朝朝の陽射しの中に 愛を見つけたら 僕は君の肩を 抱いて 抱いて 離さない 僕の温もりが伝わるまで 満ちる花の丘を つんで歩けば 君はきっと花を 抱いて 抱いて 離さない 花の命を感じるまで とても遠い路を 二人で歩けば それは夢のような 愛を 愛を 離さない 僕は君と それは夢のような 愛を 愛を 離さない 僕は君と | 古時計 | 西田昌弘 | 西田昌弘 | 船山基紀 | 朝の陽射しの中に 愛を見つけたら 僕は君の肩を 抱いて 抱いて 離さない 僕の温もりが伝わるまで 満ちる花の丘を つんで歩けば 君はきっと花を 抱いて 抱いて 離さない 花の命を感じるまで とても遠い路を 二人で歩けば それは夢のような 愛を 愛を 離さない 僕は君と それは夢のような 愛を 愛を 離さない 僕は君と |
イエロー・サブマリンの刺繍おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ あの頃は お金が無くて 三本立ての ビートルズ 堅いイスで 君と見た事 覚えているよ 君がいて 僕がいて 生きて来たはずじゃないか わからない なぜ君が心変わりを 駅にある 赤電話で 友達の処 泊まるって あの日君は 噓の電話を 家にかけてたね おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ 嫌ってた お茶や華も 通い出したと君は言う 20才過ぎた事は そんなに君を変えたのか | 古時計 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ あの頃は お金が無くて 三本立ての ビートルズ 堅いイスで 君と見た事 覚えているよ 君がいて 僕がいて 生きて来たはずじゃないか わからない なぜ君が心変わりを 駅にある 赤電話で 友達の処 泊まるって あの日君は 噓の電話を 家にかけてたね おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ 嫌ってた お茶や華も 通い出したと君は言う 20才過ぎた事は そんなに君を変えたのか |
陽炎の坂道うららかな陽射しの中で まるで夢見るように 陽炎が揺らいでいます 君のいなくなった季節が またやって来たのですね あの日から僕の部屋を訪ねてくるのは 窓から吹く春の風だけ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを 夕暮れの子供のように 君はさよならも言わずに姿を消した 花をささなくなった花瓶が まだ部屋の隅にあります あの日から僕の部屋を寂しくするのは 写真で見る君のほほえみ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを | 古時計 | 喜多条忠 | 大場弘一 | 杉谷夫二朗 | うららかな陽射しの中で まるで夢見るように 陽炎が揺らいでいます 君のいなくなった季節が またやって来たのですね あの日から僕の部屋を訪ねてくるのは 窓から吹く春の風だけ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを 夕暮れの子供のように 君はさよならも言わずに姿を消した 花をささなくなった花瓶が まだ部屋の隅にあります あの日から僕の部屋を寂しくするのは 写真で見る君のほほえみ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを |
風の便り夢を追いかけ 僕一人 幻の中を歩く 何もいつもと変わりはないけれど それはどうにもならない事だから ただ淋しいだけ 冬が落とした 悲しみが 春の眠りの中に目をさます 夏の終りに続くお祭りも 透き通った雲に心を誘われて ただ淋しいだけ ルルル…… 風に叫んでも遠いあなた 風の便り 甘い囁き 恋にさようなら ルルル…… | 古時計 | 西田昌弘 | 西田昌弘 | 船山基紀 | 夢を追いかけ 僕一人 幻の中を歩く 何もいつもと変わりはないけれど それはどうにもならない事だから ただ淋しいだけ 冬が落とした 悲しみが 春の眠りの中に目をさます 夏の終りに続くお祭りも 透き通った雲に心を誘われて ただ淋しいだけ ルルル…… 風に叫んでも遠いあなた 風の便り 甘い囁き 恋にさようなら ルルル…… |
季節はずれの走馬燈藍染浴衣で母さんが 夜店ですくった赤い魚 いつの間にか子供が生まれ 小さな世界で幸せそうです 遠くへ逝った母さんに 今年もお祭りみせたくて 窓辺にかけたあの日の浴衣 震えているのは何故ですか 秋の祭りの笛の音が 季節はずれの走馬燈に ぽつんと あかりを つけてくれました 一枚しかない母さんの 哀しみ知らない頃の写真 いつの間にか黄色くなって それでも笑顔が綺麗です やさしく匂う母さんの 桔梗の花の咲いてる浴衣 僕の大事なあの人に 着てもらってもいいですか 心にしみる虫の音が 季節はずれの走馬燈に ぽつんと あかりを つけてくれました | 古時計 | 中村俊男 | おおばひろかず | 吉川忠英 | 藍染浴衣で母さんが 夜店ですくった赤い魚 いつの間にか子供が生まれ 小さな世界で幸せそうです 遠くへ逝った母さんに 今年もお祭りみせたくて 窓辺にかけたあの日の浴衣 震えているのは何故ですか 秋の祭りの笛の音が 季節はずれの走馬燈に ぽつんと あかりを つけてくれました 一枚しかない母さんの 哀しみ知らない頃の写真 いつの間にか黄色くなって それでも笑顔が綺麗です やさしく匂う母さんの 桔梗の花の咲いてる浴衣 僕の大事なあの人に 着てもらってもいいですか 心にしみる虫の音が 季節はずれの走馬燈に ぽつんと あかりを つけてくれました |
恋は魔法木もれ陽に包まれた いちょう並木の昼下がり 微笑みがまぶしい 君を初めて見つけた時 声かけてしまったよ 人見知りの僕だったのに 恋の魔法にかかった時から それまでの自分とはまるで違うのさ ある日突然全てを忘れて なりふりかまわずに誰かを恋してる 少し話し疲れて 風の流れに気づいた時 うつむきかげんの君を だまって見つめていた ああ 愛の言葉なんて いらないと思っていたから こんなはずではなかったけれども 肩寄せ合った二人はもうもどらない 時の流れは全てを変えてく 一瞬のためらいが二人を遠ざける ああ 愛の言葉なんて いらないと思っていたから こんなはずではなかったけれども 肩寄せ合った二人はもうもどらない 時の流れは全てを変えてく 一瞬のためらいが二人を遠ざける 恋の魔法にかかった時…… | 古時計 | 網倉一也 | 網倉一也 | 吉川忠英 | 木もれ陽に包まれた いちょう並木の昼下がり 微笑みがまぶしい 君を初めて見つけた時 声かけてしまったよ 人見知りの僕だったのに 恋の魔法にかかった時から それまでの自分とはまるで違うのさ ある日突然全てを忘れて なりふりかまわずに誰かを恋してる 少し話し疲れて 風の流れに気づいた時 うつむきかげんの君を だまって見つめていた ああ 愛の言葉なんて いらないと思っていたから こんなはずではなかったけれども 肩寄せ合った二人はもうもどらない 時の流れは全てを変えてく 一瞬のためらいが二人を遠ざける ああ 愛の言葉なんて いらないと思っていたから こんなはずではなかったけれども 肩寄せ合った二人はもうもどらない 時の流れは全てを変えてく 一瞬のためらいが二人を遠ざける 恋の魔法にかかった時…… |
サマー・シスター夕映えに ほほを染めて はしゃぐ君 ワインのせいかな さわやかな 小麦色の肌 夏が君の BGM こんな気持ち はじめてなのと 謎めいた上目づかい Summer sister in sunny day 浜辺は今たそがれて 文句なしの恋の気分 Summer sister in sunny day 気ままなスコールが来る前に 君を強く抱きしめたい 潮風にさそわれて この海をたずねてみても うち寄せる波の メロディさえ 僕にはもう聞こえはしない あれはきっと 夏のいたずら はかないかげろうのよな恋 Summer sister in memory 気まぐれ娘の 思い出は 砂に描いた 僕の夢 Summer sister in memory 最後の言葉もいわぬ間に 君は風にかえってゆく Summer sister in memory 最後の言葉もいわぬ間に 君は風にかえってゆく | 古時計 | 網倉一也 | 網倉一也 | 大村雅朗 | 夕映えに ほほを染めて はしゃぐ君 ワインのせいかな さわやかな 小麦色の肌 夏が君の BGM こんな気持ち はじめてなのと 謎めいた上目づかい Summer sister in sunny day 浜辺は今たそがれて 文句なしの恋の気分 Summer sister in sunny day 気ままなスコールが来る前に 君を強く抱きしめたい 潮風にさそわれて この海をたずねてみても うち寄せる波の メロディさえ 僕にはもう聞こえはしない あれはきっと 夏のいたずら はかないかげろうのよな恋 Summer sister in memory 気まぐれ娘の 思い出は 砂に描いた 僕の夢 Summer sister in memory 最後の言葉もいわぬ間に 君は風にかえってゆく Summer sister in memory 最後の言葉もいわぬ間に 君は風にかえってゆく |
サヨナラ愛の詩あの頃の 二人は いったい何をしていたのだろう ふり返っても 心の中に 何も思い出せない ただ 言える事は 早くおとなになりたくて 背のびをしながら 子供のように たがいの心を 傷つけていた あの日 あなたが ぼくに おしえた 愛の詩も 今は唄えない 行き過ぎる 人波に あなたのゆくえを たずねてみても まるで冷たい 雨のように 誰も 答えない 君のために ぼくが 唄った 愛の詩も 今は唄えない サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の日 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の詩 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の日 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の詩 | 古時計 | おおばひろかず | おおばひろかず・藤山節雄 | 青木望 | あの頃の 二人は いったい何をしていたのだろう ふり返っても 心の中に 何も思い出せない ただ 言える事は 早くおとなになりたくて 背のびをしながら 子供のように たがいの心を 傷つけていた あの日 あなたが ぼくに おしえた 愛の詩も 今は唄えない 行き過ぎる 人波に あなたのゆくえを たずねてみても まるで冷たい 雨のように 誰も 答えない 君のために ぼくが 唄った 愛の詩も 今は唄えない サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の日 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の詩 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の日 サヨナラ サヨナラ サヨナラ愛の詩 |
さよならの街この街から遠ざかる今 すれちがうものがある それは淋しげに バスに手をふる 君の泣きそうな影 夢を追いかけるむなしさに くたびれたわけじゃない この愛がほんとのものなら 逢える日も来るさ 君とかわしてた約束 何ひとつも守れなくて ぼくは今日 旅立つけれど どうか許してほしい けれど悲しみに出逢ったら ぼくだけにおしえてくれ すぐにでも君を迎えに行くから 君のあどけない泣き顔 ことばさえもかけられずに バスのガラス窓たたいて それがさよならがわり この街から遠ざかる今 すれちがうものがある いつの日か君に教えられたい | 古時計 | 喜多条忠 | 都倉俊一 | 田辺信一 | この街から遠ざかる今 すれちがうものがある それは淋しげに バスに手をふる 君の泣きそうな影 夢を追いかけるむなしさに くたびれたわけじゃない この愛がほんとのものなら 逢える日も来るさ 君とかわしてた約束 何ひとつも守れなくて ぼくは今日 旅立つけれど どうか許してほしい けれど悲しみに出逢ったら ぼくだけにおしえてくれ すぐにでも君を迎えに行くから 君のあどけない泣き顔 ことばさえもかけられずに バスのガラス窓たたいて それがさよならがわり この街から遠ざかる今 すれちがうものがある いつの日か君に教えられたい |
潮風のメロディー初めて恋したあの頃は そばに貴方が居てくれたら それで夢の中 そう 夜明けに抱かれたあの海が 見たくなって来てみたけど 想い出ばかり マリンブルー 夏のきれはしを ひろいあつめに来たのに マリンブルー 潮風の中で 過ぎた日の想い出が消えていく 二度目に恋したあの頃は 心酔わせるお酒の味 教えられたの 夜明けまで愛したこの部屋で くわえ煙草 鏡の中 見つめているの マリンブルー あの人の愛で ぬりかえてほしかったのに 遊びじょうずなやさしい あの人は知らんぷりさっていく マリンブルー ゆきずりの恋は 知らないうちに始まる マリンブルー ゆきずりの恋は 知らぬ間に過ぎてゆく目の前を マリンブルー ゆきずりの恋は 知らないうちに始まる マリンブルー ゆきずりの恋は 知らぬ間に過ぎてゆく目の前を | 古時計 | 大場弘一 | 大場弘一 | チト河内 | 初めて恋したあの頃は そばに貴方が居てくれたら それで夢の中 そう 夜明けに抱かれたあの海が 見たくなって来てみたけど 想い出ばかり マリンブルー 夏のきれはしを ひろいあつめに来たのに マリンブルー 潮風の中で 過ぎた日の想い出が消えていく 二度目に恋したあの頃は 心酔わせるお酒の味 教えられたの 夜明けまで愛したこの部屋で くわえ煙草 鏡の中 見つめているの マリンブルー あの人の愛で ぬりかえてほしかったのに 遊びじょうずなやさしい あの人は知らんぷりさっていく マリンブルー ゆきずりの恋は 知らないうちに始まる マリンブルー ゆきずりの恋は 知らぬ間に過ぎてゆく目の前を マリンブルー ゆきずりの恋は 知らないうちに始まる マリンブルー ゆきずりの恋は 知らぬ間に過ぎてゆく目の前を |
青春の旅路想い出が棲むこの町離れて 明日ふるさとへ帰ります あなたのぬくもりが残るこの部屋 いつかたずねてみたい 母の事を遠くで気づかい 見知らぬ町で生きた五年 あなたの事 少しだって うらんではいません 別れさえ あなたなりの 答えでした 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない 止めどもない涙が枯れたら 三度目の人生をやり直します 忘れようと破った日記も 大切にしまって帰ります いつか懐かしく読めるその日が きっと来ると祈って 発車のベルに思わずふりかえる 大切な物を忘れた気がして 来るはずのないあなたの事 人ごみに探します 鳴りひびくベルの音に 迷っています 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない 時がたてばやがて私にも 幸せが探せると言いきかせます 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない ふるさとに帰ればささやかな 幸せがつかめると思ってます 私には この愛が果たせなかった | 古時計 | 山本寛太郎 | 山本寛太郎 | 青木望 | 想い出が棲むこの町離れて 明日ふるさとへ帰ります あなたのぬくもりが残るこの部屋 いつかたずねてみたい 母の事を遠くで気づかい 見知らぬ町で生きた五年 あなたの事 少しだって うらんではいません 別れさえ あなたなりの 答えでした 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない 止めどもない涙が枯れたら 三度目の人生をやり直します 忘れようと破った日記も 大切にしまって帰ります いつか懐かしく読めるその日が きっと来ると祈って 発車のベルに思わずふりかえる 大切な物を忘れた気がして 来るはずのないあなたの事 人ごみに探します 鳴りひびくベルの音に 迷っています 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない 時がたてばやがて私にも 幸せが探せると言いきかせます 限りあるこの青春のひとときを 私はあなたへの愛にかけた 想い出たどれば あまりに美しすぎて 愛が消えたと思えはしない ふるさとに帰ればささやかな 幸せがつかめると思ってます 私には この愛が果たせなかった |
都会小さな時刻表を 開いて旅に出る 都会の暮らしに 疲れた心をいやすために もう忘れるんだ きのうまでの僕を あこがれ夢見た都会に 背を向け旅に出る 僕には冷たすぎるよ 人ごみと汚れた街は ひとけの少ない 小さな駅に降りる 古いバスに乗って 見知らぬ街へ行くんだ もう帰りたくない きのうまでの街へは 疲れて傷ついた自分に 背を向け旅に出る 僕には冷たすぎるよ やさしさのなくなった都会は | 古時計 | 大場慎介 | 大場慎介 | 杉谷夫二朗 | 小さな時刻表を 開いて旅に出る 都会の暮らしに 疲れた心をいやすために もう忘れるんだ きのうまでの僕を あこがれ夢見た都会に 背を向け旅に出る 僕には冷たすぎるよ 人ごみと汚れた街は ひとけの少ない 小さな駅に降りる 古いバスに乗って 見知らぬ街へ行くんだ もう帰りたくない きのうまでの街へは 疲れて傷ついた自分に 背を向け旅に出る 僕には冷たすぎるよ やさしさのなくなった都会は |
渚君よ 見つめよう 愛し合う二人に 過ぎ行く時は速すぎる 君よ 手を振ろう やがて行く一日に 水平線が真赤に燃えてるよ 二人の愛に終りは来ない 明日が幸せくれるよ 真夏のこの青空の下で 生れた恋だもの 波の音だけが くり返す浜辺で 真昼の夢を心で語ろう 君よ 遠くから 来る波のとりでも しぶきを上げて飛びこそう 君よ 若い日は もう二度と帰らない 渚の砂に好きだと書こうよ 二人の愛に終りは来ない 明日が幸せくれるよ 真夏のこの青空の下で 生れた恋だもの 風に黒い髪 なびかせてたたずむ 日暮れに君の素足が白い | 古時計 | 岩谷時子 | 大場弘一 | チト河内 | 君よ 見つめよう 愛し合う二人に 過ぎ行く時は速すぎる 君よ 手を振ろう やがて行く一日に 水平線が真赤に燃えてるよ 二人の愛に終りは来ない 明日が幸せくれるよ 真夏のこの青空の下で 生れた恋だもの 波の音だけが くり返す浜辺で 真昼の夢を心で語ろう 君よ 遠くから 来る波のとりでも しぶきを上げて飛びこそう 君よ 若い日は もう二度と帰らない 渚の砂に好きだと書こうよ 二人の愛に終りは来ない 明日が幸せくれるよ 真夏のこの青空の下で 生れた恋だもの 風に黒い髪 なびかせてたたずむ 日暮れに君の素足が白い |
なぐさめあなたやせたわ 頬のあたりが 仕事はとても きついのでしょう 日曜日ごとに 逢えなくて 淋しいけれど 我慢してます 今日は二人 なぐさめ話 失くした夢を ワインに浮かべ 昔はよかった よかったと 久し振りだね あなたの笑顔 結婚しよう そんな話も この頃さけて しまいますね ふたりで力を 合わせようって あの口づけも 忘れましたか アーあなた 何もいらない 銀の指輪も 小さな家も あなたの隣で 目がさめる 朝の光が 欲しいだけです あなた不思議ね 他人同志が よりそいあって 生きてるなんて 心の支えを失なったら 人はよろけて 崩れるでしょうね 夏は海の砂に 絵を描き 秋は色づく 街を歩いた 不況の冬だと 言うけれど 春一番の 風はもうすぐ | 古時計 | 松本隆 | 筒美京平 | 萩田光雄 | あなたやせたわ 頬のあたりが 仕事はとても きついのでしょう 日曜日ごとに 逢えなくて 淋しいけれど 我慢してます 今日は二人 なぐさめ話 失くした夢を ワインに浮かべ 昔はよかった よかったと 久し振りだね あなたの笑顔 結婚しよう そんな話も この頃さけて しまいますね ふたりで力を 合わせようって あの口づけも 忘れましたか アーあなた 何もいらない 銀の指輪も 小さな家も あなたの隣で 目がさめる 朝の光が 欲しいだけです あなた不思議ね 他人同志が よりそいあって 生きてるなんて 心の支えを失なったら 人はよろけて 崩れるでしょうね 夏は海の砂に 絵を描き 秋は色づく 街を歩いた 不況の冬だと 言うけれど 春一番の 風はもうすぐ |
夏の終り不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで あなたのために 喜びを感じ あなたのために 悲しみを感じ あなたのために 何もかも捨てて あなたのために 涙したあの日 不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで あなたとともに 漁火の中を あなたとともに 夜の浜辺を あなたとともに 流れ星の中を あなたとともに 歩いたあの日 不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで | 古時計 | 大場弘一 | 大場弘一 | 船山基紀 | 不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで あなたのために 喜びを感じ あなたのために 悲しみを感じ あなたのために 何もかも捨てて あなたのために 涙したあの日 不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで あなたとともに 漁火の中を あなたとともに 夜の浜辺を あなたとともに 流れ星の中を あなたとともに 歩いたあの日 不安の中にあなたがいて 淋しさの中に私がいて 夏が過ぎたら 消えてしまいそうで |
春が終るまでに発車のベルは幾度目か 乗りすごした電車は何台目でしょう まさか あなたが 遅れたはずがないのに それとも愛は 終りになるのでしょうか 今日限りで 南の国へと旅をさそう ポスターに季節を感じて 思い出をみます そうだ あなたと過ごした海岸には 今年もいくつかの 愛が生まれることでしょう 去年のように 春が終るまでに告げたかった 「あなたが欲しい」と さよなら ふるさとへ帰ります さめた心 あたためるために 人ごみを分けて下り電車に 僕は乗ろうとしています ほほえむあなたが上りホームで 手をふるような そんな気がしています あの日のように 春が終るまでに告げたかった 「あなたが欲しい」と さよなら しばらくは戻らない さめた心 あたためるために | 古時計 | クニ河内 | 大場弘一 | 杉谷夫二朗 | 発車のベルは幾度目か 乗りすごした電車は何台目でしょう まさか あなたが 遅れたはずがないのに それとも愛は 終りになるのでしょうか 今日限りで 南の国へと旅をさそう ポスターに季節を感じて 思い出をみます そうだ あなたと過ごした海岸には 今年もいくつかの 愛が生まれることでしょう 去年のように 春が終るまでに告げたかった 「あなたが欲しい」と さよなら ふるさとへ帰ります さめた心 あたためるために 人ごみを分けて下り電車に 僕は乗ろうとしています ほほえむあなたが上りホームで 手をふるような そんな気がしています あの日のように 春が終るまでに告げたかった 「あなたが欲しい」と さよなら しばらくは戻らない さめた心 あたためるために |
ボードレールの詩集不自由な心で彼を待ちわびる 幸せであるはずの24才 ボードレールの詩集の ページに時を費やし 咲き誇る花の香に涙する 弱い弱い君の心 今 あたたかい愛でうめてあげよう 君がその気なら その心 僕におあずけ いつわりの笑顔で友と語りあい 淋しさを身につけた横顔 青春の真中それとも終り もしかしたらそれは始まりか 冷えた冷えた君の未来 今 一振りの力貸してあげよう 君が望むなら その未来 僕におあずけ おあずけ | 古時計 | クニ河内 | 大場慎介 | 杉谷夫二朗 | 不自由な心で彼を待ちわびる 幸せであるはずの24才 ボードレールの詩集の ページに時を費やし 咲き誇る花の香に涙する 弱い弱い君の心 今 あたたかい愛でうめてあげよう 君がその気なら その心 僕におあずけ いつわりの笑顔で友と語りあい 淋しさを身につけた横顔 青春の真中それとも終り もしかしたらそれは始まりか 冷えた冷えた君の未来 今 一振りの力貸してあげよう 君が望むなら その未来 僕におあずけ おあずけ |
ロードショー映画館のロビーで あなたの笑顔をみてしまいました わたしにではなく 誰か知らないひとにそそぐ微笑みを パンフレット持つ手が ふるえるわたしの眼のまえ通って ふたりは腕くみ 赤い扉の中へ消えてゆきました ベルが鳴っています わたしの愛をおびやかすように 灯り消えました 泣いてもいいとおしえるように 忙しくて逢えない あなたは電話でそう云ってました わたしにごめんと すぐにあやまったのはこんな理由ですか 冬の海をみせたい わたしの心にとどいた絵葉書 あなたのあとから ついてゆこうと決めて二年過ぎました 幕が閉まります あなたの愛も終りでしょうか 灯りともります わたしひとりをうつしだすように 映画館のそとには いつものざわめきみなれた街角 あなたとわたしに つづく物語だけ今は大事です | 古時計 | 伊丹恵 | 山本達夫 | 青木望 | 映画館のロビーで あなたの笑顔をみてしまいました わたしにではなく 誰か知らないひとにそそぐ微笑みを パンフレット持つ手が ふるえるわたしの眼のまえ通って ふたりは腕くみ 赤い扉の中へ消えてゆきました ベルが鳴っています わたしの愛をおびやかすように 灯り消えました 泣いてもいいとおしえるように 忙しくて逢えない あなたは電話でそう云ってました わたしにごめんと すぐにあやまったのはこんな理由ですか 冬の海をみせたい わたしの心にとどいた絵葉書 あなたのあとから ついてゆこうと決めて二年過ぎました 幕が閉まります あなたの愛も終りでしょうか 灯りともります わたしひとりをうつしだすように 映画館のそとには いつものざわめきみなれた街角 あなたとわたしに つづく物語だけ今は大事です |