ねこ曜日ねこ曜日 何もしない ねころんで まどろむだけ あなたのひざ 温かい ほかに 何もいらない にぎやかな表通り 飾りたてたお店より ふたりすごす この部屋が わたしたちの一番 広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ 広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても ねこ曜日 何もしない ねころんで日ざしの中 ややこしい仕事のこと 今は忘れていよう 甘えてね ねこのように 首筋をなでてあげる 静かに夜のとばりが 部屋をつつむ時まで 広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ 広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | ねこ曜日 何もしない ねころんで まどろむだけ あなたのひざ 温かい ほかに 何もいらない にぎやかな表通り 飾りたてたお店より ふたりすごす この部屋が わたしたちの一番 広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ 広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても ねこ曜日 何もしない ねころんで日ざしの中 ややこしい仕事のこと 今は忘れていよう 甘えてね ねこのように 首筋をなでてあげる 静かに夜のとばりが 部屋をつつむ時まで 広い広い世界の中に たったひとつだけ さがしあてた 大切な場所 やすらげる場所 ほんとのわたしに 帰れるところ 広い広い世界のどこか どんな人にでも 必ずある 大切な場所 やすらげる場所 たとえ今はまだ 気づかなくても |
ねむの花咲けばジャックはせつないおぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道 ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう それはジャックが恋を ララ恋を ララしているから そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男 おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の胸を思い出す ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 見回してる 今誰かためいきをついたよ 誰か それは誰かじゃなくて自分です 自分のためいき そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男 あの子は全部わかってる 今か今かと待ちわびてる あの子はジャックを待っている ただ待っている 待っているだけ ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 時をすごす なんにもならない なんにも起きない 無意味な時を いつまでも 夢の中 この場所に根がはえて 岩になって苔がむして 未来永劫 話が進まない おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道 ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう (蘚の花咲けば俺はうれしい 蘚の木の下で考えてる なぜ俺は こんなに俺は 幸せなんだろう?) | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道 ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう それはジャックが恋を ララ恋を ララしているから そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男 おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の胸を思い出す ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 見回してる 今誰かためいきをついたよ 誰か それは誰かじゃなくて自分です 自分のためいき そんなことにも気づかない 珍しい ララこの男 あの子は全部わかってる 今か今かと待ちわびてる あの子はジャックを待っている ただ待っている 待っているだけ ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で 時をすごす なんにもならない なんにも起きない 無意味な時を いつまでも 夢の中 この場所に根がはえて 岩になって苔がむして 未来永劫 話が進まない おぼんのようにまんまるな ララ月が ララ浮かんでいる おぼんのようにまんまるな あの子の瞳が浮かんでる きょうもジャックは登る 月明かりさす丘の道を きょうもジャックは登る わけもなく ララ丘の道 ねむの花咲けばジャックはせつない ねむの木の下で考えてる なぜ僕は こんなに僕は せつないんだろう (蘚の花咲けば俺はうれしい 蘚の木の下で考えてる なぜ俺は こんなに俺は 幸せなんだろう?) |
ネムルル名前はネムルル いつも眠たい子猫 そばにいるだけで みんな眠たくなるよ おやすみ ネムルル きもちよく丸まって おやすみ ネムルル 夢の毛布にくるまって 名前はネムルル 目には見えない子猫 目には見えないけど 眠くなるからわかる おやすみ ネムルル 夢の橋を渡ろうね おやすみ ネムルル お月さまをかじろうね paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan 今夜は満月 猫の力が強い 半径9キロ圏内 人も電車も眠った おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル 終わりのないメリーゴーラウンド おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル とろけるようなメリーゴーラウンド paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己 | 名前はネムルル いつも眠たい子猫 そばにいるだけで みんな眠たくなるよ おやすみ ネムルル きもちよく丸まって おやすみ ネムルル 夢の毛布にくるまって 名前はネムルル 目には見えない子猫 目には見えないけど 眠くなるからわかる おやすみ ネムルル 夢の橋を渡ろうね おやすみ ネムルル お月さまをかじろうね paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan 今夜は満月 猫の力が強い 半径9キロ圏内 人も電車も眠った おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル 終わりのないメリーゴーラウンド おやすみ ネムルル 町中の人たちと おやすみ ネムルル とろけるようなメリーゴーラウンド paraririran panpon tufan paraririran tufan paraririran ponpin tufan paraririran tufan |
のらねこやさしい歌が聞こえてくるよ 明かりともる窓の中 煤けた路地の壁にもたれて 声を合わせて歌うよ 住む家持たないのらねこ きみから見ればそうかもね でもきみは何を守っているの? 雨の日には濡れて行こう 口笛吹いて行こう 笑おう 泣こう 牙を剥こう こころ向くまま 案外きみを 嫌いじゃないよ きみはどうか知らないけど わがまま勝手なのらねこ 呼びたいなら呼べばいいよ 幸せって未来じゃない 今さ 雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 月の道 今を生きよう 雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 明日は夢 今を生きよう | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 亀井登志夫 | 石井AQ | やさしい歌が聞こえてくるよ 明かりともる窓の中 煤けた路地の壁にもたれて 声を合わせて歌うよ 住む家持たないのらねこ きみから見ればそうかもね でもきみは何を守っているの? 雨の日には濡れて行こう 口笛吹いて行こう 笑おう 泣こう 牙を剥こう こころ向くまま 案外きみを 嫌いじゃないよ きみはどうか知らないけど わがまま勝手なのらねこ 呼びたいなら呼べばいいよ 幸せって未来じゃない 今さ 雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 月の道 今を生きよう 雨の日には濡れて行こう 傷は舐めてなおそう 夜は踊る 明日は夢 今を生きよう |
箱の中にいる暗闇の路地を7つ折れて 自分が今どこにいるのかも わからなくなった きみの前に 不意に現れた 古い道具屋 欠けた壺や 変な彫刻 瓶の中の蛇 歯抜けのタイプライター 耳をすませば かすかな音が 廊下のつきあたり 床の暗がり 僕はここにいる 箱の中に 遠い昔から きみを待ってた 何百何千万回も 電話をかけた 何百何千万回の 間違い電話 やめてください 間違いです あなたは誰? 間違いです 僕はきみを 呼び続けた いつも答は 間違いです でも 今夜きみは来る 必ず来る 月の指先に 操られて フラフラ近づく 気配がしてる ついについについに今夜 きみに会える! 愉快なサーカス 大好きだろう? 虹色テント 弾むジンタ そうだここに 全部そろってる(嘘だけどね) 虎 象 ポニー 真っ二つ美女 僕はここにいる 箱の中に 宇宙の初めから きみを待ってた 胸のワクワクが 止められないよ! 息が荒くなる! 気が遠くなる…… 気がつけば 朝の日射しの中 瓦礫を枕に 寝てた中年男 見たこともない国 知らない言葉 ここはどこなんだ 俺は誰なんだ…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 暗闇の路地を7つ折れて 自分が今どこにいるのかも わからなくなった きみの前に 不意に現れた 古い道具屋 欠けた壺や 変な彫刻 瓶の中の蛇 歯抜けのタイプライター 耳をすませば かすかな音が 廊下のつきあたり 床の暗がり 僕はここにいる 箱の中に 遠い昔から きみを待ってた 何百何千万回も 電話をかけた 何百何千万回の 間違い電話 やめてください 間違いです あなたは誰? 間違いです 僕はきみを 呼び続けた いつも答は 間違いです でも 今夜きみは来る 必ず来る 月の指先に 操られて フラフラ近づく 気配がしてる ついについについに今夜 きみに会える! 愉快なサーカス 大好きだろう? 虹色テント 弾むジンタ そうだここに 全部そろってる(嘘だけどね) 虎 象 ポニー 真っ二つ美女 僕はここにいる 箱の中に 宇宙の初めから きみを待ってた 胸のワクワクが 止められないよ! 息が荒くなる! 気が遠くなる…… 気がつけば 朝の日射しの中 瓦礫を枕に 寝てた中年男 見たこともない国 知らない言葉 ここはどこなんだ 俺は誰なんだ…… |
走れメロス走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 走れメロス 希望の道を どこまでも どこまでも進め それは終わりのない あこがれ 空いっぱいの 太陽 そして明日に 開く花 走れメロス 希望の道を どこまでも 明日に向かって 走れメロス 夜明けは近い 走れメロス どこまでも進め それは今燃え上がる ほのお 喜びみちる世界 新しい生命(いのち)の 輝き 走れメロス 夜明けは近い どこまでも 明日に向かって |
はじまりの丘この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ 風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 ざわざわと風が吹く 風が吹く 灌木をふるわせて 風が吹く 空のハープ かき鳴らして 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る ひたひたと予感の波……もうすぐ会える ぼくたちを満たすのは 言葉じゃなく 鮮やかな色彩の 街でもなく のびやかに息をする 植物と 鳴きかわす 鳥の声 深々と夜をいだく 闇の蒼さ 風が吹く 風が吹く 永遠を 語り合う 退屈も 孤独もなく すべてが見える ざわざわと風が吹く 風が吹く はじまりの丘に今 僕は立つ 生まれたての 世界を見る 風が吹く 風が吹く きみが来る きみが来る 幻影の王国から すべてを捨てて この星をつつんでる 水と大気 果てのない曇り空 眠る人魚 この星をつつんでる 水のように ぼくたちも 永遠の一部になる |
裸足のきみを僕が知ってる思い出して きみが どんな暮らしを どこでしていても 僕ときみの命をつなぐ絆は 生きていく 今をこえて すべてを過去に変えて 時代はすぎていくけど 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある いろんな時がある 幸せな時 急ぎ足のとき 深い亀裂の底で 見えない空を見上げてる そんな時も やさしくなれなくても 自分を責めなくていい 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめる 言葉はむなしくなる きみのこと 思い出せば 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめるから 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 思い出して きみが どんな暮らしを どこでしていても 僕ときみの命をつなぐ絆は 生きていく 今をこえて すべてを過去に変えて 時代はすぎていくけど 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある いろんな時がある 幸せな時 急ぎ足のとき 深い亀裂の底で 見えない空を見上げてる そんな時も やさしくなれなくても 自分を責めなくていい 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめる 言葉はむなしくなる きみのこと 思い出せば 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる きみがきみを見捨てても 僕がきみを 抱きしめるから 裸足のまま 歩いてる きみを きみを 僕が知ってる 忘れないで この部屋のドアは いつもあけてある |
初恋の頃あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 二人あの頃 会えばいつも 照れてばかりいて 大切なことは なにも言えなくて 笑いながら うわさ話とか 他愛のないこと おしゃべりした ただそれだけで わたし よかったの ただそれだけですべて 満たされた つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃 恋人なら もどかしく思う その距離がなぜか とても愛しくて 心の中 どんな夢よりも 真珠や星より 輝いてた あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃 そんな 初恋の頃 | 谷山浩子 | 宮崎吾朗・谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 二人あの頃 会えばいつも 照れてばかりいて 大切なことは なにも言えなくて 笑いながら うわさ話とか 他愛のないこと おしゃべりした ただそれだけで わたし よかったの ただそれだけですべて 満たされた つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃 恋人なら もどかしく思う その距離がなぜか とても愛しくて 心の中 どんな夢よりも 真珠や星より 輝いてた あなたの影を 踏んで歩いた 夕陽 空ににじんでた 丘の上 つかずはなれず 並んで歩く そんな 初恋の頃 そんな 初恋の頃 |
花さかニャンコニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす 頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく 町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己 | ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ あの子が歩けば花がさく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 枯れ木に花を ピポパポパ 屋根にも花を ピポパポパ ジャングルジムにも ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ケンカする人 花さかす ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 泣いてる人も 花さかす 頭に花を ピポパポパ 指にも花を ピポパポパ 鼻にも花を ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 仲間がどんどん ふえていく ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 次から次へと ふえていく 町中 花を ピポパポパ 国中 花を ピポパポパ 地球がぜんぶ ピポパポパ ピポパポパ! ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ こんどは宇宙にチョーセンだ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ みんな乗りこめ ロケットに ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 銀河に花を さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ ブラックホールに さかせましょ ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 宇宙の果てまで 花いっぱい ニャンコ ニャンコ 花さかニャンコ 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク 赤 白 黄色に 青 ピンク |
はみがき・しゅしゅしゅはみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん はみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ | はみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん はみがき しましょ しゅしゅっしゅしゅ しゅしゅっしゅしゅ おくちの おそうじ しゅしゅっしゅしゅっしゅっしゅ ほーら ちっちゃな はが ならんで まってるよ はやく ぼくも ぼくも きれいにしてね みがいて あげよ やさしく やさしく おくちの なかの かわいい あかちゃん |
春のさけび(初DAWデモ)ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ | 谷山浩子 | 宮崎吾朗 | 谷山浩子 | | ちいさな若葉がのびるよに りょうの手 空にさしあげて 大地のかおり すいこめば わたしが緑にそまってく わたしの中からあふれだす 春のさけびは いのちのさけび こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ こずえをわたる風のよに 春のさけびよ かなたへとどけ |
ハートのジャックがパイとったハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした | 谷山浩子 | 日本語詞:矢川澄子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | ハートの女王がパイつくり 夏の日いちにちかかってさ ハートのジャックがパイとった そっくりくすねてどろんした |
ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら 僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。 わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも 俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って 彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。 | 谷山浩子 | 日本語詞:谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | おまえはきみが彼に聞いた 彼女は答えた 彼はいい人だけれど わたしも僕が泳げない やつらに彼がやつは言った 出かけなかったと僕が それをわれらも知ってると彼女が思ったら 僕から彼女に1つ 彼らから彼に2つ きみから僕らに3つか4つか5つか6つか7つ それらは彼からきみに 戻ってきたよ全部 だけどほんとはもとはといえば僕の物でした。 わたしか彼女がこのことに 巻き込まれた時 彼はそなたが彼らを釈放されたよ僕たちも 俺はきみを彼女が癇癪を起こす前まであなたは 彼と我々とそれの間の邪魔な奴って 彼女の一番好きな 彼らのあれらのそれら そのこと絶対言っちゃいけない あいつにも他の誰にも 僕とわたしとおまえとそなたとわしとの秘密 そうさほんとはもとはといえば最初から終わります。 |
ハーブガーデン風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね 風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね 少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ からだを温めてね ラベンダー タイム マーシュマロウ すぐに横になって ゆっくり休んでね 少しでも食べて 力をつけてね 風邪をひいたら カモマイル ヒソップ セージ ローズマリー じゅうぶん睡眠をとってね ヒソップ セージ ローズマリー できるだけ何度も うがいをくりかえし 汗をかいたなら すぐに着がえてね 少し退屈でも 静かに寝ていてね 遊びに行くのは 元気になってから 風邪をひいたら エルダーフラワー ラベンダー タイム マーシュマロウ 夢の中で遊ぼう ラベンダー タイム マーシュマロウ わたしたち待ってるよ ヒソップ セージ ローズマリー 夢の中で会えるよ ヒソップ セージ ローズマリー |
パジャマの樹目が醒めて横見ると きみがいる ねえ どうしたの きみは遠くの街にいるはず きみは寝ぼけ顔で こう言った 「だってここは夢の中だもの」 そういえば この部屋はおかしいね きみの部屋とぼくの部屋が まざりあってる いつか見た映画のサーカスが 引き出しに象を 隠してるよ 急いで逃げなくちゃ 悪いサーカスがきみを ずっとさっきからきみを 狙ってるよ さあ逃げよう さあ急いで! でもアアきみは羽枕 抱きしめて 片方 靴下をはきかけたまま うとうとしてる ダメだよ これ以上待てないよ ハミガキしながら ついておいで ねえきみ アタマからシャボン玉を出して パジャマの樹にもたれて ほんとにきみはナマケモノなんだね そんなに眠るととけちゃうよ ねえダメだよ 起きておくれ きみはおぼつかない 足取りで フラフラと ぼくに手をとられて 道はただまっすぐに つづいてる それは思わずタメイキが出るほどまっすぐで この世のものとも 思われない 翼をひろげてる 地平線 ほら きみのダイスキなパジャマの樹 その嬉しそうなきみの笑顔 逢いたかったよ ぼくのきみは 誰もよごせない おろしたての 白いシャツみたい | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 斉藤ネコ | 目が醒めて横見ると きみがいる ねえ どうしたの きみは遠くの街にいるはず きみは寝ぼけ顔で こう言った 「だってここは夢の中だもの」 そういえば この部屋はおかしいね きみの部屋とぼくの部屋が まざりあってる いつか見た映画のサーカスが 引き出しに象を 隠してるよ 急いで逃げなくちゃ 悪いサーカスがきみを ずっとさっきからきみを 狙ってるよ さあ逃げよう さあ急いで! でもアアきみは羽枕 抱きしめて 片方 靴下をはきかけたまま うとうとしてる ダメだよ これ以上待てないよ ハミガキしながら ついておいで ねえきみ アタマからシャボン玉を出して パジャマの樹にもたれて ほんとにきみはナマケモノなんだね そんなに眠るととけちゃうよ ねえダメだよ 起きておくれ きみはおぼつかない 足取りで フラフラと ぼくに手をとられて 道はただまっすぐに つづいてる それは思わずタメイキが出るほどまっすぐで この世のものとも 思われない 翼をひろげてる 地平線 ほら きみのダイスキなパジャマの樹 その嬉しそうなきみの笑顔 逢いたかったよ ぼくのきみは 誰もよごせない おろしたての 白いシャツみたい |
パズル違う そこじゃない わたし そこじゃない おかしなかたちの 月が笑い出す 違う そこじゃない わたし そこじゃない もう一度よく見て 制限時間以内に 月のパズル わたし ここにいる? ここにいない? 闇の目をしたウサギが走り出した 1-2-3-4 Now つかまえて 零コンマ1秒で 入れ替わる すり替わる 嘘とほんとに気をつけてね 1-2-3-4 Stop つかまえた それはわたしじゃない うりふたつの人形でした 夢幻の迷宮へようこそ 月は残酷な 運命のミストレス チェスの駒のように わたしを並べて 月は冷酷な 法則の支配者 複雑怪奇な このパズルを組み立てた あの時から わたしここにいる? ここにいない? 待ち続けてた 自由になれる時を 1-2-3-4 Now つかまえて 逃げていく心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた さてそれは誰でしょう? かなうでしょうか わたしの夢 戒厳令下のロマンス 冷たい 淋しい うれしい おかしい 壊れる 千切れる 心 心 光の速さで 光が逃げれば 光の速さを 闇が追い抜く 終わらぬ夜を 終わらぬ夜がなぞる 1-2-3-4 Now つかまえて 揺れ揺れる心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた 千の鍵が砕けた ごめんね それも人形でした 無限の迷宮へようこそ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 菊池潤也 | 蓜島邦明 | 違う そこじゃない わたし そこじゃない おかしなかたちの 月が笑い出す 違う そこじゃない わたし そこじゃない もう一度よく見て 制限時間以内に 月のパズル わたし ここにいる? ここにいない? 闇の目をしたウサギが走り出した 1-2-3-4 Now つかまえて 零コンマ1秒で 入れ替わる すり替わる 嘘とほんとに気をつけてね 1-2-3-4 Stop つかまえた それはわたしじゃない うりふたつの人形でした 夢幻の迷宮へようこそ 月は残酷な 運命のミストレス チェスの駒のように わたしを並べて 月は冷酷な 法則の支配者 複雑怪奇な このパズルを組み立てた あの時から わたしここにいる? ここにいない? 待ち続けてた 自由になれる時を 1-2-3-4 Now つかまえて 逃げていく心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた さてそれは誰でしょう? かなうでしょうか わたしの夢 戒厳令下のロマンス 冷たい 淋しい うれしい おかしい 壊れる 千切れる 心 心 光の速さで 光が逃げれば 光の速さを 闇が追い抜く 終わらぬ夜を 終わらぬ夜がなぞる 1-2-3-4 Now つかまえて 揺れ揺れる心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた 千の鍵が砕けた ごめんね それも人形でした 無限の迷宮へようこそ |
PUPPYいとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね スキだよPUPPY 迎えにきてくれたの スキだよPUPPY 青空と草の道 きみとふたりで帰る 恋人同士みたいに なかよく きみはまだ少年のあどけなさで めずらしいおもちゃ箱 かきまわすよ スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくはきれいじゃなくて きみといると少しだけ 落ちこむこともあるんだ 時には スキだよPUPPY まっすぐにかけてくる スキだよPUPPY ぼくを守るつもり からだも小さいくせに まるでナイトみたいな顔して いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね 叱られてしょげるけど ゴキゲンだね いとしくて思いきり抱きしめたい ぼくたちの宝物 きみはいつも 雨の日も風の日も ゴキゲンだね ぼくたちといるだけで ゴキゲンだね |
パラソル天動説僕らのまわりを 月が回る 星が回る 太陽が回る くるくる休みなく 彼らが回ると同時に 僕らもまた回っている 互いにそれぞれ回って それぞれめまいを起こして 足がもつれてる ふらふら揺れてる 宇宙の船酔い 天空抜けて落ちていく 月と太陽の軌道 斜めに横切って メガネが回ってる 一日ひとまわり メガネはきみの忘れ物 きのう会社に忘れてきた きみが忘れたものはなぜか 次々空を回りだす 帽子に手鏡 スカーフ ボールペン 読みかけの本に 花柄のパラソル…パラソル… それはきみの誕生日に 僕があげたプレゼントさ 「日傘すごくほしかったの ぜったい大事にするからね」って 言った次の日 駅に忘れてきた もうあげないよ 日傘あげないよ それはそれとして すごいことに気がついたんだ パラソルが仮に 動いていなくて 他のあらゆる天体が そのまわりを回っている そう考えると 全てが驚くほど単純になる くわしい説明は省略するけど 要するに 僕の愛はとてつもなく深いっていうこと きみを抱きしめて 宇宙の井戸から 天空抜けて落ちていく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 僕らのまわりを 月が回る 星が回る 太陽が回る くるくる休みなく 彼らが回ると同時に 僕らもまた回っている 互いにそれぞれ回って それぞれめまいを起こして 足がもつれてる ふらふら揺れてる 宇宙の船酔い 天空抜けて落ちていく 月と太陽の軌道 斜めに横切って メガネが回ってる 一日ひとまわり メガネはきみの忘れ物 きのう会社に忘れてきた きみが忘れたものはなぜか 次々空を回りだす 帽子に手鏡 スカーフ ボールペン 読みかけの本に 花柄のパラソル…パラソル… それはきみの誕生日に 僕があげたプレゼントさ 「日傘すごくほしかったの ぜったい大事にするからね」って 言った次の日 駅に忘れてきた もうあげないよ 日傘あげないよ それはそれとして すごいことに気がついたんだ パラソルが仮に 動いていなくて 他のあらゆる天体が そのまわりを回っている そう考えると 全てが驚くほど単純になる くわしい説明は省略するけど 要するに 僕の愛はとてつもなく深いっていうこと きみを抱きしめて 宇宙の井戸から 天空抜けて落ちていく |
光る馬車夜空を細長く切りとる 月明りの窓 窓辺にたたずむあなたの影だけを いつまでもわたし みつめてた あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 世界のどこにもない街の どこにもない部屋 どこにもいない人 今だけの恋人 今だけの夢を抱きしめた 愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 寝静まる青い街並みを 幻影の光る馬車が行く 遠ざかる馬車の鈴の音が あなたの言葉を耳に繰り返す (愛してる きみを誰よりも) (愛してる 時が流れても) (愛してる ぼくは変わらない) 遠のく鈴の音だけが いつまでも消えない あなたの心に 生きつづけることが 死ぬよりも もっと淋しいの あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 夜空を細長く切りとる 月明りの窓 窓辺にたたずむあなたの影だけを いつまでもわたし みつめてた あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 世界のどこにもない街の どこにもない部屋 どこにもいない人 今だけの恋人 今だけの夢を抱きしめた 愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 寝静まる青い街並みを 幻影の光る馬車が行く 遠ざかる馬車の鈴の音が あなたの言葉を耳に繰り返す (愛してる きみを誰よりも) (愛してる 時が流れても) (愛してる ぼくは変わらない) 遠のく鈴の音だけが いつまでも消えない あなたの心に 生きつづけることが 死ぬよりも もっと淋しいの あなたの思い出に わたしを残さないで あなたの記憶から わたしをすべて消して 愛していたことを 風にも教えないで あなたの記憶から わたしをすべて消して |
ひとみの永遠明け方の窓に うつした青空 いつまでも ここにいたい いつまでも このままで わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを…… ふしぎな力が あなたとわたしを ひきよせて ひきはなして そしてまた この朝に わずかなひととき 言葉をかわして 手をふった 笑いながら 手をふった さよならと わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを…… | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 明け方の窓に うつした青空 いつまでも ここにいたい いつまでも このままで わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを…… ふしぎな力が あなたとわたしを ひきよせて ひきはなして そしてまた この朝に わずかなひととき 言葉をかわして 手をふった 笑いながら 手をふった さよならと わたしの 視線の 瞬間の 残像 瞬間の 永遠 忘れない 忘れない あなたを…… |
ひとりでお帰り明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう 店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 明りの消えた真夜中の街 舗道に軽い音をたて ひとりできみは まだ踊ってる 夢の終わりを信じない いつまでそこにいるの つま先立ち 跳ねておどけて いつまでそこにいるの まわりにはもう誰もいない ひとりになったきみの隣に 寄り添うやせた影法師 右手をふれば左手をふる うずくまればうずくまる きみの今のその淋しさが 遠い街の見知らぬ人の 孤独な夜を照らす ささやかな灯に変わるだろう 店じまいした空の上から 満月 きみに声かける 暗くけわしい道をわたしが 照らしていてあげるから どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り たとえば夜が深く 暗がりに足が怯えても まっすぐに顔を上げて 心の闇に沈まないで どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り どんなに淋しくても きみはひとりでお帰り |
秘密の花園永遠に 明けない明け方 沈まない三日月 枯れない花 すべてが きみの手の中に すべてを きみが創り出した 動かない 魔法の明け方 眠る宝石たち 黄金の鳥 友だちが(きみは) ほしかったんだよね(ひとりだから) ひどいこと(何も) するつもりじゃなくて(知らずに) 秘密の花園に 彼のこと閉じこめて ふたりで遊べると そう心から信じてたんだ もう彼は(二度と) 二度と目覚めない(呼びかけても) 美しい(青い) 瞳はガラス玉(ガラス玉) 秘密の花園に 彼のこと閉じこめた 少しだけやりすぎた そう少しだけ ほんの少しだけ AH 誰もいない(空に) AH きみの声が(響く) こんなに愛してるのに なぜ 長い時 長い長い時 長い長い長い時が過ぎた 永遠に 明けない明け方 永遠に消えない きみはひとり | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 新居昭乃 | 保刈久明 | 永遠に 明けない明け方 沈まない三日月 枯れない花 すべてが きみの手の中に すべてを きみが創り出した 動かない 魔法の明け方 眠る宝石たち 黄金の鳥 友だちが(きみは) ほしかったんだよね(ひとりだから) ひどいこと(何も) するつもりじゃなくて(知らずに) 秘密の花園に 彼のこと閉じこめて ふたりで遊べると そう心から信じてたんだ もう彼は(二度と) 二度と目覚めない(呼びかけても) 美しい(青い) 瞳はガラス玉(ガラス玉) 秘密の花園に 彼のこと閉じこめた 少しだけやりすぎた そう少しだけ ほんの少しだけ AH 誰もいない(空に) AH きみの声が(響く) こんなに愛してるのに なぜ 長い時 長い長い時 長い長い長い時が過ぎた 永遠に 明けない明け方 永遠に消えない きみはひとり |
ピエレット悲しみだけが 胸をふさぐ夜 あまえる人が 誰もいない夜 目をとじてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと 世界中の人が きみを嫌いでも たとえすべてが きみに背をむけても ねぇ 生きてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 笛を吹く どんな小さな 子供の胸にも どんなかわいた 人の心にも たとえ息をひきとる その瀬戸ぎわにさえ ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く もえるかすかないのち ひろがれ 海のように だから 誰も きみを殺せない 誰も 誰かを 殺しちゃいけない きみは 生きて行けよ きみの 心の奥で ピエレットが 踊るから ピエレットが 踊るから きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 踊るから | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 悲しみだけが 胸をふさぐ夜 あまえる人が 誰もいない夜 目をとじてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと 世界中の人が きみを嫌いでも たとえすべてが きみに背をむけても ねぇ 生きてごらん きみの心の奥で ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 笛を吹く どんな小さな 子供の胸にも どんなかわいた 人の心にも たとえ息をひきとる その瀬戸ぎわにさえ ピエレットが 笛を吹く ピエレットが 笛を吹く もえるかすかないのち ひろがれ 海のように だから 誰も きみを殺せない 誰も 誰かを 殺しちゃいけない きみは 生きて行けよ きみの 心の奥で ピエレットが 踊るから ピエレットが 踊るから きみを笑わせようと きみを歌わせようと ピエレットが 踊るから |
Pyun Pyunきいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声 彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ 風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 大村雅朗 | きいて 秋風わたしの恋が終わったの わたしのほうがいつでも少し片思い だけどこんなふうに終わるなんて思ってなかった 「ほんとは好きじゃなかった ごめんね」なんて カンタンな人ね Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun 好きだよ きみはすてきさ Pyun Pyun そら耳 それでもかまわない Pyun Pyun もう一度 まねして 彼の声 彼とあの娘が話してたのは夕暮れの 川ぞいの道 バイクをとめていつまでも 彼がみつめていた まるい瞳 くせのある髪 わたし心・体ぜんぶすててあの子になりたい Pyun Pyun その時 風が言ったの Pyun Pyun だめだよ きみが消えたら Pyun Pyun 小鳥も青空もかくれるよ Pyun Pyun 世界が毎日雨降りさ 風は気まぐれ口がうまいと知ってるわ ピエロみたいにふざけるだけよ 本気じゃない だけどこんな日には風がなぜかやさしくみえて 素直に腕をとってしまう もう少しそばにいて Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり Pyun Pyun 秋風 耳にささやく Pyun Pyun 好きだよ ぼくのお日さま Pyun Pyun おどけて くるくるまわるから Pyun Pyun わたしは泣いたり笑ったり |
ピヨの恩返しよくお休みのところ ちょっと失礼しますね いえ、そのまま 寝たまま どうぞそのままで 今まで言えなかった ひみつの打ち明け話 目を覚まさず寝たまま 聞いてくださいね 実を言えばわたし ええ、あなたの妻ですが これにはいろいろと 深いわけが 事情が 何と言ったらいいのか… あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし お薬ぬってくださって お水飲ませてくださって おいしいトウモロコシやキャベツ お豆もいただいて お布団に入れてくださって 背中をなでてくださって 命助けてくださって ありがとございます 突然いなくなって 心配かけてごめんなさい あなたに恋をして つらくてピヨ 黙って家を出たピヨ あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし ニワトリになるのあきらめて 人間の姿になって あなたに会いに来るまでに 苦労もありました 会ってすぐ惹かれあって 恋人から夫婦になって ともに過ごした日々 あしたで50年 家族のために 料理 そうじ せんたく 50年 子どもたちも孫も 巣立ち 今は あなたとふたりきりピヨ 生まれてきてよかった 生きててよかったピヨ ずっと ずっと これからも あなたと生きていくピヨ あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし よくお休みのところ たいへん失礼しました 今まで話したことは 全部嘘ですよ ヒヨコが人になるなんて そんなわけないです そうですよ 見えますか 窓の外 月がきれいです | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 栗原正己 | よくお休みのところ ちょっと失礼しますね いえ、そのまま 寝たまま どうぞそのままで 今まで言えなかった ひみつの打ち明け話 目を覚まさず寝たまま 聞いてくださいね 実を言えばわたし ええ、あなたの妻ですが これにはいろいろと 深いわけが 事情が 何と言ったらいいのか… あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし お薬ぬってくださって お水飲ませてくださって おいしいトウモロコシやキャベツ お豆もいただいて お布団に入れてくださって 背中をなでてくださって 命助けてくださって ありがとございます 突然いなくなって 心配かけてごめんなさい あなたに恋をして つらくてピヨ 黙って家を出たピヨ あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし ニワトリになるのあきらめて 人間の姿になって あなたに会いに来るまでに 苦労もありました 会ってすぐ惹かれあって 恋人から夫婦になって ともに過ごした日々 あしたで50年 家族のために 料理 そうじ せんたく 50年 子どもたちも孫も 巣立ち 今は あなたとふたりきりピヨ 生まれてきてよかった 生きててよかったピヨ ずっと ずっと これからも あなたと生きていくピヨ あの日 雨の夜に あなたに助けられた ピヨヨ ピヨヨ そうです ヒヨコのピヨです わたし よくお休みのところ たいへん失礼しました 今まで話したことは 全部嘘ですよ ヒヨコが人になるなんて そんなわけないです そうですよ 見えますか 窓の外 月がきれいです |
フィンランドフィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 | 谷山浩子 | Michael Palin | Michael Palin | 小室等 | フィンランド フィンランド フィンランド いつかは行きたい 憧れの国 わたしの夢よ フィンランド フィンランド フィンランド 憧れの国 仔馬に乗ったり キャンプをしたり テレビを見たり そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド ロシアの近く 確かあのへんの どこかにある フィンランド フィンランド フィンランド どこかにある国 ベトナムからは たぶん遠くて 日本からも遠い そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 朝ごはんを食べ 昼ごはんを食べ 晩ごはんも食べる フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 海外旅行の 行き先として 忘れられてる ベルギーと共に フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 フィンランド フィンランド フィンランド 山はそびえ立ち 梢は高く 鳥はさえずり フィンランド フィンランド フィンランド そんな感じの国 そんな感じの国 どこかにある国 |
袋井市歌~ここがふるさと~大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で 飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている 歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから 人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 大島ミチル | | 大きくひらけた 大地の上を 駆けぬけていく 遠州の風 風に吹かれて 私は生きる どんな時にも たくましい心で 飾らぬ言葉 まっすぐなまなざし 見守る空は どこまでも広い 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 折々の花や 誇らかな果実 あふれるほどの 田園の恵み 思いのままに 私は歩く どんな場所へも 道は続いている 歴史をいだく 北の山から 碧くきらめく 南の海まで 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 西へ東へと 行き交う旅人 どうぞひととき 足を休めて 友と語らう 安らぎに似て どんな人にも ここはやさしいから 人と自然が 温かく寄り添い 豊かな時が ゆっくり流れる 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく 袋井 ここがふるさと 私たちの町 袋井 ここがふるさと ここで生きていく |
不思議な手紙不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に 見覚えのない文字だけど なつかしさがふとこみあげて あけてみると 白いびんせん たった一枚 だったひとこと 「もうすぐだよ もうすぐだよ」 その時ボクらの心をそっと走りぬけた風のようなもの 不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に あなたはどんな顔してるの どんなこと話すの どんな声で でかけて行くよ あなたに会いに きっとあなたをみつけに行くよ もうすぐだよ! もうすぐだよ! あなたの声の呼ぶほうへボクらは歩くよ 口笛吹いてさ どこかの街でめぐり会えたら ほほえみかけて名前呼んでね もうすぐだよ! もうすぐだよ! ボクらは気ままな旅人 風を道連れにどこまでも歩く | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に 見覚えのない文字だけど なつかしさがふとこみあげて あけてみると 白いびんせん たった一枚 だったひとこと 「もうすぐだよ もうすぐだよ」 その時ボクらの心をそっと走りぬけた風のようなもの 不思議な手紙がついたよ 日曜日の朝、突然に あなたはどんな顔してるの どんなこと話すの どんな声で でかけて行くよ あなたに会いに きっとあなたをみつけに行くよ もうすぐだよ! もうすぐだよ! あなたの声の呼ぶほうへボクらは歩くよ 口笛吹いてさ どこかの街でめぐり会えたら ほほえみかけて名前呼んでね もうすぐだよ! もうすぐだよ! ボクらは気ままな旅人 風を道連れにどこまでも歩く |
双子の鳥風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた 空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く 風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 風から生まれた 双子の鳥がいた 生まれた時から 一緒に生きていた 赤い実 青い実 ふたりで分けあって 同じとき笑って 同じとき泣いたよ やがておとなになり ふたりは別々に 小高い山の上へ 深い森の奥へ それでも心は いつもつながってた 同じとき眠って 同じとき目覚めた 空へと帰る日が ひとりにおとずれた 姿が見えない 呼んでも声はない こんなこと 今まで 思いもしなかった ひとりはうずくまる 夜は暗く長く 風から生まれた 双子の鳥が飛ぶ 真っ白な翼と 透明な翼が 重なり よりそい 大空飛んでいく 泣かないで ぼくはいつも きみの中にいるよ ふたりの翼が 明日へと飛んでいく 生きていけ ぼくはいつも きみの中にいるよ |
二人目の人類真夜中に目が覚めて となりを見ると わたししかいないはずの この部屋の中 誰かが寝ていた この人は誰? わたしではないし この人は誰? 影ではないし 静かな部屋に寝息の音が はっきりきこえる さわってみると温かい 腕も胸も肩も 確かに生きてる この人は誰? わたしではないし この人は誰? 夢ではないし この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類 眠るあなたのうしろの闇に 何十億の 見知らぬ母が 見知らぬ兄が 見知らぬ友が ふと見えた気がした この人は誰? わたしでない誰か この人は誰? どうしてここにいるの? この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類 世界にとってみれば ちっぽけなひとり だけどわたしにとっては 初めての いとおしい魂 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 真夜中に目が覚めて となりを見ると わたししかいないはずの この部屋の中 誰かが寝ていた この人は誰? わたしではないし この人は誰? 影ではないし 静かな部屋に寝息の音が はっきりきこえる さわってみると温かい 腕も胸も肩も 確かに生きてる この人は誰? わたしではないし この人は誰? 夢ではないし この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類 眠るあなたのうしろの闇に 何十億の 見知らぬ母が 見知らぬ兄が 見知らぬ友が ふと見えた気がした この人は誰? わたしでない誰か この人は誰? どうしてここにいるの? この部屋の中に わたしだけの世界に 23年目にして訪れた 二人目の人類 世界にとってみれば ちっぽけなひとり だけどわたしにとっては 初めての いとおしい魂 |
不眠の力恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海 やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 真夜中に 天井をとおして星を見る 星はわたしの瞳の レンズに降りてくる それは世にも恐ろしい 星座のかたち それは世にも恐ろしい 殺戮の暗号 恋する人は眠れない 恋する人は眠れない 明け方に彼の家のまわり 5キロ四方 いちめんの砂漠になる 人は死に絶える 鳥も獣も魚も 水も緑も 干涸びて崩れ落ちる 砂はサラサラと そして砂漠はさらに ひろがりつづける 消える街 渇れる海 やがて彼の美しい 死骸の上に 自由になった わたしの心がかがみこむ 一度だけのくちづけの 夢をかなえるため すべては死んだ わたしのすべては死に絶えた 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり砂漠は どこまでもひろがる 誰かわたしに眠りを 安らかな眠りを 眠れぬかぎり世界は やがて廃墟になる たとえ宇宙を滅ぼす力を手にしても あなたにとどかない 想いはとどかない 大きく開いたままの目に 星座は焦げつき 瞳の黒いガラスが 静かにひび割れる |
冬の果実~グレアム~ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに 誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ボクの胸 まるで 固すぎた果実 このままでいれば 誰にもわからない わからないままで 朽ちて行けたのに 誰かがボクを口に含んでみる 白い歯を立てる ボクの痛みよりも 彼のとまどいが 胸に突き刺さる このままでいれば このままでいれば 何も見ずに 何も聞かずに 何も 何も このままでいれば このままでいれば 生きて行けたはずなのに ボクの腕の中 とびこんだきみは 傷ついた小鳥 かすかな気配にも おびえた目をして ボクに しがみつく つめたいからだを あたためておくれ きみのかぼそいその両手で 抱いておくれ 凍えた心を あたためておくれ 今は寒い冬の中 |
ブルーブルーブルーくじゃくの羽根では 空をとべないわ そうよ いくらきれいでも 都会をいろどる とべない鳥たち だから 淋しそうな目をしている こつんとアスファルトが かわいた音をたてた 午後のMain Street 風が鳴る わたしをつれて行ってよ とがったヒール投げ捨てれば 素足が 翼にかわるの Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 箱庭みたいな 自分の世界を わたし 出ていくわいつか あなたの中から 風の声がする こんなビルとビルの 狭間にいても 明るい青 暗い青 ガラスの青 燃える青 こんなにもたくさんの 青でいっぱいね世界は 今まで知らなかったの そしてあなたは いちばん輝く Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 あなたの響<声が わたしの名前呼んだ 光るWednesday はじまりね 思わぬ強いちから 腕をつかんで走る 街をかけぬけ フワリと舞い上がる Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | くじゃくの羽根では 空をとべないわ そうよ いくらきれいでも 都会をいろどる とべない鳥たち だから 淋しそうな目をしている こつんとアスファルトが かわいた音をたてた 午後のMain Street 風が鳴る わたしをつれて行ってよ とがったヒール投げ捨てれば 素足が 翼にかわるの Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 箱庭みたいな 自分の世界を わたし 出ていくわいつか あなたの中から 風の声がする こんなビルとビルの 狭間にいても 明るい青 暗い青 ガラスの青 燃える青 こんなにもたくさんの 青でいっぱいね世界は 今まで知らなかったの そしてあなたは いちばん輝く Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 あなたの響<声が わたしの名前呼んだ 光るWednesday はじまりね 思わぬ強いちから 腕をつかんで走る 街をかけぬけ フワリと舞い上がる Oh Blue Blue Blue Love 誰にも負けない Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 Oh Blue Blue Blue Love あなたが教えた Blue Blue Blue Love 空は永遠の少年 |
放課後しのつく雨 放課後の校庭で きみとぼくは それぞれの傘をさして たたずんでいた ひと気のない 校庭は淋しくて 話すことも みつからないまま きみの呼吸だけを 感じてた きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな クラス一の人嫌いで通ってる ぼくがなぜか おとなしいきみを いつも見ていたことを 知ってるのは 教室の窓とドア 声をかけて 声をききたくて だけど何もできず 黙ってた まるで奇跡が ぼくの胸に 不思議な力 くれたみたいだ きみの笑顔が ぼくを洗う ぼくの過去 ぼくの今 未来を きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 橋本一子 | しのつく雨 放課後の校庭で きみとぼくは それぞれの傘をさして たたずんでいた ひと気のない 校庭は淋しくて 話すことも みつからないまま きみの呼吸だけを 感じてた きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな クラス一の人嫌いで通ってる ぼくがなぜか おとなしいきみを いつも見ていたことを 知ってるのは 教室の窓とドア 声をかけて 声をききたくて だけど何もできず 黙ってた まるで奇跡が ぼくの胸に 不思議な力 くれたみたいだ きみの笑顔が ぼくを洗う ぼくの過去 ぼくの今 未来を きみと初めて ふたりだけで 帰る放課後 カミサマがいる ぼくは信じてはいないけれど きょうだけは 信じてもいいかな |
ほうき星の歌空は空の色 水は水の色 人たちは土の上 やわらかな夢をみていた 世界はとてつもなく 大きな万華鏡 触れるたびに まわすたびに さまざまなものを みせてくれた それから長い時が流れて 流れる時に おし流されて 人の世界だけが変わっていった 知らず知らずに変わっていった 夜は短くなる 星はかわいてゆく 人たちは夢からさめ せわしく何かを考えはじめた 最後の光る夢 気まぐれほうき星 きらめいてきらめいて わたしの眠りの中へ 今夜もまた たずねてきたよ 足音しのばせ 窓をたたいた 目をあけてよ 僕は 僕はここだよ 忘れちゃいやだよ 僕はここだよ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 空は空の色 水は水の色 人たちは土の上 やわらかな夢をみていた 世界はとてつもなく 大きな万華鏡 触れるたびに まわすたびに さまざまなものを みせてくれた それから長い時が流れて 流れる時に おし流されて 人の世界だけが変わっていった 知らず知らずに変わっていった 夜は短くなる 星はかわいてゆく 人たちは夢からさめ せわしく何かを考えはじめた 最後の光る夢 気まぐれほうき星 きらめいてきらめいて わたしの眠りの中へ 今夜もまた たずねてきたよ 足音しのばせ 窓をたたいた 目をあけてよ 僕は 僕はここだよ 忘れちゃいやだよ 僕はここだよ |
星のマリオネット星が降るよ星が降るよ あたしの心の中を 星が降るよ 星が降るよ あたしの心の中を 風が通るよ そうよ今夜 糸が切れて あなたのその手をはなれ 歩き出すのよ 世界中きらきらの 星くずの中 あなたのことも ぬくもりも すぐ忘れてしまう 寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ 星が降れば 星が降れば はるか遠くで誰か 呼んでるみたい ひとり歩きの マリオネット なんにも見えない 雲の雲の中さ 遠くまで行けそうな 不思議な夜 さよならあなた 手をふるあなた 素敵よ とても 寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 星が降るよ星が降るよ あたしの心の中を 星が降るよ 星が降るよ あたしの心の中を 風が通るよ そうよ今夜 糸が切れて あなたのその手をはなれ 歩き出すのよ 世界中きらきらの 星くずの中 あなたのことも ぬくもりも すぐ忘れてしまう 寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ 星が降れば 星が降れば はるか遠くで誰か 呼んでるみたい ひとり歩きの マリオネット なんにも見えない 雲の雲の中さ 遠くまで行けそうな 不思議な夜 さよならあなた 手をふるあなた 素敵よ とても 寒くないよ 寒くないよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ |
ほしのよる明るいほしのてるよるは ほしの光にさそわれて わたしはさんぽに出たくなる でんちゅうの光と ほしの光 わたしはうたってみたくなる | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 明るいほしのてるよるは ほしの光にさそわれて わたしはさんぽに出たくなる でんちゅうの光と ほしの光 わたしはうたってみたくなる |
僕は帰る きっと帰る地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色 星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今! | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! ひとりでフラフラ遊び回ってたら いつのまにかこんなに 遠いとこまで来てた おかしな世界に迷いこんだみたい どこまでつづくコスモス どこまでも同じ景色 星がバラバラ落ちてくる 果てない線路の上を ずっと歩いて 僕は歩いて あきらめないで 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! なんだかあやふやで 頼りない気分さ 名前や性別もうまく思い出せないよ こんなこと初めて きみと離れすぎて 呼吸や歩き方までも もう忘れそうさ きみが僕を呼んでるよ 遠くてもきこえるんだ 僕は帰るよ 時を超えても きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみに会いたい 地球の形にしなる 長い長い帰り道 僕は帰るよ きっと帰るよ きみのところへ! 巨大な倉庫のような世界 ゴーゴーかけぬけて たとえたましいだけになっても きみのところへ 今! |
ボクハ・キミガ・スキスキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | スキという気持ちはただのワガママ だからそうさ 誰にも知られないように 何もないふりして きみと話してる 言葉と笑顔で 嘘を重ねてる トモダチとトモダチと呪文のように 繰り返す ひとりの夜更けの部屋の中 そんな言葉には 何の力もなく 言えないひとことが 部屋を埋めつくす ボクハキミガスキ なにも手につかなくて きみの住んでる 街の中 ひとりでうろつき歩いた 百年歩いても きみには逢えない 見知らぬ人たちで 街は樹海になる ぼくはもう 目の前のビルのネオンの あの赤い模様になってしまいたい どんなに願っても きみには逢えない こうして今ぼくが生きていることさえ きみにとっては たいした意味がない ボクハキミガスキ きみときみのコイビトが笑って手をふる ぼくも手をふり返しそのまま駆けだして 後ろも見ないで家に帰るふりで 路地裏の壁に背中をぶつけてる ぼくはまるでポケットにおしこめられた 鳩のように身動きもできず もがいてる 誰にも言えない きみにも言えない きみは気づかない ずっと気づかない たとえ気づいてもどうしようもない ボクハキミガスキ ボクハキミガスキ |
ポプラ・ポプラポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない 放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの 透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを 風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ 白い息が 「おはよう」と 追いこしてゆく きょうは少し うつむきがち 思わず 頬をそめた ひとりの人の色に 世界がそまる 一日その人だけ みつめて過ぎてゆく ポプラ・ポプラ そんなふうに 自分が変わっていくのが なんとなく 悲しい気持ち 心が とまどってる いつのまにか 彼の前で わたしの声 あまえている 友だちに 知られたくない わたしが わたしじゃない 放課後の窓ぎわの 気ままなおしゃべり 友だちの輪の中で 笑いころげていた ポプラ・ポプラ あの自由な 日だまりのような時間が 永遠に つづいていくと わけもなく 信じてたの 透明な水のような きのうが終わる 嫌いにならないでね 恋をしたわたしを 風に向かい 空に向かい まっすぐに背すじをのばす ポプラ並木 見上げている やさしい人とふたり ポプラ・ポプラ 春 夏 秋 冬がきて また春がくる ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 ポプラ・ポプラ いつも見てる 駅からの通学路 |
マギーかすかな鈴の音 通りを横切る 泣いてるあなたの 心を横切る 死んだマギー 身体は 嘘でできている 心は冷たい 記憶でできてる 生きてる人が 影に変わり 死んだあの子だけが 夜の中 輝く あなたの身体を ガラスのとげが 流れて流れて 心臓のとなり 死んだマギー あなたに くちづけしたよ あなたの悲しい とげを溶かした 淋しさの炎に 焦がされたら あまい悪い夢を 脱ぎ捨てて飛べるよ かすかな気配が 通りを横切る すべての人の 眠りを横切る 死んだマギー 踊るよ 古い祭歌 踊るよ 踊るよ 凍える真夜中 死んだマギー みんなが きみを忘れても 消せない記憶を 夢に刻んだ 死んだマギー みんなが 死に絶えたあとも 消えない悲しみ 永遠に きみは | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | かすかな鈴の音 通りを横切る 泣いてるあなたの 心を横切る 死んだマギー 身体は 嘘でできている 心は冷たい 記憶でできてる 生きてる人が 影に変わり 死んだあの子だけが 夜の中 輝く あなたの身体を ガラスのとげが 流れて流れて 心臓のとなり 死んだマギー あなたに くちづけしたよ あなたの悲しい とげを溶かした 淋しさの炎に 焦がされたら あまい悪い夢を 脱ぎ捨てて飛べるよ かすかな気配が 通りを横切る すべての人の 眠りを横切る 死んだマギー 踊るよ 古い祭歌 踊るよ 踊るよ 凍える真夜中 死んだマギー みんなが きみを忘れても 消せない記憶を 夢に刻んだ 死んだマギー みんなが 死に絶えたあとも 消えない悲しみ 永遠に きみは |
まっくら森の歌ひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ ちかくてとおい まっくらクライクライ | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・乾裕樹 | ひかりの中で 見えないものが やみの中に うかんで見える まっくら森の やみの中では きのうはあした まっくらクライクライ さかなはそらに ことりは水に タマゴがはねて かがみがうたう まっくら森は ふしぎなところ あさからずっと まっくらクライクライ みみをすませば なにもきこえず とけいを見れば さかさままわり まっくら森は こころのめいろ はやいはおそい まっくらクライクライ どこにあるか みんなしってる どこにあるか だれもしらない まっくら森は うごきつづける ちかくてとおい まっくらクライクライ ちかくてとおい まっくらクライクライ |
窓教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた 思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界 やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た 思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 教室の窓から見る秋は いつも不思議に光ってた 北向きの窓のすりガラス ギリシャの海も見えた 思い出せばもう夢の中 午後の陽射しにまどろめば 遠いアコーディオンのすすり泣く 光と影の世界 やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 授業をひとりでぬけ出して 空き部屋の窓から空を見た 幾億年もの時の彼方 空翔ける船を見た 思い出せばもう夢の中 一枚の窓のそのむこうに 見知らぬあしたがふるえていた きらめきふるえていた いくつも街を歩くうちに いつか外の世界は狭くなる 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない やさしい時代を置き去りに やがて街へとび出した僕には 教室の窓がもう見えない 夢の行き場がどこにもない 夢の行き場がどこにもない |
まもるくん新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり 警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり 建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな 麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている 窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 石井AQ・谷山浩子 | 新宿の地下道の 壁から出てくる まもるくん 壁からはえてる ななめにはえて笑ってる ヒザのところに顔がある くるくる回る顔がある 道行く人は 誰もかれも見ないふり 警官の制服の 肩から出てくる まもるくん 肩からはえてる 大きくはえて笑ってる ヒザのところに顔がある ダリヤのような顔がある 警官は気づかない まわりは見ないふり 建売住宅の 屋根から出てくる まもるくん 屋根からはえてる キノコのような まもるくん ヒザのところに顔がある 窓より大きな顔がある 家族は気絶 近所の人は見ないふり まもるくん のびるふく まもるくん ゆるいふく まもるくん わたしも まもるくん なりたいな 麦わら山脈の 空から出てくる まもるくん 空からはえてきて 地表をくまなく 埋めている 窓をあけると 顔がある 外を歩けば 顔がある 朝から薄暗い みんなで見ないふり |
真夜中の太陽寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして 信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして 泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 橋本一子 | 寒い夜 暗い部屋 ひとりぼっちでも 凍える指を暖める人がいなくても 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 暗闇を照らして 信じてた人が去り 心に血が流れても 私はいつも変わらずに 私なのだから 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 赤く 悲しみをとかして 泣きながら胸をはれ 静かに朝を待て 木枯らしの丘にひとり立つ 孤独な樹のように 燃えろ 私の太陽 燃えろ その火を絶やすな 燃えろ 私の命 やがて世界が 光に満ちる 朝まで |
満月ポトフー今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち 思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない 暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える 思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中 ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | 今日は天気も荒れ模様 風がびゅんびゅん いい気持ち だからね 小ぎれいに着飾った 家猫にちょっとごあいさつ おびえている 臆病な 鳥の目玉はいい気持ち だけどね 大丈夫 悪くても 晩のおかずになるだけよ ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 退屈した狼の前で へりくつこねるなんて ハンパな勇気ならやめとけば 首にアタマついてるうち 思い通り吹かなけりゃ 風も八つ裂き いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない 暗い暗い森の奥を 赤い火のように走り抜けろ 心よりも速く速く あの山を越えれば暁が見える 思い通り鳴かなけりゃ 鳥もはりつけ いい気持ち だけどね 大丈夫 こわくない あたし自分がこわくない ありがとう! みんなスキだよ にぶいやつ ちくちくからむやつ まとめて 満月ポトフー 夜通し 鍋の中 ありがとう! みんなスキだよ せこいやつ くちゃくちゃしゃべるやつ まとめて 満月ポトフー 煮えてる 鍋の中 |
見えない小鳥夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように 僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 山川恵津子 | 夏のパレードが 足早に通りすぎ がらんとした青空だけが あとに広がってる 僕たちの好きな 季節がまた やってきた なのに今年はいつもと違う はしゃぐ声もとぎれて きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる どれだけ抱きしめ くちづけても きみの手は なぜかいつも少し冷たい 夜明けの雨のように 僕は臆病さ 黙ってただみつめるだけ ほんとのこと言葉にすれば きみをなくしそうで 僕といるだけで幸せだと 笑っていた 笑顔がもう戻らないこと 確かめる勇気がない きみは空を見てる 知らずにため息をつく 見えない鳥かごに 囚われた 見えない小鳥 きみの幸せは ここじゃなくて他にある だけどきみが 誰を好きでも 僕はきみを好きだよ きみは空を見てる 淋しい目をしている 見えない小鳥が きみの中で 空を夢みる あと少ししたら きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと 季節が変われば きっと言える 笑いながら きみはきみの望む空へと 自由に飛んでいけと |
三日月の女神きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神 きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを? きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない 何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない 何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない | 谷山浩子 | 谷山浩子 | 谷山浩子 | | きみの中の商店街を きみがひとり歩いていたら きみの中の駅前の きみの中のキオスクのかげで とんでもない不吉なものが きみをじっとねらっていた それは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみのあとをついてくる きみの中の路地から路地へと さてきみはついに袋小路 どこへももう逃げられない ほら、いやな気分だね ほら、月が憑いてしまった 暴れてももう遅いよ きみは今夜 ヨコシマな月の女神になった ヨコシマな月のヨコシマな女神 きみの中の商店街を きみはひとり歩いているよ きみは不意に憎んでいる きみの中の公園のハトを なぜそんな害のない 弱い 何もしないハトのことを? きみは三日月 暗い目つきの月 ほんとにいやな目つきの きみの中で焦げるハト きみの中で焦げる麦畑 街が焦げる 炎も上げず じわじわとただ焦げていく ほら、いやな気分だね ほら、自分の心臓を 投げ棄てたいような そんな気持ちなのに ヨコシマな月はずっと三日月 ニセモノの月はまるくなれない 何かが狂ってる きみにはわからない 何かが狂ってる きみにはなおせない 何かが狂ってる もう誰もきみを好きじゃない 何かが狂ってる もう誰もきみを愛せない |
ミスティーナイト書きかけの 手紙を置いて立ち上がり 窓をあければ ミスティーナイト コスモス色の 霧が降ってた ひそやかに 街を流れて行くよ 木々をやさしく抱くように コスモス色の 霧が降ってた ミスティーナイト ミスティーナイト ひとりでいるのが 惜しい夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト あなたがもしも ここに今 いればどんなに いいでしょう ひめやかに 白い花の香りが 甘く漂う ミスティーナイト 教えてほしい 知っているなら 傷つくこともない 悔やむこともない そんな手紙の書き方を 教えてほしい 知っているなら ミスティーナイト ミスティーナイト コスモス色の 霧の夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト 想う心のどれほどを 言葉にすれば いいですか 手紙につづれば いいですか | 谷山浩子 | 安田義文 | 谷山浩子 | 山川恵津子 | 書きかけの 手紙を置いて立ち上がり 窓をあければ ミスティーナイト コスモス色の 霧が降ってた ひそやかに 街を流れて行くよ 木々をやさしく抱くように コスモス色の 霧が降ってた ミスティーナイト ミスティーナイト ひとりでいるのが 惜しい夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト あなたがもしも ここに今 いればどんなに いいでしょう ひめやかに 白い花の香りが 甘く漂う ミスティーナイト 教えてほしい 知っているなら 傷つくこともない 悔やむこともない そんな手紙の書き方を 教えてほしい 知っているなら ミスティーナイト ミスティーナイト コスモス色の 霧の夜 ああ ミスティーナイト ミスティーナイト 想う心のどれほどを 言葉にすれば いいですか 手紙につづれば いいですか |