陽炎~KAGEROW~あなたのぬくもり探す 真夜中の白いシーツ 燃えた肌の 残り香に ひとり抱かれる 世間に背いてまでも 奔(はし)りだす恋の闇路 揺れて 揺れて 儚くて 恋は陽炎 あゝ 静かな夜明け前 後ろ姿を見送れば おんなの心の奥底の 小さな悪魔が愚図りだす あなたを誰にも渡したくない ひと夜の逢瀬に 命火(いのちび)灯し 奈落へ落ちても あなたが欲しい もう 戻れないわ 明日(あした)が見えない夜を 染めて行く赤い焔(ほのお) 揺れて 揺れて 儚くて 恋は陽炎 あゝ 背中に爪立てて 離さないでとしがみつく 逢えない時には愛しくて 逢えれば誰より憎らしい やさしくされれば切なくなるわ 冷たくされれば死にたくなるわ 怯えるわたしを 包んで欲しい 今 愛されたい 罪な恋です 誰を傷つけても 運命(さだめ)の糸は ほどかない あなたを誰にも渡したくない ひと夜の逢瀬に 命火(いのちび)灯し 奈落へ落ちても あなたが欲しい もう 戻れないわ | 小川たける | みやび恵 | 中山聡 | 中山聡 | あなたのぬくもり探す 真夜中の白いシーツ 燃えた肌の 残り香に ひとり抱かれる 世間に背いてまでも 奔(はし)りだす恋の闇路 揺れて 揺れて 儚くて 恋は陽炎 あゝ 静かな夜明け前 後ろ姿を見送れば おんなの心の奥底の 小さな悪魔が愚図りだす あなたを誰にも渡したくない ひと夜の逢瀬に 命火(いのちび)灯し 奈落へ落ちても あなたが欲しい もう 戻れないわ 明日(あした)が見えない夜を 染めて行く赤い焔(ほのお) 揺れて 揺れて 儚くて 恋は陽炎 あゝ 背中に爪立てて 離さないでとしがみつく 逢えない時には愛しくて 逢えれば誰より憎らしい やさしくされれば切なくなるわ 冷たくされれば死にたくなるわ 怯えるわたしを 包んで欲しい 今 愛されたい 罪な恋です 誰を傷つけても 運命(さだめ)の糸は ほどかない あなたを誰にも渡したくない ひと夜の逢瀬に 命火(いのちび)灯し 奈落へ落ちても あなたが欲しい もう 戻れないわ |
神戸恋みなとあなたと別れた あの日から 俺の時計は 止まったままだよ 愛されて 甘えてばかり 愛して 泣かせてばかり 気づけなかった涙 神戸 泣いて神戸よ 霧が面影包む 追えば なお更 傷つけると 呟(つぶや)く 男の 恋みれん ふたりで暮らした みなと町 ひとりぼっちを 冷たく嗤(わら)うよ やさしさは 忘れることか さよなら 言えないままの 胸に切ない霧笛 神戸 泣いて神戸よ 暗い波間を見つめ せめて も一度 逢えるならと 残り火 哀しい 恋みなと 神戸 泣いて神戸よ 霧が面影包む 追えば なお更 傷つけると 呟(つぶや)く 男の 恋みれん | 小川たける | 小川たける・みやび恵 | 小川たける | 中山聡 | あなたと別れた あの日から 俺の時計は 止まったままだよ 愛されて 甘えてばかり 愛して 泣かせてばかり 気づけなかった涙 神戸 泣いて神戸よ 霧が面影包む 追えば なお更 傷つけると 呟(つぶや)く 男の 恋みれん ふたりで暮らした みなと町 ひとりぼっちを 冷たく嗤(わら)うよ やさしさは 忘れることか さよなら 言えないままの 胸に切ない霧笛 神戸 泣いて神戸よ 暗い波間を見つめ せめて も一度 逢えるならと 残り火 哀しい 恋みなと 神戸 泣いて神戸よ 霧が面影包む 追えば なお更 傷つけると 呟(つぶや)く 男の 恋みれん |
古い街の小さな恋ふたりで暮らした街を往く 隣のあなたはもういない 貧しいふたりは身を寄せ支え合って生きた 「あなたがいればいい」 望むものはない 戻りたい あの日 ふたりが出逢ったクーポラも 想い出の小さな花屋も あなたがいなければ 僕はこのままじゃ 消えてしまいそう 噂が街から消えそうで あなたの香りは離れない 「あの子はどうしているのか」 聞かれてうつむく 何事もないように 時は流れゆく 戻りたい あの日 活気づくポンテヴェッキオで 安物の指輪を買ったね ふたりの誓いは 古いこの街で 消えてしまったの ふたりが出逢ったクーポラも 想い出の小さな花屋も あなたがいなければ 僕はこのままじゃ 消えてしまいそう | 小川たける | 小川たける | 小川たける | 中山聡 | ふたりで暮らした街を往く 隣のあなたはもういない 貧しいふたりは身を寄せ支え合って生きた 「あなたがいればいい」 望むものはない 戻りたい あの日 ふたりが出逢ったクーポラも 想い出の小さな花屋も あなたがいなければ 僕はこのままじゃ 消えてしまいそう 噂が街から消えそうで あなたの香りは離れない 「あの子はどうしているのか」 聞かれてうつむく 何事もないように 時は流れゆく 戻りたい あの日 活気づくポンテヴェッキオで 安物の指輪を買ったね ふたりの誓いは 古いこの街で 消えてしまったの ふたりが出逢ったクーポラも 想い出の小さな花屋も あなたがいなければ 僕はこのままじゃ 消えてしまいそう |
ふるさとのきみへ若き あの頃 捨てた あの町 友の 言葉を 胸に刻みつけ 夢を叶えるために ここで頑張る ひとり辛い時には 思い出す景色 出雲富士高く ふるさとの山よ おろす風は 僕の背を 押してくれていた 帰りたいときは 戻ってこいよ 笑いながら頷(うなず)いた 友の住む町 ふたり通った 古い学び舎(や) 幼馴染の 笑顔似合うきみ いつも一緒にいると 青い約束 淡い恋はうたかた 束の間に消える 日本海荒く ふるさとの海よ 強い波に打たれても 決して負けるなと 遠く離れても 忘れはしない 今もずっと 色褪せぬ 懐かしい日々 松江城飾る ふるさとの桜(はな)よ 向かい風に 凛と立ち 歩き続けたい 夢の花咲かせ 戻ってくるよ どんなときも 温かい ふるさとの町 | 小川たける | 小川たける | 小川たける | 中山聡 | 若き あの頃 捨てた あの町 友の 言葉を 胸に刻みつけ 夢を叶えるために ここで頑張る ひとり辛い時には 思い出す景色 出雲富士高く ふるさとの山よ おろす風は 僕の背を 押してくれていた 帰りたいときは 戻ってこいよ 笑いながら頷(うなず)いた 友の住む町 ふたり通った 古い学び舎(や) 幼馴染の 笑顔似合うきみ いつも一緒にいると 青い約束 淡い恋はうたかた 束の間に消える 日本海荒く ふるさとの海よ 強い波に打たれても 決して負けるなと 遠く離れても 忘れはしない 今もずっと 色褪せぬ 懐かしい日々 松江城飾る ふるさとの桜(はな)よ 向かい風に 凛と立ち 歩き続けたい 夢の花咲かせ 戻ってくるよ どんなときも 温かい ふるさとの町 |
夢の破片やるせない夜の 風は冷たくて ネオン避け 家路に急ぐ 誰にも会わないように 都会の隙間に 隠れて夢を見てる 独り言届かない 哀れな男の心 吹き溜まりの場所に 想いを掻き集め 遠吠えも空しく 今は苦しいけど 夢の破片を 這いつくばってでも 拾い集めて 輝かせてみせる やれる やれる まだやれる やれる やれる まだやれる (何度でも) やれる やれる まだやれる 灯りをつけずに 部屋でうずくまる 本当の夢も語れず 暗闇で一人もがく 故郷(ふるさと)を思えば 胸が熱くなる 帰りたい帰れない 半端な男のドラマ どこへもゆけぬまま 想いは募るだけ それでも立ち上がり 闇の中を進む 夢の破片は きっとあるはず 月よ照らせよ 俺のいく明日(あした)を やれる やれる まだやれる やれる やれる まだやれる (何度でも) やれる やれる まだやれる 夢の破片を 這いつくばってでも 拾い集めて 輝かせてみせる | 小川たける | 小川たける | 小川たける | 中山聡 | やるせない夜の 風は冷たくて ネオン避け 家路に急ぐ 誰にも会わないように 都会の隙間に 隠れて夢を見てる 独り言届かない 哀れな男の心 吹き溜まりの場所に 想いを掻き集め 遠吠えも空しく 今は苦しいけど 夢の破片を 這いつくばってでも 拾い集めて 輝かせてみせる やれる やれる まだやれる やれる やれる まだやれる (何度でも) やれる やれる まだやれる 灯りをつけずに 部屋でうずくまる 本当の夢も語れず 暗闇で一人もがく 故郷(ふるさと)を思えば 胸が熱くなる 帰りたい帰れない 半端な男のドラマ どこへもゆけぬまま 想いは募るだけ それでも立ち上がり 闇の中を進む 夢の破片は きっとあるはず 月よ照らせよ 俺のいく明日(あした)を やれる やれる まだやれる やれる やれる まだやれる (何度でも) やれる やれる まだやれる 夢の破片を 這いつくばってでも 拾い集めて 輝かせてみせる |
蓮華草あなたと生きるとおまえは言った しがない店に嫁ぐと決めて 根無し草の俺に誓ってくれた 知らぬ客にも話し合わせて 蓮華草 蓮華草 健気(けなげ)な笑顔 路地裏暗がり 灯りがひとつ おまえと生きるとあなたは言った 古傷いまだ癒えないままの 帰る場所ないわたしを 抱きしめたまま 寡黙(かもく)だけれど やさしい笑顔 ヤマツバキ ヤマツバキ 一途に生きる あなたの傍に いつでもいたい あれから幾歳(いくとせ)二人が生きて 擦(す)れたのれんをくぐるたびに 着物姿のお前が しあわせ運ぶ いまもかわらず笑顔咲かせる 蓮華草 蓮華草 愛しいおまえ これからも変わらず ふたりでいよう | 小川たける | 小川たける | 小川たける | 中山聡 | あなたと生きるとおまえは言った しがない店に嫁ぐと決めて 根無し草の俺に誓ってくれた 知らぬ客にも話し合わせて 蓮華草 蓮華草 健気(けなげ)な笑顔 路地裏暗がり 灯りがひとつ おまえと生きるとあなたは言った 古傷いまだ癒えないままの 帰る場所ないわたしを 抱きしめたまま 寡黙(かもく)だけれど やさしい笑顔 ヤマツバキ ヤマツバキ 一途に生きる あなたの傍に いつでもいたい あれから幾歳(いくとせ)二人が生きて 擦(す)れたのれんをくぐるたびに 着物姿のお前が しあわせ運ぶ いまもかわらず笑顔咲かせる 蓮華草 蓮華草 愛しいおまえ これからも変わらず ふたりでいよう |