天草恋唄風のうわさを 鴎に聞いて あなた探して 港駅 離れて知った この愛は 天草灘(なだ)の 海より深い 三角(みすみ) 大矢野(おおやの) 中(なか)の橋(はし) 縁(えにし)つないで 縁つないで もういちど 言葉少ない あなたのこころ 見失ったの 悔やみます 嵐のような 憂(う)き世(よ)なら いたわり合って 暮らしてみたい 崎津(さきつ) 大江(おおえ)の天主堂(てんしゅどう) 縁つないで 縁つないで もういちど きっと恋しい あなたに逢える 信じなさいと 鐘が鳴る 涙の跡(あと)も ため息も 天草灘の 夕陽で洗い 明日(あす)は 牛深(うしぶか) 遠見山(とおみやま) 縁つないで 縁つないで もういちど | 平田京子 | さくらちさと | 星川裕二 | 佐藤和豊 | 風のうわさを 鴎に聞いて あなた探して 港駅 離れて知った この愛は 天草灘(なだ)の 海より深い 三角(みすみ) 大矢野(おおやの) 中(なか)の橋(はし) 縁(えにし)つないで 縁つないで もういちど 言葉少ない あなたのこころ 見失ったの 悔やみます 嵐のような 憂(う)き世(よ)なら いたわり合って 暮らしてみたい 崎津(さきつ) 大江(おおえ)の天主堂(てんしゅどう) 縁つないで 縁つないで もういちど きっと恋しい あなたに逢える 信じなさいと 鐘が鳴る 涙の跡(あと)も ため息も 天草灘の 夕陽で洗い 明日(あす)は 牛深(うしぶか) 遠見山(とおみやま) 縁つないで 縁つないで もういちど |
紅の橋かたく結んだ 帯紐(おびひも)を あなたの情けが ほどかせた 儚(はかな)い夢です この恋は 知っていながら 逢いたくて 今夜も渡る 紅の橋 一夜一夜(ひとよひとよ)を 重ねたら 運命(さだめ)の向こうへ 行(ゆ)けますか どなたの元へも 帰さない そんなわがまま 言えなくて 唇かんで 紅をさす 白い障子を 染めながら 夜明けが別れを つれてくる 縋(すが)ればなおさら つらいから たぎる胸の火 ため息に つつんで流す 紅の橋 | 平田京子 | さくらちさと | 星川裕二 | 佐藤和豊 | かたく結んだ 帯紐(おびひも)を あなたの情けが ほどかせた 儚(はかな)い夢です この恋は 知っていながら 逢いたくて 今夜も渡る 紅の橋 一夜一夜(ひとよひとよ)を 重ねたら 運命(さだめ)の向こうへ 行(ゆ)けますか どなたの元へも 帰さない そんなわがまま 言えなくて 唇かんで 紅をさす 白い障子を 染めながら 夜明けが別れを つれてくる 縋(すが)ればなおさら つらいから たぎる胸の火 ため息に つつんで流す 紅の橋 |
ほほ笑み月夜苦労したぶん 深くなる 夫婦という名の まるい縁 好いて好かれて 好かれて好いて ふたりしみじみ 猪口(ちょこ)傾けりゃ 月もほんのり ほほ笑み月夜 惚れているから 妬(や)きもしょう 命もかけます ゆるします 泣いて泣かれて 泣かせて泣いて 生きて行きましょ 不器用どうし 肩を寄せ合う ほほ笑み月夜 きのう北風 きょうは凪(なぎ) 明日は吹きます 追い風が 運も不運も 不幸も幸も 春夏秋冬 ふたりでひとつ 満ちてうれしい ほほ笑み月夜 | 平田京子 | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | 苦労したぶん 深くなる 夫婦という名の まるい縁 好いて好かれて 好かれて好いて ふたりしみじみ 猪口(ちょこ)傾けりゃ 月もほんのり ほほ笑み月夜 惚れているから 妬(や)きもしょう 命もかけます ゆるします 泣いて泣かれて 泣かせて泣いて 生きて行きましょ 不器用どうし 肩を寄せ合う ほほ笑み月夜 きのう北風 きょうは凪(なぎ) 明日は吹きます 追い風が 運も不運も 不幸も幸も 春夏秋冬 ふたりでひとつ 満ちてうれしい ほほ笑み月夜 |
りんどうの宿そえぬ運命(さだめ)を なげくより いっそ散りたい その胸で いいの 明日は いりません こぼす吐息が うす紫に 泣いて咲きます 泣いて咲きます りんどうの宿 今宵一夜(ひとよ)が 一生と 決めた女の 胸のうち そうよ 憂き世は 忘れましょう 遠くまたたく 湯の町あかり 月も濡れます 月も濡れます りんどうの宿 別れ上手を 演じれば しめる博多の 帯が泣く わたし 最後の 恋でした 着せた上着を もいちど脱がせ すがりつきたい すがりつきたい りんどうの宿 | 平田京子 | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | そえぬ運命(さだめ)を なげくより いっそ散りたい その胸で いいの 明日は いりません こぼす吐息が うす紫に 泣いて咲きます 泣いて咲きます りんどうの宿 今宵一夜(ひとよ)が 一生と 決めた女の 胸のうち そうよ 憂き世は 忘れましょう 遠くまたたく 湯の町あかり 月も濡れます 月も濡れます りんどうの宿 別れ上手を 演じれば しめる博多の 帯が泣く わたし 最後の 恋でした 着せた上着を もいちど脱がせ すがりつきたい すがりつきたい りんどうの宿 |