雨に濡れてるいい女小雨がパラつく 道頓堀の 川面に揺れてる ネオン花 橋の袂で 女が一人 誰を待つのか 襟立てながら 雨に濡れてる いい女 宵待ち時雨か 宗右衛門町の 灯りも淋しく 濡れている 後ろ姿が 何んとも言えぬ どんなお方と 逢うのだろうか 雨に濡れてる いい女 どなたを忍んで 水掛不動 いじわる小雨が 降り出した 長い黒髪 絡めた指が たまらないほど 仕草がにくい 雨に濡れてる いい女 小雨がパラつく 千日前で 車を待つのか 誰を待つ 赤いコートに 真っ赤なヒール 細い眉毛に あの泣きボクロ 雨に濡れてる いい女 | 福永隼人 | 山本陣 | 山本陣 | 山田孝義 | 小雨がパラつく 道頓堀の 川面に揺れてる ネオン花 橋の袂で 女が一人 誰を待つのか 襟立てながら 雨に濡れてる いい女 宵待ち時雨か 宗右衛門町の 灯りも淋しく 濡れている 後ろ姿が 何んとも言えぬ どんなお方と 逢うのだろうか 雨に濡れてる いい女 どなたを忍んで 水掛不動 いじわる小雨が 降り出した 長い黒髪 絡めた指が たまらないほど 仕草がにくい 雨に濡れてる いい女 小雨がパラつく 千日前で 車を待つのか 誰を待つ 赤いコートに 真っ赤なヒール 細い眉毛に あの泣きボクロ 雨に濡れてる いい女 |
この手を放すな雨はどしゃ降り 素足に下駄で 傘を投げ出し 駆けてくる 何があっても 何があっても この手放すな 今度こそ 末を誓った 二人じゃないか 俺もお前を ああ 放しはしない 濡れて冷たく 震える肩を 抱けば愛しい 黒髪よ いいよいいんだ いいよいいんだ この手放すな もう一度 生きてみようと 心に決めて 愛を確かめ ああ 抱きしめ直す 冷えた身体(からだ)を 受け止めながら 涙こぼれる 俺が居る どんな時でも どんな時でも この手放すな 離れるな 苦労見えてる 明日だけれど 俺がお前を ああ 守って見せる | 福永隼人 | 片岡ふみと | 中島昭二 | 中島昭二 | 雨はどしゃ降り 素足に下駄で 傘を投げ出し 駆けてくる 何があっても 何があっても この手放すな 今度こそ 末を誓った 二人じゃないか 俺もお前を ああ 放しはしない 濡れて冷たく 震える肩を 抱けば愛しい 黒髪よ いいよいいんだ いいよいいんだ この手放すな もう一度 生きてみようと 心に決めて 愛を確かめ ああ 抱きしめ直す 冷えた身体(からだ)を 受け止めながら 涙こぼれる 俺が居る どんな時でも どんな時でも この手放すな 離れるな 苦労見えてる 明日だけれど 俺がお前を ああ 守って見せる |
酒場エレジー私が貴方の お荷物ならば 捨てて下さい 今日かぎり どうせ私は 酒場の女 幸せなんかは 望んじゃないが せめて欲しいね 夢だけは 恨んじゃいません 貴方の事は これが運命(さだめ)と 諦めて 惚れて夢見た 私に一度 泣かせて下さい 貴方の胸で 今夜かぎりで 逢いません どうにもならない 未練の糸が がんじがらめに 身を縛り 愛に生きれず 恋にも死ねず 縋り付きたい 淋しい夜は 知らぬ他国で 酒を飲む | 福永隼人 | 山本陣 | 山本陣 | 山田孝義 | 私が貴方の お荷物ならば 捨てて下さい 今日かぎり どうせ私は 酒場の女 幸せなんかは 望んじゃないが せめて欲しいね 夢だけは 恨んじゃいません 貴方の事は これが運命(さだめ)と 諦めて 惚れて夢見た 私に一度 泣かせて下さい 貴方の胸で 今夜かぎりで 逢いません どうにもならない 未練の糸が がんじがらめに 身を縛り 愛に生きれず 恋にも死ねず 縋り付きたい 淋しい夜は 知らぬ他国で 酒を飲む |