赤坂の夜は更けていま頃 どうしているのかしら 切ない想いに ゆれる灯影 むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を ささやけば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく 夜露が流れる 一つ木あたり 冷たくかすんだ 街の灯よ 虚ろなる心に たえずして 涙ぐみ ひそかに酔う酒よ 身にしむ淋しさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく | 朝丘雪路 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | いま頃 どうしているのかしら 切ない想いに ゆれる灯影 むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を ささやけば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく 夜露が流れる 一つ木あたり 冷たくかすんだ 街の灯よ 虚ろなる心に たえずして 涙ぐみ ひそかに酔う酒よ 身にしむ淋しさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく |
あなたが欲しい聞いてちょうだいここにすわって でも でも ないしょにしといて あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい なにか言ってだまってないで でも でも ないしょにしといて バラのくちびるまってる だれかいるのね私のほかに かわいたまつげふるわせる ほんとにあなたがにくい あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい | 朝丘雪路 | 林みづえ | 山路進一 | | 聞いてちょうだいここにすわって でも でも ないしょにしといて あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい なにか言ってだまってないで でも でも ないしょにしといて バラのくちびるまってる だれかいるのね私のほかに かわいたまつげふるわせる ほんとにあなたがにくい あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい |
あなたのいない夜あなたのいない 夜の静けさが 心の中に しのび寄るのよ 紅茶ぢゃわんの レモン色が どうしてかしら あせて見えるわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しいすぎるの 朝までこのまま 起きていたいのよ 窓辺に光が しのび寄るまで お部屋のすみの テレビの音も どうしてかしら うつろにひびくわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるの あなたのいない 夜の静けさは どんな事にも やぶれはしない 棚に飾った グラスがふたつ どうしてかしら むなしく見えるの あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるわ | 朝丘雪路 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | あなたのいない 夜の静けさが 心の中に しのび寄るのよ 紅茶ぢゃわんの レモン色が どうしてかしら あせて見えるわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しいすぎるの 朝までこのまま 起きていたいのよ 窓辺に光が しのび寄るまで お部屋のすみの テレビの音も どうしてかしら うつろにひびくわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるの あなたのいない 夜の静けさは どんな事にも やぶれはしない 棚に飾った グラスがふたつ どうしてかしら むなしく見えるの あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるわ |
雨がやんだら雨がやんだら お別れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と開けない 南の窓に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた体で あなたは あなたは 誰に 誰に 逢いに行くのかしら 雨が止んだら 私はひとり ドアにもたれて 涙にむせぶ 雨が止んだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残して あなたがつくった インクのしみを 花瓶をづらして 隠しましょう 濡れたコートを 濡れた体を あなたは あなたは 誰に 誰に あたためてもらうの 雨が止んだら わたしはひとり あなたのガウンを まとってねむる | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | 雨がやんだら お別れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と開けない 南の窓に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた体で あなたは あなたは 誰に 誰に 逢いに行くのかしら 雨が止んだら 私はひとり ドアにもたれて 涙にむせぶ 雨が止んだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残して あなたがつくった インクのしみを 花瓶をづらして 隠しましょう 濡れたコートを 濡れた体を あなたは あなたは 誰に 誰に あたためてもらうの 雨が止んだら わたしはひとり あなたのガウンを まとってねむる |
海を見るなら海を見るなら 冬がいいですね 冷たさと やさしさが 一緒にいるから 汽車に乗るなら 夜がいいですね 寒々としみじみと 涙が出るから どうぞ気にかけずに 切符を買って下さい 旅立つあなたを 涙をかくして 私はひそかに 送ります ふたりの過去は いつか忘れます 星をみるなら 春がいいですね 希望などほのぼのと 芽生えてくるから 船に乗るなら 朝がいいですね さわやか鮮やかに 向って行くから どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます | 朝丘雪路 | 純愛児 | 栫ヒロ | | 海を見るなら 冬がいいですね 冷たさと やさしさが 一緒にいるから 汽車に乗るなら 夜がいいですね 寒々としみじみと 涙が出るから どうぞ気にかけずに 切符を買って下さい 旅立つあなたを 涙をかくして 私はひそかに 送ります ふたりの過去は いつか忘れます 星をみるなら 春がいいですね 希望などほのぼのと 芽生えてくるから 船に乗るなら 朝がいいですね さわやか鮮やかに 向って行くから どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます |
おとなの会話見知らぬ同志が肩よせ合って おとぎばなしの恋物語 男のあなたがきっかけ作り 女の私が後を続ける 最初はすてきな甘いお話 最後は悲しいわかれ話 大人同志の会話はいつも うそと涙がつきものなのね 見知らぬ同志が手を取り合って 同じ絵具で一枚の絵を 男のあなたがりんかく書いて 女の私が色をつける 最初は明るい笑顔の瞳 最後はうるんだ涙の瞳 大人同志の会話はいつも つらい昔がつきものなのね | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | 見知らぬ同志が肩よせ合って おとぎばなしの恋物語 男のあなたがきっかけ作り 女の私が後を続ける 最初はすてきな甘いお話 最後は悲しいわかれ話 大人同志の会話はいつも うそと涙がつきものなのね 見知らぬ同志が手を取り合って 同じ絵具で一枚の絵を 男のあなたがりんかく書いて 女の私が色をつける 最初は明るい笑顔の瞳 最後はうるんだ涙の瞳 大人同志の会話はいつも つらい昔がつきものなのね |
お別れしましょうお別れしましょう 契らずに 悲しい別れが来るまえに 私の耳に触れないで 苦しくなるから 本当の恋って何よ 本当の愛って何よ 何よ 何よ おしえてあなた 抱かれて心が動くのは みじめでイヤなの お別れしましょう 契らずに 互いに秘密を見せないで 私のまつげに触れないで 涙が出るから 女の罪って何よ 女の過去って何よ 何よ 何よ おしえてあなた いけない女になりそうで 自分がこわいの | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | お別れしましょう 契らずに 悲しい別れが来るまえに 私の耳に触れないで 苦しくなるから 本当の恋って何よ 本当の愛って何よ 何よ 何よ おしえてあなた 抱かれて心が動くのは みじめでイヤなの お別れしましょう 契らずに 互いに秘密を見せないで 私のまつげに触れないで 涙が出るから 女の罪って何よ 女の過去って何よ 何よ 何よ おしえてあなた いけない女になりそうで 自分がこわいの |
グッドバイ・マイ・ラブグッドバイ・マイ・ラブ この花束を どこかの知らない海へ すてて下さい 二人の恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ いつものように 笑って見せて下さい 二人がはじめて 出会った日のように 抱きしめて夢を見て 逃げてゆきたい 二人の世界へ もう一度 一度だけ 忘れたいすべてを グッドバイ・マイ・ラブ 二人の部屋に 二度とはもどりはしない ボンボヤージ あなたがすべてでした さりげなく 青い海は 禁じられた恋を許すだろう 明日また陽は昇り 青い涙を染めてくれる グッドバイ・マイ・ラブ この花束をどこかの知らない海へ すててください 恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ ララ・ラララ・ラ グッドバイ・マイ・ラブ グッドバイ・マイ・ラブ | 朝丘雪路 | 芝野未知 | 岡崎広志 | | グッドバイ・マイ・ラブ この花束を どこかの知らない海へ すてて下さい 二人の恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ いつものように 笑って見せて下さい 二人がはじめて 出会った日のように 抱きしめて夢を見て 逃げてゆきたい 二人の世界へ もう一度 一度だけ 忘れたいすべてを グッドバイ・マイ・ラブ 二人の部屋に 二度とはもどりはしない ボンボヤージ あなたがすべてでした さりげなく 青い海は 禁じられた恋を許すだろう 明日また陽は昇り 青い涙を染めてくれる グッドバイ・マイ・ラブ この花束をどこかの知らない海へ すててください 恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ ララ・ラララ・ラ グッドバイ・マイ・ラブ グッドバイ・マイ・ラブ |
ごめんなさいごめんなさい 今度だけは許してね あなたの怒る 顔が見たかったの もうしないわ こんな悪い遊びは あなたのつらい気持ちを 知ったから 抱きしめてほしい あたたかな腕で 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかには誰も愛せないわ ごめんなさい どうぞぶって あなたの手で おしおきなんか されてみたかったの うれしいの 頬に残る痛みは くちづけよりも 甘くて 素敵なの ほほえんでほしい 子供を見るように 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかに誰も愛せないわ | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | ごめんなさい 今度だけは許してね あなたの怒る 顔が見たかったの もうしないわ こんな悪い遊びは あなたのつらい気持ちを 知ったから 抱きしめてほしい あたたかな腕で 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかには誰も愛せないわ ごめんなさい どうぞぶって あなたの手で おしおきなんか されてみたかったの うれしいの 頬に残る痛みは くちづけよりも 甘くて 素敵なの ほほえんでほしい 子供を見るように 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかに誰も愛せないわ |
さよならの季節さよならとあなたがつぶやき ほほえんで私はうなづく いくら水をやっても咲かない花なのに ながいこと二人して育てたわね おそろいの指輪にさよなら やさしかったあなたにさよなら 誰のせいでもないおわかれなのね ありがとうと私がささやき うなだれてあなたは出てゆく 一人ぼっちが二人身を寄せあったのに もう一度肩すぼめさまようのね 忘れないわ小指のいたずら 忘れないわ短い幸せ 愛しすぎたためのおわかれなのね だけどもう逢えないおわかれなのね | 朝丘雪路 | 小谷夏 | 筒美京平 | | さよならとあなたがつぶやき ほほえんで私はうなづく いくら水をやっても咲かない花なのに ながいこと二人して育てたわね おそろいの指輪にさよなら やさしかったあなたにさよなら 誰のせいでもないおわかれなのね ありがとうと私がささやき うなだれてあなたは出てゆく 一人ぼっちが二人身を寄せあったのに もう一度肩すぼめさまようのね 忘れないわ小指のいたずら 忘れないわ短い幸せ 愛しすぎたためのおわかれなのね だけどもう逢えないおわかれなのね |
知りすぎたのね知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 恋は終りね 秘密がないから 話す言葉も うつろにひびく 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに いいのよいいの 作り涙なんか 知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 花から花へ 蝶々が舞うように ほかの誰かを 恋するあなた 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに しおれた花が 捨てられるように | 朝丘雪路 | なかにし礼 | なかにし礼 | | 知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 恋は終りね 秘密がないから 話す言葉も うつろにひびく 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに いいのよいいの 作り涙なんか 知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 花から花へ 蝶々が舞うように ほかの誰かを 恋するあなた 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに しおれた花が 捨てられるように |
流れ星のブルースああしたって こうしたって 思う通りに 行く筈ないさ 自分勝手に 生きてるけれど こんな私にゃ 私がしたの ごめんなさいね ごめんなさいね ごめんなさいね お母さん 私だって 私だって 意地で涙を 見せないだけさ いやというほど 女の弱さ 知った都の 寒空を ひとつ流れる ひとつ流れる 女ごころの 流れ星 | 朝丘雪路 | 星野哲郎 | 小杉仁三 | | ああしたって こうしたって 思う通りに 行く筈ないさ 自分勝手に 生きてるけれど こんな私にゃ 私がしたの ごめんなさいね ごめんなさいね ごめんなさいね お母さん 私だって 私だって 意地で涙を 見せないだけさ いやというほど 女の弱さ 知った都の 寒空を ひとつ流れる ひとつ流れる 女ごころの 流れ星 |
二人でお酒をうらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで 独(ひと)りっきりは 子供の頃から なれているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互(たが)いのせい あなたと私は 似たもの同志 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね どうにかなるでしょ ここの街の どこかで私は 生きてゆくのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね | 朝丘雪路 | 有馬三恵子 | 川口真 | | うらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで 独(ひと)りっきりは 子供の頃から なれているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互(たが)いのせい あなたと私は 似たもの同志 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね どうにかなるでしょ ここの街の どこかで私は 生きてゆくのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね |
ふり向いてもくれないこんなに好きなのに ふり向いても くれない 知ってる はずなのに ふり向いても くれない 死ぬほど せつなくて 涙も かれはてた どうしたら いいの どうしたら いいの 知ってる はずなのに ふり向いても くれない 忘れられないのに ふり向いても くれない にくらしい あの人 ふり向いても くれない 死ぬほど 悲しくて 毎日が みじめなの どうしたら いいの どうしたら いいの にくらしい あの人 ふり向いても くれない 死ぬほど つらいのよ そっと 名を呼んでみる どうしたら いいの どうしたら いいの 笑顔が みたいのに ふり向いても くれない | 朝丘雪路 | 青島幸男 | 小杉仁三 | 小杉仁三 | こんなに好きなのに ふり向いても くれない 知ってる はずなのに ふり向いても くれない 死ぬほど せつなくて 涙も かれはてた どうしたら いいの どうしたら いいの 知ってる はずなのに ふり向いても くれない 忘れられないのに ふり向いても くれない にくらしい あの人 ふり向いても くれない 死ぬほど 悲しくて 毎日が みじめなの どうしたら いいの どうしたら いいの にくらしい あの人 ふり向いても くれない 死ぬほど つらいのよ そっと 名を呼んでみる どうしたら いいの どうしたら いいの 笑顔が みたいのに ふり向いても くれない |
また逢う日までまた逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 筒美京平 | | また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう |
与謝野晶子わが胸は潮のたむろ火の家と あまりあらはに人恋ひ初めし あなたと呼べず師と呼んで 心の妻でいれるなら なぜにこれほど海恋し ひとりで髪を梳きながら みだれみだれみだれ髪の 少女となりました やは肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君 今宵もひとり待ちぼうけ 赤い折鶴折りながら とべぬ一羽を折り殺す 百三十里きみ恋し みだれみだれみだれ心の ひとの子の夢です 夢みじかし何に不滅の命ぞと ちからある乳を手にさぐらせぬ ひとを恋ふるは罪ならず 永劫くらきうずしほに すゝり泣いても何になる かざす牡丹を火と燃やし みだれみだれみだれ女の わたしを抱いて! わたしを抱いて! | 朝丘雪路 | 寺山修司 | 川口真 | 川口真 | わが胸は潮のたむろ火の家と あまりあらはに人恋ひ初めし あなたと呼べず師と呼んで 心の妻でいれるなら なぜにこれほど海恋し ひとりで髪を梳きながら みだれみだれみだれ髪の 少女となりました やは肌のあつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君 今宵もひとり待ちぼうけ 赤い折鶴折りながら とべぬ一羽を折り殺す 百三十里きみ恋し みだれみだれみだれ心の ひとの子の夢です 夢みじかし何に不滅の命ぞと ちからある乳を手にさぐらせぬ ひとを恋ふるは罪ならず 永劫くらきうずしほに すゝり泣いても何になる かざす牡丹を火と燃やし みだれみだれみだれ女の わたしを抱いて! わたしを抱いて! |
別れのスナックさよならは 悲しいけど もっとつづけたら 傷が深くなる 水割りを のみほしたら 酔ったふりをして お別れしましょう あなたは 気にしないで 私の明日からの ことは 入口の ドアがあくと ちょっと風が吹く 別れのスナック 別れても あなたとなら きっと素晴らしい 友達になれる 気まずさが とれた頃に 逢ってなんとなく お話しましょう 今夜は 名も知らない 誰かと 恋をしたい 気持 聞きなれた 流行歌も ちょっと淋しげな 別れのスナック 別れのスナック 別れのスナック | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 藤家虹二 | | さよならは 悲しいけど もっとつづけたら 傷が深くなる 水割りを のみほしたら 酔ったふりをして お別れしましょう あなたは 気にしないで 私の明日からの ことは 入口の ドアがあくと ちょっと風が吹く 別れのスナック 別れても あなたとなら きっと素晴らしい 友達になれる 気まずさが とれた頃に 逢ってなんとなく お話しましょう 今夜は 名も知らない 誰かと 恋をしたい 気持 聞きなれた 流行歌も ちょっと淋しげな 別れのスナック 別れのスナック 別れのスナック |
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー小雨ふる夜は 何故か淋しくて しんみりあなたと お話したいの なんにも云わずに 別れたあの夜 つれない方と 恨んでますのよ One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ 小窓うつ音は 雨の囁(ささや)きか しみじみあなたを 思い出してるの あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 云わせて アイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ | 朝丘雪路 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | 小雨ふる夜は 何故か淋しくて しんみりあなたと お話したいの なんにも云わずに 別れたあの夜 つれない方と 恨んでますのよ One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ 小窓うつ音は 雨の囁(ささや)きか しみじみあなたを 思い出してるの あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 云わせて アイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ |