青空の果て南校舎の屋上から青空しか見えなかった この青空の果てにあるのは 絶望だけ 駅で買った100円ライター 覚えたてのメンソール タバコの煙 羽根のように散っていった ほんとうは屋上(ここ)から飛び降りたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに屋上に のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし 保健室の窓からは青空しか見えなかった この青空の果てにあるのは 絶望だけ 白い鉄パイプのベッド 校庭に響くはしゃぎ声 白い枕に 顔を埋めて泣きつづけた ほんとうは息を止めてしまいたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに眠って 眠ってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに屋上に のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし | 奥田美和子 | 柳美里 | Rie | 松浦晃久 | 南校舎の屋上から青空しか見えなかった この青空の果てにあるのは 絶望だけ 駅で買った100円ライター 覚えたてのメンソール タバコの煙 羽根のように散っていった ほんとうは屋上(ここ)から飛び降りたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに屋上に のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし 保健室の窓からは青空しか見えなかった この青空の果てにあるのは 絶望だけ 白い鉄パイプのベッド 校庭に響くはしゃぎ声 白い枕に 顔を埋めて泣きつづけた ほんとうは息を止めてしまいたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに眠って 眠ってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに屋上に のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし |
あしたへねえもっとスピードだして 怖くない… 窓にながれる景色が 溶けてしまうまで ただ居場所もなく 笑ってた 昨日ばかりがころがる 狭いあの部屋 赤、青、黄色の 交差点 抜けてくとき ガラスたたく雨 振り切るワイパー あしたを見せて はやく さよなら 忘れない 涙も乾いた風も 助手席から手をそえて あなたとハンドル支えた 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 捨てるように町を出た 春も待たずに… 耳かすめるクラクション 遠くから 声にできない不安を 投げかけてきた 光をさがして 走ってる道の途中 曇る窓を開け 冷たい雨に 震えているの あなた さよなら 忘れない 涙も枯らした花も 過ぎ去ってく時を背に あなたが踏み込むアクセル 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 挑むように空を見た 春も待たずに… さよなら 忘れない 涙も乾いた風も 助手席から手をそえて あなたとハンドル支えた 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 捨てるように町を出た 春も待たずに… | 奥田美和子 | ma-saya | KAZCO | | ねえもっとスピードだして 怖くない… 窓にながれる景色が 溶けてしまうまで ただ居場所もなく 笑ってた 昨日ばかりがころがる 狭いあの部屋 赤、青、黄色の 交差点 抜けてくとき ガラスたたく雨 振り切るワイパー あしたを見せて はやく さよなら 忘れない 涙も乾いた風も 助手席から手をそえて あなたとハンドル支えた 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 捨てるように町を出た 春も待たずに… 耳かすめるクラクション 遠くから 声にできない不安を 投げかけてきた 光をさがして 走ってる道の途中 曇る窓を開け 冷たい雨に 震えているの あなた さよなら 忘れない 涙も枯らした花も 過ぎ去ってく時を背に あなたが踏み込むアクセル 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 挑むように空を見た 春も待たずに… さよなら 忘れない 涙も乾いた風も 助手席から手をそえて あなたとハンドル支えた 連れてって 信じたい 抱きしめ抱かれる夢を 捨てるように町を出た 春も待たずに… |
あの日あの日 新しい上履きの 踵を踏んで コンパスの針を 腕に突き立てた あの日 いなくなりたいと 願っていたのに 2センチも背が伸びた あの日 許せない 許せないと 自転車を漕いで 息を切らせた あの日… あの日 ぼくはぼくから旅立った ぼくのいない明日が今日になる ぼくがいた昨日は昨日のまま あの空の下でつづいている ぼくは通り過ぎる 雨雲みたいに きみの顔を翳らせて きみの不幸せを祈る あの日 学校の中庭で 朝顔が咲いた 悔やむように 白い花が咲いた あの日 よく芯が折れる鉛筆で 手紙を書いた さよならとだけ書いた あの日 貯金箱を割って 切符を買った 行ったことのない 駅で降りた あの日… あの日 ぼくはぼくから旅立った ぼくのいない明日が今日になる ぼくがいた昨日は昨日のまま あの空の下でつづいている ぼくは照り返す 夕陽みたいに きみの顔を照らして きみの幸せを祈る きみの幸せを祈る | 奥田美和子 | 柳美里 | 安岡洋次郎 | 前嶋康明・割田康彦 | あの日 新しい上履きの 踵を踏んで コンパスの針を 腕に突き立てた あの日 いなくなりたいと 願っていたのに 2センチも背が伸びた あの日 許せない 許せないと 自転車を漕いで 息を切らせた あの日… あの日 ぼくはぼくから旅立った ぼくのいない明日が今日になる ぼくがいた昨日は昨日のまま あの空の下でつづいている ぼくは通り過ぎる 雨雲みたいに きみの顔を翳らせて きみの不幸せを祈る あの日 学校の中庭で 朝顔が咲いた 悔やむように 白い花が咲いた あの日 よく芯が折れる鉛筆で 手紙を書いた さよならとだけ書いた あの日 貯金箱を割って 切符を買った 行ったことのない 駅で降りた あの日… あの日 ぼくはぼくから旅立った ぼくのいない明日が今日になる ぼくがいた昨日は昨日のまま あの空の下でつづいている ぼくは照り返す 夕陽みたいに きみの顔を照らして きみの幸せを祈る きみの幸せを祈る |
雨と夢のあとに大きな木に 顔を伏せて かくれんぼをしていた 雨がふり出し 蝉の声がやんで わたしは空を見あげた きっと あなたはいる 声は聞こえなくても きっと あなたはいる 姿は見えなくても きっと…… 雨がやんだら あなたに逢えますか? 夢が終わったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? また逢えると…… もしも 命を落としてしまったとしても わたしはあなたを待ってます 大きな肩に 乗せてもらって 縁日の通りを歩いていた 雨がふり出し 灯りが消えて わたしは夜空を見あげた きっと あなたはいなくなる いまはおしゃべりしていても きっと あなたはいなくなる いまは抱きしめていても きっと…… 雨がふったら あなたに逢えますか? 夢がはじまったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? もういなくならないと…… もしも 星が流れてしまったとしても わたしは空を見あげます 雨がやんだら あなたに逢えますか? 夢が終わったら あなたに逢えますか? 雨がふったら あなたに逢えますか? 夢がはじまったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? また逢えると…… もしも 命を落としてしまったとしても わたしはあなたを待ってます | 奥田美和子 | 柳美里 | 平義隆 | 松浦晃久 | 大きな木に 顔を伏せて かくれんぼをしていた 雨がふり出し 蝉の声がやんで わたしは空を見あげた きっと あなたはいる 声は聞こえなくても きっと あなたはいる 姿は見えなくても きっと…… 雨がやんだら あなたに逢えますか? 夢が終わったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? また逢えると…… もしも 命を落としてしまったとしても わたしはあなたを待ってます 大きな肩に 乗せてもらって 縁日の通りを歩いていた 雨がふり出し 灯りが消えて わたしは夜空を見あげた きっと あなたはいなくなる いまはおしゃべりしていても きっと あなたはいなくなる いまは抱きしめていても きっと…… 雨がふったら あなたに逢えますか? 夢がはじまったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? もういなくならないと…… もしも 星が流れてしまったとしても わたしは空を見あげます 雨がやんだら あなたに逢えますか? 夢が終わったら あなたに逢えますか? 雨がふったら あなたに逢えますか? 夢がはじまったら あなたに逢えますか? 雨と夢のあとに 約束してくれますか? また逢えると…… もしも 命を落としてしまったとしても わたしはあなたを待ってます |
雨の音雨の音 目を醒ます あなたの夢を見てたのに はじめて逢った日の夜 あなたはわたしを送ってくれた タクシーのなかで あなたはずっとわたしを見てた わたしはずっと夜を見てた 指一本触れないで 「今度ふたりで逢いたいな」 わたしはタクシーを降りた タクシーは走り出した あなたを乗せて きっと また逢う予感がして きっと きっと あの日はとても晴れていたのに 雨の音で 雨の音で 雨の日だったみたい あなたの目 抱いて あなたの手 抱いて あなたの指 抱いて あなたの腕 抱いて あなたの肩 抱いて あなたの脚 抱いて あなたの背中 抱いて あなたの髪 抱いて あなたの唇 抱いて あなたの声 抱いて 雨 雨 雨 あぁ… 雨の音 目を醒ます あなたの夢を見てたのに 最後に逢った日の夕方 わたしはあなたを送ってあげた タクシーのなかで あなたはずっと夕陽を見てた わたしはずっとあなたを見てた 指一本触れないで 「なにかあったら連絡して」 あなたはタクシーを降りた タクシーは走り出した わたしを乗せて もう二度と 逢えない予感がして もう二度と もう二度と あの日はとても晴れていたのに 雨の音で 雨の音で 雨の日だったみたい わたしの目 抱いて わたしの手 抱いて わたしの指 抱いて わたしの腕 抱いて わたしの肩 抱いて わたしの脚 抱いて わたしの背中 抱いて わたしの髪 抱いて わたしの唇 抱いて わたしの声 抱いて 雨 雨 雨 あぁ… | 奥田美和子 | 柳美里 | marhy | 佐久間誠 | 雨の音 目を醒ます あなたの夢を見てたのに はじめて逢った日の夜 あなたはわたしを送ってくれた タクシーのなかで あなたはずっとわたしを見てた わたしはずっと夜を見てた 指一本触れないで 「今度ふたりで逢いたいな」 わたしはタクシーを降りた タクシーは走り出した あなたを乗せて きっと また逢う予感がして きっと きっと あの日はとても晴れていたのに 雨の音で 雨の音で 雨の日だったみたい あなたの目 抱いて あなたの手 抱いて あなたの指 抱いて あなたの腕 抱いて あなたの肩 抱いて あなたの脚 抱いて あなたの背中 抱いて あなたの髪 抱いて あなたの唇 抱いて あなたの声 抱いて 雨 雨 雨 あぁ… 雨の音 目を醒ます あなたの夢を見てたのに 最後に逢った日の夕方 わたしはあなたを送ってあげた タクシーのなかで あなたはずっと夕陽を見てた わたしはずっとあなたを見てた 指一本触れないで 「なにかあったら連絡して」 あなたはタクシーを降りた タクシーは走り出した わたしを乗せて もう二度と 逢えない予感がして もう二度と もう二度と あの日はとても晴れていたのに 雨の音で 雨の音で 雨の日だったみたい わたしの目 抱いて わたしの手 抱いて わたしの指 抱いて わたしの腕 抱いて わたしの肩 抱いて わたしの脚 抱いて わたしの背中 抱いて わたしの髪 抱いて わたしの唇 抱いて わたしの声 抱いて 雨 雨 雨 あぁ… |
歌う理由あなたと わたし あなたの目のなかにいるわたしを見る わたしのなかに入ったあなたを感じる あなたの腕のなかで朝の小鳥の声を聴く あなたはパジャマの下だけで わたしはパジャマの上だけで 窓から入ってきた風にくすぐられて くしゃみしたあなたを見て そんな格好してるからでしょうと笑う 笑い合って 見つめ合って 抱き合って あなたと わたし ふたりでいるだけで 幸せに声がさらわれた あなたの名前を呼ぶだけで 胸がいっぱいになった なにひとつ歌うことはなかった あなたさえいれば わたしは歌わなくてもよかった あの夜 あなたはいなくなった 声が口からあふれ出した 両手で押さえても止められない 悲鳴のように 嗚咽のように わたしは歌う 二度と笑うことができないから わたしは歌う 歌う 歌う 歌う | 奥田美和子 | 柳美里 | イズミカワソラ | 割田康彦 | あなたと わたし あなたの目のなかにいるわたしを見る わたしのなかに入ったあなたを感じる あなたの腕のなかで朝の小鳥の声を聴く あなたはパジャマの下だけで わたしはパジャマの上だけで 窓から入ってきた風にくすぐられて くしゃみしたあなたを見て そんな格好してるからでしょうと笑う 笑い合って 見つめ合って 抱き合って あなたと わたし ふたりでいるだけで 幸せに声がさらわれた あなたの名前を呼ぶだけで 胸がいっぱいになった なにひとつ歌うことはなかった あなたさえいれば わたしは歌わなくてもよかった あの夜 あなたはいなくなった 声が口からあふれ出した 両手で押さえても止められない 悲鳴のように 嗚咽のように わたしは歌う 二度と笑うことができないから わたしは歌う 歌う 歌う 歌う |
笑顔雨上がりに 誘われるように 歩く 君をいた街 壁の落書き 語り明かした夜 すべてが今は愛しい 何も変わっていない 君が去っていっても 何も変わっていない この僕に出来る事 きっと きっと せめて君の笑顔だけは守りたい たとえこの先もう 二度と逢えなくても 僕の中にいる 君に歌い続けるよ lalala… 二人で歩く 夜の並木道 そっと触れる唇 目黒川に 映った夜景も すべてが今は幻 何も変わっていない 君を失っても 何も変わっていない 僕の気持ちだけは ずっと ずっと いつも君の笑顔は優しいから 瞳を閉じれば 今でも逢えるから 君の中にいる 僕は笑っているかな lalala… あの日の出逢いも 我慢もすれちがいも すべてが大事な 運命だった 二人の未来が また重なり合うのなら 今この瞬間も 歩いて行ける もしも君の笑顔が途絶えたなら 今でも変わらず 君の味方だから 同じ空の下の 君に歌を届けるよ lalala… 今も君の笑顔だけは守りたい たとえこの先もう 二度と逢えなくても 同じ空の下の 君に歌い続けるよ lalala… | 奥田美和子 | 奥田美和子・林桃子 | 野井洋児 | | 雨上がりに 誘われるように 歩く 君をいた街 壁の落書き 語り明かした夜 すべてが今は愛しい 何も変わっていない 君が去っていっても 何も変わっていない この僕に出来る事 きっと きっと せめて君の笑顔だけは守りたい たとえこの先もう 二度と逢えなくても 僕の中にいる 君に歌い続けるよ lalala… 二人で歩く 夜の並木道 そっと触れる唇 目黒川に 映った夜景も すべてが今は幻 何も変わっていない 君を失っても 何も変わっていない 僕の気持ちだけは ずっと ずっと いつも君の笑顔は優しいから 瞳を閉じれば 今でも逢えるから 君の中にいる 僕は笑っているかな lalala… あの日の出逢いも 我慢もすれちがいも すべてが大事な 運命だった 二人の未来が また重なり合うのなら 今この瞬間も 歩いて行ける もしも君の笑顔が途絶えたなら 今でも変わらず 君の味方だから 同じ空の下の 君に歌を届けるよ lalala… 今も君の笑顔だけは守りたい たとえこの先もう 二度と逢えなくても 同じ空の下の 君に歌い続けるよ lalala… |
哀しみに溺れて哀しみに溺れて 憎しみに溺れて 淋しさに溺れて ただ抱き合いたいだけなのに わたしの腕はあなたに届かない どうして? どうして!!! 黙ってないで教えて 哀しみの底にはあなたがいるの? 憎しみの底にはあなたがいるの? 淋しさの底にはあなたがいるの? あなたはいない あなたに逢いたいわたししかいない 哀しみを越えて 憎しみを越えて 淋しさを越えて ただ逢いたいだけなのに 越えなければならないものがたくさんある どうして? どうして!!! 黙ってないで教えて 哀しみの向こうにはあなたがいるの? 憎しみの向こうにはあなたがいるの? 淋しさの向こうにはあなたがいるの? あなたはいない あなたに逢いたいわたししかいない | 奥田美和子 | 柳美里 | kikuo | Kikuo | 哀しみに溺れて 憎しみに溺れて 淋しさに溺れて ただ抱き合いたいだけなのに わたしの腕はあなたに届かない どうして? どうして!!! 黙ってないで教えて 哀しみの底にはあなたがいるの? 憎しみの底にはあなたがいるの? 淋しさの底にはあなたがいるの? あなたはいない あなたに逢いたいわたししかいない 哀しみを越えて 憎しみを越えて 淋しさを越えて ただ逢いたいだけなのに 越えなければならないものがたくさんある どうして? どうして!!! 黙ってないで教えて 哀しみの向こうにはあなたがいるの? 憎しみの向こうにはあなたがいるの? 淋しさの向こうにはあなたがいるの? あなたはいない あなたに逢いたいわたししかいない |
君を想う昨日のことのように 君が笑うから ここから動けない 明日はまだいらない 切なさを遠い過去へ 捨てられたのなら つながれているこの手で 何を描くだろう 春が咲き 夏に夢を見て 君のことを想う 秋が散り 冬を抱きしめて 君は誰を想う 手を振ることもなく さよならした日から 時計も動かない 涙も涸れたまま 愛しさを君のもとへ そっと運べたら 止まってた明日もきっと 輝きだすだろう うつりゆく季節香るたび 君のことを想う 思い出ばかりに身を寄せて 君のことを想う 春が咲き 夏に夢を見て 君のことを想う 秋が散り 冬を抱きしめて 君のことを想う | 奥田美和子 | 葛谷葉子・奥田美和子 | 葛谷葉子 | | 昨日のことのように 君が笑うから ここから動けない 明日はまだいらない 切なさを遠い過去へ 捨てられたのなら つながれているこの手で 何を描くだろう 春が咲き 夏に夢を見て 君のことを想う 秋が散り 冬を抱きしめて 君は誰を想う 手を振ることもなく さよならした日から 時計も動かない 涙も涸れたまま 愛しさを君のもとへ そっと運べたら 止まってた明日もきっと 輝きだすだろう うつりゆく季節香るたび 君のことを想う 思い出ばかりに身を寄せて 君のことを想う 春が咲き 夏に夢を見て 君のことを想う 秋が散り 冬を抱きしめて 君のことを想う |
さくら散る前にホームルームが終わって 教室や廊下に残るざわめきを通り過ぎ わたしは南校舎の部室に向かった いつも わたしが先に入って 本を読んできみを待ってた きみはすこし照れながら入ってきて わたしは本を閉じて話しかけた 本やテレビや音楽の話… 話すことはなんでもよかった きみと同じものを聞きたかった きみと同じものを見たかった いつまでも おしゃべりしていたかった いつまでも いっしょにいたかった さくら さくら 散ってしまう前に あのひとの声を聞かせて さくら さくら 咲いているあいだだけ あのときのわたしに戻して さくら さくら さくら さくら チャイムがやんで ランニングの掛け声やボールを打つ音が静まり きみは紺色のブレザーを肩にかけた いつも きみが先に立って 机に座ってわたしを待ってた わたしは前髪をひっぱりながら立ちあがって きみは歩き出して話しつづけた 今日や昨日や明日の話…… 聞いた話は夢になった きみと同じ場所にいたかった きみと同じ時間を過ごしたかった いつまでも おしゃべりしていたかった いつまでも いっしょにいたかった さくら さくら 散ってしまう前に わたしの声を届けて さくら さくら 咲いているあいだだけ あのときのあのひとに戻して さくら さくら さくら さくら | 奥田美和子 | 柳美里 | 柴草玲 | 山口一久 | ホームルームが終わって 教室や廊下に残るざわめきを通り過ぎ わたしは南校舎の部室に向かった いつも わたしが先に入って 本を読んできみを待ってた きみはすこし照れながら入ってきて わたしは本を閉じて話しかけた 本やテレビや音楽の話… 話すことはなんでもよかった きみと同じものを聞きたかった きみと同じものを見たかった いつまでも おしゃべりしていたかった いつまでも いっしょにいたかった さくら さくら 散ってしまう前に あのひとの声を聞かせて さくら さくら 咲いているあいだだけ あのときのわたしに戻して さくら さくら さくら さくら チャイムがやんで ランニングの掛け声やボールを打つ音が静まり きみは紺色のブレザーを肩にかけた いつも きみが先に立って 机に座ってわたしを待ってた わたしは前髪をひっぱりながら立ちあがって きみは歩き出して話しつづけた 今日や昨日や明日の話…… 聞いた話は夢になった きみと同じ場所にいたかった きみと同じ時間を過ごしたかった いつまでも おしゃべりしていたかった いつまでも いっしょにいたかった さくら さくら 散ってしまう前に わたしの声を届けて さくら さくら 咲いているあいだだけ あのときのあのひとに戻して さくら さくら さくら さくら |
しずくすべての人を愛せるわけじゃないなら せめて愛する人を 裏切らずに疑わずに 責めたり憎んだりしないで 無邪気でいることが 人を傷つけてしまうの? 静かな情熱が瞳の奥で騒ぎだす…あなたに巡り会えて こぼれそうな泪のつぶ 流さず胸にためて 一瞬を強く生きよ 一途なしずくになって 純粋な愛情が いつだって誰かを惑わしてる あきらめないで祈りましょう 世界がたとえ暗闇でも 自分に誇れる たったひとつを見つけだそう コトバに出来ない夢が両手にあふれても 誰にも染まらないよ 果てしない時代(とき)の中で 自分に何が出来る 今はまだ小さくても 輝き消せやしないよ 水道のカルキがシンクの淵にたまって そのまま溶けそうにない 化学環境もちろん愛情も ぜんぶ同じ次元で考える 何かひとつ自分にしかできないコト 見つけだせたら 他にはなにもいらないでしょ それが最近わかってきたでしょ 大きな岩のような都会の隅っこで 何かを少しずつ×3変えていきたい 誰かを本気で浸食してたい 今朝のテレビは遠い何処かの 憎みあう誰かを映してた 果てしない時代(とき)の中で 自分に何が出来る 今はまだ小さくても 輝き消せやしないよ こぼれそうな泪のつぶ 流さず胸にためて 一瞬を強く生きよ 一途なしずくになって | 奥田美和子 | 大江千里 | 大江千里 | 大江千里 | すべての人を愛せるわけじゃないなら せめて愛する人を 裏切らずに疑わずに 責めたり憎んだりしないで 無邪気でいることが 人を傷つけてしまうの? 静かな情熱が瞳の奥で騒ぎだす…あなたに巡り会えて こぼれそうな泪のつぶ 流さず胸にためて 一瞬を強く生きよ 一途なしずくになって 純粋な愛情が いつだって誰かを惑わしてる あきらめないで祈りましょう 世界がたとえ暗闇でも 自分に誇れる たったひとつを見つけだそう コトバに出来ない夢が両手にあふれても 誰にも染まらないよ 果てしない時代(とき)の中で 自分に何が出来る 今はまだ小さくても 輝き消せやしないよ 水道のカルキがシンクの淵にたまって そのまま溶けそうにない 化学環境もちろん愛情も ぜんぶ同じ次元で考える 何かひとつ自分にしかできないコト 見つけだせたら 他にはなにもいらないでしょ それが最近わかってきたでしょ 大きな岩のような都会の隅っこで 何かを少しずつ×3変えていきたい 誰かを本気で浸食してたい 今朝のテレビは遠い何処かの 憎みあう誰かを映してた 果てしない時代(とき)の中で 自分に何が出来る 今はまだ小さくても 輝き消せやしないよ こぼれそうな泪のつぶ 流さず胸にためて 一瞬を強く生きよ 一途なしずくになって |
人生に乾杯を!別れの時は近づいてる 抜け殻みたいな太陽抱き締めて 見飽きたこの街で杯を交わす 勝ち組 負け組 人によっては色々あるけど つまらない区別や劣等感も ごちゃまぜにとにかく歩いた月日 俺たちはそうさ トムソーヤじゃないか 無限のネオンに漕ぎ出していく ああ いつの間に流れ行く毎日が雲のように 風のように鳥のように飛んでいく あなたに乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 戸惑いを飲み干して またひとつ酔えばいい 別れの悲しみを寂しさを切なさを背負うたび人は皆 人生に慣れていく あの頃のことを覚えているかい 真っ赤ッ赤な目をして朝日を数え 無理だって誰もが言えないような リベンジ誓った あの顔つきのまま ああ 広い海 目の前に潮風に立ち尽くす 目を伏せず蜃気楼焼き付けて みんなで乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 青春がプカプカと泡になり はじけ飛ぶ 今日の日を忘れない それぞれに抱き締めて 強くなる 俺たちは 人生を手に入れる 最後に乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 胸の奥 秘めた事 今夜なら言えるかな 時には叫びあいハシャギ合い競いあい 裏切りも少しだけ 人生はチャンポンさ 必ず乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう この次に会う時は指を差しからかおう いつの日か夕焼けの帰り道 眩しげに 振り返る我が道に人生に乾杯を! | 奥田美和子 | 仲山卯月 | 仲山卯月 | 松浦晃久 | 別れの時は近づいてる 抜け殻みたいな太陽抱き締めて 見飽きたこの街で杯を交わす 勝ち組 負け組 人によっては色々あるけど つまらない区別や劣等感も ごちゃまぜにとにかく歩いた月日 俺たちはそうさ トムソーヤじゃないか 無限のネオンに漕ぎ出していく ああ いつの間に流れ行く毎日が雲のように 風のように鳥のように飛んでいく あなたに乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 戸惑いを飲み干して またひとつ酔えばいい 別れの悲しみを寂しさを切なさを背負うたび人は皆 人生に慣れていく あの頃のことを覚えているかい 真っ赤ッ赤な目をして朝日を数え 無理だって誰もが言えないような リベンジ誓った あの顔つきのまま ああ 広い海 目の前に潮風に立ち尽くす 目を伏せず蜃気楼焼き付けて みんなで乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 青春がプカプカと泡になり はじけ飛ぶ 今日の日を忘れない それぞれに抱き締めて 強くなる 俺たちは 人生を手に入れる 最後に乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう 胸の奥 秘めた事 今夜なら言えるかな 時には叫びあいハシャギ合い競いあい 裏切りも少しだけ 人生はチャンポンさ 必ず乾杯しよう乾杯しよう乾杯しよう この次に会う時は指を差しからかおう いつの日か夕焼けの帰り道 眩しげに 振り返る我が道に人生に乾杯を! |
絶望の果て紺の襟に三本線の セーラー服と黒いローファー この青空の果てにあるのは 絶望だけ みんな同じ制服を着て 坂道をのぼってく 桜の蕾 ひらきかけてた 朝の光のなか ほんとうは坂道を駆け降りたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに坂道を のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに坂道を のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし | 奥田美和子 | 柳美里 | Rie | 松浦晃久 | 紺の襟に三本線の セーラー服と黒いローファー この青空の果てにあるのは 絶望だけ みんな同じ制服を着て 坂道をのぼってく 桜の蕾 ひらきかけてた 朝の光のなか ほんとうは坂道を駆け降りたかった わたしの居場所 どこにもなかったから あなたに あなたに出逢うまでは 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに坂道を のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし 青空の果てまで 手を離さないで いっしょに坂道を のぼってくれますか? あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし |
そばにいてそばにいて そばにいて そばにいて 切り出したその言葉に 戸惑いを隠せない私 込み上げる涙こらえ わかったとあなたにつぶやく さめてほしい夢なら ほお伝う 涙 そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空をふたり最後みつめる 一緒にまだいたいよ もう一度聞き返した 唇からはさっきの言葉 別れ道あと少し ゆっくりと歩くいつもより 桜並木 春風 手を強く むすぶ そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空の下でそっと寄り添う 一緒にまだいたいよ 降りしきる桜 あなたをどこへ連れてくの こんな春なんて来なければよかったのに… そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空をふたり最後みつめる 一緒にまだいたいよ | 奥田美和子 | 新野麻衣・奥田美和子 | 磯部篤子 | | そばにいて そばにいて そばにいて 切り出したその言葉に 戸惑いを隠せない私 込み上げる涙こらえ わかったとあなたにつぶやく さめてほしい夢なら ほお伝う 涙 そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空をふたり最後みつめる 一緒にまだいたいよ もう一度聞き返した 唇からはさっきの言葉 別れ道あと少し ゆっくりと歩くいつもより 桜並木 春風 手を強く むすぶ そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空の下でそっと寄り添う 一緒にまだいたいよ 降りしきる桜 あなたをどこへ連れてくの こんな春なんて来なければよかったのに… そばにいて そばにいて そばにいて せめてもう少し 星空をふたり最後みつめる 一緒にまだいたいよ |
ソラオイ空の色が変わる 夕暮れ時は 一人きりの影も 大きく見える 息も出来ない程 恋に打たれて あなたと過ごせる日々が ただ嬉しかった 少しずつ 狂いだした 2人の歩幅を いつも いつも 信じて 追いかける雲もきっと 行きつく果ては知らない あなたが帰る場所なら いつもここにあるから 花は風に揺れて ――――さよならは言わないで 空の色が変わる ――――さよならは言わないで 強がった涙も その寂しさも 何故か解ってくれた 優しいぬくもり 苦しみが夢を奪う 私の知らない 顔を 顔を しないで 流れゆく空もきっと 2人の果ては知らない それでも笑っていたい 約束があるから それはあなたが 探しに行ったもの 傷ついて見えないもの 今でも一番そばにいるのは 私と心から言えるよ 追いかける雲もきっと 行きつく果ては知らない あなたは帰ってくるだろう そして笑って 少し泣くんだろう 続いてく空もきっと 2人の果ては知らない それでも笑いたいから ただ信じて 1人で泣くんだろう 花は風に揺れて ――――さよならは言わないで 空の色が変わる ――――さよならは言わないで | 奥田美和子 | SyunaCo. | SyunaCo. | | 空の色が変わる 夕暮れ時は 一人きりの影も 大きく見える 息も出来ない程 恋に打たれて あなたと過ごせる日々が ただ嬉しかった 少しずつ 狂いだした 2人の歩幅を いつも いつも 信じて 追いかける雲もきっと 行きつく果ては知らない あなたが帰る場所なら いつもここにあるから 花は風に揺れて ――――さよならは言わないで 空の色が変わる ――――さよならは言わないで 強がった涙も その寂しさも 何故か解ってくれた 優しいぬくもり 苦しみが夢を奪う 私の知らない 顔を 顔を しないで 流れゆく空もきっと 2人の果ては知らない それでも笑っていたい 約束があるから それはあなたが 探しに行ったもの 傷ついて見えないもの 今でも一番そばにいるのは 私と心から言えるよ 追いかける雲もきっと 行きつく果ては知らない あなたは帰ってくるだろう そして笑って 少し泣くんだろう 続いてく空もきっと 2人の果ては知らない それでも笑いたいから ただ信じて 1人で泣くんだろう 花は風に揺れて ――――さよならは言わないで 空の色が変わる ――――さよならは言わないで |
tsu-ki永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 夢中だね! 誰も知らない場所できみは ホントニヤリタイコト わずかな確率でも 瞳の奥を輝かせる サンダルに小石がまぎれて 自販機越しに見上げた白い月 昨日より満ちてきたね 時間ってどんどん加速してるね ここから逃げないで ah 現実は厳しくても 愛を×2 止めないで 約束したよね この胸に 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 無口だね 傷ついた人は 痛みの数だけ強くなれるよ 変わり始めてるんだね 会えない夜にきみを想うよ 自分から逃げないで ah 現実に砕かれても 夢×2 消さないで 輝き続ける 月のように 限りなく満ちては欠ける 月の光に照らされて きみのこと抱きしめるため きっと わたしは生まれてきた 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 限りなく満ちては欠ける 月よ この地球(ほし)を照らして きみのこと 抱きしめるため きっと わたしは生まれてきた どこまでも 追いかけてくる 月の光を浴びながら 進んでいこう 誰も知らない 海を目指す Lunar-Light 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light きっと逢える Lunar-Light きみに逢える Lunar-Light | 奥田美和子 | 大江千里 | 大江千里 | 河野伸 | 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 夢中だね! 誰も知らない場所できみは ホントニヤリタイコト わずかな確率でも 瞳の奥を輝かせる サンダルに小石がまぎれて 自販機越しに見上げた白い月 昨日より満ちてきたね 時間ってどんどん加速してるね ここから逃げないで ah 現実は厳しくても 愛を×2 止めないで 約束したよね この胸に 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 無口だね 傷ついた人は 痛みの数だけ強くなれるよ 変わり始めてるんだね 会えない夜にきみを想うよ 自分から逃げないで ah 現実に砕かれても 夢×2 消さないで 輝き続ける 月のように 限りなく満ちては欠ける 月の光に照らされて きみのこと抱きしめるため きっと わたしは生まれてきた 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light 限りなく満ちては欠ける 月よ この地球(ほし)を照らして きみのこと 抱きしめるため きっと わたしは生まれてきた どこまでも 追いかけてくる 月の光を浴びながら 進んでいこう 誰も知らない 海を目指す Lunar-Light 永遠が一秒になる 千年の時が動いて 奇跡を起こそう この瞬間に きみに逢える Lunar-Light きっと逢える Lunar-Light きみに逢える Lunar-Light |
月が好き長い髪を切った 胸まである髪を切った 部屋に戻って鏡を見た でも何も変わらなかった どうすればいい? どうすれば笑っていれる? 雨が好き 傘が私を隠してくれるから 海が好き 波音が泣き声を消してくれるから ただ待ってる 今日も待ってる 誰かが来てくれることを 紅い靴を買った ヒールの高い靴を買った 夜の街をひたすら歩いた でも何も変わらなかった どうしたらいい? どうしたら痛くない? 夜が好き 闇が涙を隠してくれるから 月が好き こんな私さえも照らしてくれるから ただ待ってる 今日も待ってる 誰かが来てくれることを 雨が好き 傘が私を隠してくれるから 海が好き 波音が泣き声を消してくれるから 夜が好き 闇が涙を隠してくれるから 月が好き こんな私さえも照らしてくれるから | 奥田美和子 | 奥田美和子 | marhy | | 長い髪を切った 胸まである髪を切った 部屋に戻って鏡を見た でも何も変わらなかった どうすればいい? どうすれば笑っていれる? 雨が好き 傘が私を隠してくれるから 海が好き 波音が泣き声を消してくれるから ただ待ってる 今日も待ってる 誰かが来てくれることを 紅い靴を買った ヒールの高い靴を買った 夜の街をひたすら歩いた でも何も変わらなかった どうしたらいい? どうしたら痛くない? 夜が好き 闇が涙を隠してくれるから 月が好き こんな私さえも照らしてくれるから ただ待ってる 今日も待ってる 誰かが来てくれることを 雨が好き 傘が私を隠してくれるから 海が好き 波音が泣き声を消してくれるから 夜が好き 闇が涙を隠してくれるから 月が好き こんな私さえも照らしてくれるから |
日曜日の朝日曜日の朝 わたしはひとりだった あなたとケンカしたから 鏡に顔を映してみた ひどい顔ね 死んだ金魚をてのひらですくうみたいに 顔を洗った 鉛みたいに重い頭を振ってみた わたしは一歩も部屋から出なかった いま なにしてるの? いま どこにいるの? ごめんなさい 何度もメールした ケイタイを枕の横に置いて 泣いた ひとりぼっちで わたし 馬鹿みたい あなたがいないと息をすることもできないの もうあなたとおしゃべりすることはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと手をつないで歩くことはできないの? Endless love I'm missing you 日曜日の夜 わたしはひとりだった あなたとケンカしたから グラスに氷を入れて飲んでみた 苦い味ね あなたが残していったウィスキー 空っぽになるまで飲んだ あじさい色の夕陽がグラスに落ちて わたしは一日の終わりを飲み干した いま なにしてるの? いま どこにいるの? さようなら 最後にメールした ケイタイを窓の外に投げ棄てて 笑った ひとりぼっちで わたし 駄目みたい あなたがいないと眠ることもできないの もうあなたとキスすることはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと抱き合うことはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと愛し合うことはできないの? Endless love I'm missing you | 奥田美和子 | 柳美里 | イズミカワソラ | コイケタカヒロ | 日曜日の朝 わたしはひとりだった あなたとケンカしたから 鏡に顔を映してみた ひどい顔ね 死んだ金魚をてのひらですくうみたいに 顔を洗った 鉛みたいに重い頭を振ってみた わたしは一歩も部屋から出なかった いま なにしてるの? いま どこにいるの? ごめんなさい 何度もメールした ケイタイを枕の横に置いて 泣いた ひとりぼっちで わたし 馬鹿みたい あなたがいないと息をすることもできないの もうあなたとおしゃべりすることはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと手をつないで歩くことはできないの? Endless love I'm missing you 日曜日の夜 わたしはひとりだった あなたとケンカしたから グラスに氷を入れて飲んでみた 苦い味ね あなたが残していったウィスキー 空っぽになるまで飲んだ あじさい色の夕陽がグラスに落ちて わたしは一日の終わりを飲み干した いま なにしてるの? いま どこにいるの? さようなら 最後にメールした ケイタイを窓の外に投げ棄てて 笑った ひとりぼっちで わたし 駄目みたい あなたがいないと眠ることもできないの もうあなたとキスすることはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと抱き合うことはできないの? Endless love I'm missing you もうあなたと愛し合うことはできないの? Endless love I'm missing you |
1/2あの夏 あなたが眩しくて目を閉じた あの海 あなたを目指して平泳ぎした あの道 あなただけを想って歩いたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう 行けない 行けない 行けない わたしひとりの1/2の夜 あの指 わたしの髪を撫でてくれた あの手 わたしの手をあたためてくれた あの腕 わたしだけに向かってひらいたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう 行けない 行けない 行けない わたしひとりの1/2の夜 | 奥田美和子 | 柳美里 | 加藤裕介 | 松浦晃久 | あの夏 あなたが眩しくて目を閉じた あの海 あなたを目指して平泳ぎした あの道 あなただけを想って歩いたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう 行けない 行けない 行けない わたしひとりの1/2の夜 あの指 わたしの髪を撫でてくれた あの手 わたしの手をあたためてくれた あの腕 わたしだけに向かってひらいたのに もう いない いない いない あなたひとりの1/2の朝 もう 行けない 行けない 行けない わたしひとりの1/2の夜 |
はばたいて鳥は消えるぼくの頭には穴がひとつ 冷たい風が吹き抜ける ほんとうなんだ 信じてよ 引き裂かれ 突き刺され 切り取られ 押し潰され 磨り減らされ 打ち砕かれ 膝を握り締めて痛みに堪えろ 泣くために声を膨らますな 縋り付くために声を振り絞るな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 自由は孤独のなかにある 自由は孤独のなかにしかない ぼくは自由を歌う ぼくは孤独を歌う はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために 風が仕掛けた戦争 空は闘う意志を失くした 雲は降参した 海は嘆くばかり ぼくは死に損ない 部屋のなかは恐怖に占領された なにかが崩れる音がする 拳を握り締めて踏みとどまれ 逃げるためにいいわけを捜すな 救けを求めるために声を涸らすな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 雨のように絶望が降る 雨のように降りやむことはない ぼくは雨を歌う ぼくは絶望を歌う ひきがねを引いて銃声は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える 時の彼方に消える 泣き明かした夜を込めて 息を殺した朝を込めて 夜ならば夜のように 朝ならば朝のように 歌え! はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために | 奥田美和子 | 柳美里 | marhy | 羽毛田丈史 | ぼくの頭には穴がひとつ 冷たい風が吹き抜ける ほんとうなんだ 信じてよ 引き裂かれ 突き刺され 切り取られ 押し潰され 磨り減らされ 打ち砕かれ 膝を握り締めて痛みに堪えろ 泣くために声を膨らますな 縋り付くために声を振り絞るな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 自由は孤独のなかにある 自由は孤独のなかにしかない ぼくは自由を歌う ぼくは孤独を歌う はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために 風が仕掛けた戦争 空は闘う意志を失くした 雲は降参した 海は嘆くばかり ぼくは死に損ない 部屋のなかは恐怖に占領された なにかが崩れる音がする 拳を握り締めて踏みとどまれ 逃げるためにいいわけを捜すな 救けを求めるために声を涸らすな 声をのめ! 声をのめ! 声をのめ! 雨のように絶望が降る 雨のように降りやむことはない ぼくは雨を歌う ぼくは絶望を歌う ひきがねを引いて銃声は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える 時の彼方に消える 泣き明かした夜を込めて 息を殺した朝を込めて 夜ならば夜のように 朝ならば朝のように 歌え! はばたいて鳥は消える 歌って声は消える 青空に吸い込まれて消える いつかぼくの消息が 歌のかたちで途絶えるとしても ぼくは歌う ぼくがぼくであるために ぼくは歌う ぼくがきみに紛れないために |
for you…涙をふいて あなたの指で 気付いたの はじめて あの頃の私 今日までの日々を 見ててくれたのは あなた わがままばかりでごめんなさいね 恋人と別れて あなたの部屋で 酔いつぶれてた そんな夜もあった 想い出せば 苦笑いね 淋しさも悲しみも あなたのそばで 溶けていった いつもいつの日も もしも 逢えずにいたら 歩いてゆけなかったわ 激しくこの愛つかめるなら 離さない 失くさない きっと あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 心を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい もしも傷つけあって 夜明けに泣き疲れても 激しくこの愛見つけた日は 忘れない 失くさない きっと あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 私を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい | 奥田美和子 | 大津あきら | 鈴木キサブロー | 矢田部正 | 涙をふいて あなたの指で 気付いたの はじめて あの頃の私 今日までの日々を 見ててくれたのは あなた わがままばかりでごめんなさいね 恋人と別れて あなたの部屋で 酔いつぶれてた そんな夜もあった 想い出せば 苦笑いね 淋しさも悲しみも あなたのそばで 溶けていった いつもいつの日も もしも 逢えずにいたら 歩いてゆけなかったわ 激しくこの愛つかめるなら 離さない 失くさない きっと あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 心を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい もしも傷つけあって 夜明けに泣き疲れても 激しくこの愛見つけた日は 忘れない 失くさない きっと あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 私を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい |
ふたりあなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair あなたの部屋のパソコンの上には 夏休み ふたりで行った海の写真と わたしがプレゼントしたCD 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 おしまいの日の朝 マンションの9階 あなたの悲鳴は届かなかった あなたのケイタイにわたしの番号が…… なにか伝えたかったの? 止めてほしかったの? あなたは飛び降りた わたしはひとり 夢を見てた あなたはひとり 落ちていった 今日はあなたのお葬式 わたし 行けなかった どこにも…… ゆっくり歩く あなたの魂がついてこられるように あなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair わたしの部屋のベッドの上には 夏休み ふたりで行った海の写真と あなたが最後に聴いたCD 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 はじめての日の朝 春の陽射しのなか あなたの悲鳴で目を醒ました あなたが閉じた瞼に涙が…… なにが哀しかったの? 悪い夢を見たの? わたしは手を伸ばした あなたとわたし 手をつないだ ふたりいっしょに 落ちていった 今日はあなたのお葬式 わたし 行けなかった どこにも…… ゆっくり歩く あなたの魂がついてこられるように あなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair | 奥田美和子 | 柳美里 | 安岡洋次郎 | | あなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair あなたの部屋のパソコンの上には 夏休み ふたりで行った海の写真と わたしがプレゼントしたCD 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 おしまいの日の朝 マンションの9階 あなたの悲鳴は届かなかった あなたのケイタイにわたしの番号が…… なにか伝えたかったの? 止めてほしかったの? あなたは飛び降りた わたしはひとり 夢を見てた あなたはひとり 落ちていった 今日はあなたのお葬式 わたし 行けなかった どこにも…… ゆっくり歩く あなたの魂がついてこられるように あなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair わたしの部屋のベッドの上には 夏休み ふたりで行った海の写真と あなたが最後に聴いたCD 「亡き王女のためのパヴァーヌ」 はじめての日の朝 春の陽射しのなか あなたの悲鳴で目を醒ました あなたが閉じた瞼に涙が…… なにが哀しかったの? 悪い夢を見たの? わたしは手を伸ばした あなたとわたし 手をつないだ ふたりいっしょに 落ちていった 今日はあなたのお葬式 わたし 行けなかった どこにも…… ゆっくり歩く あなたの魂がついてこられるように あなたが好きだった 明るい色の服を着て pink yellow orange あなたが好きだった やわらかいやわらかい chiffon cashmere mohair |
ブランコに揺れてだれもいない11月の公園で ブランコに揺れて 剥き出しの夜のなか 月明かりでわたしの影が揺れた 私は目を閉じて揺れた ポケットには剃刀 手首を切った ブランコに揺られながら 行ったり来たり ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… だれもいない3月の海で 波に足を浸して 剥き出しの夜のなか 波にわたしの影が呑み込まれた 私は目を閉じて揺れた ポケットには薬 噛み砕いた 波に足を浸しながら 寄せては返す ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… | 奥田美和子 | 柳美里 | コイケタカヒロ | コイケタカヒロ | だれもいない11月の公園で ブランコに揺れて 剥き出しの夜のなか 月明かりでわたしの影が揺れた 私は目を閉じて揺れた ポケットには剃刀 手首を切った ブランコに揺られながら 行ったり来たり ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… だれもいない3月の海で 波に足を浸して 剥き出しの夜のなか 波にわたしの影が呑み込まれた 私は目を閉じて揺れた ポケットには薬 噛み砕いた 波に足を浸しながら 寄せては返す ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… 生きているの? 死んでいるの? 生きていたいの? 死にたいの? ゆらぁり ゆら ゆらぁり ゆら ゆら ゆらぁり ゆらぁり ゆら ゆらぁり… |
ぼくが生きていたこともう一度 見てみたい 道ゆくひとの傘についた桜の花びら 海よりも青い紫陽花 ぼくを見るきみの目 もう一度 聞いてみたい かたづけ忘れた風鈴と鈴虫の歌 羽根をふくらませ寄り添う鳩たちの鳴き声 ぼくを呼ぶきみの声 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと もう一度 見てみたい ひと波割って近づいてくる赤い御神輿 足あとのついていない雪 ぼくを見るきみの目 もう一度 聞いてみたい 風にざわめく笹の葉と短冊の音 夕暮れが迫る縁側で降り注ぐ蝉時雨 ぼくを呼ぶきみの声 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと... 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと... もう一度…… | 奥田美和子 | 柳美里 | marron・kikuo | 松浦晃久 | もう一度 見てみたい 道ゆくひとの傘についた桜の花びら 海よりも青い紫陽花 ぼくを見るきみの目 もう一度 聞いてみたい かたづけ忘れた風鈴と鈴虫の歌 羽根をふくらませ寄り添う鳩たちの鳴き声 ぼくを呼ぶきみの声 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと もう一度 見てみたい ひと波割って近づいてくる赤い御神輿 足あとのついていない雪 ぼくを見るきみの目 もう一度 聞いてみたい 風にざわめく笹の葉と短冊の音 夕暮れが迫る縁側で降り注ぐ蝉時雨 ぼくを呼ぶきみの声 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと... 憶えていて ぼくが見たかったもの ぼくが聞きたかったもの 憶えていて ぼくがきみを好きだったこと ぼくが生きていたこと... もう一度…… |
BORN涙が落ちたあとだって 悲しみが癒えてくわけじゃない この胸に住み着いた 臆病な自分をただ感じてくだけ だけど信じていきたい 小さな夢のはじまりを ココロは少しずつ歩き始めてく 痛みさえひきずりながら とまどいで明日が見えなくても 想いは未来を探すのでしょう 泣き疲れた虹の果て 新しく生まれた私がいる この街はそういつだって 曖昧な現実見せるけど たったひとつの願いを 感じていけばいい そう感じればいい 人は誰かとくらべて 自分を見失うけれど 大事なものはそうココロにあるから 汚さずに輝かせたい ずぶ濡れで雨雲引き裂いたら みちびく光に出会えるのでしょう 水たまりに揺れている 太陽が私を照らしてゆく しあわせとか優しさとか 目に見えないものを こぼしながら集めながら いつかあふれてゆくまで… とまどいで明日が見えなくても 想いは未来を探すのでしょう 泣き疲れた虹の果て 新しく生まれた私がいる いま雨雲引き裂いたら みちびく光に出会えるのでしょう 水たまりに揺れている 太陽が私を照らしてゆく | 奥田美和子 | 村野直球 | オオヤギヒロオ | | 涙が落ちたあとだって 悲しみが癒えてくわけじゃない この胸に住み着いた 臆病な自分をただ感じてくだけ だけど信じていきたい 小さな夢のはじまりを ココロは少しずつ歩き始めてく 痛みさえひきずりながら とまどいで明日が見えなくても 想いは未来を探すのでしょう 泣き疲れた虹の果て 新しく生まれた私がいる この街はそういつだって 曖昧な現実見せるけど たったひとつの願いを 感じていけばいい そう感じればいい 人は誰かとくらべて 自分を見失うけれど 大事なものはそうココロにあるから 汚さずに輝かせたい ずぶ濡れで雨雲引き裂いたら みちびく光に出会えるのでしょう 水たまりに揺れている 太陽が私を照らしてゆく しあわせとか優しさとか 目に見えないものを こぼしながら集めながら いつかあふれてゆくまで… とまどいで明日が見えなくても 想いは未来を探すのでしょう 泣き疲れた虹の果て 新しく生まれた私がいる いま雨雲引き裂いたら みちびく光に出会えるのでしょう 水たまりに揺れている 太陽が私を照らしてゆく |
無言好きになるのはいいことですか? 嫌いになるのは悪いことですか? 笑うのはいいことですか? 泣くのは悪いことですか? 話すのはいいことですか? 黙るのは悪いことですか? 愛するのはいいことですか? 憎むのは悪いことですか? 拾うのはいいことですか? 棄てるのは悪いことですか? 手に入れるのはいいことですか? 手放すのは悪いことですか? 祈るのはいいことですか? 呪うのは悪いことですか? 起きあがるのはいいことですか? 寝ているのは悪いことですか? 立っているのはいいことですか? 転ぶのは悪いことですか? 走りつづけるのはいいことですか? 立ち止まるのは悪いことですか? 闘うのはいいことですか? 逃げるのは悪いことですか? 成りたいものがあるのはいいことですか? 成りたいものがないのは悪いことですか? 楽しむのはいいことですか? 苦しむのは悪いことですか? 出逢うのはいいことですか? 別れるのは悪いことですか? 見あげるのはいいことですか? うつむくのは悪いことですか? 目を向けるのはいいことですか? 目を背けるのは悪いことですか? 打ち明けるのはいいことですか? 隠すのは悪いことですか? 悪いことってなんですか? いいことってなんですか? 生きていくのはいいことですか? 生きるのをやめることは悪いことですか? ただ死ななければいいんですか? ただ生きていればいいんですか? | 奥田美和子 | 柳美里 | 安岡洋次郎 | 安岡洋一郎・割田康彦 | 好きになるのはいいことですか? 嫌いになるのは悪いことですか? 笑うのはいいことですか? 泣くのは悪いことですか? 話すのはいいことですか? 黙るのは悪いことですか? 愛するのはいいことですか? 憎むのは悪いことですか? 拾うのはいいことですか? 棄てるのは悪いことですか? 手に入れるのはいいことですか? 手放すのは悪いことですか? 祈るのはいいことですか? 呪うのは悪いことですか? 起きあがるのはいいことですか? 寝ているのは悪いことですか? 立っているのはいいことですか? 転ぶのは悪いことですか? 走りつづけるのはいいことですか? 立ち止まるのは悪いことですか? 闘うのはいいことですか? 逃げるのは悪いことですか? 成りたいものがあるのはいいことですか? 成りたいものがないのは悪いことですか? 楽しむのはいいことですか? 苦しむのは悪いことですか? 出逢うのはいいことですか? 別れるのは悪いことですか? 見あげるのはいいことですか? うつむくのは悪いことですか? 目を向けるのはいいことですか? 目を背けるのは悪いことですか? 打ち明けるのはいいことですか? 隠すのは悪いことですか? 悪いことってなんですか? いいことってなんですか? 生きていくのはいいことですか? 生きるのをやめることは悪いことですか? ただ死ななければいいんですか? ただ生きていればいいんですか? |
夢夢の話をするのは 子どもたちだけだよって いつも いつも 笑ってたわね でも 怖かったの ほら どきどきしてる あなたは わたしの胸にてのひらかぶせた 貝殻を閉じるみたいに そっと 心臓を 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも わたし? 死んだのは夢だけ? あなた…… 生きてる? 夢の話をするのは 叶うか破れたあとがいいよって いつも いつも 逸らしてたわね でも 確かめたかったの ほら どきどきしてる わたしは あなたの胸に耳を押し当てた ピストルで狙うみたいに ぎゅっと 心臓を 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも あなた? 死んだのは夢だけ? わたし…… 生きてる? 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも わたし? 死んだのは夢だけ? あなた…… 生きてる? | 奥田美和子 | 柳美里 | Rie | 西川進 | 夢の話をするのは 子どもたちだけだよって いつも いつも 笑ってたわね でも 怖かったの ほら どきどきしてる あなたは わたしの胸にてのひらかぶせた 貝殻を閉じるみたいに そっと 心臓を 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも わたし? 死んだのは夢だけ? あなた…… 生きてる? 夢の話をするのは 叶うか破れたあとがいいよって いつも いつも 逸らしてたわね でも 確かめたかったの ほら どきどきしてる わたしは あなたの胸に耳を押し当てた ピストルで狙うみたいに ぎゅっと 心臓を 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも あなた? 死んだのは夢だけ? わたし…… 生きてる? 抱き合って 離れない 離れない ずっと いっしょに 抱き合って 離れない 離れない ずっと ずっと ふたりで…… 死んだのは夢? それとも わたし? 死んだのは夢だけ? あなた…… 生きてる? |
love youどれが大切で 何が一番で このままじゃ 探せなくて 染まる街の色 揺れる木々の鼓動も 気付かずに 流れていくよ 重なった想い 絡まった心 どこかで 呼んでるキミを… I love you, I love you, I love you 言いたくなる 繰り返す日々も キミがいるのなら I love you, I love you, I love you I love you だけ 流れてく時間(とき)の中 それだけ信じていれたら どんな未来なら こんな淋しい夜も 乗り越えて いけるのだろう 変わる空の色 こぼれそうな星に 理由(わけ)も無く 泣きそうになる いつもと違う角を曲がって 明日を見つけにいくよ I love you I love you I love you 越えてみせる 険しい道でも ボクの道だから I love you I love you I love you 一人じゃない 続いてく夢の途中 キミだけ想っていれたら I love you, I love you, I love you 言いたくなる 繰り返す日々も キミがいるのなら I love you, I love you, I love you I love you だけ 流れてく時間(とき)の中 それだけ信じていれたら I love you I love you I love you 言いたくなる 夢の向こう側 キミがいるのなら I love you I love you I love you I love you だけ 歩いてく日々の中 それだけ信じていくから | 奥田美和子 | marhy・奥田美和子 | marhy | 石川鉄男 | どれが大切で 何が一番で このままじゃ 探せなくて 染まる街の色 揺れる木々の鼓動も 気付かずに 流れていくよ 重なった想い 絡まった心 どこかで 呼んでるキミを… I love you, I love you, I love you 言いたくなる 繰り返す日々も キミがいるのなら I love you, I love you, I love you I love you だけ 流れてく時間(とき)の中 それだけ信じていれたら どんな未来なら こんな淋しい夜も 乗り越えて いけるのだろう 変わる空の色 こぼれそうな星に 理由(わけ)も無く 泣きそうになる いつもと違う角を曲がって 明日を見つけにいくよ I love you I love you I love you 越えてみせる 険しい道でも ボクの道だから I love you I love you I love you 一人じゃない 続いてく夢の途中 キミだけ想っていれたら I love you, I love you, I love you 言いたくなる 繰り返す日々も キミがいるのなら I love you, I love you, I love you I love you だけ 流れてく時間(とき)の中 それだけ信じていれたら I love you I love you I love you 言いたくなる 夢の向こう側 キミがいるのなら I love you I love you I love you I love you だけ 歩いてく日々の中 それだけ信じていくから |