って Money 冬には花咲く季節を 春にはぎらつく太陽を 夏には色づく木の葉を 秋には炎のぬくもりを まだ見ぬ人 まだ見ぬ人 待ち焦がれる 待ち焦がれて 私とMoney |
真夜中の虹宝物を全部大きな木にぶらさげる 不思議な果実が人知れず実ったようさ どれでも好きなの さらっていってほしい この願いとひきかえに 潮が満ちたら引いてゆく この身体がよく知っている 輝く星さえいつかは枯れてしまうのだと言う 始まりはいつも終わりを連れてくる 誰でも皆知っているのに どうかこの夢が醒めぬように どうかあの人が消えないように まだ心の何処かで信じている そんな私は少し愚かでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 あの頃の私と鏡の中で会えたなら あぁどんな言葉でこの気持ち伝えたらいい? 運命がそこまで迎えに来てるよ 怖れずに歩いておいで 美しいままで愛されるように つないだ手と手が離れぬように まだ心の何処かで信じている そんな私は少し愚かでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 約束したこと果たされるように 全て終わっても忘れぬように まだ心の何処かで信じている 人は夢見がちだと笑うでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 宝物を全部大きな木にぶらさげる 不思議な果実が人知れず実ったようさ どれでも好きなの さらっていってほしい この願いとひきかえに 潮が満ちたら引いてゆく この身体がよく知っている 輝く星さえいつかは枯れてしまうのだと言う 始まりはいつも終わりを連れてくる 誰でも皆知っているのに どうかこの夢が醒めぬように どうかあの人が消えないように まだ心の何処かで信じている そんな私は少し愚かでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 あの頃の私と鏡の中で会えたなら あぁどんな言葉でこの気持ち伝えたらいい? 運命がそこまで迎えに来てるよ 怖れずに歩いておいで 美しいままで愛されるように つないだ手と手が離れぬように まだ心の何処かで信じている そんな私は少し愚かでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 約束したこと果たされるように 全て終わっても忘れぬように まだ心の何処かで信じている 人は夢見がちだと笑うでしょうか? でも胸の奥底で信じている 手を伸ばしたら届く 真夜中の虹 |
真夜中を追いこしてダークシルバーの古いフォード 人気のないガソリンスタンド これから迎えにゆくよ 起きてろよ 雨上がりの水たまりと 点滅の信号達を くぐりぬけ無理にはしゃいだ 誰かの体温みたいな 夜にはとてもやりきれない ひとりじゃいられない Uhu hu hu hu 何度も 何度でも 真夜中を追いこした どこにも いつまでも 辿り着くことのない Uhu hu hu hu 青い鳥とか星のように 幸運が目に見えるなら 捕まえてみせるのに 言葉にならない気持ちなら リアウィンドウから捨てちまえよ 僕ら共犯者 Uhu hu hu hu 誰も教えてはくれなかったよね こんな夜のこと こんな夜があること 何度も 何度でも 真夜中を追いこした どこにも いつまでも 辿り着くことのない それでも 何度でも 真夜中を追いこした 兆しを 兆しを 真夜中のその先を | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ダークシルバーの古いフォード 人気のないガソリンスタンド これから迎えにゆくよ 起きてろよ 雨上がりの水たまりと 点滅の信号達を くぐりぬけ無理にはしゃいだ 誰かの体温みたいな 夜にはとてもやりきれない ひとりじゃいられない Uhu hu hu hu 何度も 何度でも 真夜中を追いこした どこにも いつまでも 辿り着くことのない Uhu hu hu hu 青い鳥とか星のように 幸運が目に見えるなら 捕まえてみせるのに 言葉にならない気持ちなら リアウィンドウから捨てちまえよ 僕ら共犯者 Uhu hu hu hu 誰も教えてはくれなかったよね こんな夜のこと こんな夜があること 何度も 何度でも 真夜中を追いこした どこにも いつまでも 辿り着くことのない それでも 何度でも 真夜中を追いこした 兆しを 兆しを 真夜中のその先を |
密会日没は今猫の足取り 忙しい人は今日も階段越し そして重いドアを押して 別れる時にはきっと 「ああ すっかり外は暗いね」なんて笑う 君に会うなら鞄に一つか二つ 新しいブルースを忍ばせてくるんだ 先週の新聞で巻いたスミレみたいにそっと 恋人に差し出す花束のように 誰かの干渉を上手にかわしておいで 許される範囲で 当たりさわりのないやり方で 時間潰し 手にとる個展のフライヤー ふと懐かしい気持ちはただ思い違いか? 君の選んだ言葉は何気ないくせにいつも 思いがけないほどにセンスがいい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | サンタラ | 日没は今猫の足取り 忙しい人は今日も階段越し そして重いドアを押して 別れる時にはきっと 「ああ すっかり外は暗いね」なんて笑う 君に会うなら鞄に一つか二つ 新しいブルースを忍ばせてくるんだ 先週の新聞で巻いたスミレみたいにそっと 恋人に差し出す花束のように 誰かの干渉を上手にかわしておいで 許される範囲で 当たりさわりのないやり方で 時間潰し 手にとる個展のフライヤー ふと懐かしい気持ちはただ思い違いか? 君の選んだ言葉は何気ないくせにいつも 思いがけないほどにセンスがいい |
約束のワルツ誰にも見つからないように 曲がり角を越えてから少し泣いた 桜も一緒に泣いていた 君が愛したこの街に 季節はもう何度も巡ってきて 幸せな顔をした夕暮れに染まってゆく 言えなかった気持ちも こんな日になら 私の身体を抜け出して 君に届くかも 約束するよ 忘れないよ 確かに君がここにいたことを 私の胸の奥に灯る君のぬくもりを 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私になって 君に会いにゆく 時間が私の肩を抱き 悲しみから少しずつ遠ざかる 来た道を何度でも振り返り歩いてゆく 数え切れぬ夜を越え 膝を抱えて 君のためにできること 今ならわかるの 約束するよ 忘れないよ 確かに君を愛したことを 私の隣りに並んでいた君の足跡を 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私の言葉で君に伝えたい 暮れてゆく西の空の彼方 爪先で立って遠くまで どこまでも揺れて流れてゆけ 約束の歌 | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 誰にも見つからないように 曲がり角を越えてから少し泣いた 桜も一緒に泣いていた 君が愛したこの街に 季節はもう何度も巡ってきて 幸せな顔をした夕暮れに染まってゆく 言えなかった気持ちも こんな日になら 私の身体を抜け出して 君に届くかも 約束するよ 忘れないよ 確かに君がここにいたことを 私の胸の奥に灯る君のぬくもりを 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私になって 君に会いにゆく 時間が私の肩を抱き 悲しみから少しずつ遠ざかる 来た道を何度でも振り返り歩いてゆく 数え切れぬ夜を越え 膝を抱えて 君のためにできること 今ならわかるの 約束するよ 忘れないよ 確かに君を愛したことを 私の隣りに並んでいた君の足跡を 約束するよ 忘れないよ 例え生まれ変わったとしても 私はもう一度私の言葉で君に伝えたい 暮れてゆく西の空の彼方 爪先で立って遠くまで どこまでも揺れて流れてゆけ 約束の歌 |
夢の中まで夜が明けるまであとどれくらい? 眠りと目覚め 行ったり来たり 暗い部屋の隅で健気に光るテレビ ビルの屋上で少女は歌う 手探りで確かめる 君に伝えたい言葉は その形をすぐに変えてしまう 君の心を全部使って夢の中まで忍んでおいで こんな願いに名前はないよ 他の誰かと会ってる時も君のことが忘れられないよ この気持ちを何て呼べばいいの? 雨上がりの街は水たまりを残して 昨日までの事はなかったみたいに振舞う いつもより君はまるで饒舌な素振り 二人の行方をはぐらかすの? 私の身体全部使って夢の中まで忍んでゆくの こんな願いは君を困らせるの 他の誰かのそばにいたって私のこと忘れないでいて この気持ちに罪はあるかい? 君の心を全部使って夢の中まで忍んでおいで こんな願いに名前はないよ 他の誰かと会ってる時も君のことが忘れられないよ この気持ちを何て呼べばいいの? | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 夜が明けるまであとどれくらい? 眠りと目覚め 行ったり来たり 暗い部屋の隅で健気に光るテレビ ビルの屋上で少女は歌う 手探りで確かめる 君に伝えたい言葉は その形をすぐに変えてしまう 君の心を全部使って夢の中まで忍んでおいで こんな願いに名前はないよ 他の誰かと会ってる時も君のことが忘れられないよ この気持ちを何て呼べばいいの? 雨上がりの街は水たまりを残して 昨日までの事はなかったみたいに振舞う いつもより君はまるで饒舌な素振り 二人の行方をはぐらかすの? 私の身体全部使って夢の中まで忍んでゆくの こんな願いは君を困らせるの 他の誰かのそばにいたって私のこと忘れないでいて この気持ちに罪はあるかい? 君の心を全部使って夢の中まで忍んでおいで こんな願いに名前はないよ 他の誰かと会ってる時も君のことが忘れられないよ この気持ちを何て呼べばいいの? |
夜明けのKingdom夜明けまであと少し 昨日の抜け殻がそこかしこに 裏通り この世界は広すぎて 時々は出会うはずのない二人 出会ってしまうよ いつか私達 風の強い日に 車を奪って 銀行に押し入ってしまうのかもしれない そして私達 小さな入り江まで追い詰められて 蜂の巣みたいに 撃ち抜かれ 倒れこんで 見つめ合ったままで とぅ とぅる とぅるるるるる… 夜明けまであと少し 欲しいのはただ一杯の珈琲 熱い珈琲 この世界は退屈で 時々は出会うはずのない二人 誰かが噂する いつか私達 夢と現実の境い目なんて 手に手を取って 越えてしまうでしょう 小さなつむじ風 枯葉巻き上げて 踊っているわ 残り火みたいに 胸騒いで 不安になって つま先で 慌てて 消した とぅ とぅる とぅるるるるる… | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ | | 夜明けまであと少し 昨日の抜け殻がそこかしこに 裏通り この世界は広すぎて 時々は出会うはずのない二人 出会ってしまうよ いつか私達 風の強い日に 車を奪って 銀行に押し入ってしまうのかもしれない そして私達 小さな入り江まで追い詰められて 蜂の巣みたいに 撃ち抜かれ 倒れこんで 見つめ合ったままで とぅ とぅる とぅるるるるる… 夜明けまであと少し 欲しいのはただ一杯の珈琲 熱い珈琲 この世界は退屈で 時々は出会うはずのない二人 誰かが噂する いつか私達 夢と現実の境い目なんて 手に手を取って 越えてしまうでしょう 小さなつむじ風 枯葉巻き上げて 踊っているわ 残り火みたいに 胸騒いで 不安になって つま先で 慌てて 消した とぅ とぅる とぅるるるるる… |
より道長い階段をのぼる 息を切らして鳥居をくぐる 蝉の声が夕立のように降る ここから小さな町の生活が見渡せる ここからは河沿いのあなたのお家も見えます 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 慣れない靴が私の小指をいじめるのです あなたの家の庭で風にゆれる白いシーツは 幸せの印 それは生活を選んだ幸せの旗 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 歩き過ぎて私はのぼせてしまったのです 子供の頃と同じ場所に今立ってみても 思い出すことはあまりない あれは遠い遠い昔の事 | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 長い階段をのぼる 息を切らして鳥居をくぐる 蝉の声が夕立のように降る ここから小さな町の生活が見渡せる ここからは河沿いのあなたのお家も見えます 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 慣れない靴が私の小指をいじめるのです あなたの家の庭で風にゆれる白いシーツは 幸せの印 それは生活を選んだ幸せの旗 冷たいレモン水が一杯飲みたいわ 歩き過ぎて私はのぼせてしまったのです 子供の頃と同じ場所に今立ってみても 思い出すことはあまりない あれは遠い遠い昔の事 |
ラジオが鳴ってるラジオが鳴ってる 一日が始まる 窓を開けたからやっと一人きりじゃない 強い悲しみが君の手を引いて 朝靄の街駆け抜けてゆく その逃げ足はとても速いので とうとう僕はその姿を見失った ラジオが鳴ってる 君の名前を呼ぶ 窓を開けてみても君のいない春 ある晴れた朝 僕のドアを開け 帰ってきたのはボロボロの君 僕は急いでバスタブに湯を張って 君をつっこんでブラシで髪をとかした 思っていたよりも君は手強いんだね ごめんねのかわりに二人 声をあげて笑った ラジオが鳴ってる 一日が始まる 僕らが欲しいのは今日にふさわしいミュージック | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | ラジオが鳴ってる 一日が始まる 窓を開けたからやっと一人きりじゃない 強い悲しみが君の手を引いて 朝靄の街駆け抜けてゆく その逃げ足はとても速いので とうとう僕はその姿を見失った ラジオが鳴ってる 君の名前を呼ぶ 窓を開けてみても君のいない春 ある晴れた朝 僕のドアを開け 帰ってきたのはボロボロの君 僕は急いでバスタブに湯を張って 君をつっこんでブラシで髪をとかした 思っていたよりも君は手強いんだね ごめんねのかわりに二人 声をあげて笑った ラジオが鳴ってる 一日が始まる 僕らが欲しいのは今日にふさわしいミュージック |
Little Freakここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 銀の針を突き刺して まぼろしは弾け飛んだ 長い長い夢から覚めただけさ Little Freak & Me ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 新しいベッドなら きっとすぐに見つかるさ 淋しがりやの隣りはいつだって君のためにある ここから出ておゆき Little Freak 空は荒れるだろう 思い出は渦を巻き空へ帰るだろう ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 銀の針を突き刺して まぼろしは弾け飛んだ 長い長い夢から覚めただけさ Little Freak & Me ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい Get out of my life! 新しいベッドなら きっとすぐに見つかるさ 淋しがりやの隣りはいつだって君のためにある ここから出ておゆき Little Freak 空は荒れるだろう 思い出は渦を巻き空へ帰るだろう ここから出ておゆき Little Freak 君を愛していた 何一つ残さずに消えておしまい |
R70噂は波間の魚の群れ ビルの影 すえた臭い 右頬をかすめゆく夜の速度 吐け口は早熟なコール&レスポンス 遠い昔私達は背景のない互いを愛せたのに もう忘れた? 見え透いた虚勢はいつも太陽に弱いと知っているけど その魅力を否定できる? 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで副産物としての距離で挨拶をかわしましょう メトロの追い風に襟を立てる ここからが勝負のエリア 勘違いの約束が効を奏して また巡ってきた愛すべきゴースト 出会ってしまったのも運命ね 極彩色むき出しの音楽 身体に悪いの 暗示にかけられた私が立ち尽くすのは炎天下のクロスロード 待ち人は来ない 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで偶発的な出会いに乾杯 そして私と一緒に行こう 汗をかいたグラスのスリル 浮かんで消える景色はアナログ 螺旋階段を上るハイ&ロウ グレイハウンドの鳴き声 Route70 Route70, Lay it down on my knees… | サンタラ | 砂田和俊・田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | 噂は波間の魚の群れ ビルの影 すえた臭い 右頬をかすめゆく夜の速度 吐け口は早熟なコール&レスポンス 遠い昔私達は背景のない互いを愛せたのに もう忘れた? 見え透いた虚勢はいつも太陽に弱いと知っているけど その魅力を否定できる? 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで副産物としての距離で挨拶をかわしましょう メトロの追い風に襟を立てる ここからが勝負のエリア 勘違いの約束が効を奏して また巡ってきた愛すべきゴースト 出会ってしまったのも運命ね 極彩色むき出しの音楽 身体に悪いの 暗示にかけられた私が立ち尽くすのは炎天下のクロスロード 待ち人は来ない 揮発性のリレイション アスピリンに似たミュージックショウ 唇を湿らせるシミュレイション あくまで偶発的な出会いに乾杯 そして私と一緒に行こう 汗をかいたグラスのスリル 浮かんで消える景色はアナログ 螺旋階段を上るハイ&ロウ グレイハウンドの鳴き声 Route70 Route70, Lay it down on my knees… |
ROW THE BLUESアーケードは今寝静まる シャッターの前で突っ立ってる 男は独りでお腹を空かしている 空腹な男の姿はなんてロマンティックで惨めだろう こっちを見ないで通り過ぎてくれ 困った顔をした猫が言う 慣れた手つきでカードを切る 「あんたにとって今日は特別になる 帽子があるなら丁度いい 目深にかぶれ」と猫は言う 「良くも悪くも背後に気をつけて」 ようやくその気になったのに今更白けるなんて酷い スクリーンのヒーローはいつもまわりの誰にも似てやしない ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 私のお家は遠い遠いとこ ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES あんたは朝よりずっと夜が素敵 大きな手で頬を撫でる ポケットのキャンディーをくれる 兵士の恋人はきっといなくなる 狭いキッチンに二人立ち 熱いコーヒーを飲んだっけ 退屈しのぎに金魚が跳ねている ようやくその気になったのに今更おあずけなんて酷い スクリーンのヒーローはいつもうんざりするほど馴れ馴れしい ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 私のお家は遠い遠いとこ ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 耳元でそっと誰かが呟いた ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES あんたは朝よりずっと夜が素敵 | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 砂田和俊 | | アーケードは今寝静まる シャッターの前で突っ立ってる 男は独りでお腹を空かしている 空腹な男の姿はなんてロマンティックで惨めだろう こっちを見ないで通り過ぎてくれ 困った顔をした猫が言う 慣れた手つきでカードを切る 「あんたにとって今日は特別になる 帽子があるなら丁度いい 目深にかぶれ」と猫は言う 「良くも悪くも背後に気をつけて」 ようやくその気になったのに今更白けるなんて酷い スクリーンのヒーローはいつもまわりの誰にも似てやしない ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 私のお家は遠い遠いとこ ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES あんたは朝よりずっと夜が素敵 大きな手で頬を撫でる ポケットのキャンディーをくれる 兵士の恋人はきっといなくなる 狭いキッチンに二人立ち 熱いコーヒーを飲んだっけ 退屈しのぎに金魚が跳ねている ようやくその気になったのに今更おあずけなんて酷い スクリーンのヒーローはいつもうんざりするほど馴れ馴れしい ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 私のお家は遠い遠いとこ ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES 耳元でそっと誰かが呟いた ROW, ROW, ROW THE BLUES ROW, ROW, ROW THE BLUES あんたは朝よりずっと夜が素敵 |
六月のブルースその履き慣れた薄汚いブーツを今脱げたなら どこまでだってつきまとうこの影もきっと外せるさ そしたら君の青い車を月夜の晩に盗んで 誰も知らない街に着いたら電話してさよならだけ言うんだ Me and My shadow クリーム状の夕暮れの街 Me and My shadow 逆立ちしても今にも負けそう こんな子供じみた発想など失くしたと思っていた 見知らぬ人の幸せと不幸の電波が飛び交っている 何万本のリボンがこの指の隙間をすり抜けていく 今ならそっと私が消えて雨が足跡消しても 誰もがそうさ 気付かないままうまくいきそうな気がする Me and My shadow ゼブラ模様の夕暮れの街 Me and My shadow 不意打ちされて上手に転びたい 泥だらけの私の爪先が踏み出す所はどこだろう? 踏み出す所へついて行こう | サンタラ | 田村キョウコ | 砂田和俊・田村キョウコ | | その履き慣れた薄汚いブーツを今脱げたなら どこまでだってつきまとうこの影もきっと外せるさ そしたら君の青い車を月夜の晩に盗んで 誰も知らない街に着いたら電話してさよならだけ言うんだ Me and My shadow クリーム状の夕暮れの街 Me and My shadow 逆立ちしても今にも負けそう こんな子供じみた発想など失くしたと思っていた 見知らぬ人の幸せと不幸の電波が飛び交っている 何万本のリボンがこの指の隙間をすり抜けていく 今ならそっと私が消えて雨が足跡消しても 誰もがそうさ 気付かないままうまくいきそうな気がする Me and My shadow ゼブラ模様の夕暮れの街 Me and My shadow 不意打ちされて上手に転びたい 泥だらけの私の爪先が踏み出す所はどこだろう? 踏み出す所へついて行こう |
ロージーお行儀いいねって言われたいの だって私は女だし とりかえっこはできないし 賢い人って言われたいの だっていつか陽は沈むんだし たいしてお金も持ってないし Oh ロージー 憎めないのよ 鈍感な君の ロージー 小鹿みたいなその瞳も でも私のものに手を出さないで! 月並みの良さを知りかけてるの 身体にいいこと知ってるし リビングルームは暇じゃないし ドラマはドラマと割り切りたいの 空高く光る星座達 眺めてるだけで満足よ Oh ロージー わからないのよ年下の君は ロージー 他の誰かになりたいの? でも私の後ろつけてこないで! uh baby, you must be joking… oh ロージー憎めないのよ 寂しがり屋ね ロージーひとり遊びが苦手な子 でも私のものに手を出さないでね | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | お行儀いいねって言われたいの だって私は女だし とりかえっこはできないし 賢い人って言われたいの だっていつか陽は沈むんだし たいしてお金も持ってないし Oh ロージー 憎めないのよ 鈍感な君の ロージー 小鹿みたいなその瞳も でも私のものに手を出さないで! 月並みの良さを知りかけてるの 身体にいいこと知ってるし リビングルームは暇じゃないし ドラマはドラマと割り切りたいの 空高く光る星座達 眺めてるだけで満足よ Oh ロージー わからないのよ年下の君は ロージー 他の誰かになりたいの? でも私の後ろつけてこないで! uh baby, you must be joking… oh ロージー憎めないのよ 寂しがり屋ね ロージーひとり遊びが苦手な子 でも私のものに手を出さないでね |
100miles ~虹を追いかけて占い師は言った 私の手を握って 「おまえの旅は続くのだろう これから先もずっと」 あまりに大きな月がそれを見ていた ハイウェイの入り口はどこにでもある その気があるのなら私にKISSをして 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで道は続くから 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles きっと誰もが二人をうらやむわ 見たことのない物を見に行こう baby 私のパパは言った 深いため息ついて 「これじゃ満足できないのだろう?」そのとおりよ きっと 憧れは手のひらで簡単に色褪せた ハイウェイの入り口はどこにでもある その気があるのなら今すぐシャツを着て 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで走ってゆきたいわ 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles 退屈させないと誓うわ 足りない何かを捕まえよう baby 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで道は続くから 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles きっと今より素敵な日々が来る 見たことのない物を見に行こう baby | サンタラ | 田村キョウコ・砂田和俊 | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 占い師は言った 私の手を握って 「おまえの旅は続くのだろう これから先もずっと」 あまりに大きな月がそれを見ていた ハイウェイの入り口はどこにでもある その気があるのなら私にKISSをして 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで道は続くから 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles きっと誰もが二人をうらやむわ 見たことのない物を見に行こう baby 私のパパは言った 深いため息ついて 「これじゃ満足できないのだろう?」そのとおりよ きっと 憧れは手のひらで簡単に色褪せた ハイウェイの入り口はどこにでもある その気があるのなら今すぐシャツを着て 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで走ってゆきたいわ 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles 退屈させないと誓うわ 足りない何かを捕まえよう baby 道連れは君 100miles, 200miles, 一番好きな君をさらってゆくわ もっと先まで道は続くから 100miles, 200miles, 虹を追いかける 400miles きっと今より素敵な日々が来る 見たことのない物を見に行こう baby |
WORK SONG小雨がぱらつく公園通り 男は今朝もバスを待つ 右手で広げたペーパーバックから何度か顔を上げる 男の働くマーケットまで渋滞の列は続く ゆるいブレーキに身体揺らして いつもの道のり ああ心が離れてゆく 今や彼はマフィアになって 20年代の路地裏を颯爽と駆け抜けている こんな日々も悪くない 彼とすれ違えば分かる こんな日々も本当悪くない 口ずさむのはWORK SONG 髪を撫でつけてエプロン被り 広いフロア 午前9時 大きなカートに缶詰積んだら あとは慣れたもんさ ああ心が離れてゆく 今度のバカンスには 割とタフなあの子を連れて さあどこへ旅に出よう こんな日々も悪くない 彼とすれ違えば分かる こんな日々も本当悪くない 口ずさむのはWORK SONG 口ずさむのはWORK SONG | サンタラ | 田村キョウコ | 田村キョウコ・砂田和俊 | | 小雨がぱらつく公園通り 男は今朝もバスを待つ 右手で広げたペーパーバックから何度か顔を上げる 男の働くマーケットまで渋滞の列は続く ゆるいブレーキに身体揺らして いつもの道のり ああ心が離れてゆく 今や彼はマフィアになって 20年代の路地裏を颯爽と駆け抜けている こんな日々も悪くない 彼とすれ違えば分かる こんな日々も本当悪くない 口ずさむのはWORK SONG 髪を撫でつけてエプロン被り 広いフロア 午前9時 大きなカートに缶詰積んだら あとは慣れたもんさ ああ心が離れてゆく 今度のバカンスには 割とタフなあの子を連れて さあどこへ旅に出よう こんな日々も悪くない 彼とすれ違えば分かる こんな日々も本当悪くない 口ずさむのはWORK SONG 口ずさむのはWORK SONG |