あの子はたあれあの子はたあれ たれでしょね なんなんなつめの 花のした おにんぎょうさんと あそんでる かわいいみよちゃんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね こんこんこやぶの 細道を 竹馬ごっこで あそんでる となりのけんちゃんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね とんとん峠の 坂道を 一人でてくてく あるいてる お寺のこぞうさんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね お窓にうつった 影法師 おそとはいつか 日がくれて お空にお月さんの 笑い顔 | 川田正子 | 細川雄太郎 | 海沼実 | | あの子はたあれ たれでしょね なんなんなつめの 花のした おにんぎょうさんと あそんでる かわいいみよちゃんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね こんこんこやぶの 細道を 竹馬ごっこで あそんでる となりのけんちゃんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね とんとん峠の 坂道を 一人でてくてく あるいてる お寺のこぞうさんじゃ ないでしょか あの子はたあれ たれでしょね お窓にうつった 影法師 おそとはいつか 日がくれて お空にお月さんの 笑い顔 |
うれしいひなまつりあかりをつけましょ ぼんぼりに おはなをあげましょ もものはな ごにんばやしの ふえたいこ きょうはたのしい ひなまつり おだいりさまと おひなさま ふたりならんで すましがお およめにいらした ねえさまに よくにたかんじょの しろいかお きんのびょうぶに うつるひを かすかにゆする はるのかぜ すこししろざけ めされたか あかいおかおの うだいじん きものをきかえて おびしめて きょうはわたしも はれすがた はるのやよいの このよきひ なによりうれしい ひなまつり | 川田正子 | サトウハチロー | 河村光陽 | | あかりをつけましょ ぼんぼりに おはなをあげましょ もものはな ごにんばやしの ふえたいこ きょうはたのしい ひなまつり おだいりさまと おひなさま ふたりならんで すましがお およめにいらした ねえさまに よくにたかんじょの しろいかお きんのびょうぶに うつるひを かすかにゆする はるのかぜ すこししろざけ めされたか あかいおかおの うだいじん きものをきかえて おびしめて きょうはわたしも はれすがた はるのやよいの このよきひ なによりうれしい ひなまつり |
お花のホテル青いお風に ゆれている お花のホテルは よいホテル かわいいちょうちょの お客様 そよそよ お風の吹くたびに ゆれて楽しい 夢見てる 甘いお乳の かおりする お花のホテルは よいホテル 赤いお窓の カーテンが そよそよお風に ゆれている ゆらりゆらりと ゆれている はちの子どもも 来てとまる お花のホテルは まだねんね かわいいかわいい お客様 そよそよお風の 吹くたびに お夢も楽しく ゆれるでしょう | 川田正子 | 加藤省吾 | 海沼実 | | 青いお風に ゆれている お花のホテルは よいホテル かわいいちょうちょの お客様 そよそよ お風の吹くたびに ゆれて楽しい 夢見てる 甘いお乳の かおりする お花のホテルは よいホテル 赤いお窓の カーテンが そよそよお風に ゆれている ゆらりゆらりと ゆれている はちの子どもも 来てとまる お花のホテルは まだねんね かわいいかわいい お客様 そよそよお風の 吹くたびに お夢も楽しく ゆれるでしょう |
母さんたずねてまいごの まいごの こすずめは おせどの やぶで かあさん たずねて よんだけど さらさら つめたい かぜばかり かぜばかり まいごの まいごの こすずめは おてらの やねで かあさん どこよと きいたけど ぽくぽく もくぎょの おとばかり おとばかり まいごの まいごの こすずめは おやまの かげで かあさん さがして ないたけど キラキラ ゆうひの かげばかり かげばかり | 川田正子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | まいごの まいごの こすずめは おせどの やぶで かあさん たずねて よんだけど さらさら つめたい かぜばかり かぜばかり まいごの まいごの こすずめは おてらの やねで かあさん どこよと きいたけど ぽくぽく もくぎょの おとばかり おとばかり まいごの まいごの こすずめは おやまの かげで かあさん さがして ないたけど キラキラ ゆうひの かげばかり かげばかり |
肩たたき母さん お肩をたたきましょう タントン タントン タントントン 母さん 白髪がありますね タントン タントン タントントン お縁側には日がいっぱい タントン タントン タントントン 真っ赤なけしが笑ってる タントン タントン タントントン 母さん そんなにいい気もち タントン タントン タントントン | 川田正子 | 西條八十 | 中山晋平 | | 母さん お肩をたたきましょう タントン タントン タントントン 母さん 白髪がありますね タントン タントン タントントン お縁側には日がいっぱい タントン タントン タントントン 真っ赤なけしが笑ってる タントン タントン タントントン 母さん そんなにいい気もち タントン タントン タントントン |
カラスの赤ちゃんからすのあかちゃん なぜなくの こけこっこのおばさんに あかいおぼうし ほしいよ あかいおくつも ほしいよと かあかあ なくのね めえめえやぎさん なぜなくの おさとのかあさんに おねむになったのよ あまいおっぱい ちょうだいねと めえめえ なくのね まいごのはとさん なぜなくの みみずくおじさんに よみちはこわいよ ほおずきぢょうちん かしとくれと ほろほろ なくのね きつねのあかちゃん なぜなくの みかづきおばさんに このはでかんざし かっとくれ こいしではなぐし かっとくれと こんこん なくのね | 川田正子 | 海沼実 | 海沼実 | | からすのあかちゃん なぜなくの こけこっこのおばさんに あかいおぼうし ほしいよ あかいおくつも ほしいよと かあかあ なくのね めえめえやぎさん なぜなくの おさとのかあさんに おねむになったのよ あまいおっぱい ちょうだいねと めえめえ なくのね まいごのはとさん なぜなくの みみずくおじさんに よみちはこわいよ ほおずきぢょうちん かしとくれと ほろほろ なくのね きつねのあかちゃん なぜなくの みかづきおばさんに このはでかんざし かっとくれ こいしではなぐし かっとくれと こんこん なくのね |
里の秋しずかな しずかな 里の秋 おせどに 木の実の 落ちる夜は ああ かあさんと ただ2人 栗の実 にてます いろりばた あかるい あかるい 星の空 なきなき よがもの 渡る夜は ああ とうさんの あのえがお 栗の実 食べては おもいだす さよなら さよなら 椰子の島 お舟に ゆられて かえられる ああ とうさんよ ご無事でと 今夜も かあさんと 祈ります | 川田正子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | しずかな しずかな 里の秋 おせどに 木の実の 落ちる夜は ああ かあさんと ただ2人 栗の実 にてます いろりばた あかるい あかるい 星の空 なきなき よがもの 渡る夜は ああ とうさんの あのえがお 栗の実 食べては おもいだす さよなら さよなら 椰子の島 お舟に ゆられて かえられる ああ とうさんよ ご無事でと 今夜も かあさんと 祈ります |
しゃぼん玉しゃぼんだま とんだ やねまで とんだ やねまで とんで こわれて きえた しゃぼんだま きえた とばずに きえた うまれて すぐに こわれて きえた かぜかぜ ふくな しゃぼんだま とばそ | 川田正子 | 野口雨情 | 中山晋平 | | しゃぼんだま とんだ やねまで とんだ やねまで とんで こわれて きえた しゃぼんだま きえた とばずに きえた うまれて すぐに こわれて きえた かぜかぜ ふくな しゃぼんだま とばそ |
楽しい思い出夕陽の丘は 母さんと いつも摘草 した丘よ すみれの花の あの匂い それは楽しい 思い出よ 泣いたりすねたり 母さんの おせなにおんぶで ねんころり ゆられてかえる 草の道 それも楽しい 思い出よ かやつり草は そよそよと 青いたんぼの 草のかげ ゆられてとまる 赤とんぼ みんな楽しい 思い出よ | 川田正子 | 加藤省吾 | 海沼実 | | 夕陽の丘は 母さんと いつも摘草 した丘よ すみれの花の あの匂い それは楽しい 思い出よ 泣いたりすねたり 母さんの おせなにおんぶで ねんころり ゆられてかえる 草の道 それも楽しい 思い出よ かやつり草は そよそよと 青いたんぼの 草のかげ ゆられてとまる 赤とんぼ みんな楽しい 思い出よ |
ちんから峠ちんからほい ちんからほい ちんから峠の お馬はほい やさしいおめめで ちんからほいほい ちんからほい お鈴を鳴らして通ります 春風そよ風 うれしいね ちんからほい ちんからほい ちんから峠は お日和ほい ふもとの子どもが ちんからほいほい ちんからほい 輪まわしごっこで あそんでる 小鳥もピイチク 鳴いてます ちんからほい ちんからほい ちんから峠の お馬はほい 町からお帰り ちんからほいほい ちんからほい おせなにおみやげ 花のたば おくびをふりふり 帰ります | 川田正子 | 細川雄太郎 | 海沼実 | | ちんからほい ちんからほい ちんから峠の お馬はほい やさしいおめめで ちんからほいほい ちんからほい お鈴を鳴らして通ります 春風そよ風 うれしいね ちんからほい ちんからほい ちんから峠は お日和ほい ふもとの子どもが ちんからほいほい ちんからほい 輪まわしごっこで あそんでる 小鳥もピイチク 鳴いてます ちんからほい ちんからほい ちんから峠の お馬はほい 町からお帰り ちんからほいほい ちんからほい おせなにおみやげ 花のたば おくびをふりふり 帰ります |
月の砂漠月の砂漠を はるばると 旅のらくだが ゆきました 金と銀との くらおいて 二つならんで ゆきました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ ゆくのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘をこえて ゆきました だまってこえて ゆきました | 川田正子 | 加藤まさを | 佐々木すぐる | | 月の砂漠を はるばると 旅のらくだが ゆきました 金と銀との くらおいて 二つならんで ゆきました 金のくらには 銀のかめ 銀のくらには 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもでむすんで ありました 先のくらには 王子さま あとのくらには お姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました 広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ ゆくのでしょう おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと 砂丘をこえて ゆきました だまってこえて ゆきました |
月見草の花はるかに海の 見える丘 月のしづくを すって咲く 夢のお花の 月見草 花咲く丘よ なつかしの ほんのり月が 出た宵は こがねの波が ゆれる海 ボーと汽笛を 鳴らしてく お船はどこへ 行くのでしょ 思い出の丘 花の丘 今日も一人で 月の海 じっとながめる 足もとに ほのかに匂う 月見草 | 川田正子 | 山川清 | 山本雅之 | | はるかに海の 見える丘 月のしづくを すって咲く 夢のお花の 月見草 花咲く丘よ なつかしの ほんのり月が 出た宵は こがねの波が ゆれる海 ボーと汽笛を 鳴らしてく お船はどこへ 行くのでしょ 思い出の丘 花の丘 今日も一人で 月の海 じっとながめる 足もとに ほのかに匂う 月見草 |
てるてる坊主てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ いつかの夢の 空のように 晴れたら 金の鈴あげよ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ 私の願いを 聞いたなら あまいお酒を たんと飲ましょ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ それでも曇って 泣いてたら そなたの首を チョンと切るぞ | 川田正子 | 浅原鏡村 | 中山晋平 | | てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ いつかの夢の 空のように 晴れたら 金の鈴あげよ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ 私の願いを 聞いたなら あまいお酒を たんと飲ましょ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ それでも曇って 泣いてたら そなたの首を チョンと切るぞ |
ないしょ話ないしょ ないしょ ないしょの話は あのねのね にこにこにっこり ね 母ちゃん お耳へこっそり あのねのね 坊やのおねがい きいてよね ないしょ ないしょ ないしょのおねがい あのねのね あしたの日曜 ね 母ちゃん ほんとにいいでしょ あのねのね 坊やのおねがい きいてよね ないしょ ないしょ ないしょの話は あのねのね お耳へこっそり ね 母ちゃん 知っているのは あのねのね 坊やと母ちゃん 二人だけ | 川田正子 | 結城芳夫 | 山口保治 | | ないしょ ないしょ ないしょの話は あのねのね にこにこにっこり ね 母ちゃん お耳へこっそり あのねのね 坊やのおねがい きいてよね ないしょ ないしょ ないしょのおねがい あのねのね あしたの日曜 ね 母ちゃん ほんとにいいでしょ あのねのね 坊やのおねがい きいてよね ないしょ ないしょ ないしょの話は あのねのね お耳へこっそり ね 母ちゃん 知っているのは あのねのね 坊やと母ちゃん 二人だけ |
初恋砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 初恋のいたみを 遠く遠く あ…あ… おもいいずる日 砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 | 川田正子 | 石川啄木 | 越谷達之助 | | 砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 初恋のいたみを 遠く遠く あ…あ… おもいいずる日 砂山の砂に 砂にはらばい 初恋のいたみを 遠くおもいいずる日 |
花かげ十五夜お月さま ひとりぼち 桜ふぶきの 花かげに 花嫁すがたの おねえさま くるまにゆられて ゆきました 十五夜お月さま 見てたでしょう 桜ふぶきの 花かげに 花嫁すがたの おねえさまと お別れおしんで 泣きました 十五夜お月さま ひとりぼち 桜ふぶきの 花かげに 遠いお里の おねえさま わたしはひとりに なりました | 川田正子 | 大村主計 | 豊田義一 | | 十五夜お月さま ひとりぼち 桜ふぶきの 花かげに 花嫁すがたの おねえさま くるまにゆられて ゆきました 十五夜お月さま 見てたでしょう 桜ふぶきの 花かげに 花嫁すがたの おねえさまと お別れおしんで 泣きました 十五夜お月さま ひとりぼち 桜ふぶきの 花かげに 遠いお里の おねえさま わたしはひとりに なりました |
浜千鳥青い月夜の 浜辺には 親を探して 鳴く鳥が 波の国から 生まれでる 濡れたつばさの 銀の色 夜鳴く鳥の 悲しさは 親を尋ねて 海こえて 月夜の国へ 消えてゆく 銀のつばさの 浜千鳥 | 川田正子 | 鹿島鳴秋 | 弘田龍太郎 | | 青い月夜の 浜辺には 親を探して 鳴く鳥が 波の国から 生まれでる 濡れたつばさの 銀の色 夜鳴く鳥の 悲しさは 親を尋ねて 海こえて 月夜の国へ 消えてゆく 銀のつばさの 浜千鳥 |
春よ来いはるよこい はやくこい あるきはじめた みーちゃんが あかいはなおのじょじょはいて おんもへ でたいと まっている はるよこい はやくこい おうちのまえの もものきの つぼみもみんな ふくらんで はよ さきたいと まっている | 川田正子 | 相馬御風 | 弘田龍太郎 | | はるよこい はやくこい あるきはじめた みーちゃんが あかいはなおのじょじょはいて おんもへ でたいと まっている はるよこい はやくこい おうちのまえの もものきの つぼみもみんな ふくらんで はよ さきたいと まっている |
ばあや訪ねて森かげの白い道 かたかたと馬車はかけるよ あかい空 青い流れ 婆やの里は なつかしいよ 栗の花かおる道 ほろほろと夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて 婆やの里は なつかしいよ 思い出の長い道 とぼとぼと馬車は進むよ 暮れの鐘 まねくあかり 婆やの里は なつかしいよ | 川田正子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 森かげの白い道 かたかたと馬車はかけるよ あかい空 青い流れ 婆やの里は なつかしいよ 栗の花かおる道 ほろほろと夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて 婆やの里は なつかしいよ 思い出の長い道 とぼとぼと馬車は進むよ 暮れの鐘 まねくあかり 婆やの里は なつかしいよ |
みかんの花咲く丘みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船が遠く かすんでる 黒い煙を はきながら お船は どこへ行くのでしょう 波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました 何時か来た丘 母さんと 一緒にながめた あの島よ 今日も一人で 見ていると やさしい母さん 思われる | 川田正子 | 加藤省吾 | 海沼実 | | みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船が遠く かすんでる 黒い煙を はきながら お船は どこへ行くのでしょう 波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました 何時か来た丘 母さんと 一緒にながめた あの島よ 今日も一人で 見ていると やさしい母さん 思われる |
やさしいおかあさまわたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まっててね ほんとにやさしい おかあさま | 川田正子 | 稲穂雅己 | 海沼実 | | わたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まっててね ほんとにやさしい おかあさま |
夢のおそりとおいまちから ふぶきをふいて 夢のおそりがかけてくる ほら リンリンきこえてくるよ 銀の丘から すずのねが 夢のこばこを 山のようにつんで どこのよい子にはこんでく ほら ヒラヒラまどからみえる 夢のおそりの ゆれるひが 赤いたづなで 金のむちふって 雪の夜道をどこへ行く ほら まだまだきこえてくるよ 夢のおそりの すずのねが | 川田正子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | とおいまちから ふぶきをふいて 夢のおそりがかけてくる ほら リンリンきこえてくるよ 銀の丘から すずのねが 夢のこばこを 山のようにつんで どこのよい子にはこんでく ほら ヒラヒラまどからみえる 夢のおそりの ゆれるひが 赤いたづなで 金のむちふって 雪の夜道をどこへ行く ほら まだまだきこえてくるよ 夢のおそりの すずのねが |
夢のお馬車金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと あおいポプラの 並木みちを むちをふりふり かけてくる るりや真珠の かざり窓 あかいたづなで シャンシャンと かわいい姫さま 王子さまを のせてパカパカ どこへ行く 金のかんむり 銀のくつ ふたりならんで シャンシャンと めえめえやぎさん 楽しそうに あそぶ牧場を かけて行く 白いお馬の 二頭だて 虹のかけ橋 シャンシャンと 遠い御殿の 夢のお馬車 はるかキラキラ まだ見える | 川田正子 | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 金のおくらに 銀の鈴 夢のお馬車が シャンシャンと あおいポプラの 並木みちを むちをふりふり かけてくる るりや真珠の かざり窓 あかいたづなで シャンシャンと かわいい姫さま 王子さまを のせてパカパカ どこへ行く 金のかんむり 銀のくつ ふたりならんで シャンシャンと めえめえやぎさん 楽しそうに あそぶ牧場を かけて行く 白いお馬の 二頭だて 虹のかけ橋 シャンシャンと 遠い御殿の 夢のお馬車 はるかキラキラ まだ見える |
りんごのひとりごとわたしはまっかな リンゴです お国は寒い 北の国 りんご畑の 晴れた日に 箱につめられ 汽車ポッポ 町の市場へ つきました。 リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと 果物店の おじさんに お顔をきれいに みがかれて みんな並んだ お店さき 青いお空を みるたびに リンゴ畑を 思いだす リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと 今頃どうして いるかしら りんご畑の おじいさん 箱にリンゴを つめながら 歌を歌って いるかしら たばこふかして いるかしら リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと | 川田正子 | 武内俊子 | 河村光陽 | | わたしはまっかな リンゴです お国は寒い 北の国 りんご畑の 晴れた日に 箱につめられ 汽車ポッポ 町の市場へ つきました。 リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと 果物店の おじさんに お顔をきれいに みがかれて みんな並んだ お店さき 青いお空を みるたびに リンゴ畑を 思いだす リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと 今頃どうして いるかしら りんご畑の おじいさん 箱にリンゴを つめながら 歌を歌って いるかしら たばこふかして いるかしら リンゴ リンゴ リンゴ リンゴ かわいい ひとりごと |