アイリスアウト赤らんだ雨晒しの耳が火照った 鋭い苦しみの上 一人立っている 笑顔で飲み込んだ青い毒は 今もまだ消えない あなたに見せた宝物 半分は誰かに貰ったものさ 「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら良かったな」 涙が溢れた 微睡の中あなたが今抱きしめるものが 安らぎでありますように 頬を削った涙へ必死に捧げた祈りの 欠片でも贈れますように ひらひらと 届きますようにと 願う あなたに見せた宝物 今じゃ手に余るものばかりなのさ 「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら」 何が出来るか 共に歩いた証が はじめての詩の一節が 掠れていくその温度が 今もこの身を生かしている 朝焼けのプロローグが 黄昏のエピローグが いつかは愛せますように かつて出会った全てに これから出会う全てに 「これで良いんだ」と言えますように ひらひらと 届きますように 最後の音が あなたへと届きますようにと 願う | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 赤らんだ雨晒しの耳が火照った 鋭い苦しみの上 一人立っている 笑顔で飲み込んだ青い毒は 今もまだ消えない あなたに見せた宝物 半分は誰かに貰ったものさ 「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら良かったな」 涙が溢れた 微睡の中あなたが今抱きしめるものが 安らぎでありますように 頬を削った涙へ必死に捧げた祈りの 欠片でも贈れますように ひらひらと 届きますようにと 願う あなたに見せた宝物 今じゃ手に余るものばかりなのさ 「全部アイリスアウトで終わってしまうとしたら」 何が出来るか 共に歩いた証が はじめての詩の一節が 掠れていくその温度が 今もこの身を生かしている 朝焼けのプロローグが 黄昏のエピローグが いつかは愛せますように かつて出会った全てに これから出会う全てに 「これで良いんだ」と言えますように ひらひらと 届きますように 最後の音が あなたへと届きますようにと 願う |
あだぽしゃだらんと垂れ下がっちゃった栄光の手をご覧 私の有り様 その体が無様に温まるまで歩きましょう 水ぶくれの跡が酷く痒くて堪えるような 爛れた夢の続きを見て泣いていました 大事にしてた秘密のおまじないふと唱えたら わけも無く体が震えて正気になった 私たちもう一生分かり合えないと分かっていたでしょう お互い幸せになりましょうね 文字すら読めぬ猿よ 遺言は短めに たいそうお気楽に済ませるのが良いわ だらんと垂れ下がっちゃった栄光の手をご覧 あなたの有り様 目を見て話しましょう お野菜を食べましょう お勉強しましょう それはまるで日の光に翼もがれたイカロスのように 変わることも終わることもなく続く眠りの箱のように 身に余る寒さと問いが襲いかかった 交差点に渦巻いている悪意のような陽炎に 靴を履くのも怖くなって泣いていました 鉄で出来た処刑台の床からふと伝わる 温度だけで体が腐り落ちて気が狂った 私たちもうずっと 互いのこと好きじゃなくていいでしょう 私は幸せになれるのよ ここじゃない所でも 私たちもう一生分かり合えないと分かっていたでしょう お互い幸せになりましょうね 忘れてよこの顔も ぐわんと燃え上がっちゃった栄光の手をご覧 私の有り様 肥大化した自我と安物ブーツは脱ぎ捨てましょう 私たちもうきっと逆向きの電車には乗れないでしょう 轢き潰してきたその全てに 一言懺悔と愛を 私たちもう一生分かり合えなくても歩いていくんでしょう お互い幸せになりましょうね すれ違いませんように お互い幸せになりましょうね 鐘の音が鳴る | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | だらんと垂れ下がっちゃった栄光の手をご覧 私の有り様 その体が無様に温まるまで歩きましょう 水ぶくれの跡が酷く痒くて堪えるような 爛れた夢の続きを見て泣いていました 大事にしてた秘密のおまじないふと唱えたら わけも無く体が震えて正気になった 私たちもう一生分かり合えないと分かっていたでしょう お互い幸せになりましょうね 文字すら読めぬ猿よ 遺言は短めに たいそうお気楽に済ませるのが良いわ だらんと垂れ下がっちゃった栄光の手をご覧 あなたの有り様 目を見て話しましょう お野菜を食べましょう お勉強しましょう それはまるで日の光に翼もがれたイカロスのように 変わることも終わることもなく続く眠りの箱のように 身に余る寒さと問いが襲いかかった 交差点に渦巻いている悪意のような陽炎に 靴を履くのも怖くなって泣いていました 鉄で出来た処刑台の床からふと伝わる 温度だけで体が腐り落ちて気が狂った 私たちもうずっと 互いのこと好きじゃなくていいでしょう 私は幸せになれるのよ ここじゃない所でも 私たちもう一生分かり合えないと分かっていたでしょう お互い幸せになりましょうね 忘れてよこの顔も ぐわんと燃え上がっちゃった栄光の手をご覧 私の有り様 肥大化した自我と安物ブーツは脱ぎ捨てましょう 私たちもうきっと逆向きの電車には乗れないでしょう 轢き潰してきたその全てに 一言懺悔と愛を 私たちもう一生分かり合えなくても歩いていくんでしょう お互い幸せになりましょうね すれ違いませんように お互い幸せになりましょうね 鐘の音が鳴る |
アプリコットゆりかごから墓場まで 行きと帰りのうたた寝 夕暮れの素敵な雨 無垢なる切符の片割れ 握りしめてみた 理科室からセレナーデ おともだちも右回れ あんずの香り ふわりと 指先から頭まで はやる気持ちあたためているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいい日々をしまった 想い出ごと引き出しで飼いましょう 小さくなった公園へ 口を開いていた影 鬼が笑っている あしたてんきになあれ カラスが運ぶ逆撫で 時の流れは爛れているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいい手垢が付いた 大人になるだけの日が来るでしょう ごめんねとは言わないで 脳の裏をあたためているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいいゴミが詰まった 大好きとは言えないわ そうでしょう 濁る心の香りがするでしょう 身を正してやがて来たるその日から逃げましょう 愛しましょう ああ 逃げましょう | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | ゆりかごから墓場まで 行きと帰りのうたた寝 夕暮れの素敵な雨 無垢なる切符の片割れ 握りしめてみた 理科室からセレナーデ おともだちも右回れ あんずの香り ふわりと 指先から頭まで はやる気持ちあたためているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいい日々をしまった 想い出ごと引き出しで飼いましょう 小さくなった公園へ 口を開いていた影 鬼が笑っている あしたてんきになあれ カラスが運ぶ逆撫で 時の流れは爛れているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいい手垢が付いた 大人になるだけの日が来るでしょう ごめんねとは言わないで 脳の裏をあたためているから 大事な大事な宝箱にかわいいかわいいゴミが詰まった 大好きとは言えないわ そうでしょう 濁る心の香りがするでしょう 身を正してやがて来たるその日から逃げましょう 愛しましょう ああ 逃げましょう |
異星にいこうねキャトルミューティレーションのように恋した 実地調査14日目の朝よ みだれの無い計測機器が 奏でるのは知らない音 どくん と 警鐘のよう 響くの 特定の弧をえがいて飛び立つの 頭上には相変わらずの はりついた気持ち悪い色 体内 深い傷があって とうとう 劇物が混ざった そうして こまぎれの昨日の くり返しをすることに夢中になったの ゆらり 宙に浮かんで ままごとをしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね きっとね きっと君はズルい奴だよ UFO にのって異星にいこうね いこうね キャトルミューティレーションのように恋した 実地調査17日目の朝よ ぶちこわれた 計測機器が 奏でるのは知らない音 どくんどくん と 警鐘のよう 響くの キュートアグレッションが囁くの にせもののなぐさめは あいにくもう持ち合わせてないよ 臓器も ぜんぶ捨てて あいさつしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね なんて大きくておぞましく 美しい星だろう でも僕たちにはもういらないね ないね 体内 ひどい熱があって 朦朧 浮かされては膿んだ そうして もろい体機能の 営みに触れることに夢中になったの なんにも忘れぬよう 連れていきましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね どうして なんでそんな怖い目でみるの 分かってくれなくて悲しいな もう知らないわ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | キャトルミューティレーションのように恋した 実地調査14日目の朝よ みだれの無い計測機器が 奏でるのは知らない音 どくん と 警鐘のよう 響くの 特定の弧をえがいて飛び立つの 頭上には相変わらずの はりついた気持ち悪い色 体内 深い傷があって とうとう 劇物が混ざった そうして こまぎれの昨日の くり返しをすることに夢中になったの ゆらり 宙に浮かんで ままごとをしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね きっとね きっと君はズルい奴だよ UFO にのって異星にいこうね いこうね キャトルミューティレーションのように恋した 実地調査17日目の朝よ ぶちこわれた 計測機器が 奏でるのは知らない音 どくんどくん と 警鐘のよう 響くの キュートアグレッションが囁くの にせもののなぐさめは あいにくもう持ち合わせてないよ 臓器も ぜんぶ捨てて あいさつしましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね なんて大きくておぞましく 美しい星だろう でも僕たちにはもういらないね ないね 体内 ひどい熱があって 朦朧 浮かされては膿んだ そうして もろい体機能の 営みに触れることに夢中になったの なんにも忘れぬよう 連れていきましょ UFO にのって異星にいこうね いこうね どうして なんでそんな怖い目でみるの 分かってくれなくて悲しいな もう知らないわ |
一千光年 (Album ver.)「どこへ行こう」と話しかける 窓の中 じきに春 「そこへ行こう」と思いふける 白紙の地図さえも持たずに かわいいわがままを言って その隣で歩きたいな かっこいいことを言って 振り返って笑えるかな 退屈の土にまいた種が 押し流されるような日々が ぬかるむ道を進みながら 霧を晴らしながら 一千光年先へ 途切れない音でおしえて その髪に光を編んでいたい 昨日新しくした靴も すぐにほつれちゃうから 愛おしいんだ 生きていても 死んでいても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 恋焦がれても 触れられるのは 夢の中だけだから 「どこへ行こう」と話しかける 青い床に寝そべる 残りの今日と踊り出す 白紙のはずれだった布切れに おどけたジョークを言って 吹き出させてやりたいよな 新しいことを言って それアリって思えるような 未来を 君は 一千光年先へ 千切れない糸でつないで その袖に恋を隠してみたい 大切に数えていた年も すぐに追い越してしまう誰かが そばにいても 離れていても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 大事なことは忘れないのが 嬉しかっただけ the light will lead us to the stage. Someday we'll reach for the star. (嬉しかっただけ) | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 「どこへ行こう」と話しかける 窓の中 じきに春 「そこへ行こう」と思いふける 白紙の地図さえも持たずに かわいいわがままを言って その隣で歩きたいな かっこいいことを言って 振り返って笑えるかな 退屈の土にまいた種が 押し流されるような日々が ぬかるむ道を進みながら 霧を晴らしながら 一千光年先へ 途切れない音でおしえて その髪に光を編んでいたい 昨日新しくした靴も すぐにほつれちゃうから 愛おしいんだ 生きていても 死んでいても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 恋焦がれても 触れられるのは 夢の中だけだから 「どこへ行こう」と話しかける 青い床に寝そべる 残りの今日と踊り出す 白紙のはずれだった布切れに おどけたジョークを言って 吹き出させてやりたいよな 新しいことを言って それアリって思えるような 未来を 君は 一千光年先へ 千切れない糸でつないで その袖に恋を隠してみたい 大切に数えていた年も すぐに追い越してしまう誰かが そばにいても 離れていても どっちでもいいんだよ 愛があるだけ 大事なことは忘れないのが 嬉しかっただけ the light will lead us to the stage. Someday we'll reach for the star. (嬉しかっただけ) |
うらぽしゃどうか 神の御慈悲を給え 恵まれないあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 豚に真珠とはよくも言えたものだから 近寄るなよ その足元這いつくばって 生まれてごめんねと口走りそうになるから 人の上に立って講釈を垂れる 化粧のできないその顔は忘れないわ 血で塗れた椅子に腰掛ける猿よ ああそのままいつまでも 私の死体を想像して 何かを成し遂げた気でいろ どうか 神の御慈悲を給え 盗みのばれたあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 正しさを説くあなたは実に無様な傀儡もどき それはまるで魂まで喰い散らかす政のように 死ぬことも生きることも許されず蠢く奴隷のように さらば! 目に入る紅は腐り落ちるささくれよ にやけるなよ 言い訳する顔が憎いわ 誰かを嬲りなさい あの時のように 侮るなよ その喉笛に突き刺さって 二度とは離れぬよう 深く抉るように 快楽のための甘噛みひとつで ついた傷から降る雷が止まないわ ひらがなの5文字を消せぬまま生きろ ああそのままいつまでも誰かの眼を踏み潰して 何かを顕した気でいろ 私たちもう一生分かり合えないと 分かっていたでしょう 憎しみの鎖解き進むのは 果てしない孤独の道 もう自由よ 私は自由なの ここから始まる新たな人生に もう誰の名も載ることは無い お前はそのお立ち台で 指を咥えたまま見ていろ | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | どうか 神の御慈悲を給え 恵まれないあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 豚に真珠とはよくも言えたものだから 近寄るなよ その足元這いつくばって 生まれてごめんねと口走りそうになるから 人の上に立って講釈を垂れる 化粧のできないその顔は忘れないわ 血で塗れた椅子に腰掛ける猿よ ああそのままいつまでも 私の死体を想像して 何かを成し遂げた気でいろ どうか 神の御慈悲を給え 盗みのばれたあなたは人を殴るから どうか 地獄へと征きませ 正しさを説くあなたは実に無様な傀儡もどき それはまるで魂まで喰い散らかす政のように 死ぬことも生きることも許されず蠢く奴隷のように さらば! 目に入る紅は腐り落ちるささくれよ にやけるなよ 言い訳する顔が憎いわ 誰かを嬲りなさい あの時のように 侮るなよ その喉笛に突き刺さって 二度とは離れぬよう 深く抉るように 快楽のための甘噛みひとつで ついた傷から降る雷が止まないわ ひらがなの5文字を消せぬまま生きろ ああそのままいつまでも誰かの眼を踏み潰して 何かを顕した気でいろ 私たちもう一生分かり合えないと 分かっていたでしょう 憎しみの鎖解き進むのは 果てしない孤独の道 もう自由よ 私は自由なの ここから始まる新たな人生に もう誰の名も載ることは無い お前はそのお立ち台で 指を咥えたまま見ていろ |
黄金数銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの 嗚呼 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの このゴールデンスランバー 不愉快な声が 憎くてたまらない理性が 火をつければ逃げ出すような古物商が言う 「泣き喚けばいいのか?」 勤勉だけが取り柄の喋る死体は完全を知る あー 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの このゴールデンスランバー 実体無いモンスター 嘘も方便だった 振りかざしてゴールで腐乱したゴールデンワード 友人未満が小さいナイフを刺した傷口から枝垂る解が今 指し示したゴールデンナンバー ひとつ言葉を結んだら 手をつないで地獄まで まきぞえ 食らうのは最悪最低な気はするけどな 中断 機知に富んだ それは独房 果ては坩堝 まるでラボの中のフィルタ 贈り主のいないおくりもの ゴールデンスランバー 実体無いモンスター 本当でも方便だった 振りかざしてゴールで腐乱したゴールデンワード 気が済まないわ 気が済まないわ 気が済まないわ 気が済まないもので 魔が差した ゴールデンスランバー 私今はモンスター 本当でも方便だった 悪役にはお似合いの品用意しました 友人未満が小さいナイフを刺した傷口から 枝垂る解が今 指し示したゴールデンナンバー 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの 銃弾ひとつ飛んだ まるでヒーロー それかともだち まるで真夜中の昼間 贈り主は最後まで知らない | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの 嗚呼 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの このゴールデンスランバー 不愉快な声が 憎くてたまらない理性が 火をつければ逃げ出すような古物商が言う 「泣き喚けばいいのか?」 勤勉だけが取り柄の喋る死体は完全を知る あー 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの このゴールデンスランバー 実体無いモンスター 嘘も方便だった 振りかざしてゴールで腐乱したゴールデンワード 友人未満が小さいナイフを刺した傷口から枝垂る解が今 指し示したゴールデンナンバー ひとつ言葉を結んだら 手をつないで地獄まで まきぞえ 食らうのは最悪最低な気はするけどな 中断 機知に富んだ それは独房 果ては坩堝 まるでラボの中のフィルタ 贈り主のいないおくりもの ゴールデンスランバー 実体無いモンスター 本当でも方便だった 振りかざしてゴールで腐乱したゴールデンワード 気が済まないわ 気が済まないわ 気が済まないわ 気が済まないもので 魔が差した ゴールデンスランバー 私今はモンスター 本当でも方便だった 悪役にはお似合いの品用意しました 友人未満が小さいナイフを刺した傷口から 枝垂る解が今 指し示したゴールデンナンバー 銃弾ひとつ飛んだ それは虚ろ 果ては骸 まるで真夜中の昼間 贈り主のいないおくりもの 銃弾ひとつ飛んだ まるでヒーロー それかともだち まるで真夜中の昼間 贈り主は最後まで知らない |
オーバー!パスワードは秘密だった 眠るうちに終わっちゃったクラスのこと考えてた パスワードはキー3つだった 頭ん中を嫌っちゃった 私の考えた最高のプランが目を覚ます 知らなくて 触れてみたくて オーバーヒートする前に走り出すの それ彷徨うって言うけどね 辞書には無いフレーズとなえてみて オーバー! きっと友達になれるはずなんだ なれるはずなんだ 可愛い子が旅していた 陰口は聞こえなかった 5時のチャイムも遠く遠く遠く遠くなっちゃって ヒャクマンオクの動かない星が アタマおかしくなっちゃった 私の考えた最高のプランで 震え出す 天蓋からやさしくウィンクした その輝きを憶えている 夢をみせてよ 帰り道と引換に 「そういうこと考えちゃう性格なの。」 待って まだ消えないで オーパーツに願うひとりきりアストロノーツ それ 彷徨うって言うけど ねぇ ねえ!返事して! 方程式は吹き飛んだ きっと、目と目が合うと吹き出しちゃったりするんだ 月が昇って まだ寂しくて オーバーヒートする前に走り出すの これから夜が明けるまではね。 幻じゃないね あなたはきっと居るからね きっと友達になれるはずなんだ 追いつくよ オーバー! | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | パスワードは秘密だった 眠るうちに終わっちゃったクラスのこと考えてた パスワードはキー3つだった 頭ん中を嫌っちゃった 私の考えた最高のプランが目を覚ます 知らなくて 触れてみたくて オーバーヒートする前に走り出すの それ彷徨うって言うけどね 辞書には無いフレーズとなえてみて オーバー! きっと友達になれるはずなんだ なれるはずなんだ 可愛い子が旅していた 陰口は聞こえなかった 5時のチャイムも遠く遠く遠く遠くなっちゃって ヒャクマンオクの動かない星が アタマおかしくなっちゃった 私の考えた最高のプランで 震え出す 天蓋からやさしくウィンクした その輝きを憶えている 夢をみせてよ 帰り道と引換に 「そういうこと考えちゃう性格なの。」 待って まだ消えないで オーパーツに願うひとりきりアストロノーツ それ 彷徨うって言うけど ねぇ ねえ!返事して! 方程式は吹き飛んだ きっと、目と目が合うと吹き出しちゃったりするんだ 月が昇って まだ寂しくて オーバーヒートする前に走り出すの これから夜が明けるまではね。 幻じゃないね あなたはきっと居るからね きっと友達になれるはずなんだ 追いつくよ オーバー! |
キャットファイトいけ好かない! ファンタジーゲームの主人公って感じ 噂の奥も隙も無いな 余裕も綽々の舞台挨拶が さながら あなた 大女優ね 「大抵のことには惑わされる理由なんてないのに!」 「あなたが困る姿とかかなり珍しいのに。」 聞き慣れたはず むかつく声が そこかしらから擽るたび 血の代わりに何かが流れている まるでキャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 伏線のネタがバレたらもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 丸い瞳を睨んでいる 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだ にゃーんと笑ってワンと鳴いた 理性の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪。」「なんで?」 「大抵のことには 惑わされる理由なんてないのに。」 「私が困る姿とかかなり珍しいのに!」 嗚咽にも似た苦しむ声が そこかしらから擽る度 血の代わりに何かが流れている 「さながら夜泣きのようね。」 「お願い私を殴って。」 「伝わった感触を憶えていて。」 キャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 幾千の画角の中はもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 体の中を掴んでいる 積み上げていた衣装とゴミが ひゅるりらひゅるりとまろび出した にゃーんと嗤ってワンと啼いた 自信の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 逢瀬にも似た補色の絵画 ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪!なんで…?」 | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | いけ好かない! ファンタジーゲームの主人公って感じ 噂の奥も隙も無いな 余裕も綽々の舞台挨拶が さながら あなた 大女優ね 「大抵のことには惑わされる理由なんてないのに!」 「あなたが困る姿とかかなり珍しいのに。」 聞き慣れたはず むかつく声が そこかしらから擽るたび 血の代わりに何かが流れている まるでキャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 伏線のネタがバレたらもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 丸い瞳を睨んでいる 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだ にゃーんと笑ってワンと鳴いた 理性の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 重ね塗りした化粧と笑みが ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪。」「なんで?」 「大抵のことには 惑わされる理由なんてないのに。」 「私が困る姿とかかなり珍しいのに!」 嗚咽にも似た苦しむ声が そこかしらから擽る度 血の代わりに何かが流れている 「さながら夜泣きのようね。」 「お願い私を殴って。」 「伝わった感触を憶えていて。」 キャットファイト! フラッシュ焚いて 一部と終始を選んでいる 幾千の画角の中はもう最悪なんで 狂科学(マッドサイエンス)? 黒魔術(ブラックマジック)? 体の中を掴んでいる 積み上げていた衣装とゴミが ひゅるりらひゅるりとまろび出した にゃーんと嗤ってワンと啼いた 自信の主従が揺らいでいる お手製の首輪をつけた凶悪な魅力で 「瞼に像が残ったかい?」 「体に傷が残ったみたい。」 逢瀬にも似た補色の絵画 ひゅるりらひゅるりとちぎれ飛んだんだ それで終わり 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪なんで。」 「もう最悪!なんで…?」 |
きゅうくらりんうるさく鳴いた 文字盤を見てた きっときっと鏡越し 8時過ぎのにおい しらけた顔 変わってなくてよかった ピンクの植木鉢のぐちょぐちょした心のそばに 大きく育ったもの 結ばれたつぼみが こんなにも愚かしい ああ 化石になっちまうよ ああ 取り繕っていたいな ちゃんと笑えなきゃね 大した取り柄も無いから 空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう ああ あなたの右どなり わたし きゅうくらりん 例えば今夜眠って 目覚めたときに 起きる理由が ひとつも見つからない 朝が来たら わたしはどうする? うるさく鳴いた文字盤を見てた 一歩一歩あとずさり 「また明日ね」とぽつり 喜びより安堵が先に来ちゃった 思い出西日越し うつるこまかなヒビが こんなにも恐ろしい ああ あなたが知ってしまう ああ 取り繕っていたいな ちゃんと笑えなきゃね 大切が壊れちゃうから 幸せな明日を願うけど 底なしの孤独をどうしよう もう うめき声しか出ない わたし ぎゅうぐらりん ああ 虹がかかっている空 きれいと思いたくて 焦がれては逃げられないこと みんなにはくだらないこと もう どうしようもないの わたし きゅうくらりん そばにたぐりよせた末路 枯れ落ちたつぼみが こんなにも汚らわしくていじらしい ああ 呪いになっちまうよ ああ 「あきらめた」って言わなくちゃ 頭の中で ノイズが鳴りやまないから 空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう ああ あの子の言うとおり 終わりなんだ ああ 幸せになっちまうよ ああ 失うのがつらいな 全部ムダになったら愛した罰を受けるから ひどく優しいあなたの胸で泣けたならどうしよう 最後見たのはそんな夢 わたし ちゅうぶらりん | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | うるさく鳴いた 文字盤を見てた きっときっと鏡越し 8時過ぎのにおい しらけた顔 変わってなくてよかった ピンクの植木鉢のぐちょぐちょした心のそばに 大きく育ったもの 結ばれたつぼみが こんなにも愚かしい ああ 化石になっちまうよ ああ 取り繕っていたいな ちゃんと笑えなきゃね 大した取り柄も無いから 空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう ああ あなたの右どなり わたし きゅうくらりん 例えば今夜眠って 目覚めたときに 起きる理由が ひとつも見つからない 朝が来たら わたしはどうする? うるさく鳴いた文字盤を見てた 一歩一歩あとずさり 「また明日ね」とぽつり 喜びより安堵が先に来ちゃった 思い出西日越し うつるこまかなヒビが こんなにも恐ろしい ああ あなたが知ってしまう ああ 取り繕っていたいな ちゃんと笑えなきゃね 大切が壊れちゃうから 幸せな明日を願うけど 底なしの孤独をどうしよう もう うめき声しか出ない わたし ぎゅうぐらりん ああ 虹がかかっている空 きれいと思いたくて 焦がれては逃げられないこと みんなにはくだらないこと もう どうしようもないの わたし きゅうくらりん そばにたぐりよせた末路 枯れ落ちたつぼみが こんなにも汚らわしくていじらしい ああ 呪いになっちまうよ ああ 「あきらめた」って言わなくちゃ 頭の中で ノイズが鳴りやまないから 空っぽが埋まらないこと 全部ばれてたらどうしよう ああ あの子の言うとおり 終わりなんだ ああ 幸せになっちまうよ ああ 失うのがつらいな 全部ムダになったら愛した罰を受けるから ひどく優しいあなたの胸で泣けたならどうしよう 最後見たのはそんな夢 わたし ちゅうぶらりん |
クリエイトがある至極普通の会話でキルポイント やりたいことの亡骸でいっぱい 32日目のデート失敗 待ち合わせ場所は机の一帯 私も今来たとこ 空き教室揺らぐ放課後の風邪と有毒化合物 の意図の外に棲むアルパカをモチーフとし た生活のポリリズムから繋ぐ地上波の後ろ に潜む陸地までの旅の中にある領域を突く 創作 アー 助けてクリエイト・ガール ポニーテールで世界を救って 片手にモーニングスター 地獄を抜けたらお茶できるっぽい アー 掠めてプリティーアイ フリーハンドで会社を嗤って 片手に米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい! 猛々しく竹立てかけてクリエイト・ガール エアインテークで全員殺して 終業式長話 めちゃくちゃ楽しい聞いていたっぽい アー テセウスの水着回 無意~味~ムで不安を汚して 最期に人間は 何でも許せる奴になるっぽい! アー そこにはクリエイトがある ムゲンテールで宇宙を救って あなたにフォーリンラブ ノーベルまともすぎで賞をポイッ アー 聴かせてプリティーボイス 二面賽子で産値を削って 深淵と米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 至極普通の会話でキルポイント やりたいことの亡骸でいっぱい 32日目のデート失敗 待ち合わせ場所は机の一帯 私も今来たとこ 空き教室揺らぐ放課後の風邪と有毒化合物 の意図の外に棲むアルパカをモチーフとし た生活のポリリズムから繋ぐ地上波の後ろ に潜む陸地までの旅の中にある領域を突く 創作 アー 助けてクリエイト・ガール ポニーテールで世界を救って 片手にモーニングスター 地獄を抜けたらお茶できるっぽい アー 掠めてプリティーアイ フリーハンドで会社を嗤って 片手に米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい! 猛々しく竹立てかけてクリエイト・ガール エアインテークで全員殺して 終業式長話 めちゃくちゃ楽しい聞いていたっぽい アー テセウスの水着回 無意~味~ムで不安を汚して 最期に人間は 何でも許せる奴になるっぽい! アー そこにはクリエイトがある ムゲンテールで宇宙を救って あなたにフォーリンラブ ノーベルまともすぎで賞をポイッ アー 聴かせてプリティーボイス 二面賽子で産値を削って 深淵と米とパン 人類にはまだ早すぎたっぽい |
くろうばあないと生まれ落ちたあの日から 炭素になるその日まで 運命な気がするから お花畑の果てから 追いかけてくるものから 逃げ切りたいと思うの テストが近いの 真面目でいたいの 一蓮托生よ 私たち 悪くなんかないよ 事故みたいなものだよ 一連托生よ 私たち 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 私を守って。守って。守って。 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 私を守って。守って。守って。 すこし小さくなった炭素のかたまりが 誓いな気がするから。 お花畑の下からかすかに香るものから逃げ切りたいと思うよ 皆もそうでしょ? 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 早く手を取って。焦って。焦って。 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで むかえにきてくろうばあないとさま 私を守って。 嗚呼、よくできました! 人のために人を殺すも 身替わりの身替わりになるのも 文学ですね。文学ですね。 四つ折りの紙越しの表紙 先の無いページが透けるのも 文学ですね。文学ですね。 流されて生きてきた私 ここで逃げる権利を得るのも 文学ですね。文学ですね。 渡り切れやしない赤信号 青になる前に踏みこむのも 文学ですね。 文学ですね。 テストが近いの 真面目でいたいの 一蓮托生よ 私たち 悪くなんかないよ 事故みたいなものだよ 一連托生よ 私たち | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 生まれ落ちたあの日から 炭素になるその日まで 運命な気がするから お花畑の果てから 追いかけてくるものから 逃げ切りたいと思うの テストが近いの 真面目でいたいの 一蓮托生よ 私たち 悪くなんかないよ 事故みたいなものだよ 一連托生よ 私たち 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 私を守って。守って。守って。 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 私を守って。守って。守って。 すこし小さくなった炭素のかたまりが 誓いな気がするから。 お花畑の下からかすかに香るものから逃げ切りたいと思うよ 皆もそうでしょ? 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで 私だけのくろうばあないとさま 早く手を取って。焦って。焦って。 毒を食らわば 皿まで 欲を食らわば 身体まで 罪を食らわば 人まで 愛を食らわば 墓場まで むかえにきてくろうばあないとさま 私を守って。 嗚呼、よくできました! 人のために人を殺すも 身替わりの身替わりになるのも 文学ですね。文学ですね。 四つ折りの紙越しの表紙 先の無いページが透けるのも 文学ですね。文学ですね。 流されて生きてきた私 ここで逃げる権利を得るのも 文学ですね。文学ですね。 渡り切れやしない赤信号 青になる前に踏みこむのも 文学ですね。 文学ですね。 テストが近いの 真面目でいたいの 一蓮托生よ 私たち 悪くなんかないよ 事故みたいなものだよ 一連托生よ 私たち |
さよならジャックポットおんぼろゴミのスロット 多分 人生はそんなの はした金を BET きっと 当たらないものだから くだらないって ゲームのひとつだろ 結果は 見れたものじゃないけど ようやく 覚えた芸で 苦く 稼いだ身銭で インスタントな夢を デコって くっつけて バラまいた 人嫌いの 私だけの物 愛せる物が あっただろう ジャックポットなんて ここには無いので 冷えてほしい跡 知ってほしいから 心の中だけで 中指立てて いるのさ 負け犬のマーチのテンポは いくら崩してもバレやしないさ 死にゆく その時 光る物があれば いいのだろう あなたの滑稽な顔を拝みたい あなたの滑稽な顔を燃やしたいのさ 根っこの深く巣食った 111輪のシロツメクサ 魔法の呪文 It's not for me. 身体にガタがきてんだ 無理矢理 積みあげた時には 何の意味も無くなってた もう 時計の針は 逆には進まない 塵も残さず 消えてしまいたいから 真っ赤な 目の下は 見せないように 歩くの 昇らぬ 朝日を踏みつけ 今はただひとり 静寂の闇から じっと身を潜めて 息を殺すだけだ 身ひとつ 心ふたつの 私は 帰りの切符も無いまま 遠すぎる場所に来てしまったのかな 分岐する道と すれ違う未来 またひとり ひとり ひとりずつ 客が降りていく 人生急行だ 悪夢の中で もがくわ 三途の川と 彼岸花 寒すぎる場所に来てしまったようだな 思い出すのは いつも 小さく輝く コインの絵柄だけ いちばん キレイな 記憶だけだから 「一生 私たちは 呪いを抱えて、 文明の星で、 草木を枯らして 生きていくしかないんだ。」 お別れの前に 一言お礼を 泥棒たちにも 汚い花束を 笑って さあ 我らが 誇りの看板に 泥をぬって ツバ吐いて 逃げてった奴らに 爆笑の スタンディングオベーションを うしろから 浴びせる時に 負け犬の マーチのアウトロ きれいなピアノが 聞こえてくるんだ 死にゆくその時 光る物があれば いいのだろう バイバイバイ | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | おんぼろゴミのスロット 多分 人生はそんなの はした金を BET きっと 当たらないものだから くだらないって ゲームのひとつだろ 結果は 見れたものじゃないけど ようやく 覚えた芸で 苦く 稼いだ身銭で インスタントな夢を デコって くっつけて バラまいた 人嫌いの 私だけの物 愛せる物が あっただろう ジャックポットなんて ここには無いので 冷えてほしい跡 知ってほしいから 心の中だけで 中指立てて いるのさ 負け犬のマーチのテンポは いくら崩してもバレやしないさ 死にゆく その時 光る物があれば いいのだろう あなたの滑稽な顔を拝みたい あなたの滑稽な顔を燃やしたいのさ 根っこの深く巣食った 111輪のシロツメクサ 魔法の呪文 It's not for me. 身体にガタがきてんだ 無理矢理 積みあげた時には 何の意味も無くなってた もう 時計の針は 逆には進まない 塵も残さず 消えてしまいたいから 真っ赤な 目の下は 見せないように 歩くの 昇らぬ 朝日を踏みつけ 今はただひとり 静寂の闇から じっと身を潜めて 息を殺すだけだ 身ひとつ 心ふたつの 私は 帰りの切符も無いまま 遠すぎる場所に来てしまったのかな 分岐する道と すれ違う未来 またひとり ひとり ひとりずつ 客が降りていく 人生急行だ 悪夢の中で もがくわ 三途の川と 彼岸花 寒すぎる場所に来てしまったようだな 思い出すのは いつも 小さく輝く コインの絵柄だけ いちばん キレイな 記憶だけだから 「一生 私たちは 呪いを抱えて、 文明の星で、 草木を枯らして 生きていくしかないんだ。」 お別れの前に 一言お礼を 泥棒たちにも 汚い花束を 笑って さあ 我らが 誇りの看板に 泥をぬって ツバ吐いて 逃げてった奴らに 爆笑の スタンディングオベーションを うしろから 浴びせる時に 負け犬の マーチのアウトロ きれいなピアノが 聞こえてくるんだ 死にゆくその時 光る物があれば いいのだろう バイバイバイ |
三十九糎先立つ幸せをお許しください 我が儘に遺す声を聞いてください 桜の花も失せた六月の菖蒲 そこにはもう私は居ないでしょう 先立つ幸せをお許しください 若さ故の恋の匙 掬ってください 泣いてる友達を慰める言葉 それすらもう声には出せないでしょう 先立つ幸せをお許しください 逃げ続けたことをただ叱ってください この世に生まれ落ちて救われることは 救われたと伝えることなのでしょう 遠い街に行きます 先に降ります 離れていく光に手を振って背を向けます 今日 午後の旅路に傘が要るから お別れに意味があったなんて思ったんです 先立つ幸せをお許しください 見上げた高望みだと嗤ってください 夕立が紡ぎ上げた空蝉の中で 心奪われたのよ可笑しいでしょう 幸福を祈ります 側に居ります 流れていく季節に目をはって絵を描きます 十日後の陽だまり 誰かいるなら きっと確かにそのひとひらを担ったんです やがて全部砂に還って あらゆる奇跡のかけらを残せなくてもいいよ 記憶も忘却もあなたの特権だから やがて光に導かれ いつか星まで手が届く 共に灰になる曲を書きます まっすぐ伸びる高い声を辿って 会いに来ます 三十九糎四方の小窓に きっと長い髪が垂れてきてくすぐったいんです | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 先立つ幸せをお許しください 我が儘に遺す声を聞いてください 桜の花も失せた六月の菖蒲 そこにはもう私は居ないでしょう 先立つ幸せをお許しください 若さ故の恋の匙 掬ってください 泣いてる友達を慰める言葉 それすらもう声には出せないでしょう 先立つ幸せをお許しください 逃げ続けたことをただ叱ってください この世に生まれ落ちて救われることは 救われたと伝えることなのでしょう 遠い街に行きます 先に降ります 離れていく光に手を振って背を向けます 今日 午後の旅路に傘が要るから お別れに意味があったなんて思ったんです 先立つ幸せをお許しください 見上げた高望みだと嗤ってください 夕立が紡ぎ上げた空蝉の中で 心奪われたのよ可笑しいでしょう 幸福を祈ります 側に居ります 流れていく季節に目をはって絵を描きます 十日後の陽だまり 誰かいるなら きっと確かにそのひとひらを担ったんです やがて全部砂に還って あらゆる奇跡のかけらを残せなくてもいいよ 記憶も忘却もあなたの特権だから やがて光に導かれ いつか星まで手が届く 共に灰になる曲を書きます まっすぐ伸びる高い声を辿って 会いに来ます 三十九糎四方の小窓に きっと長い髪が垂れてきてくすぐったいんです |
新学期新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 残りを消費するんだな 新学期が始まって 3ヶ月くらい経った 席に慣れるくらい経った 君のいない思い出が増えて 君の知らない友達がすこし増えて 寂しくて立ち止まるの 片足だけ 誰もいない教室が暮れて 照らす紅の街がとても眩しくって 目を閉じても きっと夜が終わるだけ 新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 余りを消費するんだな 三学期に転勤で 引っ越したクラスメイト 過去になれるくらい経った まだ泣かない 角を曲がるまで 意味も知らない 外付けの誓いをつけて 「離れてもまた会える」と 形だけ 宝箱はまだ土の中で 小さな賞状の文字も かすれていくんだって 火にくべてもきっと煙が呼ぶだけ 君のいない今日も生きてるよ 君の知らないお話が少し増えたよ 叶わぬ夢の残滓が私だね 泣いて悔やんで選び続けて 椅子に座って フィルムを手操り終わった時 その角を曲がってみれば あの日のままで 君が 手を振っている 新学期が始まった | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 残りを消費するんだな 新学期が始まって 3ヶ月くらい経った 席に慣れるくらい経った 君のいない思い出が増えて 君の知らない友達がすこし増えて 寂しくて立ち止まるの 片足だけ 誰もいない教室が暮れて 照らす紅の街がとても眩しくって 目を閉じても きっと夜が終わるだけ 新学期が始まって 3ヶ月くらい経った いつもおんなじ感じで 余りを消費するんだな 三学期に転勤で 引っ越したクラスメイト 過去になれるくらい経った まだ泣かない 角を曲がるまで 意味も知らない 外付けの誓いをつけて 「離れてもまた会える」と 形だけ 宝箱はまだ土の中で 小さな賞状の文字も かすれていくんだって 火にくべてもきっと煙が呼ぶだけ 君のいない今日も生きてるよ 君の知らないお話が少し増えたよ 叶わぬ夢の残滓が私だね 泣いて悔やんで選び続けて 椅子に座って フィルムを手操り終わった時 その角を曲がってみれば あの日のままで 君が 手を振っている 新学期が始まった |
深夜怖いなにかがいる 私を見てる 廊下にいる ベッドにいる 足音がする 私を見てる だからこの部屋になぜか閉じ込められている 濃霧がきてる 蜥蜴がいる シーツを濡らす 連れて行かれる 手足を縛る だから逃げることはできない 花幼い 虚痒い 骨五月蝿い 混ざり汚い 話痛い 夢眩い 躑躅甘い 彼方儚い 繋重い 痣明るい 口咲かない 赤仄暗い 息苦しい 煩わしい 血生臭い 深夜怖い 終わらぬ悪夢を知ってるか 歯が抜け落ちてく感覚を知ってるか 蛞蝓まみれの教室で 読めぬ教科書を開く感覚を知ってるか 永遠の暗闇を知ってるか 瞼に取り憑くお化けを知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 深夜怖い 鏡にいる 私を見てる 化け物がいる 水面にいる 液晶にいる 私を見てる いつからか首は押さえつけられ続けている クラゲが来てる 口を塞ぐ スープが濁る 血を触られる 手足が疼く 知らない名前で呼びかけられ続けている 終わらぬ悪夢を知ってるか 飢える母を見る感覚を知ってるか 一から百まで数えて それでも浮かばぬ体の重さを知ってるか ドアの外側を知ってるか 体の芯まで凍る孤独を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 助けて 背が伸びる夢を知ってるか 開かないドアを叩く夢を知ってるか 手が乾く夢を知ってるか 鏡の破片が 化け物の肌 突き刺さる 永遠のお別かれを知ってるか 記憶を食べる青虫を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 怖いよ あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がれば あの角を曲がれば 待っている あの角を曲がれば あの | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | なにかがいる 私を見てる 廊下にいる ベッドにいる 足音がする 私を見てる だからこの部屋になぜか閉じ込められている 濃霧がきてる 蜥蜴がいる シーツを濡らす 連れて行かれる 手足を縛る だから逃げることはできない 花幼い 虚痒い 骨五月蝿い 混ざり汚い 話痛い 夢眩い 躑躅甘い 彼方儚い 繋重い 痣明るい 口咲かない 赤仄暗い 息苦しい 煩わしい 血生臭い 深夜怖い 終わらぬ悪夢を知ってるか 歯が抜け落ちてく感覚を知ってるか 蛞蝓まみれの教室で 読めぬ教科書を開く感覚を知ってるか 永遠の暗闇を知ってるか 瞼に取り憑くお化けを知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 深夜怖い 鏡にいる 私を見てる 化け物がいる 水面にいる 液晶にいる 私を見てる いつからか首は押さえつけられ続けている クラゲが来てる 口を塞ぐ スープが濁る 血を触られる 手足が疼く 知らない名前で呼びかけられ続けている 終わらぬ悪夢を知ってるか 飢える母を見る感覚を知ってるか 一から百まで数えて それでも浮かばぬ体の重さを知ってるか ドアの外側を知ってるか 体の芯まで凍る孤独を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 助けて 背が伸びる夢を知ってるか 開かないドアを叩く夢を知ってるか 手が乾く夢を知ってるか 鏡の破片が 化け物の肌 突き刺さる 永遠のお別かれを知ってるか 記憶を食べる青虫を知ってるか 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い 怖いよ あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればあの子が待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がればだれかが待っている あの角を曲がれば あの角を曲がれば 待っている あの角を曲がれば あの |
1000年生きてるあー 決まった言葉垂れてまたヒューマン ちょっとステキな晒し者ね はした命眺めて全てを無視した 額縁の中で1000年生きてるのさ 知らない偉い人が石に文字彫って祈って 気の狂った誰かがホワイトを塗りたくった ガラクタの上でくどいプロポーズを待って あつい口づけを交わすとき鳴りひびくクラクション 狂ったフリでごまかしていこうぜ 骨も残らぬパパママよ ラッタッタ 口ずさんだ歌の名を知りたくて まつり上げては落としたヒューマン ちょっと皮肉なオクシモロンね 斜の斜に構えて全てを無視した あなたの気持ちが1000年生きてるのさ 左利きの直し方も 消えない傷のえぐり方も 恐怖って感情の消し方も忘れたらしいし 進化か退化か分からないが 顔も見られず殺せるらしい 荒屋の生活は思い出すだけ無駄らしい 狂ったフリでごまかしていこうぜ ちょっと笑える話をしよう あっはっは 泣き腫らしたあの日とはお別れね 曲がって歩いて転げたヒューマン ちょっと皮肉なアディショナルタイム あなたの気持ちに賭けてみたいのさ 一生このまま尻尾の皮一枚で繋がれた奴隷か? 喉元に噛み付く牙はまだあるかい? 残り時間の少ないヒューマン 見ててあげるわ 楽しませて 生き汚く生きて何かを創ったら あなたの気持ちが1000年生きられるかもしれないから | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | あー 決まった言葉垂れてまたヒューマン ちょっとステキな晒し者ね はした命眺めて全てを無視した 額縁の中で1000年生きてるのさ 知らない偉い人が石に文字彫って祈って 気の狂った誰かがホワイトを塗りたくった ガラクタの上でくどいプロポーズを待って あつい口づけを交わすとき鳴りひびくクラクション 狂ったフリでごまかしていこうぜ 骨も残らぬパパママよ ラッタッタ 口ずさんだ歌の名を知りたくて まつり上げては落としたヒューマン ちょっと皮肉なオクシモロンね 斜の斜に構えて全てを無視した あなたの気持ちが1000年生きてるのさ 左利きの直し方も 消えない傷のえぐり方も 恐怖って感情の消し方も忘れたらしいし 進化か退化か分からないが 顔も見られず殺せるらしい 荒屋の生活は思い出すだけ無駄らしい 狂ったフリでごまかしていこうぜ ちょっと笑える話をしよう あっはっは 泣き腫らしたあの日とはお別れね 曲がって歩いて転げたヒューマン ちょっと皮肉なアディショナルタイム あなたの気持ちに賭けてみたいのさ 一生このまま尻尾の皮一枚で繋がれた奴隷か? 喉元に噛み付く牙はまだあるかい? 残り時間の少ないヒューマン 見ててあげるわ 楽しませて 生き汚く生きて何かを創ったら あなたの気持ちが1000年生きられるかもしれないから |
粗大ごみの日寂しくて泣きそうだ 今まで幸せだった 魔法のような日々だって 捨てるにはお金が掛かるんだね ちょっと火照った風で目醒めた 教科書の小説家が書いた季節になりました パックした段ボールの塔も 昨日のうちに運べました 重ねてははぐれ離れたものの数を 数えていた頃の話 魔法使いをやめないで 散らかった床が懐かしいね ハズレ引いたような顔で 机の足に背を預けて そこら中駆け回って 出しゃばった涙隠して 冷たい紙めくって 春風舞い戻って 素敵な大人になったね 椅子の背もたれが壊れた ノーパソの充電を気にする身分になりました 目下映った馴染みの家具も 新幹線には乗らないな 空を飛ぶのを怖がったんだ 温もりを受け取るそのまま 夢は月に 願いは星に 黄昏れる呪いの国では しがみついた 離れる足に 重ねてははぐれ離れたものの数を 憶えてられないんだから 魔法はもう使えなくて 転がった杖が陽に焼けて 旅を祝うような風 また続きを見に行くのね さらば!どうか忘れないで 出しゃばった言葉隠して 明後日にはランデブーね 粗大ゴミのことだって 擦り切れて忘れちゃうくらいに とびきり幸せになってね | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 寂しくて泣きそうだ 今まで幸せだった 魔法のような日々だって 捨てるにはお金が掛かるんだね ちょっと火照った風で目醒めた 教科書の小説家が書いた季節になりました パックした段ボールの塔も 昨日のうちに運べました 重ねてははぐれ離れたものの数を 数えていた頃の話 魔法使いをやめないで 散らかった床が懐かしいね ハズレ引いたような顔で 机の足に背を預けて そこら中駆け回って 出しゃばった涙隠して 冷たい紙めくって 春風舞い戻って 素敵な大人になったね 椅子の背もたれが壊れた ノーパソの充電を気にする身分になりました 目下映った馴染みの家具も 新幹線には乗らないな 空を飛ぶのを怖がったんだ 温もりを受け取るそのまま 夢は月に 願いは星に 黄昏れる呪いの国では しがみついた 離れる足に 重ねてははぐれ離れたものの数を 憶えてられないんだから 魔法はもう使えなくて 転がった杖が陽に焼けて 旅を祝うような風 また続きを見に行くのね さらば!どうか忘れないで 出しゃばった言葉隠して 明後日にはランデブーね 粗大ゴミのことだって 擦り切れて忘れちゃうくらいに とびきり幸せになってね |
たぶん終わり信用しようにもちょっと 予想がつかないエンドから 身を半分乗り出した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと あなたが気付いているよりずっとグロテスクな 温い籠の中で虚を浴びて 自分の尻尾に噛み付いて 何もしないをしている 残機の無くならないゲームをプレイしている その目の輝きは美しく燃えた 明日 明後日も多分同じね 身辺整理も結構 存在してないエンドから 知らないものを探した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと 私が気づいているよりずっとグロテスクだ 温い籠の中で虚を浴びて 他人の声で答え合わせ あと数分の命を知る 残機の無くならないゲームをプレイしている その目の輝きの理由を知ったから ここが最後 たぶん終わり 信用しようにもちょっと 予想がつかないエンドから 身を半分乗り出した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと あなたが気付いているよりずっと | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 信用しようにもちょっと 予想がつかないエンドから 身を半分乗り出した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと あなたが気付いているよりずっとグロテスクな 温い籠の中で虚を浴びて 自分の尻尾に噛み付いて 何もしないをしている 残機の無くならないゲームをプレイしている その目の輝きは美しく燃えた 明日 明後日も多分同じね 身辺整理も結構 存在してないエンドから 知らないものを探した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと 私が気づいているよりずっとグロテスクだ 温い籠の中で虚を浴びて 他人の声で答え合わせ あと数分の命を知る 残機の無くならないゲームをプレイしている その目の輝きの理由を知ったから ここが最後 たぶん終わり 信用しようにもちょっと 予想がつかないエンドから 身を半分乗り出した少女 ヒーローもヒロインも居なかったかな しあわせ一歩手前が このまま続いていくんだ 信じることが美しいと あなたが気付いているよりずっと |
大女優さんショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。 今日も卑屈の孤島 約束・烏合に向けてはヒールになれ 口説くな。 見たネタにもシビアになりたい。 法と理屈を問おう。 まず女優をゆめ腕がいい筋まで募るな。 慕えない距離には違いない。 「ということで、後輩二人に声をかけて 演じてもらうことにしました。」 演じてもらうことにした。 シナリオは、毒にも薬にもならない でも二人だったら到底するわけのない 殴り合いの大喧嘩。 大女優も 愛の渦も 完璧なプロットで動く ああ 最小限のビラ広告と 私がいなくなってる 手紙箱の中 建設的な議論ができなくなる程の喧嘩が起こって ショートフィルムはお釈迦。 「前はそんなつまらない人じゃなかったですよね。」 告げる後輩を見て、ひどく心がえぐられて それ以上続けられなかった。 「…」 仕方がないので代わりのシーンを自分で演じて埋めてみた。 「ああ、あいつらにサインでも貰っておけばよかった。」 そう思って提出したショートフィルムが入賞した。 愛きょう・ユーモア 目・鼻も 完璧なプロットで動く ああ 大長編と見まごう速度 私が今座ってる 女神はその中 欲しかったものは大体全部手に入ってしまった。 持て余した時間で古びたデータを見つけ出した。 開始数秒で、日記帳を目の前で 朗読されているような気分になった。 あまりにも都合の良い筋書き、 あふれ出る妄想、 理想的に創られた自分。 言葉遊びの端まで吊り下げたれた自尊心の塊。 「よくもこんな面白いものを作ってくれたな。」 思わず笑い声を出してしまった瞬間に、 それが画面の向こう側から聞こえていることに気が付いた。 ショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。 大女優もどきと言われたくないの うずもれたまま、いつ 完璧なプロットで動くのですか 認められぬ再証言 覗き込んだ扉 鴻鵠飛び立つ窓辺に 私がいなくなってる 手紙箱の中 | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | ショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。 今日も卑屈の孤島 約束・烏合に向けてはヒールになれ 口説くな。 見たネタにもシビアになりたい。 法と理屈を問おう。 まず女優をゆめ腕がいい筋まで募るな。 慕えない距離には違いない。 「ということで、後輩二人に声をかけて 演じてもらうことにしました。」 演じてもらうことにした。 シナリオは、毒にも薬にもならない でも二人だったら到底するわけのない 殴り合いの大喧嘩。 大女優も 愛の渦も 完璧なプロットで動く ああ 最小限のビラ広告と 私がいなくなってる 手紙箱の中 建設的な議論ができなくなる程の喧嘩が起こって ショートフィルムはお釈迦。 「前はそんなつまらない人じゃなかったですよね。」 告げる後輩を見て、ひどく心がえぐられて それ以上続けられなかった。 「…」 仕方がないので代わりのシーンを自分で演じて埋めてみた。 「ああ、あいつらにサインでも貰っておけばよかった。」 そう思って提出したショートフィルムが入賞した。 愛きょう・ユーモア 目・鼻も 完璧なプロットで動く ああ 大長編と見まごう速度 私が今座ってる 女神はその中 欲しかったものは大体全部手に入ってしまった。 持て余した時間で古びたデータを見つけ出した。 開始数秒で、日記帳を目の前で 朗読されているような気分になった。 あまりにも都合の良い筋書き、 あふれ出る妄想、 理想的に創られた自分。 言葉遊びの端まで吊り下げたれた自尊心の塊。 「よくもこんな面白いものを作ってくれたな。」 思わず笑い声を出してしまった瞬間に、 それが画面の向こう側から聞こえていることに気が付いた。 ショートフィルムを録ろう。 約五十秒 眠気がピークになれる邦画 暇で曖昧、嫌いな機械 もっと終始踊ろう。 ラスト数秒ですべてがひっくり返るような、 いかれた一人芝居がしたい。 大女優もどきと言われたくないの うずもれたまま、いつ 完璧なプロットで動くのですか 認められぬ再証言 覗き込んだ扉 鴻鵠飛び立つ窓辺に 私がいなくなってる 手紙箱の中 |
地球の裏めるくなった魚のような目をしている 強すぎる光でかぶれて腐っていく あなたのこと見かねてむかえに来た獣 自己の紹介です 唇のすき間から酒をこぼしたり 味のしない肉をただ噛んでいる 遠慮がちな墓に成りさがってゆく屍 意識は朦朧としてるかい 首輪の内側には棘が刺さっている 動くたびに深く食いこみ抉っていく 金にできる石や紐とかはもう何にも無い コインを貸してあげる 唾飛ばしてめくった カードの柄は変わらない 爪食いこむ前足そっくりの 生き物のこと図鑑で読んだわ 地球の裏 25グラムの嘘 静かな虚無 奥深くまで落ちて行きましょう 乱れの無い計測機器が捉えるのは醜い人 とうとう やめることも逃げることも出来ぬままで 心の臓を切り売りして生きてきたでしょう 口移しの毒を飲み込んで それでもまだ死ねない生命体ですにゃあ 薬指にはめたそのゴミは何の証 永く曖昧で 組み上げたミルクパズルの絵のような話 また鳴り響いた 体じゅうが穴だらけ 血をこぼしている しばりつけた足先をただよじったって 質量をもつ幸福の鎖がもう消えない コインを貸してあげる ふくれてははじけた 糸と針でつないだ 耳元へと吹きかけた甘い息 呪いの音 終わらせないでね 近づかないでね 都合のいい見た目をして 都合がいいことを喋る けだものを求めたけだもの 乱れの無い計測機器が捉えるのは気持ちの悪い人 ここはダメだ 居られないと 分かりながらそれでもまだ 魂があると言い張るの 口移しの毒を吐き出して 逃げたのは 底のない 暗い世界ですにゃあ 唾飛ばしてめくった カードの柄もう読めない 爪食いこむ前足そっくりの生き物のこと図鑑で読んだわ 地球の裏 25グラムの嘘 消えない頭痛と 深くまで堕ちて行きましょう 汚れた愛 汚れた意志が捕らえるのは知らない人だけ ずっと泣いてずっと泣いてずっとずっと泣いてずっと泣いて ずっと生きていくでしょう その体 土に還ろうと それでもまだ死ねない そういう選択だ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | めるくなった魚のような目をしている 強すぎる光でかぶれて腐っていく あなたのこと見かねてむかえに来た獣 自己の紹介です 唇のすき間から酒をこぼしたり 味のしない肉をただ噛んでいる 遠慮がちな墓に成りさがってゆく屍 意識は朦朧としてるかい 首輪の内側には棘が刺さっている 動くたびに深く食いこみ抉っていく 金にできる石や紐とかはもう何にも無い コインを貸してあげる 唾飛ばしてめくった カードの柄は変わらない 爪食いこむ前足そっくりの 生き物のこと図鑑で読んだわ 地球の裏 25グラムの嘘 静かな虚無 奥深くまで落ちて行きましょう 乱れの無い計測機器が捉えるのは醜い人 とうとう やめることも逃げることも出来ぬままで 心の臓を切り売りして生きてきたでしょう 口移しの毒を飲み込んで それでもまだ死ねない生命体ですにゃあ 薬指にはめたそのゴミは何の証 永く曖昧で 組み上げたミルクパズルの絵のような話 また鳴り響いた 体じゅうが穴だらけ 血をこぼしている しばりつけた足先をただよじったって 質量をもつ幸福の鎖がもう消えない コインを貸してあげる ふくれてははじけた 糸と針でつないだ 耳元へと吹きかけた甘い息 呪いの音 終わらせないでね 近づかないでね 都合のいい見た目をして 都合がいいことを喋る けだものを求めたけだもの 乱れの無い計測機器が捉えるのは気持ちの悪い人 ここはダメだ 居られないと 分かりながらそれでもまだ 魂があると言い張るの 口移しの毒を吐き出して 逃げたのは 底のない 暗い世界ですにゃあ 唾飛ばしてめくった カードの柄もう読めない 爪食いこむ前足そっくりの生き物のこと図鑑で読んだわ 地球の裏 25グラムの嘘 消えない頭痛と 深くまで堕ちて行きましょう 汚れた愛 汚れた意志が捕らえるのは知らない人だけ ずっと泣いてずっと泣いてずっとずっと泣いてずっと泣いて ずっと生きていくでしょう その体 土に還ろうと それでもまだ死ねない そういう選択だ |
つづみぐさ小さな手 握るままで 私はどこか迷い込んだ 明日の光見つめながら 言葉を渡す 背負うものは大きく 望まれてここに立つ 正しさを問いかける 拾おうとするほどに こぼれ落ちた 獅子はやがて奮い迅く 雲の外 蒼天をなす 大事なものの守り方を 教えてほしい 誇り高く咲くその花は 見えなくたって心の中 あること 揺れては回る惑いの部屋に 問う幻とぎゅっと握った震える手と 分け合った熱とかたむく秤が檻を叩く 勤倹力行 点滴穿石 尽くした根と葉は いつしかどこか誘なわれた 明日の光 願いながら 今日の日を終える 払う声は大きく 救うためここに立つ 選択を強いられる 掴もうとするほどに 剥がれ落ちた 全てを等しく選ぶには 余りにもこの十の指では足りない あふれ崩れる惑いの部屋に 吹く木枯らしとぎゅっと握った滲んだ刃 隔たった熱とかたむく秤が 獅子を放つ 息も絶え絶えで ただ走る 遠く遠く 流れてゆく地面に 深く影が落ちる 小さな手 握るままで 私はどこか迷い込みました 誰かの泣いてる声がする 誇り高く咲くその花は あの日の笑顔をただひとつ 守りたかった 誇り高く咲くその花は あなたの前に飾るためのものでしょう 別れを告げる惑いの部屋に 満ちた光と そっと離した震える手と 分け合った熱と貫く想い 開くつづみぐさ いちばん大事なものは、 | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 小さな手 握るままで 私はどこか迷い込んだ 明日の光見つめながら 言葉を渡す 背負うものは大きく 望まれてここに立つ 正しさを問いかける 拾おうとするほどに こぼれ落ちた 獅子はやがて奮い迅く 雲の外 蒼天をなす 大事なものの守り方を 教えてほしい 誇り高く咲くその花は 見えなくたって心の中 あること 揺れては回る惑いの部屋に 問う幻とぎゅっと握った震える手と 分け合った熱とかたむく秤が檻を叩く 勤倹力行 点滴穿石 尽くした根と葉は いつしかどこか誘なわれた 明日の光 願いながら 今日の日を終える 払う声は大きく 救うためここに立つ 選択を強いられる 掴もうとするほどに 剥がれ落ちた 全てを等しく選ぶには 余りにもこの十の指では足りない あふれ崩れる惑いの部屋に 吹く木枯らしとぎゅっと握った滲んだ刃 隔たった熱とかたむく秤が 獅子を放つ 息も絶え絶えで ただ走る 遠く遠く 流れてゆく地面に 深く影が落ちる 小さな手 握るままで 私はどこか迷い込みました 誰かの泣いてる声がする 誇り高く咲くその花は あの日の笑顔をただひとつ 守りたかった 誇り高く咲くその花は あなたの前に飾るためのものでしょう 別れを告げる惑いの部屋に 満ちた光と そっと離した震える手と 分け合った熱と貫く想い 開くつづみぐさ いちばん大事なものは、 |
熱異常「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している 電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる 微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 無くならないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている 大声で泣いた後 救いの旗に火を放つ人々と コレクションにキスして 甘んじて棺桶に籠る骸骨が また どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる そう囁いた 未来永劫誰もが 救われる理想郷があったなら そう口を揃えた大人たちが 乗りこんだ舟は爆ぜた 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 彼らを見ている 哭いた閃光が目に刺さる お別かれの鐘が鳴る 神が成した歴史の 結ぶ答えは砂の味がする 死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 誰かの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている 拾いきれなくなる悲しみは やがて流れ落ち塩になる 祈り 苦しみ 同情 憐れみにさえ じきに値がつく 今 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 鮮明に聞こえる悲鳴が 幸福を手放なす事こそ 美学であると諭す魚が 自意識の海を泳ぐ 垂れ流した血の匂いが立ちこめる 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 私を見ている 死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあても無く あわれな独り言を記している 泣いた細胞が海に戻る 世迷言がへばりつく 燕が描いた軌跡を なぞるように灰色の雲が来ている 編んだ名誉で明日を乞う 希望で手が汚れてる あなたの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている 手を取り合い愛し合えたら ついに叶わなかった夢を殺す 思考の成れ果て その中枢には熱異常が起こっている 現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの耐えられないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている」 | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している 電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる 微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 消去しても 無くならないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている 大声で泣いた後 救いの旗に火を放つ人々と コレクションにキスして 甘んじて棺桶に籠る骸骨が また どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる どうかしてる そう囁いた 未来永劫誰もが 救われる理想郷があったなら そう口を揃えた大人たちが 乗りこんだ舟は爆ぜた 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 彼らを見ている 哭いた閃光が目に刺さる お別かれの鐘が鳴る 神が成した歴史の 結ぶ答えは砂の味がする 死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 誰かの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている 拾いきれなくなる悲しみは やがて流れ落ち塩になる 祈り 苦しみ 同情 憐れみにさえ じきに値がつく 今 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 背を向けても 鮮明に聞こえる悲鳴が 幸福を手放なす事こそ 美学であると諭す魚が 自意識の海を泳ぐ 垂れ流した血の匂いが立ちこめる 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 黒い星が 私を見ている 死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱 どこに送るあても無く あわれな独り言を記している 泣いた細胞が海に戻る 世迷言がへばりつく 燕が描いた軌跡を なぞるように灰色の雲が来ている 編んだ名誉で明日を乞う 希望で手が汚れてる あなたの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている 手を取り合い愛し合えたら ついに叶わなかった夢を殺す 思考の成れ果て その中枢には熱異常が起こっている 現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの現実じゃない こんなの耐えられないの とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで 安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている もう すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで すぐそこまで なにかが来ている」 |
灰色の靴名もなき灰被りが地を蹴った 白鳥の声に導かれて 早足 人混みが流れていく 画面の前に1人 ぽつり 誰かの首飾りかけて踊る少女が 繰り返し叫んだ想いが ひとりでに動き出した運命の歯車と 繰り返し望むその刹那 まもなくこの襷は消え去って ここから誰もここには来ない 意思なき眼差しが突き刺さる どうして? 壊れたラジオのよう 聞かせてくれないの 誰かの首飾りかけて踊る少女が 繰り返し叫んだ想いが ひとりでに動き出した運命の歯車と 繰り返し望むその刹那 混ざり合う 灰色の靴とこの翼で1、2、1、2 揺らめいた 輝いた それは 後から知れるものか? 渇いた身体に染み渡るは鈍痛の渦 彷徨い続ける誰かが鳴らした音を聴いて 嫌な時間に目が醒めた 水で膨れた夢が 端から少し剥がれ落ちる 「このまま」「精一杯頑張って」 「そのまま」「ヘラヘラしたまま生きたらどう?」 本当の終わりが突然やってきたとして 愛想笑いでごまかせるか? ひとりでに動き出した最後の歯車と わたしが申し込んだ闘いを 壊れかけの靴を引きずって1、2、1、2 「よくやった」「仕方ないな」それが 慰めのつもりなのか 高らかに響き渡るはカーテンコール 今 這ってでも 飛び立っていく 身焦がす翼で1、2、1、2 血を吐いて 焼け落ちて それでも今手にしたいものが 震えた身体に突き刺さるのは脚光の渦 ああ また 1人になる 今始まる 最後が最後じゃなくなる もぎ取って手に入って それでも届かないその背中 小さな破綻に手向けるものはアンコール もう 運命は止まらない | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 名もなき灰被りが地を蹴った 白鳥の声に導かれて 早足 人混みが流れていく 画面の前に1人 ぽつり 誰かの首飾りかけて踊る少女が 繰り返し叫んだ想いが ひとりでに動き出した運命の歯車と 繰り返し望むその刹那 まもなくこの襷は消え去って ここから誰もここには来ない 意思なき眼差しが突き刺さる どうして? 壊れたラジオのよう 聞かせてくれないの 誰かの首飾りかけて踊る少女が 繰り返し叫んだ想いが ひとりでに動き出した運命の歯車と 繰り返し望むその刹那 混ざり合う 灰色の靴とこの翼で1、2、1、2 揺らめいた 輝いた それは 後から知れるものか? 渇いた身体に染み渡るは鈍痛の渦 彷徨い続ける誰かが鳴らした音を聴いて 嫌な時間に目が醒めた 水で膨れた夢が 端から少し剥がれ落ちる 「このまま」「精一杯頑張って」 「そのまま」「ヘラヘラしたまま生きたらどう?」 本当の終わりが突然やってきたとして 愛想笑いでごまかせるか? ひとりでに動き出した最後の歯車と わたしが申し込んだ闘いを 壊れかけの靴を引きずって1、2、1、2 「よくやった」「仕方ないな」それが 慰めのつもりなのか 高らかに響き渡るはカーテンコール 今 這ってでも 飛び立っていく 身焦がす翼で1、2、1、2 血を吐いて 焼け落ちて それでも今手にしたいものが 震えた身体に突き刺さるのは脚光の渦 ああ また 1人になる 今始まる 最後が最後じゃなくなる もぎ取って手に入って それでも届かないその背中 小さな破綻に手向けるものはアンコール もう 運命は止まらない |
花蟷螂力を持つものは須く優しい心を持ちなさい か弱くも静かに苗を持つ優しい人を守りなさい あゝ 要らないものと要らないものを 天秤にかけて 同じ質量の絆を得る 鳥の群れ 新しい嘘を新しいねと お互いに化けて その美しい体を隠す 穢れた心 よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 欲に群がるその様は 獲物見つけた花蟷螂ね 何も覚えてないの 御免なさいね 誰も信じてないの 此処では 今日も銃を抱いて寝る 目に見えない血でまみれている 私はグレイ 難しいこと分からないねと 雛鳥に化けて その美しい顔を啄む 穢れている 秘密を一個見つけましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個見つけましょう 吐き気がする思惑の空気 秘密を一個隠しましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個隠しましょう 吐き気がする思惑の空気 よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 よおくよおくご覧なさい あ~あ 貴女たちのせい あ~あ 貴女たちのせい 嫌が棲家な貴様々 ■も顔も負け 花蟷螂ね 私大人になるの 御免なさいね 明日には此処で去るの あまねく嘘よ 楽園なんて無いの 御免なさいね 何処で間違えたんでしょう さよなら | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 力を持つものは須く優しい心を持ちなさい か弱くも静かに苗を持つ優しい人を守りなさい あゝ 要らないものと要らないものを 天秤にかけて 同じ質量の絆を得る 鳥の群れ 新しい嘘を新しいねと お互いに化けて その美しい体を隠す 穢れた心 よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 欲に群がるその様は 獲物見つけた花蟷螂ね 何も覚えてないの 御免なさいね 誰も信じてないの 此処では 今日も銃を抱いて寝る 目に見えない血でまみれている 私はグレイ 難しいこと分からないねと 雛鳥に化けて その美しい顔を啄む 穢れている 秘密を一個見つけましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個見つけましょう 吐き気がする思惑の空気 秘密を一個隠しましょう 大人みたいでどき、どき 秘密を一個隠しましょう 吐き気がする思惑の空気 よおくよおくご覧なさい ぽつぽつ雫す水 よおくよおくご覧なさい あ~あ 貴女たちのせい あ~あ 貴女たちのせい 嫌が棲家な貴様々 ■も顔も負け 花蟷螂ね 私大人になるの 御免なさいね 明日には此処で去るの あまねく嘘よ 楽園なんて無いの 御免なさいね 何処で間違えたんでしょう さよなら |
バベル名高い段差を歩く 歩く 拙いペースを守る 守る いつの間に建った 未開の塔で答えを考え中 カルチャーを文字で話す 話す 過去無いジョークでうける うける 注目の的だったマドンナ ちょっと真似して珍道中 商店街の向こうには ショッピングモールが建ったんだよ ずいぶん便利になったんだよ チューペットは買えないけど 昔はまったアイドルは 母親になったんだよ 隣町の駅で 泣きながら祝ったんだよ それは奇跡とは呼ばないことを 感じてる だから命名中 開かない瞼で過ごす 過ごす 儚い憧れ積もる 積もる 書類の束ばっか おとなになった今年を堪能中 消えない全ては残る 残る 瞼を閉じたら戻る 戻る ぴかぴかになった 夢のクローゼット眺め考え中 ああ それは奇跡とは呼ばないことを 信じてる 馬鹿だ、本当にさ。 重なった空が落ちる 落ちる 酸っぱい果実が熟れる 熟れる 逆さまになった未来の塔は あなたに似ている 嬉し涙を隠す 隠す パラシュートがまた開く 開く 2着になったその一張羅 明日を考え中! ああ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 名高い段差を歩く 歩く 拙いペースを守る 守る いつの間に建った 未開の塔で答えを考え中 カルチャーを文字で話す 話す 過去無いジョークでうける うける 注目の的だったマドンナ ちょっと真似して珍道中 商店街の向こうには ショッピングモールが建ったんだよ ずいぶん便利になったんだよ チューペットは買えないけど 昔はまったアイドルは 母親になったんだよ 隣町の駅で 泣きながら祝ったんだよ それは奇跡とは呼ばないことを 感じてる だから命名中 開かない瞼で過ごす 過ごす 儚い憧れ積もる 積もる 書類の束ばっか おとなになった今年を堪能中 消えない全ては残る 残る 瞼を閉じたら戻る 戻る ぴかぴかになった 夢のクローゼット眺め考え中 ああ それは奇跡とは呼ばないことを 信じてる 馬鹿だ、本当にさ。 重なった空が落ちる 落ちる 酸っぱい果実が熟れる 熟れる 逆さまになった未来の塔は あなたに似ている 嬉し涙を隠す 隠す パラシュートがまた開く 開く 2着になったその一張羅 明日を考え中! ああ |
パジャミィ遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 暗い 夜がこわくて 泣いていたのね ふたり クラスメイトとは 少し違う友達が ささやき声で 連れていくわ 秘密基地に きみの傷をいやすように 痛みから気をそらすように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が ちょっとくすぐったくて 頬をつねって「また会おうぜ」 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なだれかの心の時間かせぎ お願い目覚めを忘れたままで、パジャミィ 遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 苦い 朝がこわくて 泣いていたのね 「皆 嘘をついてる」と 涙ぐむ瞳が ささやき声で 打ち明けた秘密をうつした 大人になっていくきみに 忘れ物を届けるように さあ遊ぼうぜ今 ぼくらは心をちょっとすりむいただけ 朝焼けが背中を刺して 閉じたドアの向こうで怖い声が言った 「本当の気持ちは誰にも言えないのに」 「最後は地獄へ落ちるだけなのに」 映画も 陽だまりも 卒業式も あふれる音楽が流れ終わったなら 寂しいけれど お片付けをしなくちゃ ねぇ こうして もらいすぎたものを返せたら そのために生まれてきた と思える それならば誰があなたを起こすの、パジャミィ 晴れたお別れの日に こんな曲を流すように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が やっぱくすぐったくて 涙ぬぐって笑おうぜ 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なわたしの心の時間かせぎ お願いあなたを忘れぬままで、パジャミィ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 暗い 夜がこわくて 泣いていたのね ふたり クラスメイトとは 少し違う友達が ささやき声で 連れていくわ 秘密基地に きみの傷をいやすように 痛みから気をそらすように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が ちょっとくすぐったくて 頬をつねって「また会おうぜ」 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なだれかの心の時間かせぎ お願い目覚めを忘れたままで、パジャミィ 遠い 夢の部屋 はじめましてじゃないって 苦い 朝がこわくて 泣いていたのね 「皆 嘘をついてる」と 涙ぐむ瞳が ささやき声で 打ち明けた秘密をうつした 大人になっていくきみに 忘れ物を届けるように さあ遊ぼうぜ今 ぼくらは心をちょっとすりむいただけ 朝焼けが背中を刺して 閉じたドアの向こうで怖い声が言った 「本当の気持ちは誰にも言えないのに」 「最後は地獄へ落ちるだけなのに」 映画も 陽だまりも 卒業式も あふれる音楽が流れ終わったなら 寂しいけれど お片付けをしなくちゃ ねぇ こうして もらいすぎたものを返せたら そのために生まれてきた と思える それならば誰があなたを起こすの、パジャミィ 晴れたお別れの日に こんな曲を流すように とっ散らかしたおもちゃと長い袖が やっぱくすぐったくて 涙ぬぐって笑おうぜ 裸足で蹴り飛ばして 宙に向けて放った 大事なわたしの心の時間かせぎ お願いあなたを忘れぬままで、パジャミィ |
ぷらいまり怒られない服の着方を 大人みたいなしゃべり方を まだ知らない言葉の意味もおしえて 背伸びした大きな窓 見えた向こうが気になって 追いかけていたら昨日が終わっちゃった 遊ぶ影とついてくる空と どこからだろう 聞き慣れた あたしを呼んでる声がする はしる心の中に いつでも大好きな色があること やさしく笑いかけた姿が だれよりかっこいいのです いつか知らなきゃいけないこと 子どもだから知らなくて 大人になったらどうするの おしえて 怖いことを思い出すと 下を向いちゃいそうになるから かたくにぎったその手を見てたいのです だれも知らない ひみつの部屋に 「ここから出たいよ」「帰りたいよ」 だれかの泣いてる声がする 転ぶ心の中に たしかに大好きな色があるのに カーテンの向こうの夜が こんなに暗いなんて知らなかったです はしる心の中 いつでも大好きな色があるから やさしく笑いかける姿が なによりかっこいいから やすむ心はそばに たしかに大好きを伝えるから いちばん大事なものに やっと今気づいたから | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 怒られない服の着方を 大人みたいなしゃべり方を まだ知らない言葉の意味もおしえて 背伸びした大きな窓 見えた向こうが気になって 追いかけていたら昨日が終わっちゃった 遊ぶ影とついてくる空と どこからだろう 聞き慣れた あたしを呼んでる声がする はしる心の中に いつでも大好きな色があること やさしく笑いかけた姿が だれよりかっこいいのです いつか知らなきゃいけないこと 子どもだから知らなくて 大人になったらどうするの おしえて 怖いことを思い出すと 下を向いちゃいそうになるから かたくにぎったその手を見てたいのです だれも知らない ひみつの部屋に 「ここから出たいよ」「帰りたいよ」 だれかの泣いてる声がする 転ぶ心の中に たしかに大好きな色があるのに カーテンの向こうの夜が こんなに暗いなんて知らなかったです はしる心の中 いつでも大好きな色があるから やさしく笑いかける姿が なによりかっこいいから やすむ心はそばに たしかに大好きを伝えるから いちばん大事なものに やっと今気づいたから |
平熱数えた音の色 少し微睡んで忘れたら 見慣れた瞳がすぐそばで見ている 小さな生き物にぶつかった声が回るように ラジオ波と同じ色をした何かがはじまる 終わった授業にこと 少し微睡んで思い出す 見慣れぬ瞳が遠くから見ている 息をするほどに輪郭を持ってそこにある 寄せては返すような眩いその影を見ている 揺れた世界の続き 波が僕らを連れてった 回ったタイヤが どこに行くか知る術はないけど 蕾を開く花が 誰のものでもないように 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる 変わった世界のこと 前をゆく背はにべもなく 着替えて様になった 姿見が見ている 日々に住む光 眩しく思って目を閉じる フィルムの淡くなった 名前のない雲を見ている 歩幅の一歩差を 埋めるような風が今日も待つ こぼした水がやっぱ 無茶振りに見えてる リピートする歌に うるさいと叱って目を閉じる 土足で横たわった 空腹と夕暮れを見ている 平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく 慣れたことなら分かる 波が僕らを連れてった 想像ならパーキングで 誰が金を出すか知らないけど 延びた昼寝の夢が 終わる頃は同じように 平熱を待っている 平熱を待っている 結局目の前に居るんだ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 数えた音の色 少し微睡んで忘れたら 見慣れた瞳がすぐそばで見ている 小さな生き物にぶつかった声が回るように ラジオ波と同じ色をした何かがはじまる 終わった授業にこと 少し微睡んで思い出す 見慣れぬ瞳が遠くから見ている 息をするほどに輪郭を持ってそこにある 寄せては返すような眩いその影を見ている 揺れた世界の続き 波が僕らを連れてった 回ったタイヤが どこに行くか知る術はないけど 蕾を開く花が 誰のものでもないように 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる 平熱が凪いでいる 変わった世界のこと 前をゆく背はにべもなく 着替えて様になった 姿見が見ている 日々に住む光 眩しく思って目を閉じる フィルムの淡くなった 名前のない雲を見ている 歩幅の一歩差を 埋めるような風が今日も待つ こぼした水がやっぱ 無茶振りに見えてる リピートする歌に うるさいと叱って目を閉じる 土足で横たわった 空腹と夕暮れを見ている 平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく 平熱が去っていく 慣れたことなら分かる 波が僕らを連れてった 想像ならパーキングで 誰が金を出すか知らないけど 延びた昼寝の夢が 終わる頃は同じように 平熱を待っている 平熱を待っている 結局目の前に居るんだ |
ヘブンズバグ懐かしい風が触った 楽観的な季節は 吸った酸素を身にまとったような庭 目に刺さる朝日を嗅いだ 愛を知らぬ少女の 記憶は糸 固く結べばほどけはしないの 「動物が好きなのね」 「人が嫌いなんだ」 大人になりたい訳じゃない 自由が欲しいだけ みだりに触ったら 少しだけ血が流れる それがきっと君の心の形だった わたしは糸を吐く 糸を吐く つながりの色は手にとれないもので ドラマチックな筋書きの類はそこに無いの 嘘を吐く 嘘を吐く 「友達でいてね」なんて願いも 粉々になっていた将来も ひたすらに根をはって 雪どけを待つ繭玉は 魂の行方も知らないままの あたたかい恋だった 懐かしい風が触った 楽観的な季節が ちょっとセンチな君のまつ毛をなでた 目にしみる朝日を聴いた 恋を知った少女の 言葉は嘘 一度壊れたら戻せないの 「お絵かきが好きなのね」 「文字が読めないだけだ」 全てを知りたい訳じゃない 無知が怖いだけ みだりに触ったら 少しだけ血が流れる それがきっと君の心の形なんだ 私が先を行く ただ紡ぐ つながりの色が手からこぼれ落ちて ドラマチックな筋書きをなぞって 布になった 嘘を吐く 嘘を吐く 必ず見つけてなんて願いも 涙で重くなった ナップサックも 旅立つ夢を見た 雪どけを待つ繭玉は 広げた手のひらにたしかに 風を浴びたんだ またどこかで会えたらいいね 思い出せなくても許してね お願いは 言葉で 言わなかった | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 懐かしい風が触った 楽観的な季節は 吸った酸素を身にまとったような庭 目に刺さる朝日を嗅いだ 愛を知らぬ少女の 記憶は糸 固く結べばほどけはしないの 「動物が好きなのね」 「人が嫌いなんだ」 大人になりたい訳じゃない 自由が欲しいだけ みだりに触ったら 少しだけ血が流れる それがきっと君の心の形だった わたしは糸を吐く 糸を吐く つながりの色は手にとれないもので ドラマチックな筋書きの類はそこに無いの 嘘を吐く 嘘を吐く 「友達でいてね」なんて願いも 粉々になっていた将来も ひたすらに根をはって 雪どけを待つ繭玉は 魂の行方も知らないままの あたたかい恋だった 懐かしい風が触った 楽観的な季節が ちょっとセンチな君のまつ毛をなでた 目にしみる朝日を聴いた 恋を知った少女の 言葉は嘘 一度壊れたら戻せないの 「お絵かきが好きなのね」 「文字が読めないだけだ」 全てを知りたい訳じゃない 無知が怖いだけ みだりに触ったら 少しだけ血が流れる それがきっと君の心の形なんだ 私が先を行く ただ紡ぐ つながりの色が手からこぼれ落ちて ドラマチックな筋書きをなぞって 布になった 嘘を吐く 嘘を吐く 必ず見つけてなんて願いも 涙で重くなった ナップサックも 旅立つ夢を見た 雪どけを待つ繭玉は 広げた手のひらにたしかに 風を浴びたんだ またどこかで会えたらいいね 思い出せなくても許してね お願いは 言葉で 言わなかった |
捕食ひ捕食瞼閉じる直前の35秒間は 生まれた意味を考えて終わる 数え損ねた誕生日の翌日には 気づけば放り込まれた 食って食われる関係 言うなればそれはバグ 知らない衝動 両手で押さえつけて 止まらぬショート 気の毒ね!気の毒ね! お皿に乗っかっちゃったね 僕らが今日生きるためこなすは ちょっと ちょっと変なお仕事ね しらを切れ 裏技を知っちゃった兎が空の上 見渡して気づいた ちょっと ちょっと変な関係 なんて発明 どうやらあの日から僕の目は 見なくていいものを見る いかれたプログラム よく叫ぶ ずれた回路で映す 逃げ延びて 息をして それだけのことじゃない 僕らが今日戦っているのは いつかいつか出会う仲間のため 朝起きて惨めな自分を確かめ土の上 這いまわって気づいた ちょっと ちょっと変な関係 もう行くね けど何処へ? あぁやっちゃったぜイエイ 僕らが今日生きるため晒すは ちょっと ちょっとホントの気持ちね 今しか無い 5分後に死んじゃったとしても笑えるね 舌を出して 置いていく ちょっとちょっと小粋なヘリテージ 渇きを満たしきれず未知を歩いている 堕とした星の影についに触れる 錆びた檻の鍵ならとうに壊れている 気づけばたどり着いた 食って食われぬ関係 | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | 瞼閉じる直前の35秒間は 生まれた意味を考えて終わる 数え損ねた誕生日の翌日には 気づけば放り込まれた 食って食われる関係 言うなればそれはバグ 知らない衝動 両手で押さえつけて 止まらぬショート 気の毒ね!気の毒ね! お皿に乗っかっちゃったね 僕らが今日生きるためこなすは ちょっと ちょっと変なお仕事ね しらを切れ 裏技を知っちゃった兎が空の上 見渡して気づいた ちょっと ちょっと変な関係 なんて発明 どうやらあの日から僕の目は 見なくていいものを見る いかれたプログラム よく叫ぶ ずれた回路で映す 逃げ延びて 息をして それだけのことじゃない 僕らが今日戦っているのは いつかいつか出会う仲間のため 朝起きて惨めな自分を確かめ土の上 這いまわって気づいた ちょっと ちょっと変な関係 もう行くね けど何処へ? あぁやっちゃったぜイエイ 僕らが今日生きるため晒すは ちょっと ちょっとホントの気持ちね 今しか無い 5分後に死んじゃったとしても笑えるね 舌を出して 置いていく ちょっとちょっと小粋なヘリテージ 渇きを満たしきれず未知を歩いている 堕とした星の影についに触れる 錆びた檻の鍵ならとうに壊れている 気づけばたどり着いた 食って食われぬ関係 |
頬が乾くまで大切にしたのは ポケットにあったキャンディのような 色褪せぬこの想い それだけなのかもしれないから 手放さないでいて あなたはきっと演じてしまうから 欺かないでいて 心の奥で涙こらえる誰かを あなたを 紡ぐ声が震えるなら 言葉にしなくてもいいから ずっと自分を抱きしめて待っていて すぐにはぐれてしまうなら 時を止めたって構わないんだよ いつか頬が乾くまで 晴れていますように 手放さないでいて あなたはきっと信じていられるから 突き放さないでいて心の奥で花をたずさえる誰かを あなたを 続く愛が救えるなら 過去を繰り返してもいいなら きっと 尖った強さもなくていい それでも溢れてしまうのは 優しく包んで置いていった温もりの 種が芽吹くまで 水をあげるためだ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 大切にしたのは ポケットにあったキャンディのような 色褪せぬこの想い それだけなのかもしれないから 手放さないでいて あなたはきっと演じてしまうから 欺かないでいて 心の奥で涙こらえる誰かを あなたを 紡ぐ声が震えるなら 言葉にしなくてもいいから ずっと自分を抱きしめて待っていて すぐにはぐれてしまうなら 時を止めたって構わないんだよ いつか頬が乾くまで 晴れていますように 手放さないでいて あなたはきっと信じていられるから 突き放さないでいて心の奥で花をたずさえる誰かを あなたを 続く愛が救えるなら 過去を繰り返してもいいなら きっと 尖った強さもなくていい それでも溢れてしまうのは 優しく包んで置いていった温もりの 種が芽吹くまで 水をあげるためだ |
ポプリさんああ 酷く混んだ交差点ですれ違う 喫茶店の話かけられない遠い席で 栞はさむポプリさん ああ 砂糖ひとつ紅茶に放りこむ 少しだけネットで話題になっていた本は 途中で飽きたみたい 執着的な愛を また人並みのセンスも それなりには持っていた僕の瞳は 甘い香り添えて揺れるスカート 躍る脚の先までを映してたはずだった 産まれてくる前の方が君は 綺麗だったよ ポプリさん ああ 一つ前のバスに乗り込む 苦しくてもう息も吸えない霧の向こうで 顔を変えるポプリさん ああ 砂糖ひとつ口に放りこむ その指は おんなじ形だった 当たり前だけどね ああ この手の中 やさしく笑ってた 今も んなわけないな 愛を また人並みのセンスも それなりには持っていた僕の瞳は 甘い香り添えて揺れるスカート 躍る脚の先までを映してたはずだった 板切れじゃ 香りのしない花じゃ 会いに行けるわけが無いの君には ああ もうやめだ 住む世界が違うんだ 去っていく後ろ姿 静かに見送っていた 産まれてくる前の方がきみは 綺麗だったよ ポプリさん | いよわ | Iyowa | Iyowa | Iyowa | ああ 酷く混んだ交差点ですれ違う 喫茶店の話かけられない遠い席で 栞はさむポプリさん ああ 砂糖ひとつ紅茶に放りこむ 少しだけネットで話題になっていた本は 途中で飽きたみたい 執着的な愛を また人並みのセンスも それなりには持っていた僕の瞳は 甘い香り添えて揺れるスカート 躍る脚の先までを映してたはずだった 産まれてくる前の方が君は 綺麗だったよ ポプリさん ああ 一つ前のバスに乗り込む 苦しくてもう息も吸えない霧の向こうで 顔を変えるポプリさん ああ 砂糖ひとつ口に放りこむ その指は おんなじ形だった 当たり前だけどね ああ この手の中 やさしく笑ってた 今も んなわけないな 愛を また人並みのセンスも それなりには持っていた僕の瞳は 甘い香り添えて揺れるスカート 躍る脚の先までを映してたはずだった 板切れじゃ 香りのしない花じゃ 会いに行けるわけが無いの君には ああ もうやめだ 住む世界が違うんだ 去っていく後ろ姿 静かに見送っていた 産まれてくる前の方がきみは 綺麗だったよ ポプリさん |
間に合え結婚式ああ 10年前 私は何してたっけ 職場が爆発する夢で目が覚めた お日柄も良いね 時計の針がなんか、パラレル 知らない高速ぶっ飛ばして 最短ルート導き出して 招待状の主役に会いにいくからさ 間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 数分後シケた面をしてんならね 蹴り飛ばしてやって ウェディングケーキも食って帰るわ 空き教室 放課後 若き冒険者 未来が怖いぜ 始業のベルになんか駆られる 「彼女こそ最強なんだ」 「だれよりも強い分身なんだ」 あんた言うほど弱虫じゃないって 言えばよかった 叶わねー!叶わねー!叶わねー! 馬鹿たれ!馬鹿たれ!馬鹿たれ! 数年後互いに何してんだろうね 歳を食ったって 忘れない記憶ってあるよな ひしゃげた恋をして 大人になっていくことが不思議ならさ また箪笥の奥のアルバムをめくって 思い出すのも悪くない 間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 全くさ、私は何してんだろね 平謝り決定 今日の青空、ブーケが映えるわ ああ 数分前 何を言おうとしてたっけ おめでとう | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | ああ 10年前 私は何してたっけ 職場が爆発する夢で目が覚めた お日柄も良いね 時計の針がなんか、パラレル 知らない高速ぶっ飛ばして 最短ルート導き出して 招待状の主役に会いにいくからさ 間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 数分後シケた面をしてんならね 蹴り飛ばしてやって ウェディングケーキも食って帰るわ 空き教室 放課後 若き冒険者 未来が怖いぜ 始業のベルになんか駆られる 「彼女こそ最強なんだ」 「だれよりも強い分身なんだ」 あんた言うほど弱虫じゃないって 言えばよかった 叶わねー!叶わねー!叶わねー! 馬鹿たれ!馬鹿たれ!馬鹿たれ! 数年後互いに何してんだろうね 歳を食ったって 忘れない記憶ってあるよな ひしゃげた恋をして 大人になっていくことが不思議ならさ また箪笥の奥のアルバムをめくって 思い出すのも悪くない 間に合え!間に合え!間に合え! 間に合え!間に合え!間に合え! 全くさ、私は何してんだろね 平謝り決定 今日の青空、ブーケが映えるわ ああ 数分前 何を言おうとしてたっけ おめでとう |
ももいろの鍵泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事は宙に浮くだけ あの日描いたもの 夢の色 しだいに濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 横を見ている ふと振り返る 遠くなっていく分かれ道はまるで ジオラマに馴染んだ思い出のよう いざなったクローバー この場所を選んで 輝くステージに立っている 共に行くあなたの手 掴んだその手が 痛くないようにと願っているから かじかんで かじかんで その度に温めて 煌めくライトも 落ちる影も 全て愛していたいから 泣かないで 泣かないで そのために側にいる 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開けるまで やがて背負うもの 託す音 輪郭は濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 前を見ている ふと振り返る 見なくなっていく分かれ道はまるで 写真立てにしまった記憶のよう いざなったクローバー その葉を手に取って 新たなステージを待っている 共に行くあなたの目 見つめたその目の 星が褪せぬように願っているから 眩しくて 眩しくて その先に手を伸ばして 触れたものも受けた傷も 全て憶えていたいから 負けないで 負けないで そのために側にいる 隔たりの奥 見えない世界まで 届いてほしい夢 泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事を歌にして届けていく 今 微笑んで 微笑んで 優しさをその頬へ 煌めくライトも 落ちる影も 全て持っていくから 乗り越えて その先へ ただ前へ歩いていく 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開ける 錆び付いていても消えない色で 今 ドアを開ける | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事は宙に浮くだけ あの日描いたもの 夢の色 しだいに濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 横を見ている ふと振り返る 遠くなっていく分かれ道はまるで ジオラマに馴染んだ思い出のよう いざなったクローバー この場所を選んで 輝くステージに立っている 共に行くあなたの手 掴んだその手が 痛くないようにと願っているから かじかんで かじかんで その度に温めて 煌めくライトも 落ちる影も 全て愛していたいから 泣かないで 泣かないで そのために側にいる 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開けるまで やがて背負うもの 託す音 輪郭は濃くなる 1人じゃないことも分かってるよ 前を見ている ふと振り返る 見なくなっていく分かれ道はまるで 写真立てにしまった記憶のよう いざなったクローバー その葉を手に取って 新たなステージを待っている 共に行くあなたの目 見つめたその目の 星が褪せぬように願っているから 眩しくて 眩しくて その先に手を伸ばして 触れたものも受けた傷も 全て憶えていたいから 負けないで 負けないで そのために側にいる 隔たりの奥 見えない世界まで 届いてほしい夢 泣いてるの?怒ってるの? 幼い声が問う 心配いらないよ 笑えてるよ 返事を歌にして届けていく 今 微笑んで 微笑んで 優しさをその頬へ 煌めくライトも 落ちる影も 全て持っていくから 乗り越えて その先へ ただ前へ歩いていく 震える指にこの手を添えて 今 鍵を開ける 錆び付いていても消えない色で 今 ドアを開ける |
ゆめみるうろこゆめみるうろこは 寝巻きを着たまま 骨も宝も持っていなくても 信じてくれなきゃ 死んでしまうわ! 窓辺に並べた 古い約束が朽ちるほど 欠伸する間に日が経って 毒も薬も無くなってんだよ 顔を覚えて 名を呼んで 笑い合っていても 番号順に居なくなる 無駄が無くて結構 それでも 大往生のスーパースター ロックン・ロールは勝ったんだと 教えてくれたあいつは元気かな ゆめみるうろこは 花を添えたまま あれもこれも悟ってしまったら 満腹すぎて死んでしまうわ! ダースで数えた流行りの記憶は 不確かにベールの向こうで笑うんだ お前の面影があったって ゆめみるうろこは 普通のわがまま 逆さに登る冷や汗すら お久しぶり 肌でわかった! 支度はこれから 仕置もこれから 頭痛薬 言い訳もじきに整って 洒落たセリフを考えてたよ | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | ゆめみるうろこは 寝巻きを着たまま 骨も宝も持っていなくても 信じてくれなきゃ 死んでしまうわ! 窓辺に並べた 古い約束が朽ちるほど 欠伸する間に日が経って 毒も薬も無くなってんだよ 顔を覚えて 名を呼んで 笑い合っていても 番号順に居なくなる 無駄が無くて結構 それでも 大往生のスーパースター ロックン・ロールは勝ったんだと 教えてくれたあいつは元気かな ゆめみるうろこは 花を添えたまま あれもこれも悟ってしまったら 満腹すぎて死んでしまうわ! ダースで数えた流行りの記憶は 不確かにベールの向こうで笑うんだ お前の面影があったって ゆめみるうろこは 普通のわがまま 逆さに登る冷や汗すら お久しぶり 肌でわかった! 支度はこれから 仕置もこれから 頭痛薬 言い訳もじきに整って 洒落たセリフを考えてたよ |
わたしは禁忌 (2024 ver.)太陽が落ちてくりゃいいな あまりにも寒いから 暗がりの奥は歩けない決まり 行きたい場所だって多いが あまりにも寒いから この街の外には出れない決まりなの。 今日もあくびを咀嚼して 涙の乾いた塩味の道を歩いているわ 決して近道しないように 連れて行かれんぞ。 あいつらはいつでもそこらで待ってんだ! 「俺らの仲間になろうぜ」って 叫ぶ言葉「オマエだけズルい代われ」 言うには「私は禁忌に触れた」って でもさ!そこは動けないほど冷たいだろ? ざまあみろよ!そこから先は踏まないだろ? この日常は渡さないわ 月が砕け散りゃいいな 鉛色の窓には 私の姿は映らない決まり あなたの近くだけが暖かいままなのは まだ私を忘れていない証なの。 今日も痛みをシカトして 涙の乾いた塩味の街で暮らしているわ 決して 触れてしまわぬように 連れて行っちまうぞ だけどあなたがそんな顔で泣くから 声が鳴ってんだ 「お前の仲間にしようぜ」って 叫ぶ言葉「ガマンは無理だろ?触れ」 言うには「私は禁忌そのものだ」って でもさ、そこは惜しいほどに暖かいだろ あなただけは守らなくちゃ、意味がないだろ こんな寒さが何だってんだよ! 幽霊が幸せの中に居ようなんて 馬鹿だ 馬鹿だ? だとしたら何だ黙れ! 言うには「私は禁忌に狂れた」って でもさ、ここは 動けないほど冷たいから どうか ここで私に会うのはやめてほしい。 あぁ、寒いな。 | いよわ | いよわ | いよわ | いよわ | 太陽が落ちてくりゃいいな あまりにも寒いから 暗がりの奥は歩けない決まり 行きたい場所だって多いが あまりにも寒いから この街の外には出れない決まりなの。 今日もあくびを咀嚼して 涙の乾いた塩味の道を歩いているわ 決して近道しないように 連れて行かれんぞ。 あいつらはいつでもそこらで待ってんだ! 「俺らの仲間になろうぜ」って 叫ぶ言葉「オマエだけズルい代われ」 言うには「私は禁忌に触れた」って でもさ!そこは動けないほど冷たいだろ? ざまあみろよ!そこから先は踏まないだろ? この日常は渡さないわ 月が砕け散りゃいいな 鉛色の窓には 私の姿は映らない決まり あなたの近くだけが暖かいままなのは まだ私を忘れていない証なの。 今日も痛みをシカトして 涙の乾いた塩味の街で暮らしているわ 決して 触れてしまわぬように 連れて行っちまうぞ だけどあなたがそんな顔で泣くから 声が鳴ってんだ 「お前の仲間にしようぜ」って 叫ぶ言葉「ガマンは無理だろ?触れ」 言うには「私は禁忌そのものだ」って でもさ、そこは惜しいほどに暖かいだろ あなただけは守らなくちゃ、意味がないだろ こんな寒さが何だってんだよ! 幽霊が幸せの中に居ようなんて 馬鹿だ 馬鹿だ? だとしたら何だ黙れ! 言うには「私は禁忌に狂れた」って でもさ、ここは 動けないほど冷たいから どうか ここで私に会うのはやめてほしい。 あぁ、寒いな。 |