五木の子守唄おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃおらんど 盆が早よ来(く)りゃ 早よもどる おどま勧進(かんじん) 勧進(かんじん) あん人たちァよか衆(しゅ) よか衆よか帯・よか着物(きもん) おどんが打死(うっちん)だちゅうて 誰(だい)が泣(に)ゃってくりゅきゃ 裏の松山 蝉が泣く 蝉じゃごんせぬ 妹でござる 妹泣くなよ 気にかかる おどんが打死(うっちん)だば 道端(みちばちゃ)いけろ 通るひとごち花あげる 花はなんの花 つんつん椿 水は天から もらい水 | 東京レディース・シンガーズ | 熊本県民謡 | 熊本県民謡 | 前田二生 | おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先ゃおらんど 盆が早よ来(く)りゃ 早よもどる おどま勧進(かんじん) 勧進(かんじん) あん人たちァよか衆(しゅ) よか衆よか帯・よか着物(きもん) おどんが打死(うっちん)だちゅうて 誰(だい)が泣(に)ゃってくりゅきゃ 裏の松山 蝉が泣く 蝉じゃごんせぬ 妹でござる 妹泣くなよ 気にかかる おどんが打死(うっちん)だば 道端(みちばちゃ)いけろ 通るひとごち花あげる 花はなんの花 つんつん椿 水は天から もらい水 |
かなりや唄を忘れた 金絲雀(かなりや)は 後の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 背戸の小藪に うめましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 柳の鞭で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金絲雀は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす | 東京レディース・シンガーズ | 西條八十 | 成田為三 | | 唄を忘れた 金絲雀(かなりや)は 後の山に 棄てましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 背戸の小藪に うめましょか いえいえそれは なりませぬ 唄を忘れた 金絲雀は 柳の鞭で ぶちましょか いえいえそれは かわいそう 唄を忘れた 金絲雀は 象牙の船に 銀の櫂(かい) 月夜の海に 浮かべれば 忘れた唄を おもいだす |
シューベルトの子守歌ねむれ ねむれ 母のむねに ねむれ ねむれ 母の手に こころよき 歌声に むすばずや 楽しい夢 ねむれ ねむれ 母のむねに ねむれ ねむれ 母の手に あたたかき そのそでに つつまれて ねむれよや ねむれ ねむれ かわいい わが子 ひとよ いねて されてみよ くれないのバラの花 ひろくぞよ まくらべに | 東京レディース・シンガーズ | 訳詞:内藤濯 | シューベルト | | ねむれ ねむれ 母のむねに ねむれ ねむれ 母の手に こころよき 歌声に むすばずや 楽しい夢 ねむれ ねむれ 母のむねに ねむれ ねむれ 母の手に あたたかき そのそでに つつまれて ねむれよや ねむれ ねむれ かわいい わが子 ひとよ いねて されてみよ くれないのバラの花 ひろくぞよ まくらべに |
月の砂漠月の沙漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つならんで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い沙漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘を越えて 行きました だまって越えて 行きました | 東京レディース・シンガーズ | 加藤まさを | 佐々木すぐる | | 月の沙漠を はるばると 旅のらくだが 行きました 金と銀との くらおいて 二つならんで 行きました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い沙漠を ひとすじに 二人はどこへ 行くのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘を越えて 行きました だまって越えて 行きました |
眠りの精月の光に 花も草も 夢を追いつつ うなじたれぬ 声をばひそめて 枝はさやぐ 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 小鳥楽しき 歌をやめて 小さきふしどを 慕い行きぬ 野辺には虫の音 ひとり告ぐる 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 眠らぬ子らを 求めつつぞ 眠りの精は 訪(おとな)い来(こ)ん あやしきその手の 見えぬひまに 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 眠れ 眠れ 眠れわが子よ | 東京レディース・シンガーズ | 訳詞:堀内敬三 | ブラームス | | 月の光に 花も草も 夢を追いつつ うなじたれぬ 声をばひそめて 枝はさやぐ 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 小鳥楽しき 歌をやめて 小さきふしどを 慕い行きぬ 野辺には虫の音 ひとり告ぐる 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 眠らぬ子らを 求めつつぞ 眠りの精は 訪(おとな)い来(こ)ん あやしきその手の 見えぬひまに 眠れ 眠れ 眠れわが子よ 眠れ 眠れ 眠れわが子よ |
ブラームスの子守歌眠れよあこ なをめぐりて うるわしの 花咲けば 眠れ今は いと安けく あした窓に 訪(と)いくるまで 眠れよあこ なが夢路を 天(あま)つ使い 守りたれば 眠れ今は いと楽しく 夢の園に ほほえみつつ | 東京レディース・シンガーズ | 訳詞:堀内敬三 | ブラームス | 小川一朗 | 眠れよあこ なをめぐりて うるわしの 花咲けば 眠れ今は いと安けく あした窓に 訪(と)いくるまで 眠れよあこ なが夢路を 天(あま)つ使い 守りたれば 眠れ今は いと楽しく 夢の園に ほほえみつつ |
モーツァルトの子守歌眠れ よい子よ 庭や牧場に 鳥も羊も みんな眠れば 月は窓から 銀の光を そそぐこの夜 眠れ よい子よ 眠れや 家の内外(うちそ)と 音はしずまり たなのねずみも みんな眠れば 奥のへやから 声の秘(ひそ)かに 響くばかりよ 眠れ よい子よ 眠れや | 東京レディース・シンガーズ | 訳詞:堀内敬三 | フリース | 野田暉行 | 眠れ よい子よ 庭や牧場に 鳥も羊も みんな眠れば 月は窓から 銀の光を そそぐこの夜 眠れ よい子よ 眠れや 家の内外(うちそ)と 音はしずまり たなのねずみも みんな眠れば 奥のへやから 声の秘(ひそ)かに 響くばかりよ 眠れ よい子よ 眠れや |
揺籠のうた揺籃(ゆりかご)のうたを、 カナリヤが歌う、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のうえに、 枇杷(びわ)の実(み)が揺(ゆ)れる、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のつなを、 木(き)ねずみが揺する、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のゆめに、 黄色(きいろ)い月がかかる、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ | 東京レディース・シンガーズ | 北原白秋 | 草川信 | 佐藤敏直 | 揺籃(ゆりかご)のうたを、 カナリヤが歌う、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のうえに、 枇杷(びわ)の実(み)が揺(ゆ)れる、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のつなを、 木(き)ねずみが揺する、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ 揺籃のゆめに、 黄色(きいろ)い月がかかる、よ ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ |