硝子のタンゴあなたの中に 二人のあなたがいる 愛して止まないあなたと 影のあるあなた そして上手に その二人とも つき合えるほど器用じゃ 器用じゃない私 踏めば割れる硝子 胸の中の硝子 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ 私の中に 二人の私がいる 別れに傾く私と そうでない私 そしてその手に 抱かれたときに もう一人の私が 私がまた消える 琥珀(こはく)色のお酒 黙りあって二人 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ 踏めば割れる硝子 胸の中の硝子 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ | 渚ひろみ | 坂口照幸 | 宮下健治 | 周防泰臣 | あなたの中に 二人のあなたがいる 愛して止まないあなたと 影のあるあなた そして上手に その二人とも つき合えるほど器用じゃ 器用じゃない私 踏めば割れる硝子 胸の中の硝子 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ 私の中に 二人の私がいる 別れに傾く私と そうでない私 そしてその手に 抱かれたときに もう一人の私が 私がまた消える 琥珀(こはく)色のお酒 黙りあって二人 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ 踏めば割れる硝子 胸の中の硝子 答え出せぬあなた 少しずるい私 硝子の硝子の 硝子のタンゴ |
月影の宿いいのよどんなに 遅れて来ても 墨絵に昏れゆく 山の宿 もしやあなたの 身の上に 何かあったか 気にかかる 悪い方へと 傾いて 胸が裂けそうな 月影の宿 いいのよ世間の そしりを受けて 誰にも知られず 袖しぐれ 追ってあなたを 困らせる 万に一つも ありません 窓をかがみに 化粧して 背伸びして待つ 月影の宿 いいのよ落葉の 優しさなのね 静寂(しじま)の中にも 音がある 踏んで悔いない 茨道 何処にこんなに 耐えられる 恋の烈(はげ)しさ あったやら あなた恋しい 月影の宿 | 渚ひろみ | 坂口照幸 | 宮下健治 | 周防泰臣 | いいのよどんなに 遅れて来ても 墨絵に昏れゆく 山の宿 もしやあなたの 身の上に 何かあったか 気にかかる 悪い方へと 傾いて 胸が裂けそうな 月影の宿 いいのよ世間の そしりを受けて 誰にも知られず 袖しぐれ 追ってあなたを 困らせる 万に一つも ありません 窓をかがみに 化粧して 背伸びして待つ 月影の宿 いいのよ落葉の 優しさなのね 静寂(しじま)の中にも 音がある 踏んで悔いない 茨道 何処にこんなに 耐えられる 恋の烈(はげ)しさ あったやら あなた恋しい 月影の宿 |
雪雀赤い茶碗に 飯(まま)よそい 白い小皿に 魚(とと)少し 外は吹雪(ふぶ)いて あん人は あゝ あん人は来ない 雪に松葉の足跡(あしあと)は あたしみたいな 雪雀 撒き餌(まきえ)もらえば チュンチュン鳴いて どこの軒場で どこの軒場で添い寝やら 離れ瞽女(ごぜ)なら 銭(ぜに)やろか 波の音なら 銭やらぬ 甘い顔して あん人は あゝ あん人は酷(むご)い どうせだまされ 雀なら お酒飲もうか 雪雀 飲んで飲まれりゃ あん人いらぬ 胸の芯まで 胸の芯まで熱くなる 根雪溶ければ 春が来る 飛んでお行きよ 雪雀 籠の鳥には 詮(せん)ない望み 羽のある女(ひと) 羽のある女(ひと)憎くなる | 渚ひろみ | 喜多條忠 | 宮下健治 | 猪股義周 | 赤い茶碗に 飯(まま)よそい 白い小皿に 魚(とと)少し 外は吹雪(ふぶ)いて あん人は あゝ あん人は来ない 雪に松葉の足跡(あしあと)は あたしみたいな 雪雀 撒き餌(まきえ)もらえば チュンチュン鳴いて どこの軒場で どこの軒場で添い寝やら 離れ瞽女(ごぜ)なら 銭(ぜに)やろか 波の音なら 銭やらぬ 甘い顔して あん人は あゝ あん人は酷(むご)い どうせだまされ 雀なら お酒飲もうか 雪雀 飲んで飲まれりゃ あん人いらぬ 胸の芯まで 胸の芯まで熱くなる 根雪溶ければ 春が来る 飛んでお行きよ 雪雀 籠の鳥には 詮(せん)ない望み 羽のある女(ひと) 羽のある女(ひと)憎くなる |
夜の白鳥夜の白鳥(スワン)と 呼ばれています 白い羽飾り 髪に挿してます ネオンの間に間に 漂いながら 一夜の恋を 売ってます あぁ 今度 生まれたなら あぁ 本当の鳥になるの 胸に抱いてる 白鳥(スワン)の願い いつか夜空に 落として消えた 夢を探しに 旅に出る 夜の白鳥(スワン)は 涙のジュエル ドレスの代わりに まとう星明り たったひとつの 愛が欲しくて 腕から腕へ 渡り鳥 あぁ いつも 空を見てる あぁ 誰かに抱かれながら 夜の底から 空を見ている 果てない夜の 夜のどこかに きっと優しい ひとがいる あぁ 今度 生まれたなら あぁ 本当の鳥になるの 胸に抱いてる 白鳥(スワン)の願い いつか夜空に 落として消えた 夢を探しに 旅に出る | 渚ひろみ | 内田りま | 田尾将実 | 鈴木豪 | 夜の白鳥(スワン)と 呼ばれています 白い羽飾り 髪に挿してます ネオンの間に間に 漂いながら 一夜の恋を 売ってます あぁ 今度 生まれたなら あぁ 本当の鳥になるの 胸に抱いてる 白鳥(スワン)の願い いつか夜空に 落として消えた 夢を探しに 旅に出る 夜の白鳥(スワン)は 涙のジュエル ドレスの代わりに まとう星明り たったひとつの 愛が欲しくて 腕から腕へ 渡り鳥 あぁ いつも 空を見てる あぁ 誰かに抱かれながら 夜の底から 空を見ている 果てない夜の 夜のどこかに きっと優しい ひとがいる あぁ 今度 生まれたなら あぁ 本当の鳥になるの 胸に抱いてる 白鳥(スワン)の願い いつか夜空に 落として消えた 夢を探しに 旅に出る |