トンコ節あなたのくれた 帯どめの 達磨の模様が チョイト気にかかる さんざ遊んで ころがして あとでアッサリ つぶす気か ネー トンコ トンコ 言えばよかった ひと言が なぜに言えない 打明けられない バカな顔して また帰る 恋はくるしい 朧(おぼろ)月 ネー トンコ トンコ 君と別れて ただひとり 帰る夜みちで 煙草をすえば 伊達のライターも 音ばかり 涙じめりで 火がつかぬ ネー トンコ トンコ 自分の浮気は 棚に上げ 留守に訪ねた 男は無いか 髪のみだれが 怪しいと これが男の くせかいな ネー トンコ トンコ こうしてこうすりゃ こうなると 知りつつこうして こうなった二人 ほれた私が わるいのか 迷わすおまえが わるいのか ネー トンコ トンコ | 久保幸江 | 西條八十 | 古賀政男 | 甲斐靖文・佐伯亮 | あなたのくれた 帯どめの 達磨の模様が チョイト気にかかる さんざ遊んで ころがして あとでアッサリ つぶす気か ネー トンコ トンコ 言えばよかった ひと言が なぜに言えない 打明けられない バカな顔して また帰る 恋はくるしい 朧(おぼろ)月 ネー トンコ トンコ 君と別れて ただひとり 帰る夜みちで 煙草をすえば 伊達のライターも 音ばかり 涙じめりで 火がつかぬ ネー トンコ トンコ 自分の浮気は 棚に上げ 留守に訪ねた 男は無いか 髪のみだれが 怪しいと これが男の くせかいな ネー トンコ トンコ こうしてこうすりゃ こうなると 知りつつこうして こうなった二人 ほれた私が わるいのか 迷わすおまえが わるいのか ネー トンコ トンコ |
ヤットン節お酒呑むな酒呑むなの御意見なれど ヨイヨイ 酒呑みゃ酒呑まずに居られるものですか ダガネ あなたも酒呑みの身になってみやしゃんせ ヨイヨイ ちっとやそっとの御意見なんぞで 酒止められましょうか トコ ねえさん 酒もってこい 山からけっころがしたる松の木丸太でも ヨイヨイ 世に出りゃ不細工不ざまなお多福おかめでも ダガネ 妻と名がつきゃまんざら憎くない ヨイヨイ 人に袖づま引かれりゃ ほんとに腹が立つ トコトンのヤットントン ちょいと聞いた隣座敷のひそひそ話 ヨイヨイ たしかにお客はいつもの恋仇 ダガネ とんびに油揚さらわれた ヨイヨイ こちらはおきざり ほんとに腹が立つ トコ ねえさん 勘定して来い 汽車が止まる車掌が戸あけるお客が降りる ヨイヨイ てんでに荷物を肩にかけ ダガネ 赤い鼻緒のつっかけ草履 ヨイヨイ ビールに正宗 シトロン マッチに 巻煙草 寿司弁当にお茶お茶 三日前の古新聞読む気があったら買っとくれ トコトンのヤットントン | 久保幸江 | 不詳・補作詞:野村俊夫 | 不詳・補作曲:服部レイモンド | 甲斐靖文・服部レイモンド | お酒呑むな酒呑むなの御意見なれど ヨイヨイ 酒呑みゃ酒呑まずに居られるものですか ダガネ あなたも酒呑みの身になってみやしゃんせ ヨイヨイ ちっとやそっとの御意見なんぞで 酒止められましょうか トコ ねえさん 酒もってこい 山からけっころがしたる松の木丸太でも ヨイヨイ 世に出りゃ不細工不ざまなお多福おかめでも ダガネ 妻と名がつきゃまんざら憎くない ヨイヨイ 人に袖づま引かれりゃ ほんとに腹が立つ トコトンのヤットントン ちょいと聞いた隣座敷のひそひそ話 ヨイヨイ たしかにお客はいつもの恋仇 ダガネ とんびに油揚さらわれた ヨイヨイ こちらはおきざり ほんとに腹が立つ トコ ねえさん 勘定して来い 汽車が止まる車掌が戸あけるお客が降りる ヨイヨイ てんでに荷物を肩にかけ ダガネ 赤い鼻緒のつっかけ草履 ヨイヨイ ビールに正宗 シトロン マッチに 巻煙草 寿司弁当にお茶お茶 三日前の古新聞読む気があったら買っとくれ トコトンのヤットントン |