とある木洩れ陽より並木道に映る足音 とてもよく晴れていた日に いつも通りはしゃぐ声の中 風に揺らされていた 変わらずここで景色を担って 誰かの記憶になる ブランコ揺らす あの足がどこまでも伸びていてほしい 明くる日も陽だまりを笑って 雨に降られて洗われる そんな日々を織りなす君が どんな日も笑っていられたなら 寂しい背中 悲しい足取り どんな日だったかは知らない それだって ほら 物語に欠かせない 大事な彩り どれもが君の心次第で変わっていく 景色や言葉、温もり、色 君だけのもの 並木道 遠退く足音 夕陽が大きく手を振る 眠りたくなくても夜に溶けていく また明日になる 眩しい陽射しに項垂れる時は 優しい木陰でありたい そんな僕も織りなす景色で記憶を重ねる君が 明くる日も陽だまりを笑って 雨に躓くこともあるだろう 君が織りなす日々が どんな日も素晴らしくあるように 並木道に映る足音 いつの日も嫌わないでいて できるだけ僕は綺麗な葉を咲かせて その物語へ 変わらず眺めるだろう 繰り返す日々の魔法を | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | 並木道に映る足音 とてもよく晴れていた日に いつも通りはしゃぐ声の中 風に揺らされていた 変わらずここで景色を担って 誰かの記憶になる ブランコ揺らす あの足がどこまでも伸びていてほしい 明くる日も陽だまりを笑って 雨に降られて洗われる そんな日々を織りなす君が どんな日も笑っていられたなら 寂しい背中 悲しい足取り どんな日だったかは知らない それだって ほら 物語に欠かせない 大事な彩り どれもが君の心次第で変わっていく 景色や言葉、温もり、色 君だけのもの 並木道 遠退く足音 夕陽が大きく手を振る 眠りたくなくても夜に溶けていく また明日になる 眩しい陽射しに項垂れる時は 優しい木陰でありたい そんな僕も織りなす景色で記憶を重ねる君が 明くる日も陽だまりを笑って 雨に躓くこともあるだろう 君が織りなす日々が どんな日も素晴らしくあるように 並木道に映る足音 いつの日も嫌わないでいて できるだけ僕は綺麗な葉を咲かせて その物語へ 変わらず眺めるだろう 繰り返す日々の魔法を |
Dreamsあの日 僕は夢を見ていた 物語を描いていた その地図のまま歩いて 行き着くと信じていた 追い掛ければ いつの間に嵐 地図にない激しい痛み ただ それさえ楽しくて どれもが眩しく映った 叶わない夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ ボロボロでも諦めはしないだろう きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で あの日 僕は夢を見ていた 愚かなほど綺麗な 色褪せないまま ずっと 輝いている夢 伸ばした手が届かぬように 渇ききった眼のように 暗闇の星のように 胸の奥でさざめいた 果てのない茨の道を 飲み込まれそうな不安の渦を 傷付くほどに 望んでしまう臆病な手 例えば 雨上がりのような 眩しい夜明けのような話を きっと 今も 僕は 愚かにも信じてしまうから それが夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ 眩しい夜明けを迎えにいこう さあ きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | あの日 僕は夢を見ていた 物語を描いていた その地図のまま歩いて 行き着くと信じていた 追い掛ければ いつの間に嵐 地図にない激しい痛み ただ それさえ楽しくて どれもが眩しく映った 叶わない夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ ボロボロでも諦めはしないだろう きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で あの日 僕は夢を見ていた 愚かなほど綺麗な 色褪せないまま ずっと 輝いている夢 伸ばした手が届かぬように 渇ききった眼のように 暗闇の星のように 胸の奥でさざめいた 果てのない茨の道を 飲み込まれそうな不安の渦を 傷付くほどに 望んでしまう臆病な手 例えば 雨上がりのような 眩しい夜明けのような話を きっと 今も 僕は 愚かにも信じてしまうから それが夢だと知って 僕らは嵐に飛び込んでいく 今も輝いて 心を呼ぶ光の方へ 不確かなままいこうぜ 眩しい夜明けを迎えにいこう さあ きっと 僕ら 夢を 何度でも振り翳して笑う 嵐の中で |
New Clothes俺は恥ずべき裸の王様 理想を求めすぎて壊れた 目の前で猿が手を叩いている ように見える 心の内に指を差されて 期待の眼差しに焼かれて まさに処刑台に見えた 今日もそこに足を掛ける さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 輝く光が羨ましくて その光になろうと継当て 覆い隠すように着飾る日々 目を伏せる 理想に心が眩んだまま 夜な夜なその闇に飲まれた この肌が照らされてしまう前に引鉄を引きたい 俺は恥ずべき裸の王様 そして新しく袖を通す 他の誰でもない俺が 選ぶ 歪な正しさに さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 今が正しい未来 さぁ どんな姿で歌おうか | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 俺は恥ずべき裸の王様 理想を求めすぎて壊れた 目の前で猿が手を叩いている ように見える 心の内に指を差されて 期待の眼差しに焼かれて まさに処刑台に見えた 今日もそこに足を掛ける さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 輝く光が羨ましくて その光になろうと継当て 覆い隠すように着飾る日々 目を伏せる 理想に心が眩んだまま 夜な夜なその闇に飲まれた この肌が照らされてしまう前に引鉄を引きたい 俺は恥ずべき裸の王様 そして新しく袖を通す 他の誰でもない俺が 選ぶ 歪な正しさに さぁ どんな姿で歌おうか 決して消えない過去の上に立って 今 歪なほどに正しい未来 嗄れたって 消えない誓いを翳して 今が正しい未来 さぁ どんな姿で歌おうか |
ニューワールド・ガイダンス気がつけば また知らない路地裏 夢から目醒めたみたいにわかった きらめき 追いかけた先 迷ったここが新世界 目が回るように移ろう街 どこかの正義に翳るノスタルジー ざわめき また居場所がない ここじゃないと思いたいひとり 目を閉じても開けても 真っ暗な一筋の光 生きていたいと聞こえた 信号が変わった 全部捨て去って リボンをつけ 今 火を放つよ 手の鳴る方へ そこで笑っていれるなら もう どうせいつか終わる世界の上で 生きてみるから 光を求め彷徨う お許しを 気がつけば また知らない路地裏 覚えちゃいないが まだ動く足 勝ち得たのか 逃げてきたのか 夢が醒めた後の世界 昨日の幸福ばかり見る人 期待に疲れて立ち止まる人 迷いも虚しさも口にする度 自分で確かめる事になる 救われたいわけじゃない けど誰も肩を叩かない 選ばれなかった僕だ 信号がまた変わった それがどうだ 抱きしめ合って 愛を見せびらかし回るよ 灰になるまで まるで狂って見えるようなダンス どうか救いのない世界の上で 求めゆくまま 悪魔に捧ぐ魂に祈りを 眠れない日が続く 重たくなる 眠れない日が続く 霞んでゆく 探し続けている まだ見えている それだけで僕は歩ける 生きてゆける 全部捨て去って リボンをつけ 今 火を放つよ 手の鳴る方へ そこで笑っていれるなら もう 抱きしめ合って 愛を見せびらかし回るよ 灰になるまで まるで狂って見えるようなダンス どうか救いのない世界の上で 求めゆくまま 悪魔に捧ぐ魂に祈りを 眠れない日が続く 夢から目醒めてゆく | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 気がつけば また知らない路地裏 夢から目醒めたみたいにわかった きらめき 追いかけた先 迷ったここが新世界 目が回るように移ろう街 どこかの正義に翳るノスタルジー ざわめき また居場所がない ここじゃないと思いたいひとり 目を閉じても開けても 真っ暗な一筋の光 生きていたいと聞こえた 信号が変わった 全部捨て去って リボンをつけ 今 火を放つよ 手の鳴る方へ そこで笑っていれるなら もう どうせいつか終わる世界の上で 生きてみるから 光を求め彷徨う お許しを 気がつけば また知らない路地裏 覚えちゃいないが まだ動く足 勝ち得たのか 逃げてきたのか 夢が醒めた後の世界 昨日の幸福ばかり見る人 期待に疲れて立ち止まる人 迷いも虚しさも口にする度 自分で確かめる事になる 救われたいわけじゃない けど誰も肩を叩かない 選ばれなかった僕だ 信号がまた変わった それがどうだ 抱きしめ合って 愛を見せびらかし回るよ 灰になるまで まるで狂って見えるようなダンス どうか救いのない世界の上で 求めゆくまま 悪魔に捧ぐ魂に祈りを 眠れない日が続く 重たくなる 眠れない日が続く 霞んでゆく 探し続けている まだ見えている それだけで僕は歩ける 生きてゆける 全部捨て去って リボンをつけ 今 火を放つよ 手の鳴る方へ そこで笑っていれるなら もう 抱きしめ合って 愛を見せびらかし回るよ 灰になるまで まるで狂って見えるようなダンス どうか救いのない世界の上で 求めゆくまま 悪魔に捧ぐ魂に祈りを 眠れない日が続く 夢から目醒めてゆく |
花と詩人空白だらけの部屋を埋めるように 君は笑った 差し込む光も まるでドレスのように綺麗に纏って 僕は眺めているだけで 何も言えずにいた それが積まれて 穴だらけになった日々を見ていた 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 飲み干してしまえど 胃の中で消える愛を笑った そればかり求めて口にしていても 痩せこけていくだけ 時に胸が痛くて だけど触れていたくて その度 離れてしまう未来に怯えて いつもそばにいたくて 君のためになんて 言えないのに 探して 愛は水のよう 君は花のよう いずれ枯れるとしても 時計の針を 戻しはしないよ 君のいない日々は もう僕じゃないから 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 一言では語りたくなくて また足掻いては 積み上げていく 狂おしいほどいつも同じ 愛してるなんて 呆れる言葉だけ 空白だらけの僕を埋めるように 君は笑った 足りない言葉の その余白すらも埋めて笑った | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 空白だらけの部屋を埋めるように 君は笑った 差し込む光も まるでドレスのように綺麗に纏って 僕は眺めているだけで 何も言えずにいた それが積まれて 穴だらけになった日々を見ていた 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 飲み干してしまえど 胃の中で消える愛を笑った そればかり求めて口にしていても 痩せこけていくだけ 時に胸が痛くて だけど触れていたくて その度 離れてしまう未来に怯えて いつもそばにいたくて 君のためになんて 言えないのに 探して 愛は水のよう 君は花のよう いずれ枯れるとしても 時計の針を 戻しはしないよ 君のいない日々は もう僕じゃないから 言葉にするには まだ程遠くて 想いばかりを募らせていく 行き着く先はいつも同じ 愛してるなんて 歯痒い言葉だけ 一言では語りたくなくて また足掻いては 積み上げていく 狂おしいほどいつも同じ 愛してるなんて 呆れる言葉だけ 空白だらけの僕を埋めるように 君は笑った 足りない言葉の その余白すらも埋めて笑った |
heartbeat心は今 溢れ返るほどの想いを携えて 眩しいままのその心へ 鼓動を放つよ 君を目指して それはまるで海の様な 声にならない想いの渦 知らない僕に触れるように 濁流に飲み込まれるように 溺れていく水底で聞こえた心地良い音 君の心の中で僕は息をしていますか 遠く離れていても 今 聞こえる音を手繰り寄せるよ 心は今 君と交わす想いを重ねて脈を打つ 君に触れた その時から 互いに欠片を預けたまま それが今を繋いできたとしても 大袈裟でもないほどに たとえ 心の底で僕を見失うとしても きっと 光り続ける君が何度も思い出させる 抱き締めた時に触れる / 互いの欠片が 両の胸で鳴るぬくもり / 僕らのしるし 欠けた心を合わせて / 不揃いな音が ひとつを奏でるぬくもり / 響き合うように 僕らはお互いの心は覗けないから 伝え合う 分かち合う 信じ合う 鼓動を 重ね合うたびにめぐり逢う 溢れる想いに きっと 何度も溺れては 眩しいすぐ側まで 君の心の中で僕は息をしていますか 僕は放ち続ける 君が君を見失わぬ光を | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 心は今 溢れ返るほどの想いを携えて 眩しいままのその心へ 鼓動を放つよ 君を目指して それはまるで海の様な 声にならない想いの渦 知らない僕に触れるように 濁流に飲み込まれるように 溺れていく水底で聞こえた心地良い音 君の心の中で僕は息をしていますか 遠く離れていても 今 聞こえる音を手繰り寄せるよ 心は今 君と交わす想いを重ねて脈を打つ 君に触れた その時から 互いに欠片を預けたまま それが今を繋いできたとしても 大袈裟でもないほどに たとえ 心の底で僕を見失うとしても きっと 光り続ける君が何度も思い出させる 抱き締めた時に触れる / 互いの欠片が 両の胸で鳴るぬくもり / 僕らのしるし 欠けた心を合わせて / 不揃いな音が ひとつを奏でるぬくもり / 響き合うように 僕らはお互いの心は覗けないから 伝え合う 分かち合う 信じ合う 鼓動を 重ね合うたびにめぐり逢う 溢れる想いに きっと 何度も溺れては 眩しいすぐ側まで 君の心の中で僕は息をしていますか 僕は放ち続ける 君が君を見失わぬ光を |
balloon温もりは ずっとそばにあった 狭い景色 ずっと外から見ていた あぁ また 迷うんだろうか どこまで行っても 果てがない景色 迷わない 悩まない 立ち止まる事もないくらい 歩いた 走った それでも 正しさがない どこから どこまで 宇宙は広がっているのでしょう 誰も正せない 探せない 僕の居場所はない気がします 温もりは ずっとそばにあった 広い目なら 気付けたのかな 鏡の中 僕は笑っていましたか 誰もちゃんと 自分の顔は知らないのでしょう ここまで ずっと 呼吸をしてきた こんな風に 捻じ曲がってきた 空っぽの 風船 みたいに 街を 見下して 浮いていたんだった それ故 気付けなかった 温もりは ずっとそばにあった 誰も 飛べやしないけど 今は どこまで 歩いてゆけるような ここまで 来た道 くらいは振り返ってみても大丈夫 歩いた 走った 独りで生きていると思っていた 間違った 唯一 それだけはちゃんと言えると思う どこから どこまで 宇宙なのか解らなくても | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 温もりは ずっとそばにあった 狭い景色 ずっと外から見ていた あぁ また 迷うんだろうか どこまで行っても 果てがない景色 迷わない 悩まない 立ち止まる事もないくらい 歩いた 走った それでも 正しさがない どこから どこまで 宇宙は広がっているのでしょう 誰も正せない 探せない 僕の居場所はない気がします 温もりは ずっとそばにあった 広い目なら 気付けたのかな 鏡の中 僕は笑っていましたか 誰もちゃんと 自分の顔は知らないのでしょう ここまで ずっと 呼吸をしてきた こんな風に 捻じ曲がってきた 空っぽの 風船 みたいに 街を 見下して 浮いていたんだった それ故 気付けなかった 温もりは ずっとそばにあった 誰も 飛べやしないけど 今は どこまで 歩いてゆけるような ここまで 来た道 くらいは振り返ってみても大丈夫 歩いた 走った 独りで生きていると思っていた 間違った 唯一 それだけはちゃんと言えると思う どこから どこまで 宇宙なのか解らなくても |
Beautiful瞬く度 空を破っていく 恐ろしくも儚い雷 目が眩むほどに焦がれてしまっていた 消えていく事すら もう 叫ぶように光って 数秒を奪っていく 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていった きっと 僕もそう あの光のように 空っぽの空に 線を描いている 鳴り響く度 呑み込んでいく 一生分の音を僕は聴いている 幸も不幸も全て 同時に鳴っていた この鼓動と似た音だ 消えると知っていて 命を放つ 暗闇を裂いて また次ぐ闇へ そんな未来を 今日も受け取っている 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていく 悲しみの裏で笑っている 怒りのそばで祈っている 泥水に映った星の様 たった一度 一瞬 放つために 一生を使って消えた 気が狂うほどの 暗闇を越えて 僕も探している あの光のように あの光のように 暗闇の向こうへ 叫ぶように光って 数秒を奪っていく 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていった きっと 僕もそう あの光のように 空っぽの空に 線を描いている 輝く度 耳を澄ましている 勇ましくも儚い雷 眩しいまま 胸に今も焼き付いている 僕もいつかは | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 瞬く度 空を破っていく 恐ろしくも儚い雷 目が眩むほどに焦がれてしまっていた 消えていく事すら もう 叫ぶように光って 数秒を奪っていく 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていった きっと 僕もそう あの光のように 空っぽの空に 線を描いている 鳴り響く度 呑み込んでいく 一生分の音を僕は聴いている 幸も不幸も全て 同時に鳴っていた この鼓動と似た音だ 消えると知っていて 命を放つ 暗闇を裂いて また次ぐ闇へ そんな未来を 今日も受け取っている 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていく 悲しみの裏で笑っている 怒りのそばで祈っている 泥水に映った星の様 たった一度 一瞬 放つために 一生を使って消えた 気が狂うほどの 暗闇を越えて 僕も探している あの光のように あの光のように 暗闇の向こうへ 叫ぶように光って 数秒を奪っていく 居場所を探して 真っ直ぐに落ちていった きっと 僕もそう あの光のように 空っぽの空に 線を描いている 輝く度 耳を澄ましている 勇ましくも儚い雷 眩しいまま 胸に今も焼き付いている 僕もいつかは |
不死身と七不思議化学ではもう解き明かされているらしい不思議 頭の悪い僕には意味不明な文字の羅列だった オーロラがなんで揺れるのか 虹が七色になるのか 僕らはどうして終わるのか 理解させてくれよ 知りたい事 全てを知る為に支払う時間 笑えるほど 僕にはそもそも この世が不思議だった 飽きる程読んだつもりの図鑑 眺めて終わった写真と絵 上手くなったって足りなかった 命の使い方 そうやって どれも「わからない」で広げてった図書館で 「何から手を付けるべきか」も探してしまうよ 繰り返しの朝がやって来ては 退屈を引き摺っていた それはまるで息がないようで だけど死んだ訳でもないの 代わり映えのない世界で僕は その意味の欠片をきっと 拾い集めて答えにするんだ 訪れる終わりを笑うんだ ひとりでなら 惑わされる事なく導けたよ 比べる物のない答えなら 無敵だと思えたんだ 君は突然に現れた 僕の全てを変えていった 無敵の牙城は崩れ去った あぁ 忙しいかも ねぇ だって 君と出会ってしまった 答えはふたつになった 集めたその欠片を見せ合って 笑ってみたくなった 形のない時間に遊ばれて 使い切ってしまいそうな ひとり分の使い方だって 君となら分け合えるのかな いつか僕がひとりで結んだ 果たすべき約束だって だらけて終わってしまわないように 僕の側で見張って欲しいんだ オーロラが揺れるような不確かだった 虹のような感情だった 色とりどり 忙しなく僕の答えも変わった だから息をする度 笑う度 泣く度に見てみたいよ 図鑑にはない僕と君の未来を その欠片を散りばめていく 繰り返しの朝がやって来ては 皺々に笑い合った 終わりを見てしまわないように それまでは不死身でいたいんだ いつか君とふたりで結んだ 果たすべき約束の上 いつだって君に聞いて欲しいんだ 君とだから見付けた答えを 科学ではもう解き明かされているらしい不思議 君と繋ぐこの手だけが知る僕の不思議 | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 化学ではもう解き明かされているらしい不思議 頭の悪い僕には意味不明な文字の羅列だった オーロラがなんで揺れるのか 虹が七色になるのか 僕らはどうして終わるのか 理解させてくれよ 知りたい事 全てを知る為に支払う時間 笑えるほど 僕にはそもそも この世が不思議だった 飽きる程読んだつもりの図鑑 眺めて終わった写真と絵 上手くなったって足りなかった 命の使い方 そうやって どれも「わからない」で広げてった図書館で 「何から手を付けるべきか」も探してしまうよ 繰り返しの朝がやって来ては 退屈を引き摺っていた それはまるで息がないようで だけど死んだ訳でもないの 代わり映えのない世界で僕は その意味の欠片をきっと 拾い集めて答えにするんだ 訪れる終わりを笑うんだ ひとりでなら 惑わされる事なく導けたよ 比べる物のない答えなら 無敵だと思えたんだ 君は突然に現れた 僕の全てを変えていった 無敵の牙城は崩れ去った あぁ 忙しいかも ねぇ だって 君と出会ってしまった 答えはふたつになった 集めたその欠片を見せ合って 笑ってみたくなった 形のない時間に遊ばれて 使い切ってしまいそうな ひとり分の使い方だって 君となら分け合えるのかな いつか僕がひとりで結んだ 果たすべき約束だって だらけて終わってしまわないように 僕の側で見張って欲しいんだ オーロラが揺れるような不確かだった 虹のような感情だった 色とりどり 忙しなく僕の答えも変わった だから息をする度 笑う度 泣く度に見てみたいよ 図鑑にはない僕と君の未来を その欠片を散りばめていく 繰り返しの朝がやって来ては 皺々に笑い合った 終わりを見てしまわないように それまでは不死身でいたいんだ いつか君とふたりで結んだ 果たすべき約束の上 いつだって君に聞いて欲しいんだ 君とだから見付けた答えを 科学ではもう解き明かされているらしい不思議 君と繋ぐこの手だけが知る僕の不思議 |
Fragile今更 気付いたよ この世はずっと異常だと そして僕はいつも無力でいる 守りたい物が多いほど 変わる時代に敗れた 地べたを這いずる哀れな虫 その声で 僕は何度でも息を吹き返す それだけでいいよ 何度も羽ばたける いつも 生きる意味を探している 誰かの何かになりたくて それが満たされた事はない 今更 気付いたよ 異常である事が普通だと 変わりながらも続いていく その声で 僕は何度でも息を吹き返す ただ手を繋いでいよう 僕らで作ろう 誰も知らない それだけでいいよ 孤独を分け合える いつも | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 今更 気付いたよ この世はずっと異常だと そして僕はいつも無力でいる 守りたい物が多いほど 変わる時代に敗れた 地べたを這いずる哀れな虫 その声で 僕は何度でも息を吹き返す それだけでいいよ 何度も羽ばたける いつも 生きる意味を探している 誰かの何かになりたくて それが満たされた事はない 今更 気付いたよ 異常である事が普通だと 変わりながらも続いていく その声で 僕は何度でも息を吹き返す ただ手を繋いでいよう 僕らで作ろう 誰も知らない それだけでいいよ 孤独を分け合える いつも |
BABY STEP幼いままで 大人になって 胸も張れず 意味を探す日々 何をやるにも心は足りないと言う もっと素晴らしいはずだと言う 認めるための傷 増やす度に 命が泣いている 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー あなたは未だに 生まれていないとさえ思うよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は変わるのだから 幼い僕は 孤独を知っている いつも誰かと比べてしまうから それが 時にはとても暖かいから なぜか 尚更悲しくなった 大人になろうとして 無表情で ずっと怯えて 夢見がちな日々 立ち止まったまま 歩んで行く誰かの背中を見ていると 怖くて寂しいから どうしても歪み合ってしまうよ ねぇ もっと 単純でいいよ 足りないものばかりで できた世界の上だろう 誰になろうとも 自分でしかないんだよ 臆病な僕はすぐ隠してしまうけど 思い出してよ この世でたったひとつ 僕の命が泣いている 意味がないとしても 今 笑っていられたらいいだろう 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー それすら笑えてしまうほど いつも僕のそばにあるんだよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は 全ては変わっていくのだから 僕が僕として生きることこそが 偉大な一歩目だから | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 幼いままで 大人になって 胸も張れず 意味を探す日々 何をやるにも心は足りないと言う もっと素晴らしいはずだと言う 認めるための傷 増やす度に 命が泣いている 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー あなたは未だに 生まれていないとさえ思うよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は変わるのだから 幼い僕は 孤独を知っている いつも誰かと比べてしまうから それが 時にはとても暖かいから なぜか 尚更悲しくなった 大人になろうとして 無表情で ずっと怯えて 夢見がちな日々 立ち止まったまま 歩んで行く誰かの背中を見ていると 怖くて寂しいから どうしても歪み合ってしまうよ ねぇ もっと 単純でいいよ 足りないものばかりで できた世界の上だろう 誰になろうとも 自分でしかないんだよ 臆病な僕はすぐ隠してしまうけど 思い出してよ この世でたったひとつ 僕の命が泣いている 意味がないとしても 今 笑っていられたらいいだろう 限りあるものが 僕らを迷わせてしまうけど オー ベイビー それすら笑えてしまうほど いつも僕のそばにあるんだよ あぁ だって 僕が僕を好きになった瞬間から 世界は 全ては変わっていくのだから 僕が僕として生きることこそが 偉大な一歩目だから |
ベランダ降り頻る雨 切り裂くみたいに 国道を流れる車 迷いのない その鋭い光 ベランダで眺めていた 部屋の中でも外でもない場所 半端な僕にはよく似合う 心で靴を履く言葉 喉元で立ち止まっている 君を見つめるのが怖くて あるいは見つめられるのが怖くて 傷付け合うばかりでも その傷さえ飲み干してみせるのに ただ手を繋いで笑っていられたら 車は雨の気持ちなんて知らない 目的地まで走っていく 何気なく口を衝いて 出た言葉で どれほどに傷付けただろう いつかは終わっていく寂しさも 君の笑う顔ですぐにほどけた その度 少しだけ痺れる 膨らんでいく愛しさで浮かばれたら この雨を見下ろす星になれたら 君を見つめるのが怖くて あるいは見つめられるのが怖くて 傷付け合うばかりでも その傷さえ飲み干してみせるのに ただ手を繋いで 言葉もなく笑って ごめんね 傍に来て 傍に居て この雨を見下ろす星になれたら | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 降り頻る雨 切り裂くみたいに 国道を流れる車 迷いのない その鋭い光 ベランダで眺めていた 部屋の中でも外でもない場所 半端な僕にはよく似合う 心で靴を履く言葉 喉元で立ち止まっている 君を見つめるのが怖くて あるいは見つめられるのが怖くて 傷付け合うばかりでも その傷さえ飲み干してみせるのに ただ手を繋いで笑っていられたら 車は雨の気持ちなんて知らない 目的地まで走っていく 何気なく口を衝いて 出た言葉で どれほどに傷付けただろう いつかは終わっていく寂しさも 君の笑う顔ですぐにほどけた その度 少しだけ痺れる 膨らんでいく愛しさで浮かばれたら この雨を見下ろす星になれたら 君を見つめるのが怖くて あるいは見つめられるのが怖くて 傷付け合うばかりでも その傷さえ飲み干してみせるのに ただ手を繋いで 言葉もなく笑って ごめんね 傍に来て 傍に居て この雨を見下ろす星になれたら |
pellucidもしもこの身が透き通る術を得たなら 街の喧騒すら 潜り抜けてみたい 見知らぬ顔の唇を読むフリして 都合の良い方に傾けるよ それを話すと 不機嫌な顔 声はしなくても わかった その唇が声もなく震えたら 僕はそっと塞ぐよ ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも ほら また僕らは 分かり合えもしない声を待ってしまうから 曖昧なまま 日々は連なっていった 僕は自分をいくつ偽っただろう 君の耳には何が聞こえるのかな 君の言葉も君じゃないかな 僕の頭が 都合の良いように 君を受け取っただけかな 誰もが見栄や背筋を張ったまま 煩わしい街を彩るけど それでも その化の皮を 剥がした先にあるのは 同じだと思うんだよ きっと僕が素直である事を 君は知る由もないままだろう 僕は素直なまま 背伸びをするよ 君の目が僕を離さないように ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも 遠回りしてでも 有りの侭でいられる声を探している 僕ら互いに分かり合えないとしても 心の橋を渡っていくよ なぜなら 今 綴る想いが 胸の内にある事が 嬉しいも寂しいも君と見付けた全てが 愛しいと思っているから もしもこの身が透き通る術を得たなら 僕の心を見せたいけど もう 何も言わずに伝わる事もあるらしい 僕はそっと塞ぐよ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | もしもこの身が透き通る術を得たなら 街の喧騒すら 潜り抜けてみたい 見知らぬ顔の唇を読むフリして 都合の良い方に傾けるよ それを話すと 不機嫌な顔 声はしなくても わかった その唇が声もなく震えたら 僕はそっと塞ぐよ ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも ほら また僕らは 分かり合えもしない声を待ってしまうから 曖昧なまま 日々は連なっていった 僕は自分をいくつ偽っただろう 君の耳には何が聞こえるのかな 君の言葉も君じゃないかな 僕の頭が 都合の良いように 君を受け取っただけかな 誰もが見栄や背筋を張ったまま 煩わしい街を彩るけど それでも その化の皮を 剥がした先にあるのは 同じだと思うんだよ きっと僕が素直である事を 君は知る由もないままだろう 僕は素直なまま 背伸びをするよ 君の目が僕を離さないように ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも 遠回りしてでも 有りの侭でいられる声を探している 僕ら互いに分かり合えないとしても 心の橋を渡っていくよ なぜなら 今 綴る想いが 胸の内にある事が 嬉しいも寂しいも君と見付けた全てが 愛しいと思っているから もしもこの身が透き通る術を得たなら 僕の心を見せたいけど もう 何も言わずに伝わる事もあるらしい 僕はそっと塞ぐよ |
ほむらの果てそして薪を焚べ続けてる この暖炉の火を絶やさぬように その時が来れば 全てが 終わるような気がして怖かった 悲しみとは向き合えない 手に取れるのは喜びばかり それを焚べて生き延びている この部屋に 残されていく物は そんな物ばかり 求められるまま 生きていけたならよかったな 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう 悲しみばかり残して ひとりで生まれてきたからね 当たり前に孤独なのだけど あなたの目に映る僕も 僕ではない それも当たり前 だけど胸が痛むよ 理解されたくもないんだよ 僕にもあなたが解らないからね 理解できる筈もないよ それでも触れようとしてくれたよ 今 全て焚べる 求められるまま 生きていけたならよかったな 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう いっそ 燃えてしまえ もっと 僕には似つかわしくない思い出 僕は望む自分でしか 生きられやしないよ ごめんな もういいだろ 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう 悲しみばかり残して | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | そして薪を焚べ続けてる この暖炉の火を絶やさぬように その時が来れば 全てが 終わるような気がして怖かった 悲しみとは向き合えない 手に取れるのは喜びばかり それを焚べて生き延びている この部屋に 残されていく物は そんな物ばかり 求められるまま 生きていけたならよかったな 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう 悲しみばかり残して ひとりで生まれてきたからね 当たり前に孤独なのだけど あなたの目に映る僕も 僕ではない それも当たり前 だけど胸が痛むよ 理解されたくもないんだよ 僕にもあなたが解らないからね 理解できる筈もないよ それでも触れようとしてくれたよ 今 全て焚べる 求められるまま 生きていけたならよかったな 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう いっそ 燃えてしまえ もっと 僕には似つかわしくない思い出 僕は望む自分でしか 生きられやしないよ ごめんな もういいだろ 最後には僕もきっと その火に飛び込むだろう 悲しみばかり残して |
ホワイトライクミー手紙を書こうとしていた 白紙の前で1日 真っ白なままのそれは僕を飲み込む暗い夜 ただただ 何を見つめていたのかも 忘れて気付いた 平然と生きてきた自分を 生まれてきた意味なんて たぶん どこにもないから 生きている事を喜べるように探すよ 君に渡すよ 真っ暗な夜は綺麗だ 光を追い掛けていく 星も 街灯も 君も ひとつひとつを見つめられる ただただ そんな事が大切なのにな 見えている物の側で見落としている美しさ 生きる意味なんて物に 囚われてしまわぬように 目の前にある物と手を繋げますように 今 弧を描く 僕らの願いはきっと あの流れ星のように 一瞬 僕の胸を弾ませては瞬く間に消えた 見渡せば 何もかも輝いている その光に気付いてあげられるなら それが今日を生きた意味なんだよ 何もないなんて寂しい事は言うな 僕が望んだ場所にいないだけだ 何が綺麗 何が好き 君と見たい綺麗な星空 見つめたい 今 この世界 僕らの願いはきっと あの流れ星のように 一瞬 僕の胸を弾ませては瞬く間に消えた 見渡せば 何もかも輝いている そのひとつに気付いてあげられたから 僕が今日を生きた意味になった 君に伝えたい事なんだよ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 手紙を書こうとしていた 白紙の前で1日 真っ白なままのそれは僕を飲み込む暗い夜 ただただ 何を見つめていたのかも 忘れて気付いた 平然と生きてきた自分を 生まれてきた意味なんて たぶん どこにもないから 生きている事を喜べるように探すよ 君に渡すよ 真っ暗な夜は綺麗だ 光を追い掛けていく 星も 街灯も 君も ひとつひとつを見つめられる ただただ そんな事が大切なのにな 見えている物の側で見落としている美しさ 生きる意味なんて物に 囚われてしまわぬように 目の前にある物と手を繋げますように 今 弧を描く 僕らの願いはきっと あの流れ星のように 一瞬 僕の胸を弾ませては瞬く間に消えた 見渡せば 何もかも輝いている その光に気付いてあげられるなら それが今日を生きた意味なんだよ 何もないなんて寂しい事は言うな 僕が望んだ場所にいないだけだ 何が綺麗 何が好き 君と見たい綺麗な星空 見つめたい 今 この世界 僕らの願いはきっと あの流れ星のように 一瞬 僕の胸を弾ませては瞬く間に消えた 見渡せば 何もかも輝いている そのひとつに気付いてあげられたから 僕が今日を生きた意味になった 君に伝えたい事なんだよ |
ボイド空の向こうには 何が広がって どんな風に僕らが 見えているんだろう いつからか本気で 伸ばしていた手は どこにも届かないで 風だけを掬った あなたが笑えば 灯りは灯って そのぐらい簡単な僕の世界が 誰かの手のひらで踊っていたとして その手を返すと どこへ落ちるんだろう きっと あなたまで泳ぎ切るなんて また 夢みたいな話 僕はただ 見上げていたんだ 手を伸ばしていた 僕らは上手に 飛び跳ねてみても 鳥の様に 高く飛べないと解っていた ならば 海を泳ぐように 自由にと 頭を使っても 踏み出せはしないまま きっと あなたまで泳ぎ切るなんて ただ 夢みたいな話 僕はまたも 見上げてしまうよ 果てなどない空を 与えられた物だけでは 足りないなんて 繰り返している空に溢した 何にもなれずに 空は笑って 晴れ渡っている とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと 心はずっと 俯いていた 思い出した あなたに照らされてしまった ここに落ちてきてしまった 僕は 泳ぎ切れない距離でいいんだ このまま 眺めているよ きっと 僕が何を手にしても それでも 見上げてしまうんだ 空の機嫌が 移り変わるように 僕の世界を 繋いでいくように | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 空の向こうには 何が広がって どんな風に僕らが 見えているんだろう いつからか本気で 伸ばしていた手は どこにも届かないで 風だけを掬った あなたが笑えば 灯りは灯って そのぐらい簡単な僕の世界が 誰かの手のひらで踊っていたとして その手を返すと どこへ落ちるんだろう きっと あなたまで泳ぎ切るなんて また 夢みたいな話 僕はただ 見上げていたんだ 手を伸ばしていた 僕らは上手に 飛び跳ねてみても 鳥の様に 高く飛べないと解っていた ならば 海を泳ぐように 自由にと 頭を使っても 踏み出せはしないまま きっと あなたまで泳ぎ切るなんて ただ 夢みたいな話 僕はまたも 見上げてしまうよ 果てなどない空を 与えられた物だけでは 足りないなんて 繰り返している空に溢した 何にもなれずに 空は笑って 晴れ渡っている とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと 心はずっと 俯いていた 思い出した あなたに照らされてしまった ここに落ちてきてしまった 僕は 泳ぎ切れない距離でいいんだ このまま 眺めているよ きっと 僕が何を手にしても それでも 見上げてしまうんだ 空の機嫌が 移り変わるように 僕の世界を 繋いでいくように |
亡霊と影最後に見たのは影のない光 揺らぐ視界と白けた声 そして 切り離した尾の様に 四半世紀の夢が醒めた 光の中に消えた 僕は誰だっけ 失っていく物ばかり見ていた その影はもう喋らない どこまで行こうと 果てなど見えない 何もない 僕もいない さよなら 美しい日々 擬態している 器用貧乏が武器 物語の主役は掠れた声 足りない物がないように 嘘がバレないように 円を描くように 僕は誰だっけ 忘れていく物ばかり憶えた どこに向かおうとしていたっけ あの夢にずっと守られてたんだな 疑い 傷付き 悔やんだ 美しい日々 どうか 不安な夜も 生きる意味がありますように どうか 忘れゆく日も 生きる意味がありますように どうか 弱い僕にも 生きる意味がありますように もう二度と戻らない昨日に 何を望んでいたんだっけ 僕はやっと夢から醒めたよ さよなら 失っていく物ばかり見ていた その影はもう喋らない どこまで行こうと果てなど見えない 何もない 僕もいない さよなら 美しい日々 | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 最後に見たのは影のない光 揺らぐ視界と白けた声 そして 切り離した尾の様に 四半世紀の夢が醒めた 光の中に消えた 僕は誰だっけ 失っていく物ばかり見ていた その影はもう喋らない どこまで行こうと 果てなど見えない 何もない 僕もいない さよなら 美しい日々 擬態している 器用貧乏が武器 物語の主役は掠れた声 足りない物がないように 嘘がバレないように 円を描くように 僕は誰だっけ 忘れていく物ばかり憶えた どこに向かおうとしていたっけ あの夢にずっと守られてたんだな 疑い 傷付き 悔やんだ 美しい日々 どうか 不安な夜も 生きる意味がありますように どうか 忘れゆく日も 生きる意味がありますように どうか 弱い僕にも 生きる意味がありますように もう二度と戻らない昨日に 何を望んでいたんだっけ 僕はやっと夢から醒めたよ さよなら 失っていく物ばかり見ていた その影はもう喋らない どこまで行こうと果てなど見えない 何もない 僕もいない さよなら 美しい日々 |
凡人ダグ枯れた泉にシャベル突き立てて 穿つ 探る 形振り構わず ここはまだまだ死んじゃいないよと その背中を撫でるように 呟いた あれほど 夢 希望 で溢れた街も もう今は見る影もない 誰のために何しているのかも わからず 記憶を掘り返し 管を巻く あー何もないんだなぁ 俺にはもう 忘れてしまえたならいいのに 掘り返す度に気付く 喉が渇いて仕方ないや 理由がなけりゃ 正気も保てず 焦る 壊す 身の程を知る 自信もなけりゃ どこにも行けずに また繰り返して立ち尽くす 更に 待てど暮らせど 水 湧くどころか なぜか 俺に重なりやがる 俺はまだまだ死んじゃいないよ 虚しく響いている あー何もないなら 踊るか もう 別に やりたいこともないしな 全部 面倒くせぇや あぁ どうぞ 笑ってくださいな ここら一帯 ざっと掘り返しました やはりただの荒れ地でした どこに 夢 希望 を見ていたんだっけ まだまだ死んじゃいませんよ あー何にもないんだなぁ 俺にはもう 消えてなくなっちまえばいいのに 掘り返す度に痛いや 渇いて仕方ないや あー何もないから 次へどうぞ そのうち見返してやるからな 置いていけ 置いていけ さぁ どうぞ 笑ってくださいな | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 枯れた泉にシャベル突き立てて 穿つ 探る 形振り構わず ここはまだまだ死んじゃいないよと その背中を撫でるように 呟いた あれほど 夢 希望 で溢れた街も もう今は見る影もない 誰のために何しているのかも わからず 記憶を掘り返し 管を巻く あー何もないんだなぁ 俺にはもう 忘れてしまえたならいいのに 掘り返す度に気付く 喉が渇いて仕方ないや 理由がなけりゃ 正気も保てず 焦る 壊す 身の程を知る 自信もなけりゃ どこにも行けずに また繰り返して立ち尽くす 更に 待てど暮らせど 水 湧くどころか なぜか 俺に重なりやがる 俺はまだまだ死んじゃいないよ 虚しく響いている あー何もないなら 踊るか もう 別に やりたいこともないしな 全部 面倒くせぇや あぁ どうぞ 笑ってくださいな ここら一帯 ざっと掘り返しました やはりただの荒れ地でした どこに 夢 希望 を見ていたんだっけ まだまだ死んじゃいませんよ あー何にもないんだなぁ 俺にはもう 消えてなくなっちまえばいいのに 掘り返す度に痛いや 渇いて仕方ないや あー何もないから 次へどうぞ そのうち見返してやるからな 置いていけ 置いていけ さぁ どうぞ 笑ってくださいな |
portrait例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないだろう 君を見るときと同じように 僕の目じゃ僕は見えないから 描くよ 思い出や 鏡や 写真や 君が 全部 嘘だったら どうするんだろう そうして増えてく疑問と謎 呼吸は身勝手に続いていくのに いつの間にか また忘れてしまう どれだけ生きたって 解き明かせそうにない このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる意味すら見失うだろうな 僕を探す旅をしている 描いていたのは 自分の顔 少しでも綺麗に描くつもりだったのに 理想に近づけば 近づくほど 誰だか解らなくなってしまうよ 君は君の事をよく解らないと言う 同じように僕もよく解らないと思う 見たくない自分を 見ない振りしていくのは 本当の自分を 恐れてしまうからかな 伝えようと言葉にして 気づいた僕を 孤独のままでは知らなかったよ 憎んでも 嫌っても どうしようもない程 これが自分 けど 君と描く自分 このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる「今」すら退屈になって 旅はそこで終わる 誰にもなれないまま 孤独じゃ 遂げず終いの謎も このまま 解かないままいいば 解き明かす事が 大事じゃないんだ ありのままの僕で 笑いたいから 描くよ 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないけど 全てを 見つける事はできずとも 僕を探す旅をしている | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないだろう 君を見るときと同じように 僕の目じゃ僕は見えないから 描くよ 思い出や 鏡や 写真や 君が 全部 嘘だったら どうするんだろう そうして増えてく疑問と謎 呼吸は身勝手に続いていくのに いつの間にか また忘れてしまう どれだけ生きたって 解き明かせそうにない このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる意味すら見失うだろうな 僕を探す旅をしている 描いていたのは 自分の顔 少しでも綺麗に描くつもりだったのに 理想に近づけば 近づくほど 誰だか解らなくなってしまうよ 君は君の事をよく解らないと言う 同じように僕もよく解らないと思う 見たくない自分を 見ない振りしていくのは 本当の自分を 恐れてしまうからかな 伝えようと言葉にして 気づいた僕を 孤独のままでは知らなかったよ 憎んでも 嫌っても どうしようもない程 これが自分 けど 君と描く自分 このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる「今」すら退屈になって 旅はそこで終わる 誰にもなれないまま 孤独じゃ 遂げず終いの謎も このまま 解かないままいいば 解き明かす事が 大事じゃないんだ ありのままの僕で 笑いたいから 描くよ 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないけど 全てを 見つける事はできずとも 僕を探す旅をしている |
multiverse地図は自分が記した 軌跡以外は何にも 役立たずだった 何もなかった 砂漠みたいな日常で 水を求めて彷徨う 僕はどこへ向かっているんだろう 仮に 世界がひとつでは なかったとして これほど苦しい日々はないとして まるで違う自分は 何を選ぶだろう そこでも歌ってるんだろうか このメロディーを 地図に未来はなかった だから今日も参っていた 立ち止まったって 夜は明けるんだ 昨日までの選択が 少し違っていたなら まだ少しは楽だったのかな 何を選んで 僕らは ここに立っていて 全て選んで 僕らは ここに居るんだろう 迷ったり 悩んだり 忙しないのに 途方もなく立ち竦んでいる 例えば 勇敢な自分が居て 期待通りになったって ちょっと違う難題が立ちはだかっているもの 臆病者はいつだって 期待外れな自分を選ぶかな 全て正しい そう言いたいけど きっと 僕には計れないこと 僕なりの苦しみと生きてゆくから 迷ったり 悩んだり 忙しないから 最中に紛れた「喜び」に気付けない 勇敢な自分が居て 期待外れな自分も居て 紛れもなく自分なんだ どこでも迷っているもの 臆病者は今日だって 期待外れでも選んでんだろ 全て正しい その為のメロディーを 歌っているから | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 地図は自分が記した 軌跡以外は何にも 役立たずだった 何もなかった 砂漠みたいな日常で 水を求めて彷徨う 僕はどこへ向かっているんだろう 仮に 世界がひとつでは なかったとして これほど苦しい日々はないとして まるで違う自分は 何を選ぶだろう そこでも歌ってるんだろうか このメロディーを 地図に未来はなかった だから今日も参っていた 立ち止まったって 夜は明けるんだ 昨日までの選択が 少し違っていたなら まだ少しは楽だったのかな 何を選んで 僕らは ここに立っていて 全て選んで 僕らは ここに居るんだろう 迷ったり 悩んだり 忙しないのに 途方もなく立ち竦んでいる 例えば 勇敢な自分が居て 期待通りになったって ちょっと違う難題が立ちはだかっているもの 臆病者はいつだって 期待外れな自分を選ぶかな 全て正しい そう言いたいけど きっと 僕には計れないこと 僕なりの苦しみと生きてゆくから 迷ったり 悩んだり 忙しないから 最中に紛れた「喜び」に気付けない 勇敢な自分が居て 期待外れな自分も居て 紛れもなく自分なんだ どこでも迷っているもの 臆病者は今日だって 期待外れでも選んでんだろ 全て正しい その為のメロディーを 歌っているから |
メイ貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある ひとりを分かち合って ひとり同士で話せた 名前を呼び合う声 あぁ 孤独じゃなかったよ 風と踊って 雨と流れて ただ手に入れて 失くしてきただけ それだけ 透明な言葉を辿って 繋いだ日々の中に見る 何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証 失くした 手にしていたから それはずっと変わらない 忘れてしまったとしても その事実が増えるだけ 揺れる灯火 この胸の奥でただ 変わらない声を叫んでいる ただひとりを 過ぎてった日々が 知らない間に重なる 重い記憶が軽くなろうと忘れる 失くしちゃいない 失くしたことを手にするから 死ぬまで消えないから 声は言葉を頼って 繋いだ貴方の傍へ 今も重なる日々が 目映いほどの声になった 何も失っていないよ 貴方が明かしてくれた この声が届いた その日から 手に入れていた ただひとつの証 | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある ひとりを分かち合って ひとり同士で話せた 名前を呼び合う声 あぁ 孤独じゃなかったよ 風と踊って 雨と流れて ただ手に入れて 失くしてきただけ それだけ 透明な言葉を辿って 繋いだ日々の中に見る 何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証 失くした 手にしていたから それはずっと変わらない 忘れてしまったとしても その事実が増えるだけ 揺れる灯火 この胸の奥でただ 変わらない声を叫んでいる ただひとりを 過ぎてった日々が 知らない間に重なる 重い記憶が軽くなろうと忘れる 失くしちゃいない 失くしたことを手にするから 死ぬまで消えないから 声は言葉を頼って 繋いだ貴方の傍へ 今も重なる日々が 目映いほどの声になった 何も失っていないよ 貴方が明かしてくれた この声が届いた その日から 手に入れていた ただひとつの証 |
メトロポリス錆びついた都市 心という都市 風に吹かれていた 定まらない灯火も消えてしまいそうに揺らいでいた 足りない 心の隙間 どうにか埋めたくて だけど気怠さが今日も勝った 何も手つかずでした おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 変われない僕は ずっと 不確かな今 迷いながら また この器に愚痴ばかり零してる 錆びついた都市 心の都市 何の為の人生 僕はきっと訳も分からず 時間だけを過ごしてしまう 足りないのが当たり前 認めるのは辛かった 世界はこんなにも広いのに どこにも逃げられやしないんだから どんなに広い世界も 僕の世界はひとつだけ 風邪に吹かれるままに ここで暮らしていたい おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 飾らないでいて ずっと 不確かだけど 迷える今 ただ 目を閉じて謳ってゆくよ 悩んでいても 迷っていても 嫌になっても 無駄に思っても 選んでゆけるように 笑ってゆけるように 生きてゆけるように 謳ってゆくよ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 錆びついた都市 心という都市 風に吹かれていた 定まらない灯火も消えてしまいそうに揺らいでいた 足りない 心の隙間 どうにか埋めたくて だけど気怠さが今日も勝った 何も手つかずでした おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 変われない僕は ずっと 不確かな今 迷いながら また この器に愚痴ばかり零してる 錆びついた都市 心の都市 何の為の人生 僕はきっと訳も分からず 時間だけを過ごしてしまう 足りないのが当たり前 認めるのは辛かった 世界はこんなにも広いのに どこにも逃げられやしないんだから どんなに広い世界も 僕の世界はひとつだけ 風邪に吹かれるままに ここで暮らしていたい おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 飾らないでいて ずっと 不確かだけど 迷える今 ただ 目を閉じて謳ってゆくよ 悩んでいても 迷っていても 嫌になっても 無駄に思っても 選んでゆけるように 笑ってゆけるように 生きてゆけるように 謳ってゆくよ |
ランデヴーUFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ 誰に話しても 嘘だ で終わった だからもう 優しさにもグッドバイ あればある程 僕には到底 意味がないと知った 知らないままいれば良かった事ばかり 余計な記憶 ふと蘇って恐怖 思いのまま この星から旅立って 誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声 僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ 夢の世界に グッドバイ また現実に戻った 知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた だけど 気づいてしまった また大人になった 戻れない日々の中は 空っぽに見えた 知らないままいれば どこへも行けやしない 約束した 未来も 果たせそうにない 思いのまま 強くなれるのなら もう疑わないよ でも 忘れられないよ 離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も 触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ 孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう 怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓 覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを きっと 見つけ出すさ あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声 怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで 孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望で いつも願う 今 の向こうへ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | UFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ 誰に話しても 嘘だ で終わった だからもう 優しさにもグッドバイ あればある程 僕には到底 意味がないと知った 知らないままいれば良かった事ばかり 余計な記憶 ふと蘇って恐怖 思いのまま この星から旅立って 誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声 僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ 夢の世界に グッドバイ また現実に戻った 知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた だけど 気づいてしまった また大人になった 戻れない日々の中は 空っぽに見えた 知らないままいれば どこへも行けやしない 約束した 未来も 果たせそうにない 思いのまま 強くなれるのなら もう疑わないよ でも 忘れられないよ 離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も 触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ 孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう 怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓 覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを きっと 見つけ出すさ あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声 怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで 孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望で いつも願う 今 の向こうへ |
リメンバー幼い頃 尋ねた ひとつの事 眠ったままの あの人はどこ 気遣った あなたは「星になったんだ」と言った 輪になって 話した 教わった事 居なくなっても 星になるという 無邪気に信じた そんな日の事 今でも 素直に 信じていたいのに どうやら 今は 灰になって 見る影もない 記憶になって 忘れたくないよ どうすればいい 時計を戻して どうにかなるのなら どうしようもないよ 理想の中だけ いつも そう 白い息で 尋ねた いくつかの事 今となっては 役に立たない事 何にでも興味 持てたあの頃に言いたい 雪は 当然に 冷たいでしょう 四季は 当然に 巡ってるでしょう 不思議に 思う事なんかないのに 何故 あんなに 喜んでいたの 聞かせて欲しい どうか あの日の 心 酷く 悲しく 思えた心 思い出したいよ 忘れないように 寒い日に吐いた 白い息さえ 今は吐けないほど 冷たい人になった模様 忘れる事は 忘れられる事と 同じような気がして 怖くなっていた 忘れる事は 忘れるんじゃない この身に刻まれている そう願っている いつか開く 思い出の箱 どうか あの日の心 遠く ちっぽけになった心 忘れてしまうけど このまま行くよ いつか 現実と さよならして 星になった頃に 話せるように 忘れないように しまっていよう 聞いてもらうよ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 幼い頃 尋ねた ひとつの事 眠ったままの あの人はどこ 気遣った あなたは「星になったんだ」と言った 輪になって 話した 教わった事 居なくなっても 星になるという 無邪気に信じた そんな日の事 今でも 素直に 信じていたいのに どうやら 今は 灰になって 見る影もない 記憶になって 忘れたくないよ どうすればいい 時計を戻して どうにかなるのなら どうしようもないよ 理想の中だけ いつも そう 白い息で 尋ねた いくつかの事 今となっては 役に立たない事 何にでも興味 持てたあの頃に言いたい 雪は 当然に 冷たいでしょう 四季は 当然に 巡ってるでしょう 不思議に 思う事なんかないのに 何故 あんなに 喜んでいたの 聞かせて欲しい どうか あの日の 心 酷く 悲しく 思えた心 思い出したいよ 忘れないように 寒い日に吐いた 白い息さえ 今は吐けないほど 冷たい人になった模様 忘れる事は 忘れられる事と 同じような気がして 怖くなっていた 忘れる事は 忘れるんじゃない この身に刻まれている そう願っている いつか開く 思い出の箱 どうか あの日の心 遠く ちっぽけになった心 忘れてしまうけど このまま行くよ いつか 現実と さよならして 星になった頃に 話せるように 忘れないように しまっていよう 聞いてもらうよ |
緑閃光僕の背中を押したのは 確かに僕だった 何度も見た輝きは この目で見てたから あの丘に咲く花はきっと知っているだろう その時だけに咲く 景色も色も何度も 見てただろう 喜怒哀楽は大抵 眠れば忘れる事を知っている 何度も湧いた感情は この心からだから 同じ場所に居続ける事もできない僕は また夜へ滲む 夕暮れ空とさよなら どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ってしまったかな きっとさ ドラマの様にしたいだけのなんて事ない気持ち この目が醒めてしまえば もう昨日は遠くなってしまっていた どうせ戻れやしない 帰ろう 帰ろう 夕暮れの後で迷子にならぬように でもさ ほら やはり悩む 迷う理由もない帰り道で ここに居る意味が 誰も居ないと解らなくなりそう あの丘に咲く花だけが知っている事と 同じだろう 僕だけが見る風景も いつだってそうさ どうせ もう 見える物はいつも そう 偶然でしかないだろう だから もう 足掻く事もないよ 帰ろう 帰ろう 夜になる前に どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ったとしても いつか同じ様に 何度も 何度でも見つけてみせるよ 見付けられないとしても 紡いでいくしかないだろう 見付けられたとしても 満たされるわけじゃないだろう | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 僕の背中を押したのは 確かに僕だった 何度も見た輝きは この目で見てたから あの丘に咲く花はきっと知っているだろう その時だけに咲く 景色も色も何度も 見てただろう 喜怒哀楽は大抵 眠れば忘れる事を知っている 何度も湧いた感情は この心からだから 同じ場所に居続ける事もできない僕は また夜へ滲む 夕暮れ空とさよなら どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ってしまったかな きっとさ ドラマの様にしたいだけのなんて事ない気持ち この目が醒めてしまえば もう昨日は遠くなってしまっていた どうせ戻れやしない 帰ろう 帰ろう 夕暮れの後で迷子にならぬように でもさ ほら やはり悩む 迷う理由もない帰り道で ここに居る意味が 誰も居ないと解らなくなりそう あの丘に咲く花だけが知っている事と 同じだろう 僕だけが見る風景も いつだってそうさ どうせ もう 見える物はいつも そう 偶然でしかないだろう だから もう 足掻く事もないよ 帰ろう 帰ろう 夜になる前に どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ったとしても いつか同じ様に 何度も 何度でも見つけてみせるよ 見付けられないとしても 紡いでいくしかないだろう 見付けられたとしても 満たされるわけじゃないだろう |
林檎の理いつから 決まってそうだった 重力は僕を手放さない 林檎が成って落ちてから 誰もが知っていた事 どこにも行けないと少年 誰とも傷付け合わないよう 分厚いコートを身に纏って 喧騒に飛び込んでいった 心が ここから 消えない様に 僕らは この星から 離れられないかな あるがまま いられないなんて もういっそ やめちまおうかな 僕はずっと 君じゃないから どうやったって 知れやしないよ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕は その星の様に 誰かを離さないでいれるか 誰でもいいのさと少年 誰とも分かり合えないから 林檎は熟れて落ちるけど 月には少しも近付かないんだ どこかで見付けた 言葉によれば 全ては 引き合って 寄せ合っているらしい 僕のまま いられないのなら もう全部意味などないだろう 信じたいのに信じれないのは 僕じゃなくて君のせいだろう こんな星の上に落ちて こんな思いを抱えているのは あの言葉通り 寄り添いたいと思っているから? ただ自分を 受け入れられたらなぁ 僕らが ここから 消えない内に 僕らは 全てを 認められるのかな あるがまま いられないなんて もうきっと 決まっていた事 そうして今も 変わりながらも 僕はずっと僕のままだ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕も その星の様に 誰かを離せないでいるんだ 僕が今 離せない物が いつだって僕の答えだろう それはいつも 変わりながらも どうやったって僕になるだろう そんな星の上に落ちた 君を見付け出せた星の上で まだ見ぬ答えも ちゃんと見付け出してみせるから | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | いつから 決まってそうだった 重力は僕を手放さない 林檎が成って落ちてから 誰もが知っていた事 どこにも行けないと少年 誰とも傷付け合わないよう 分厚いコートを身に纏って 喧騒に飛び込んでいった 心が ここから 消えない様に 僕らは この星から 離れられないかな あるがまま いられないなんて もういっそ やめちまおうかな 僕はずっと 君じゃないから どうやったって 知れやしないよ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕は その星の様に 誰かを離さないでいれるか 誰でもいいのさと少年 誰とも分かり合えないから 林檎は熟れて落ちるけど 月には少しも近付かないんだ どこかで見付けた 言葉によれば 全ては 引き合って 寄せ合っているらしい 僕のまま いられないのなら もう全部意味などないだろう 信じたいのに信じれないのは 僕じゃなくて君のせいだろう こんな星の上に落ちて こんな思いを抱えているのは あの言葉通り 寄り添いたいと思っているから? ただ自分を 受け入れられたらなぁ 僕らが ここから 消えない内に 僕らは 全てを 認められるのかな あるがまま いられないなんて もうきっと 決まっていた事 そうして今も 変わりながらも 僕はずっと僕のままだ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕も その星の様に 誰かを離せないでいるんだ 僕が今 離せない物が いつだって僕の答えだろう それはいつも 変わりながらも どうやったって僕になるだろう そんな星の上に落ちた 君を見付け出せた星の上で まだ見ぬ答えも ちゃんと見付け出してみせるから |
涙星群の夜街の放つ光に埋もれて 君の頬に流れた星 誰もが空に願いを探した日 その夜は二度とないほどの 輝きが時を満たした またひとつ 君の頬を撫でては消えた 誰の目も触れず 静かに落ちた 隣で弧を描く君の光 その流れ星を追い掛けるよ 心を抜け出して駆け巡る 忘れないように零れたもの 僕には美しく見えていたから 見付けたよって誰かが跳ねた 見逃したって君が笑った 叶わない願いが胸を痛めた日 滲む瞳で惚けてみせた 心をよくご覧よ 隠す事ないでしょ 願いをかけるのなら 君の頬を撫でる星がよく似合う 流れる度に近付くだろう 君だけが触れられる消えない光 君の放つ光に埋もれて いつも見逃しそうになる 探さなくてもある 心の中に たまには嬉しい時も頬を撫でたら その流れ星を追い掛けるよ 忘れないように零れたもの 何よりも眩しく輝いた 君が願いを叶えるまで 震える手を引いていたいけど あの流れ星を掴めるのは 他ならない涙の出所 それが美しく見えていたから | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 街の放つ光に埋もれて 君の頬に流れた星 誰もが空に願いを探した日 その夜は二度とないほどの 輝きが時を満たした またひとつ 君の頬を撫でては消えた 誰の目も触れず 静かに落ちた 隣で弧を描く君の光 その流れ星を追い掛けるよ 心を抜け出して駆け巡る 忘れないように零れたもの 僕には美しく見えていたから 見付けたよって誰かが跳ねた 見逃したって君が笑った 叶わない願いが胸を痛めた日 滲む瞳で惚けてみせた 心をよくご覧よ 隠す事ないでしょ 願いをかけるのなら 君の頬を撫でる星がよく似合う 流れる度に近付くだろう 君だけが触れられる消えない光 君の放つ光に埋もれて いつも見逃しそうになる 探さなくてもある 心の中に たまには嬉しい時も頬を撫でたら その流れ星を追い掛けるよ 忘れないように零れたもの 何よりも眩しく輝いた 君が願いを叶えるまで 震える手を引いていたいけど あの流れ星を掴めるのは 他ならない涙の出所 それが美しく見えていたから |
reverieそれから僕は 何をしていたっけ 変な夢 見ていた 誰が見ていた? その夢はたしか どこか 部屋の中 誰も 何もない 誰かが見ていた その部屋はたしか 真っ暗な部屋 まばたきの度 大きくなった 鍵はなかった 扉すらなかった 閉じ込められて迷子になった 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 寒くないのに 凍えていた どこからか記憶は途絶えていて 目が覚めれば 夢だ と気付く 何度も見た夢だ 続きならわかる ただ暗がりに 何か降ってきて その何かに追い回されるんだ 俺は なにか悪かったんだっけな 何が そんな夢見せるのかな 俺は 俺は 誰なんだっけな 俺は 俺は 見失っていた 覚めぬ夢の中 今でも 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 最後どうなったか わからないまま 何度も繰り返す 夢の中 どれが僕なの 見付けようにも 何もかも 嘘かもしれないってのに 暗がりの中 震えていた 夢なら もういいよ 目を覚まして それから僕は 何をしていたっけ そうだ 夢見ていた 僕が見ていた その夢はただ どこか部屋の中 誰も 何もない この心みたいだ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | それから僕は 何をしていたっけ 変な夢 見ていた 誰が見ていた? その夢はたしか どこか 部屋の中 誰も 何もない 誰かが見ていた その部屋はたしか 真っ暗な部屋 まばたきの度 大きくなった 鍵はなかった 扉すらなかった 閉じ込められて迷子になった 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 寒くないのに 凍えていた どこからか記憶は途絶えていて 目が覚めれば 夢だ と気付く 何度も見た夢だ 続きならわかる ただ暗がりに 何か降ってきて その何かに追い回されるんだ 俺は なにか悪かったんだっけな 何が そんな夢見せるのかな 俺は 俺は 誰なんだっけな 俺は 俺は 見失っていた 覚めぬ夢の中 今でも 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 最後どうなったか わからないまま 何度も繰り返す 夢の中 どれが僕なの 見付けようにも 何もかも 嘘かもしれないってのに 暗がりの中 震えていた 夢なら もういいよ 目を覚まして それから僕は 何をしていたっけ そうだ 夢見ていた 僕が見ていた その夢はただ どこか部屋の中 誰も 何もない この心みたいだ |
ワンダーランドどれほどの距離があるなんて 解らないのに飛ばした船 君の心まで飛ぼう ここに綴った言葉を届ける 知らない世界は恐ろしいけど 少し先はもう解らないから 何もかも変わってしまう前に 今 未来を知らない声で 届けたい唄を渡すよ それが世界を変えてしまうように 言葉足らずだった いつか 気付けば随分遠くまで来た 変わらなくていい事も 忘れたかった事も遠くなってしまった 立ち止まれば見えない未来 踏み込まずとも背を押されるから 君もきっと変わってしまう だって同じ様に廻っているから なくさないようにしていたって 君が未来とちゃんと出会ってしまうから 君の心まで飛ばす船 限りある時間で届くのかな 移り変わる景色の中で 目の前はいつだって わからないよ 何もかも変わってしまう 僕が僕を忘れてしまうまで 歌いたい唄を鳴らすよ 今が未来を変えてしまうように いつも未来へ 僕の未来へ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | どれほどの距離があるなんて 解らないのに飛ばした船 君の心まで飛ぼう ここに綴った言葉を届ける 知らない世界は恐ろしいけど 少し先はもう解らないから 何もかも変わってしまう前に 今 未来を知らない声で 届けたい唄を渡すよ それが世界を変えてしまうように 言葉足らずだった いつか 気付けば随分遠くまで来た 変わらなくていい事も 忘れたかった事も遠くなってしまった 立ち止まれば見えない未来 踏み込まずとも背を押されるから 君もきっと変わってしまう だって同じ様に廻っているから なくさないようにしていたって 君が未来とちゃんと出会ってしまうから 君の心まで飛ばす船 限りある時間で届くのかな 移り変わる景色の中で 目の前はいつだって わからないよ 何もかも変わってしまう 僕が僕を忘れてしまうまで 歌いたい唄を鳴らすよ 今が未来を変えてしまうように いつも未来へ 僕の未来へ |
ワーカホリック私を乗せて走り続ける 車輪付きの箱が 向かうべき場所へと運んでゆく 望んではいなくても 夢と現実がずれっ放しの期限付きの生活 嫌でも慣れたよ 今はもう 次第に心の中も割れていく 機械の様な顔で通り過ぎるだけ その箱の舵を切り続けるのも 私だってわかっているよ つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから そう信じていなきゃ壊れるでしょ ただでさえ憂鬱な夜明け たまには変わってみろってんだ 高らかに音を響かせてる宿敵 目覚し時計 昨日どこで力尽きたとしても 律儀に機能する 夢も現実も魘されっ放しの時限付きのハートで 微笑む 受け取る 疲れる 望みのレールはいつ使命になったの 健やかな朝はいつ苦痛になったの ポケットには小銭が突っ込まれたまま リビングのソファで眠るんだ つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから そう信じていなきゃ壊れるでしょ 疲れ切って迎える夜明け ベッドは散らかったまま 保とうとすればするほど 自分である意味だって霞んでいく 大人にならなきゃ もう支度しなくちゃ 身嗜みは崩さず 急いでいかなきゃ でもたまにそんな時に限って 都合の良い幸福が降ってくんのよ もうちょっとだけ耐えてみようって 思わせやがる つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから 期待こそしないけど信じるよ いつまでも憂鬱な夜明け 明日もずっとその先も 愚痴だけは達者なもの | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 私を乗せて走り続ける 車輪付きの箱が 向かうべき場所へと運んでゆく 望んではいなくても 夢と現実がずれっ放しの期限付きの生活 嫌でも慣れたよ 今はもう 次第に心の中も割れていく 機械の様な顔で通り過ぎるだけ その箱の舵を切り続けるのも 私だってわかっているよ つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから そう信じていなきゃ壊れるでしょ ただでさえ憂鬱な夜明け たまには変わってみろってんだ 高らかに音を響かせてる宿敵 目覚し時計 昨日どこで力尽きたとしても 律儀に機能する 夢も現実も魘されっ放しの時限付きのハートで 微笑む 受け取る 疲れる 望みのレールはいつ使命になったの 健やかな朝はいつ苦痛になったの ポケットには小銭が突っ込まれたまま リビングのソファで眠るんだ つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから そう信じていなきゃ壊れるでしょ 疲れ切って迎える夜明け ベッドは散らかったまま 保とうとすればするほど 自分である意味だって霞んでいく 大人にならなきゃ もう支度しなくちゃ 身嗜みは崩さず 急いでいかなきゃ でもたまにそんな時に限って 都合の良い幸福が降ってくんのよ もうちょっとだけ耐えてみようって 思わせやがる つまらない今日の先にもきっと 思い描いてた日々が待っているから 期待こそしないけど信じるよ いつまでも憂鬱な夜明け 明日もずっとその先も 愚痴だけは達者なもの |