タイムマシン タイムマシンを作った 未来の車とか 珍しい恐竜とかも全部 心底どうでも良かった 目的はひとつだけ 君を殺すこと レバーを引いた 走り出した 13歳の夏へ 辿り着いたのは 2012年の7月1日 僕の机が ゴミ箱に変わった日 今もフルネームで覚えてるよ 君の名前 君はとっくに忘れてるだろうけど 友達の親から聞いたんだ 地元で教師になったんだってね 許せないとおもった 殴ってやりたかった だからタイムマシンを作ったのさ 悪かったって泣き喚いて 涙を流して 僕に謝ってくれたら 済む話だったのに ナイフを持った手が震えていた 25の夏 地獄は続いてる タイムマシンを作った やっぱり怖かった 13歳のお前ならってどこかで思ってた 情けなくて泣けてきた 何も変わっちゃいない そうか 本当に殺したかったのは 悪かったって泣き喚いたら あの教室で僕はみんなみたいに上手に 人間になれたかな タイムマシンなんていらなかった 君なんて殺す価値もなかった 僕だ 殺したいのは僕だ 悪かったって泣き喚いて お願いだから泣き喚いてよ セカイがキライだ そんな僕が嫌いだ なあ どっかで聴いてるんなら わかるだろ この歌は 僕の タイムマシンを作った レバーは動かない 誰を殺すとかそれも全部 心底どうでもよかった 目的は一つだけ 僕を殺すこと タイムマシンはもういらない | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 飯澤遥土 | タイムマシンを作った 未来の車とか 珍しい恐竜とかも全部 心底どうでも良かった 目的はひとつだけ 君を殺すこと レバーを引いた 走り出した 13歳の夏へ 辿り着いたのは 2012年の7月1日 僕の机が ゴミ箱に変わった日 今もフルネームで覚えてるよ 君の名前 君はとっくに忘れてるだろうけど 友達の親から聞いたんだ 地元で教師になったんだってね 許せないとおもった 殴ってやりたかった だからタイムマシンを作ったのさ 悪かったって泣き喚いて 涙を流して 僕に謝ってくれたら 済む話だったのに ナイフを持った手が震えていた 25の夏 地獄は続いてる タイムマシンを作った やっぱり怖かった 13歳のお前ならってどこかで思ってた 情けなくて泣けてきた 何も変わっちゃいない そうか 本当に殺したかったのは 悪かったって泣き喚いたら あの教室で僕はみんなみたいに上手に 人間になれたかな タイムマシンなんていらなかった 君なんて殺す価値もなかった 僕だ 殺したいのは僕だ 悪かったって泣き喚いて お願いだから泣き喚いてよ セカイがキライだ そんな僕が嫌いだ なあ どっかで聴いてるんなら わかるだろ この歌は 僕の タイムマシンを作った レバーは動かない 誰を殺すとかそれも全部 心底どうでもよかった 目的は一つだけ 僕を殺すこと タイムマシンはもういらない |
歌姫が死んだ歌姫が死んだ夜 僕が殺すはずだったのに 一斉にニュースが止まった 人独り死んだだけなのに 羨ましいもんだ なあ そんなことを唱えた だっせぇ死因で反吐がでらぁ 自室で首を吊ったんだと 僕ならもっと綺麗に死ねる やり方はわからないけど 金も才能もあるくせに 悩みなんてなさそうで なんとも羨ましい女だった 殺してやりたかった 歌姫が死んだ夜 僕はまだ生きてる 好きなものに殺されてく感覚も お前は知らんよな だからきっと 才能を受容できなかった お前の負けだ お前の負けだ 死んだ人間の曲しか聴けなくなったのは 一体いつからだっけ ガキの頃は違ったな 歌姫が死んだ夜 僕が君を愛せた日 君の新曲はもう聞けない アンコールなんてない 僕が君を殺したかった 君の瞳に映りゃあ、それでよかった よかったのさ 勝手に死にやがって 歌姫が死んだ夜 やがて夜は明けていく 最後までで芸術家だったなんて 今さら月並みかな アンコールが鳴った 君は今も眠ったままで もう君を殺せないなら 愛してもいいかな 歌姫 一斉にニュースが止まった 人独り死んだだけなのに 羨ましいもんだ なあ そんな歌を歌った | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 飯澤遥土 | 歌姫が死んだ夜 僕が殺すはずだったのに 一斉にニュースが止まった 人独り死んだだけなのに 羨ましいもんだ なあ そんなことを唱えた だっせぇ死因で反吐がでらぁ 自室で首を吊ったんだと 僕ならもっと綺麗に死ねる やり方はわからないけど 金も才能もあるくせに 悩みなんてなさそうで なんとも羨ましい女だった 殺してやりたかった 歌姫が死んだ夜 僕はまだ生きてる 好きなものに殺されてく感覚も お前は知らんよな だからきっと 才能を受容できなかった お前の負けだ お前の負けだ 死んだ人間の曲しか聴けなくなったのは 一体いつからだっけ ガキの頃は違ったな 歌姫が死んだ夜 僕が君を愛せた日 君の新曲はもう聞けない アンコールなんてない 僕が君を殺したかった 君の瞳に映りゃあ、それでよかった よかったのさ 勝手に死にやがって 歌姫が死んだ夜 やがて夜は明けていく 最後までで芸術家だったなんて 今さら月並みかな アンコールが鳴った 君は今も眠ったままで もう君を殺せないなら 愛してもいいかな 歌姫 一斉にニュースが止まった 人独り死んだだけなのに 羨ましいもんだ なあ そんな歌を歌った |
拝啓「この手紙は僕が灰になったら」 なんてさ ぼやいたりしてさ。ああ 君の死体をずっと抱きしめてた そこに体温はなかった。 君は世界を嫌いになった? 嫌いになった方が幸せだった? 今更どうしようもないなんて わかってはいるけど、やるせないな お腹は減ってないかい そっちは寒くないかな うざいよな でもさ 割と心配してんだぜ 君の服にできたシワさえ 愛おしいと思ってしまったんだ ねぇ あの時またねって言ったくせに この空の上でも君は 死にたいなんて思っているんだろうか しょうがないな 性懲りも無く愛してるよ 拝啓 呼んでみても 聞こえてくるのは 風の音 『なんで 生きていれば きっと良いことだってあったのに』 なんて 君のいなくなる音がした 君の名を吐いた 君の名を吐いた 君を傷つけたもの全部 ぶっ殺してやりたいな 天国はきっと君の匂いがする 明けてしまった自殺前夜 「世界も明日の朝ごはんも どうでもいいと思えたんだ」 「これでいいんだこのままでいいんだ さよならまたね」 涙拭って靴を脱ぎ捨てて 世界の淵に立ったんだ 「怖いよ」 「この手紙は僕が灰になったら」 「この手紙は僕が灰になっても」 ねぇ | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 吸う彩度 | 「この手紙は僕が灰になったら」 なんてさ ぼやいたりしてさ。ああ 君の死体をずっと抱きしめてた そこに体温はなかった。 君は世界を嫌いになった? 嫌いになった方が幸せだった? 今更どうしようもないなんて わかってはいるけど、やるせないな お腹は減ってないかい そっちは寒くないかな うざいよな でもさ 割と心配してんだぜ 君の服にできたシワさえ 愛おしいと思ってしまったんだ ねぇ あの時またねって言ったくせに この空の上でも君は 死にたいなんて思っているんだろうか しょうがないな 性懲りも無く愛してるよ 拝啓 呼んでみても 聞こえてくるのは 風の音 『なんで 生きていれば きっと良いことだってあったのに』 なんて 君のいなくなる音がした 君の名を吐いた 君の名を吐いた 君を傷つけたもの全部 ぶっ殺してやりたいな 天国はきっと君の匂いがする 明けてしまった自殺前夜 「世界も明日の朝ごはんも どうでもいいと思えたんだ」 「これでいいんだこのままでいいんだ さよならまたね」 涙拭って靴を脱ぎ捨てて 世界の淵に立ったんだ 「怖いよ」 「この手紙は僕が灰になったら」 「この手紙は僕が灰になっても」 ねぇ |