悲しい人なのにふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | ふと見上げた青空が今日は なぜか胸にしむ 各駅停車の汽車の窓 流れる雲見て涙ぐむ ほんとは悲しい人なのに どうしていつもほほえむの あなたがたずねた 小さな言葉が 心のガラス窓 さびしくコツンとたたいて過ぎてゆく ふと足止めたこの道が今日は にじんでゆがみます 生きているのに疲れてる わけでもないのにふさぎこむ きっと心がカゼひいて 寒くて私をだいたのね あなたがうかべた別れの笑顔が 心のガラス窓 せつなくにじんで消えて行きました もしも思い出が白いなら 僕にえんぴつ握らせて 後悔ばかりのあなたとの事 はじめから 書き直してみたいのです もう一度出会うから |
北の叙情詩北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという 木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと 山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が | 海援隊 | 武田鉄矢 | 花岡優平 | | 北の緑に身を染めれば 時の流れ緩やかに 眠りより深き 安らぎが包む 喋り疲れた唇が しばらく言葉を 忘れたいという 瞳はここで 眠りたいという 木もれ陽 揺らす もみの木の下 汗も拭かずに 座りこめば もみの梢が 囁きかける 俺がすこし 背を伸ばす間(ま)に おまえは死んでしまうのだから 過ぎてゆく季節を 惜んでみろと 山の小川に 身を屈めて 土を耕す男達が 両手で抄った 水を飲みほす 何度も飲みほす その姿が 祈る人の様に 僕には見えた 夕闇の中で なぜか 涙が |
君のお家が遠くなって君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね 垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり 遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった | 海援隊 | 武田鉄矢 | 仲井戸麗市 | | 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 縁側に立って ちょっと背伸びすれば 君のお家の台所が見えたね 垣根ごしに ピョンとはねれば 君の笑い顔も一緒にはねたヨ 夏になると僕の家の 朝顔が 君の庭のブランコに咲いたヨ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった 窓を開けて見えるものと云えば 白い壁のアパートばかり 遠い街に来て君を想うことが こんなに淋しいとは知らなかったヨ だから一人窓の中 君の想い出抱きしめて ピョンと跳ねているのさ 君のお家が遠くなってしまった 君のお家が遠くなってしまった |
キャバレーナイト・ブルースみじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 佐孝康夫 | みじめなんてもんじゃなかったぜ キャバレー廻りの あの頃は 暗い楽屋の片隅で 手のひら広げて見つめてた ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 博多キャバレー ナイト イン ブルース 博多キャバレー ナイト イン ブルース お前なんかにわかるもんかって タンカ切ってた ベースマン ROCK に惚れて いるけれど ROCK じゃ 食えない 食う為に今夜も乗れない ど演歌リズム ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 横浜キャバレー ナイト イン ブルース 淋しいなんてもんじゃなかったぜ ホステス姿のあの娘を見つけた時は 暗いフロアーの片隅で お客に抱かれて踊ってた ウブな瞳に涙をためて ああ暮れてゆく ああ暮れてゆく 札幌キャバレー ナイト イン ブルース 札幌キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース ロンリー ハート キャバレー ナイト イン ブルース |
郷愁心~のすたるじい~はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした | 海援隊 | 武田鉄矢 | 山木康世 | 海援隊 | はぐれてしまった幸せですが たしかに昔は すぐ傍にいました 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 春の遠足 ひろげたお弁当 グリーンピースごはんの おにぎり二つ おかずは少し 塩昆布だけ でも いただきますと空に叫んだ 裸足のまんまで 井戸水汲んで バケツで冷やした 畑のトマト 口一杯にかぶりついては 夏空見上げて サクサク噛んだ 欲しいものなど何にも無くて 幸せなんか簡単でした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 秋の日暮れに じゃが芋カレーライス 路地まで匂いが呼びに来たから 風呂敷マントの正義の味方は 自転車こいで お家へ帰る サンタがやって来ないクリスマスの夜 姉ちゃん焼いてくれたホットケーキ お箸をナイフとフオーク代わりに アメリカ人の真似して食べた もうそれだけで嬉しくなって アメリカ人より幸せでした 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 晩のご飯を 家族で囲んで おかわりする度にかあちゃん笑ってた 遠き昭和の子供の頃は 私 幸せと友達でした 私 幸せと仲良しでした |
けんかエレジーなんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た 俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない 見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | なんちゅうザマか このザマは 美しかったあの人が 今じゃ指輪がクルクル廻る やせた女になっとやないか 惚れて一緒になった人が 泣かせて住むとお前思うとうとか いいけん いいけん 表へ出やい ガタガタ こかんで 表へ出んか 貴様に殴さな わからん奴たい あの人 白いゆりの花 おまえとならば幸せと 信じていたから さよならも 言わずに ひとりで旅に出た 俺もあの人 好いとった 好きやからこそ あきらめて 貴様にたのんで いったじゃないとか それがなんか それがなんか このザマは 女泣かせて喜ぶバカに 貴様いつから 成っとうとや かたぎに生きろて 言うとったろうが それがヤクザの真似ばして つっぱたってつまらんと くやしかったら かかってこんや あの人 白いゆりの花 俺がいたんじゃトゲになる おまえ こうしてなぐるのも あの人 泣かせてほしくない 見やげてんやい 夜空の星ば 2つ並んで仲よく光る星があろうが あげん仲よう幸せになりやい 俺のことなら気にすんな 俺はどうせ水たまりにうつっとような星やけん 人様から見上げられるような星やなかと いいけん いいけん 気にするな |
恋挽歌ひとつの恋が死んだ夜 ふり出す雨にとびこんで 未練流そうと酒の息 酔った泪を雨で消す 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな 病まぬ筈ない恋の傷 無理にこらえて歌う唄 さの恋挽歌 ひとりの女が雨の中 ふるえる躯で一人言 みのある花になりたいわ 呼んでもせのない人を呼ぶ 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな いつになったら春が来る むかしなつかし唄う歌 さの恋挽歌 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな 病まぬ筈ない恋の傷 無理にこらえて歌う唄 さの恋挽歌 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | ひとつの恋が死んだ夜 ふり出す雨にとびこんで 未練流そうと酒の息 酔った泪を雨で消す 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな 病まぬ筈ない恋の傷 無理にこらえて歌う唄 さの恋挽歌 ひとりの女が雨の中 ふるえる躯で一人言 みのある花になりたいわ 呼んでもせのない人を呼ぶ 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな いつになったら春が来る むかしなつかし唄う歌 さの恋挽歌 道玄坂からひとくだり 誰も恨むな信じるな 病まぬ筈ない恋の傷 無理にこらえて歌う唄 さの恋挽歌 |
恋不思議街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった 人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう 街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私 人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 山木康世 | 萩田光雄 | 街で流行りの 恋唄たちは 愛してしますと くり返すけど 私の恋は とても静かで あなたが心を 夕暮に染めた 季節の中を さがし続けて ようやく あなたに たどりついたのに うまく笑えず 何も話せず うつむくだけの 私になった 人が人に 恋することが とても不思議に 思えてくる 心が心をさがして歩く 恋することは 何て不思議なことだろう 街で流行りの 恋唄たちは 別れがくるさと 笑ってるけど 私の恋は たとえ夢でも 幸福そうに 息をしている 季節の花が 陽差しをさがし そっと花びら ひろげるように 恋が肩をたたいた日から 迷わずあなたをみつめる私 人が人と 生きてゆくことが とても不思議に 思えてくる 心が心と肩寄せ歩く 愛することは 何て不思議なことだろう |
恋文君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末 君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末 灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away 君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 海援隊 | 君と交せし恋文を 日暮れの庭にて火に焼べる 遠き昔の恋なれば 誰にも知られず隠すため far away far away 白き煙は目に沁みて 恋せし心を後始末 君が綴りし便箋の 文字は炎に揺らめきて 火の粉となりて つぎつぎと 不思議な文字を闇に書く far away far away そっと炎に投げ入れて 恋せし心を後始末 灰となりにし恋文を 両手ですくえばさらさらと 燃えずに指に残りしは 愛という字の ひと文字か far away far away 君の名前を呟きて 恋せし心を懐かしむ ただひと文字の恋文の ひと文字だけの文を読む |
荒野より荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか 声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ 涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男・武田鉄矢 | 海援隊 | 荒れ果てた時代の上を吹き過ぎる風が 今 君にささやく言葉は何ですか 壊れたガラス窓から 差し込む光に 今 君が祈る言葉は何ですか 声高く唄えども自分の唄に なぐさめられることもなく また はげまされることもなく 声しぼり唄えども自分の唄は 風に舞う蝶の様に力弱く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 大空を飛び行く あの鳥でさえ 空には住めず 翼を汚し大地に生きる だから おまえも美しすぎる夢からさめて さあ 人の流れの中で 夢を見ろ 涙の河を ぬれながら泳いで渡り 苦しみの丘を つまずきながら登りつめても おまえと俺の休める所はどこにもなく 祈り続ける言葉だけがどこまでも続く 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと 風だけが激しく 風だけが激しく吹く おまえと俺の心の中へと |
ここからどこへここからどこへ行くのかと たずねる女(ひと)が 街角に ここまでどうしてきたのかと たずねる女(ひと)が 街角に でも船の舳先は海に向い 黒い海への旅が さあ ポケットにしまいこんだ地図だけは捨てて行こう そこに何があるのかと たずねる女が 泣いていた そこでは誰が待つのかと たずねる女が 泣いていた でも夢が激しい風の様に 白い船の帆をふくらまし さあ 青春の最後の道標 ここに消そう これで間違いないのか 旅立つ自分に聞いてみた これで後悔ないのか 旅立つ自分に聞いてみた でも小さな幸福追うよりは 風吹く丘に行く方が あぁ 今の自分を だまさぬ事と信じる | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | ここからどこへ行くのかと たずねる女(ひと)が 街角に ここまでどうしてきたのかと たずねる女(ひと)が 街角に でも船の舳先は海に向い 黒い海への旅が さあ ポケットにしまいこんだ地図だけは捨てて行こう そこに何があるのかと たずねる女が 泣いていた そこでは誰が待つのかと たずねる女が 泣いていた でも夢が激しい風の様に 白い船の帆をふくらまし さあ 青春の最後の道標 ここに消そう これで間違いないのか 旅立つ自分に聞いてみた これで後悔ないのか 旅立つ自分に聞いてみた でも小さな幸福追うよりは 風吹く丘に行く方が あぁ 今の自分を だまさぬ事と信じる |
心が風邪をひいたようで心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます | 海援隊 | 武田鉄也 | 中牟田俊男 | 桜庭伸幸 | 心が風邪をひいたようで 誰と話しても 寒くてなりません どうしてなんだろう 人はひとりだと 寒い言葉が吹き込んでくるのは 窓の向うに やけに寂しい 男がいるなと 僕が僕を見た こんな悲しい 顔して生きてたのか 自分の寂しさに 自分で驚いて 眼をそらしても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 心が風邪をひいたようで どこまで歩いても 寒くてなりません いつからなんだろう 吹き過ぎる風が 人の言葉に聞こえてしまうのは 冬の夜道で 誰かの声がする いい人だから いい事あるよって 暖かい声は 別れた君の声 忘れた人を 忘れずにいたのか やっと気付いても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようで 貴方に会えたらとしみじみ思います 街はすっかり春だというのに 日ざしの中ゆく私の影は 寒そに背中をまるめて 歩いてる 心の冬に なすすべもなく 佇んでいても しかたないじゃないか 心が風邪をひいたようです でも明日はきっと 微笑んでみせます |
心のかたち眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる 海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 牧田和男 | 眩しい日射しに 手のひら翳せば お前の胸には 光る汗の粒 見渡す限りの夏 西から吹く風が 日盛りを吹き抜ける 流れる季節にも かたちはあるのに 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる 海へ真っ直ぐに 続く道には 人の声もなく 動くのは雲の影 見渡す限りの夏 静か過ぎるから 怖いかと聞けば お前の横顔が 女に戻る 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる どんな男が おまえを変えたのか 話しておくれ 海へ入る前に 今 心のかたちが 言葉にできない 心のかたちが 言葉にできない お前をみつめて ほほ笑みが止まる |
心を石に例えば女にしてみれば それが最後の恋の筈 例えば男にしてみれば 恋はきれいな夢の筈 さよならだけしかない事は 恋を始めたその日から ほんとは判っていたくせに やっぱり泣かなきゃ さよならいえぬ あゝ 心を石にしてしまおう どこまでいっても男と女 あゝ 心を石にしてしまおう 何故なら女にしてみれば とってもきれいな思い出ばかり 何故なら男にしてみれば まだまだ続く旅だから 春は花に教えてもらい もうすぐ夏さえ来てくれるのに 消した恋ゆえ耳ふさぎ 心の中には吹雪吹く あゝ 心を石にしてしまおう どこまでいっても男と女 あゝ 心を石にしてしまおう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 海援隊 | | 例えば女にしてみれば それが最後の恋の筈 例えば男にしてみれば 恋はきれいな夢の筈 さよならだけしかない事は 恋を始めたその日から ほんとは判っていたくせに やっぱり泣かなきゃ さよならいえぬ あゝ 心を石にしてしまおう どこまでいっても男と女 あゝ 心を石にしてしまおう 何故なら女にしてみれば とってもきれいな思い出ばかり 何故なら男にしてみれば まだまだ続く旅だから 春は花に教えてもらい もうすぐ夏さえ来てくれるのに 消した恋ゆえ耳ふさぎ 心の中には吹雪吹く あゝ 心を石にしてしまおう どこまでいっても男と女 あゝ 心を石にしてしまおう |
心をこめてサヨウナラあなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ 過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | あなたは黙ってうなずいたまま 素直な涙でほほを濡らした 別れの言葉もないままでいい 言葉はすぐに消えていくから 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたは何か言おうとしたが 奇麗に笑って歩き出したね 声をからして呼びとめるには 僕は悲しみに馴れすぎたのさ 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ あなたが消えゆく黄昏れの町 僕はいつまでも見つめています こうして人と別れる時に 涙が出るのは久し振りです 今はあなたの後姿に 心をこめてサヨウナラ 過ぎて帰らぬ思い出達よ 心をこめてサヨウナラ |
こらえちゃっときない振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん 駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう 遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう | 海援隊 | 浦田賢一・補作詞:武田鉄矢 | 浦田賢一 | | 振りむけば天神 ころんで中洲 春よ来い 早く来い せめてお前に こらえちゃっときやい こげな俺やけん 艶な言葉で 別れも言えん 駆け出せば天神 下むいて中洲 夜が明けたら 一人でゆくけん お前ば置いて 辛かあ この胸 さしちゃりやい 好いとう 好いとう 死ぬごと好いとう お前ば好いとう 遠ざかる天神 振りむいて中洲 そげん優しう せんでもよかぜ こげな俺に 憎んでよかとぜ こげなこげな俺やけん すまん すまんって それしか言えん お前ば好いとう |
さすらいの譜空を行く風に乗り どこへ行くのか はぐれ鳥 亡くした夢 捜すたび お前もつらかろ 一人では コスモスの花咲く駅 さよなら言えずに泣く君を 好きだよと抱きしめたい だけど夢追う 旅に出た 雨が降りだしゃ 雨宿り 風に吹かれて風まかせ 心休める宿もなく さすらいの譜唄い 話し相手は影法師 知らぬ街で 陽が暮れて 誰か呼ぶこえに振り向けば 君が笑って立っている そんな夢みて泣きました 南風よ教えてくれ この旅の終りになにがある 青春の陽が沈み 人生と会えるのは いつなのか 雨が降り出しゃ 雨宿り 風にふかれて風まかせ からだ休める宿もなく さすらいの譜唄い 話し相手は影法師 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 空を行く風に乗り どこへ行くのか はぐれ鳥 亡くした夢 捜すたび お前もつらかろ 一人では コスモスの花咲く駅 さよなら言えずに泣く君を 好きだよと抱きしめたい だけど夢追う 旅に出た 雨が降りだしゃ 雨宿り 風に吹かれて風まかせ 心休める宿もなく さすらいの譜唄い 話し相手は影法師 知らぬ街で 陽が暮れて 誰か呼ぶこえに振り向けば 君が笑って立っている そんな夢みて泣きました 南風よ教えてくれ この旅の終りになにがある 青春の陽が沈み 人生と会えるのは いつなのか 雨が降り出しゃ 雨宿り 風にふかれて風まかせ からだ休める宿もなく さすらいの譜唄い 話し相手は影法師 |
漂泊浪漫人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる 「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」 人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ 「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」 旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 人の宿命の悲しさは 浮世を憎んで船を出し さすらい人になったとて いつか浮世が恋しくなる 「せめて今夜は この盃に 苦い酒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう そして悲しみ飲みほそう」 人の情けのうれしさは たとえばレモンの味がして 口に含めばすっぱくて わけもないのに泪ぐむ 「せめて今夜は この盃に 甘い洒をば なみなみついで そして一息に飲みほそう ほら あんたの情けを飲みほそう」 旅する男の寂しさは 夜汽車にうつる白い顔 きのうと今日にとり残されて それでも夢追うさすらい人よ 「あなたは見知らぬ人だけれど 酒に愁いを 流してしまおう そして一息に飲みほそう そして宿命を飲みほそう」 |
さよならさよなら ぼくの街 ぼくを育ててくれた街 いつのまにか大人になり 街に別れを告げる めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある さよなら 愛した人 ぼくを愛してくれた人 今は道を見つける時 そして進む時 めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある | 海援隊 | 井上良介 | 井上良介 | | さよなら ぼくの街 ぼくを育ててくれた街 いつのまにか大人になり 街に別れを告げる めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある さよなら 愛した人 ぼくを愛してくれた人 今は道を見つける時 そして進む時 めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある めぐる季節 流れる時 人生の各々に 始めがあり 終りがある そして 別れがある |
さよならに さよならリンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | リンゴの皮を むくように 過ぎ行く時は 渦巻くかたち 下へ下へと あなたがたどれば 昨日が今日に つながってゆく 遠い昔に 別れた人も ひとまわりすれば すぐそばにいる 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 葡萄の枝が 伸びるように 明日はいつも 青空の中 上へ上へと あなたが登れば いつも陽ざしは 眼の前にある これから出会う 見知らぬ人も 光の中で 今待っている 時間は光の 階段 さよならさえも 輝いてゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら 時間は螺旋の 階段 さよならさえも つながってゆく だからさよならに さよなら すべてのさよならに さよなら |
ざんげ私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる 人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます 私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 篠原信彦 | 私の唄は雨のよう 傘さす人は濡らせない それでも あなたの傘の上 濡れておくれと ふりしきる 人を愛したり 憎んだり 呪った事さえある私 おじけづいた やさしさが しみじみ悲しく 思えます 私の唄は砂のよう あなたが強くにぎる程 あなたの指から落ちてゆく 海のなごりを呟いて |
しぐれ坂ブルースふたりで歩けば しぐれ坂 雨はあなたの髪かざり つかの間にだけの逢瀬なら 消えてなくなる髪かざり 風がさやさや吹くたびに 雨足ゆれて 濡らすのは あなたの白足袋だけじゃない 強がる心もぬれてゆく 会えば苦しくなるからと あわなきゃもっと苦しくて 手に手をとってしぐれ坂 ほどく指先また結ぶ それでも日影の恋だから 別れ別れの帰り道 ひとつの傘がしぐれ坂 恋に濡れて おりてゆく | 海援隊 | 門谷憲二 | 千葉和臣 | | ふたりで歩けば しぐれ坂 雨はあなたの髪かざり つかの間にだけの逢瀬なら 消えてなくなる髪かざり 風がさやさや吹くたびに 雨足ゆれて 濡らすのは あなたの白足袋だけじゃない 強がる心もぬれてゆく 会えば苦しくなるからと あわなきゃもっと苦しくて 手に手をとってしぐれ坂 ほどく指先また結ぶ それでも日影の恋だから 別れ別れの帰り道 ひとつの傘がしぐれ坂 恋に濡れて おりてゆく |
昭和けんかロック下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ 我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | | 下手に出れば 調子に乗って 茶店のあの娘に しつこい口説き 無理矢理握った その手をはなしな いやがるあの娘を 泣かすじゃないぜ ジュータンみたいな ネクタイしめて それでも NOW な YOUNG のつもりか クツに車に 金縁眼鏡 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa たえにたえてりゃ 調子に乗って 机たたいて 出世の自慢 会社じゃえらかろ 上役さんよ 屋台に来てまで いばるんじゃないぜ ポマード頭をテカテカ 光らせ それでも エリート社員のつもりか 家柄 学歴 子供のピアノ 自慢できるは それだけか こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 田舎もん、いや、地方出身者だと 思ってなめるんじゃねえぜ 我慢に我慢で 昭和の御世を 丸く渡れと おっしゃるけれど それじゃこの手は いったい何の為 握れば誰でも げんこつ出来る 百、千、万の 言葉でも 話して解らぬ 奴がいる そんな奴には 言葉はいらぬ 頭突一発 あればよい こうなりゃ勝負だ 表へ出ようぜ いいけん いいけん 表へ出ようぜ Sa, Sa Sa Sa Sa, Sa, Sa, Sa, Sa Sa 愚かものめ 正義は必ず勝つはずなんだけどな |
昭和流れ年昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず 語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し 私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか 間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず | 海援隊 | 江口晶 | 千葉和臣 | | 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず 語るもおかしく親と子の因果は 子供が破るもの 一緒に暮らすはやや悲し ひとりで暮らすはなお悲し 私はかごの鳥じゃなし 黙って家を飛びだした かあさん泣いているだろか とうさん怒っているだろか 間違いだらけの青春が 輝いて見えるのは はるかな時間のせいじゃない ふえた荷物のせいじゃない 昭和の年は流れ年四つ五つはうかれ年 親の心を子は知らず 子供の心を親知らず |
新宿シンデレラひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 | 海援隊 | 武田鉄矢 | 千葉和臣 | 佐孝康夫 | ひとりぼっちで 夜汽車にゆられ 北の町から逃げてきたすり切れジーンのシンデレラ 海鳴りばかりの故郷だった 愛想つかして逃げてきた赤いヒールのシンデレラ 夜更けのショーウィンドー みつめたままで動けない ガラスのくつは そこにある そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 客待ちタクシーのライトに追われ ビルの谷間を逃げて行くすり切れジーンのシンデレラ シンデレラ 酔った男に声をかけられ 何も言えずに泣いている赤いヒールのシンデレラ 夢にまでみた これが東京か ほゝえみかける王子さま ショーウィンドーの マネキンさ そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 そうさ 今頃気づいたか 欲しいものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 夢みたものは いつだって冷たいガラスの 向こう側 |
新宿情話都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る 都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | | 都の空に雨が降る 夜の新宿ぬれて行く 赤いネオンのその下にゃ 酒とタバコとうそばかり あたいのあの人流れ者 やくざでバカな奴なのよ それでも愛しい人だから なじみの酒場で待ってるの 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る あの子が生きてりゃ今年で3つ 一人歩きのできる年 時々夢見るあの子のことを 小さなホタルになって来る いくら酒を飲んだとて グラスの底には明日はない 明日などいらない今夜だけ うそでもいいからやさしくてよ 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る 都の空に雨が降る 夜の新宿泪ぐむ 男と女が濡れながら 水無し河原を疲れてく 人生きれいな シャボン玉 風に吹かれて空に消え 思い出だけが雨と一緒に降って来る |
自画像あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです 決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように 時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても 決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです | 海援隊 | 中牟田俊男 | 中牟田俊男 | | あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 一つ二つと色を変え 私を描いてゆくのです 決してうまくはかけないが 誰かのマネもしたくない 時には奇麗な花を見て 描ききれないこともある だけど捨てたりこわしたり 自らすることのないように 時には激しい雨が降り 心の中まで降りこんで 今まで描いた私の姿が どこかへ流れてしまっても 決して捨てたりこわしたり 自らすることのないように あなたがくれた真白な 心の中のキャンパスに 私の命が終るまで 私を描いてゆくのです |
巡礼歌ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる 宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう | 海援隊 | 武田鉄矢 | 中牟田俊男 | 若草恵 | ここは四国の八十八ヶ所 菜の花畑を行く人は 雪より白き巡礼姿 春にも染まらず ただただ白き後ろ姿の人でした あんたもひとり旅する人か お遍路姿のじいさんが聞く アルミの水筒飲めとすすめて 私を仲間と思ったらしい 肩をならべて歩き出したら じいさんポツリと身の上話 おととしばあさんなくしたばかり 身体半分ちぎられたよう 巡礼歌 巡礼歌 もっと優しゅうしてやりゃよかった 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここは津軽の下北半島 みぞれまじりの雨降る道の 電信柱に花添えてある がらんと広い浜辺では 赤々火をたく人がいた あんた寒かろうここであったまれ 浜で火をたくばあさんが呼ぶ 白いおにぎり食べろとすすめ 孫の命日供養になるから はぜる火の粉は夕空に舞い ばあさんぽつりとひとり言いう 漁師のクセしてバイクに乗るから でもひょっこり帰ってくるような気もする 巡礼歌 巡礼歌 孫の名を呼ぶ 声震えてる 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう ここまではるばる生きてきて 時々後ろを振り向けば 逝きて還らぬ人がいる 逝きて還らぬ人なのに 生きてた時よりそばにいる 宿の畳に正座で座り 私も供養の手をあわせます 夢に出てきたおふくろは せっせとミシンふんでたな のんびりしろよと声かけたけど 死んでも働く母でした 今夜は冷えます夢の中でも 夜なべの母よ風邪ひかぬよう 巡礼歌 巡礼歌 生きてた時より仲良く話す 巡礼歌 巡礼歌 今日の分だけ泣いてやりましょう |
JODAN JODANJ・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう 煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか 男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN 俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN | 海援隊 | 武田鉄矢 | 木村昇 | 海援隊 | J・O・D・AN J・O・D・AN ウェディングマーチの 流れる中で みんなにあわせて 笑っているが とられてくやしい 花嫁姿 マイク握って 祝いの言葉 出て来やしないで おもわず叫ぶ こいつにあきたら 電話をおくれ アラ! JODAN JODAN JODAN 静まりかえった結婚式場 JODAN JODAN JODAN お二人のために 万歳しましょう 煙草の火でさえ 自分じゃつけず にらんでアゴを つき出すアイツ 仕事と思って マッチをともす ドアのむこうへ あいつが消えた 灰皿なげつけ おまえが憎い ドアがひらいて アイツが見てた アラ! JODAN JODAN JODAN 聞こえましたか 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 冗談なんかで 冗談いうか 男はいつも 本当のことを さけんだあとは こういうもんさ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN 俺たちゃ昭和の サムライなのさ 男じゃないかと 仲間を誘い 飲んでさわいで 夜更けまで そろそろ時計が 気になりだして 今夜はおごると うっかり言えば どいつもこいつも 出口へ急ぐ (ちょっと待って) JODAN JODAN JODAN 酔ったいきおい 今のはほんの JODAN JODAN JODAN 働く仲間だ 正しくワリカンネッ J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN J・O・D・AN |
スケッチ暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく 幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ 星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う 汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている 夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か | 海援隊 | 武田鉄也 | 中牟田俊男 | 海援隊 | 暗い窓から灯を探す 雨降り風吹き雪落つ日々に 机の隅の鉛筆ひろい スケッチ・ブックの落書きつづく 幼い頃に夢見た夢は 赤や黄色や白や緑 小さな花の冠かぶり 花のお城の王子さまだよ 星のきれいな寒い夜に 一人の男が酒を飲んで唄う まがった口から流れる唄に 忘れかけた故郷思う 汚いネオンが川面に映り 道を忘れた旅人一人 装うことしか知らない女に 愛の行方をたずねている 夢を追うなと教えた人が 夢を抱いて死んで行った みぞれ混りの雨降る中に 盲の犬が高く吠えてる あてない時が流れて過る 多くの人が影となって揺れる 一つの窓から見上る空は 今日も昨日と同んなじ空か |