青い潜水服水族館では 長い休憩と器用な動きで鮮やかな技 僕がグレープを買ってくる間 息を止めていた 青い潜水服 疑問を晴らした男、大人 匂いを隠した女、大人 態勢を変えて赤面 明かせ 掴んだ手を今離せ 離せ 入口で聞いたテクニカルセンター 問い質す原価 横に入る警備員が飲んだ缶コーヒーの液が洩れていた 因果退いた観光地の壁画貰っていた 印鑑ノン兌換工費の役が回ってきた 陰画載った感光紙の絵、気が紛れた 君のお腹はとても綺麗だ 脇の下から魚が見えた 僕がトイレに行っている間 金を数えた青い潜水服 諦めきれない男、子供 熱を冷まさせる女、大人 態勢を変えて赤面明かせ 掴んだ手を今離せ 離せ 出口を塞いだ髭の濃い巡査 現場は刻一刻と 醸し出す特派員が飲んだ缶の底、液が洩れていた インが乗った観音走行へ木が萌えていた 殷我の歌、漢の僧、孔へ記が漏れていた インカの奪還の倉庫メッキが埋もれていた 胃が飲んだ澗の壮行 出来上がっていた 引火した湾岸線の駅が燃えていた 逃したペンギンを探していた警備員が 見た彼女の青い潜水服 | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | 水族館では 長い休憩と器用な動きで鮮やかな技 僕がグレープを買ってくる間 息を止めていた 青い潜水服 疑問を晴らした男、大人 匂いを隠した女、大人 態勢を変えて赤面 明かせ 掴んだ手を今離せ 離せ 入口で聞いたテクニカルセンター 問い質す原価 横に入る警備員が飲んだ缶コーヒーの液が洩れていた 因果退いた観光地の壁画貰っていた 印鑑ノン兌換工費の役が回ってきた 陰画載った感光紙の絵、気が紛れた 君のお腹はとても綺麗だ 脇の下から魚が見えた 僕がトイレに行っている間 金を数えた青い潜水服 諦めきれない男、子供 熱を冷まさせる女、大人 態勢を変えて赤面明かせ 掴んだ手を今離せ 離せ 出口を塞いだ髭の濃い巡査 現場は刻一刻と 醸し出す特派員が飲んだ缶の底、液が洩れていた インが乗った観音走行へ木が萌えていた 殷我の歌、漢の僧、孔へ記が漏れていた インカの奪還の倉庫メッキが埋もれていた 胃が飲んだ澗の壮行 出来上がっていた 引火した湾岸線の駅が燃えていた 逃したペンギンを探していた警備員が 見た彼女の青い潜水服 |
秋めく時間たち隙間風 ふいにめくられた ページの音で目覚めて切なくなる 色付いた木々を照らすのは けして急がない真っ白な月 巡る季節はいつも通り 僕の胸を震わせる夜運ぶ 何度目の季節になるだろう 何回目の夜を数えるだろう 明日はどこに行くだろう いたずらに闇を怖がれば 瞬く星の声は聴こえなくなる 夜露に濡れて咲く花にも 言葉は宿る 耳を澄まそう 日々の迷いはいつものように 熱い胸を流れてはやがて消える 何度目の眠りにつくだろう 何回目の朝を迎えるだろう あと何度 夢を見るだろう 秋めいた街をあとにして 旅を続ける真っ白な月 巡る季節はいつも通り 僕の胸を震わせる夜運ぶ 何度目の季節になるだろう 何回目の夜を数えるだろう あと何度 夢を見るだろう 明日はどこに行くだろう あと何度 朝は来るだろう | HARCO | 青木慶則・伊藤俊吾 | 青木慶則・伊藤俊吾 | | 隙間風 ふいにめくられた ページの音で目覚めて切なくなる 色付いた木々を照らすのは けして急がない真っ白な月 巡る季節はいつも通り 僕の胸を震わせる夜運ぶ 何度目の季節になるだろう 何回目の夜を数えるだろう 明日はどこに行くだろう いたずらに闇を怖がれば 瞬く星の声は聴こえなくなる 夜露に濡れて咲く花にも 言葉は宿る 耳を澄まそう 日々の迷いはいつものように 熱い胸を流れてはやがて消える 何度目の眠りにつくだろう 何回目の朝を迎えるだろう あと何度 夢を見るだろう 秋めいた街をあとにして 旅を続ける真っ白な月 巡る季節はいつも通り 僕の胸を震わせる夜運ぶ 何度目の季節になるだろう 何回目の夜を数えるだろう あと何度 夢を見るだろう 明日はどこに行くだろう あと何度 朝は来るだろう |
雨音に閉ざされて雨音に閉ざされ 僕は目を覚まさない 読み終えたばかりの本の中で眠っている 雨粒の重さに蝙蝠が息を切らす サヨナラも告げず落ちて行く 湖の底へ どこにもいけない 外は雨降りさ 魚になった夢を見て眠っていた 粗目硝子の水面を抜けて 高く高く 飛び跳ねた 地球儀をまわせば今日はどこも雨降りさ 世界の子供達 本の中で眠っている 雨音のリズムに突き動かされるように 靴箱を広げ 飛び出した 雨雲の下へ 行き先知らぬ バスに乗り込んで 遠くまで揺られながら眠っていた 冷たく湿った窓に頬寄せて 僕はまた魚になる 雨音に閉ざされ 僕は目を覚まさない 読み終えたばかりの本の中で眠っている | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | 雨音に閉ざされ 僕は目を覚まさない 読み終えたばかりの本の中で眠っている 雨粒の重さに蝙蝠が息を切らす サヨナラも告げず落ちて行く 湖の底へ どこにもいけない 外は雨降りさ 魚になった夢を見て眠っていた 粗目硝子の水面を抜けて 高く高く 飛び跳ねた 地球儀をまわせば今日はどこも雨降りさ 世界の子供達 本の中で眠っている 雨音のリズムに突き動かされるように 靴箱を広げ 飛び出した 雨雲の下へ 行き先知らぬ バスに乗り込んで 遠くまで揺られながら眠っていた 冷たく湿った窓に頬寄せて 僕はまた魚になる 雨音に閉ざされ 僕は目を覚まさない 読み終えたばかりの本の中で眠っている |
あらたな方角へ階段を蹴っていつもの方角へ 朝靄を駆けぬけて 道の向こうに手を振った君の 幻をみつけた 足早になって横切った公園の 時計は止まっていた 木立のなかでほほえむ僕らの 声もあの日のまま 繋いでいくフィルムのように 思い出がつまったこの街 手つかずの道を探し歩けば そこには君の愛した花ばな 信号を待って見渡した空に 帰りそこねた月が 明日の行き先を尋ねるけど 首を横に振った 地球儀を左に回し よみがえらせる僕の手を 見かねた人がやがて言うだろう 「ごらんよ、朝日の射すこの道を」 塗りかさねた絵画のように 望みが色あせない街 手つかずの道を探し歩けば そこには数えきれない花ばな 階段を蹴ってあらたな方角へ 時計は動きはじめ 道を渡って歩きだす僕は 進む時間のなか | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 階段を蹴っていつもの方角へ 朝靄を駆けぬけて 道の向こうに手を振った君の 幻をみつけた 足早になって横切った公園の 時計は止まっていた 木立のなかでほほえむ僕らの 声もあの日のまま 繋いでいくフィルムのように 思い出がつまったこの街 手つかずの道を探し歩けば そこには君の愛した花ばな 信号を待って見渡した空に 帰りそこねた月が 明日の行き先を尋ねるけど 首を横に振った 地球儀を左に回し よみがえらせる僕の手を 見かねた人がやがて言うだろう 「ごらんよ、朝日の射すこの道を」 塗りかさねた絵画のように 望みが色あせない街 手つかずの道を探し歩けば そこには数えきれない花ばな 階段を蹴ってあらたな方角へ 時計は動きはじめ 道を渡って歩きだす僕は 進む時間のなか |
いつも心にハンドブックを降りしきる雨の中を買ったばかりの長靴で いつもの小さな駅まで君を迎えに行く 電車の音がする前に今日という日を名付けよう すぐに忘れたっていい 鳥や木の名前でも ジャガイモ畑の隅で 河が生まれ 山が崩れる 虫たちの街 いつも心にハンドブックを携えていれば 一足ごと光が射すよ 子供の声が駅を飛び越え散らばるとき その数だけ傘が開くよ 大きな目を光らせて自在にドアを操って 瞬く間に泳ぎだす魚のようなタクシー 雨宿りする鳥たちの息づかいが聞こえてくる あまりにも急ぐ命を知らず追いかけていく 沈黙と闇の中で 宇宙が生まれ 星がぶつかり 今日も雨が降る いつも心のハンドブックの紐を解くたび 犬や猫の鼓動が聞こえる 最後に君を見つけて本を閉じれば 音を立てて傘が開くよ いつも心にハンドブックを携えていれば 振り向くたび懐かしくなる | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 降りしきる雨の中を買ったばかりの長靴で いつもの小さな駅まで君を迎えに行く 電車の音がする前に今日という日を名付けよう すぐに忘れたっていい 鳥や木の名前でも ジャガイモ畑の隅で 河が生まれ 山が崩れる 虫たちの街 いつも心にハンドブックを携えていれば 一足ごと光が射すよ 子供の声が駅を飛び越え散らばるとき その数だけ傘が開くよ 大きな目を光らせて自在にドアを操って 瞬く間に泳ぎだす魚のようなタクシー 雨宿りする鳥たちの息づかいが聞こえてくる あまりにも急ぐ命を知らず追いかけていく 沈黙と闇の中で 宇宙が生まれ 星がぶつかり 今日も雨が降る いつも心のハンドブックの紐を解くたび 犬や猫の鼓動が聞こえる 最後に君を見つけて本を閉じれば 音を立てて傘が開くよ いつも心にハンドブックを携えていれば 振り向くたび懐かしくなる |
嘘つき人込みを避けては静けさに戸惑う ふいに君へと切り出したのも実は嘘なんだ さよならの代わりは幾らでもあったのに 手をかざしても瞬きをしても本当にはならない 僕はずっと変われない 嘘のまま いつも君のぬくもりと優しさを当てにして 振り返るけど誰もそこにいないんだ 煌々と照らされた名前のないハイウェイ 行けば行くほど見知らぬ町へ吸い込まれていく 何処にもない出口に頷いてしまうそうな夜さ ハンドル握る手をはなしたら自分にさえなれない 僕はずっと変わらない嘘つきだから もしも明日旅先の風景に出会っても こう言うしかない 僕はここにはいないんだ… 僕はずっと変わらない嘘つきだけど 君を偶然見かけて声を掛けた、本当さ 優しい君は今人込みに埋もれた | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 人込みを避けては静けさに戸惑う ふいに君へと切り出したのも実は嘘なんだ さよならの代わりは幾らでもあったのに 手をかざしても瞬きをしても本当にはならない 僕はずっと変われない 嘘のまま いつも君のぬくもりと優しさを当てにして 振り返るけど誰もそこにいないんだ 煌々と照らされた名前のないハイウェイ 行けば行くほど見知らぬ町へ吸い込まれていく 何処にもない出口に頷いてしまうそうな夜さ ハンドル握る手をはなしたら自分にさえなれない 僕はずっと変わらない嘘つきだから もしも明日旅先の風景に出会っても こう言うしかない 僕はここにはいないんだ… 僕はずっと変わらない嘘つきだけど 君を偶然見かけて声を掛けた、本当さ 優しい君は今人込みに埋もれた |
怒れる太陽ひび割れる空 片目を閉じて 誰もが息を飲み込んだ 腕を伸ばした太陽が人間を 握りつぶした最初の日 空に浮かんだカンガルーの子供たち サバンナの雲のなかへ 服をなくした地球を撫でるように どこへ行くのか 飛行機は | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | ひび割れる空 片目を閉じて 誰もが息を飲み込んだ 腕を伸ばした太陽が人間を 握りつぶした最初の日 空に浮かんだカンガルーの子供たち サバンナの雲のなかへ 服をなくした地球を撫でるように どこへ行くのか 飛行機は |
お引越し明るい気分と共に目を覚ます 天候はおそらく午後から崩れる 窓際でずっと空元気を振りまいては 今日のこともすぐに忘れてしまうよと野良猫に話す 切り絵のような町を抜けて ああ、僕は寂しさを素手でぐっと遠ざける 紙袋をいくつも持って届けるものを届けて 新しい町へ向かう僕を乗せた車の窓ガラスに雨が降る 近頃の僕はいつもにわか雨 投げやりを涙を手の甲に溜めて 例えば夕飯を嗅ぎ分ける子供のように 君に願いをすべて言い当てていればここにはいない 困り顔の月のシルエット ああ、二股の路地が僕にそっと問いかける 取り外し出来ない夢 少し他人に任せて 身にまとえるような気持ちを買い揃えては鏡見て口籠る | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 明るい気分と共に目を覚ます 天候はおそらく午後から崩れる 窓際でずっと空元気を振りまいては 今日のこともすぐに忘れてしまうよと野良猫に話す 切り絵のような町を抜けて ああ、僕は寂しさを素手でぐっと遠ざける 紙袋をいくつも持って届けるものを届けて 新しい町へ向かう僕を乗せた車の窓ガラスに雨が降る 近頃の僕はいつもにわか雨 投げやりを涙を手の甲に溜めて 例えば夕飯を嗅ぎ分ける子供のように 君に願いをすべて言い当てていればここにはいない 困り顔の月のシルエット ああ、二股の路地が僕にそっと問いかける 取り外し出来ない夢 少し他人に任せて 身にまとえるような気持ちを買い揃えては鏡見て口籠る |
思いの丈スタンドアップコメディのギャグ のけぞって笑う君が こぼした赤ワイン 張り替えたばかりのソファに鮮血が走る ワンステップ 大人になろう 冷蔵庫を開いたら 腐りかけのチーズ 青い波紋 胸に描き エクスクラメーションマーク 訝しげに並べ立てて 思いの丈をいっそ ぶつけるんだ 僕らはゆっくり目を合わせ 風神と雷神の笑み 刺し違えたら明日はひとり 小さな綻びを隠すように 足を何度も組み替えし 雨雲の上で風を読む アップ&ダウンを繰り返す とめどない日々はまるで万里の長城 小さな竜巻を挑め 譲り合ううちに まきこまれてた砂嵐 思いの丈を綴る手紙が ラジオからそっと降り注ぐ 肩越しにモナリザの笑み 振り返ったら僕はひとり 小さな綻びを隠すように 足を何度も組み替えし アンテナの向きを整える | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | スタンドアップコメディのギャグ のけぞって笑う君が こぼした赤ワイン 張り替えたばかりのソファに鮮血が走る ワンステップ 大人になろう 冷蔵庫を開いたら 腐りかけのチーズ 青い波紋 胸に描き エクスクラメーションマーク 訝しげに並べ立てて 思いの丈をいっそ ぶつけるんだ 僕らはゆっくり目を合わせ 風神と雷神の笑み 刺し違えたら明日はひとり 小さな綻びを隠すように 足を何度も組み替えし 雨雲の上で風を読む アップ&ダウンを繰り返す とめどない日々はまるで万里の長城 小さな竜巻を挑め 譲り合ううちに まきこまれてた砂嵐 思いの丈を綴る手紙が ラジオからそっと降り注ぐ 肩越しにモナリザの笑み 振り返ったら僕はひとり 小さな綻びを隠すように 足を何度も組み替えし アンテナの向きを整える |
親子のシルエット親子のシルエット 西日に溶けて 朱色のドームに吸い込まれていく いびつな雲を束ねて遊ぶ 家路は遠く だけどずっとここにいる 昔の自分に電話をかけるよ いつかこんな日が来ると教えたい 小さな靴で踏み込むあらゆる道を つないでいくだけで精一杯 親子のシルエット いつか流した 涙のプールの水面に揺れる 永遠という言葉はあっても 時計は進む だからまだここにいる 未来の自分にメールを送るよ 脇目も振らずにただ進めばいい 無邪気な声で指差す飛行機の影 すべてが真新しい世界 親子のシルエット 西日に溶けて 朱色のドームに吸い込まれていく 一日はまるで長い吊り橋 渡り切るまで声を掛け合って 親子のシルエット… 家路は遠い そろそろうちへ帰ろう | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 親子のシルエット 西日に溶けて 朱色のドームに吸い込まれていく いびつな雲を束ねて遊ぶ 家路は遠く だけどずっとここにいる 昔の自分に電話をかけるよ いつかこんな日が来ると教えたい 小さな靴で踏み込むあらゆる道を つないでいくだけで精一杯 親子のシルエット いつか流した 涙のプールの水面に揺れる 永遠という言葉はあっても 時計は進む だからまだここにいる 未来の自分にメールを送るよ 脇目も振らずにただ進めばいい 無邪気な声で指差す飛行機の影 すべてが真新しい世界 親子のシルエット 西日に溶けて 朱色のドームに吸い込まれていく 一日はまるで長い吊り橋 渡り切るまで声を掛け合って 親子のシルエット… 家路は遠い そろそろうちへ帰ろう |
神様の両手眠れない夜 まぶたの裏を旅して 遠い国の交差点で 旅券を手に待ちぼうけ 遠吠えのように 響く銃声のなかで 少女の手が僕に迫り 思わず跳ねおきた そう 今も部屋のパソコンから 世界地図を広げてみても 君の手は掴めない 雲の上では戦闘機が散らばった 翼を背に今 飛び立てたならば 君をこの両手に 抱えて連れ出そう いつになったら人は許し合うのだろう 神様の両手が今にもこの星を振り落としそうなんだ 炎を上げて燃え盛るあの子の家 カレンダーもダイアリーも 二度とめくれはしない 国境に立つドーベルマンは嘶き すぐ巻き添えになりそうな僕らを撥ねのけた ああ 礼拝堂 ステンドグラス 翳した手に届く光 愛を求め歌えば すり替えられる言葉たち 「武器をもっと」 翼を背に今 飛び立った少女 小さくなっていく 生まれた育った街 いつになったら人は認め合うのだろう 神様の両手はここにいる僕たちの両手だということを | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 眠れない夜 まぶたの裏を旅して 遠い国の交差点で 旅券を手に待ちぼうけ 遠吠えのように 響く銃声のなかで 少女の手が僕に迫り 思わず跳ねおきた そう 今も部屋のパソコンから 世界地図を広げてみても 君の手は掴めない 雲の上では戦闘機が散らばった 翼を背に今 飛び立てたならば 君をこの両手に 抱えて連れ出そう いつになったら人は許し合うのだろう 神様の両手が今にもこの星を振り落としそうなんだ 炎を上げて燃え盛るあの子の家 カレンダーもダイアリーも 二度とめくれはしない 国境に立つドーベルマンは嘶き すぐ巻き添えになりそうな僕らを撥ねのけた ああ 礼拝堂 ステンドグラス 翳した手に届く光 愛を求め歌えば すり替えられる言葉たち 「武器をもっと」 翼を背に今 飛び立った少女 小さくなっていく 生まれた育った街 いつになったら人は認め合うのだろう 神様の両手はここにいる僕たちの両手だということを |
カーブミラー用水路に沿って続く8月の 日影から飛び出せず息を詰まらせていた 他愛もないはずの道の白線に ふっと湧いたためらいの言葉を浮かべてみれば カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく いろんな言葉を並べ立て君を失っていく 何かを知っている町の子供が無垢な頭を引っ込める 虹色の光の輪に包まれセダンが横切る アーチを描く残像に僕は手を掠めた。 どこかに隠した答えを探すために ブックセンターの椚を見回しお腹が痛くなる 持っているだけの秘密は明日を拒む 眠れない夜に当てずっぽうな道を選ぶように 瞳のなかに映っている空のパノラマは僕を待ちわび 君にうまく言えない曲がり角で眺めるだけさ 何かを知っている町の子供は雲足を追いかけていく とどまる空が僕を見つめた。 東空に見透かされた迷いを今手に取れば 逆さまの気持ち まるで鏡の向こう カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく いろんな言葉を並べて君を失っていく 何を知っている町の子供はあの頃の僕に似ている 虹色の光の輪に包まれセダンが横切る アーチを描く残像に僕は手を掠めた | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 用水路に沿って続く8月の 日影から飛び出せず息を詰まらせていた 他愛もないはずの道の白線に ふっと湧いたためらいの言葉を浮かべてみれば カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく いろんな言葉を並べ立て君を失っていく 何かを知っている町の子供が無垢な頭を引っ込める 虹色の光の輪に包まれセダンが横切る アーチを描く残像に僕は手を掠めた。 どこかに隠した答えを探すために ブックセンターの椚を見回しお腹が痛くなる 持っているだけの秘密は明日を拒む 眠れない夜に当てずっぽうな道を選ぶように 瞳のなかに映っている空のパノラマは僕を待ちわび 君にうまく言えない曲がり角で眺めるだけさ 何かを知っている町の子供は雲足を追いかけていく とどまる空が僕を見つめた。 東空に見透かされた迷いを今手に取れば 逆さまの気持ち まるで鏡の向こう カーブミラーに歪んで映る僕の全身は頼りなく いろんな言葉を並べて君を失っていく 何を知っている町の子供はあの頃の僕に似ている 虹色の光の輪に包まれセダンが横切る アーチを描く残像に僕は手を掠めた |
きこえるこの街のどこか遠くで 君の声が聞こえる 風に流されてしまいそうなほど かすかな奇跡だった 姿は見えないけれど 君の頬にふれて 流れる涙をすくいあげよう きっと今 ここにいるんだろう 昨日ポストに入れた手紙の宛先はない だからどこかの国の切手を貼っておいたけど 返事が届いたのは花屋の角で気が付いた 今日の言葉で君が咲いていたから 残されていたわずかな時間を 僕らはちっとも知りえずに 勝手気ままに生きてた 陽が暮れるのを待っているような日々を この街のどこか遠くで 君の声が聞こえる 行き交う人波をかき分けながら 雲の流れる方へ 姿は見えないけれど 君の肩にふれて 言えなかったことを打ち明けよう なにもかも 知っていたんだろう 慌てて乗ったバスに行き先の名前はない だからいつもの本を最後まで読み切ったけど 窓の外の景色はあの日のまま止まってるんだ バスが夜空を飛び始めたとしても 限られていた最後の言葉で ちぎれ雲を集めるように 君が僕らに教えた 夜が明けるための道を急ぐよ 君の好きだった歌が ふいに街で聞こえる 急いでる誰かを引き止めながら 音の流れる方へ 姿は見えないけれど 君の肩に触れて 聞けなかったことを打ち明けよう 僕にそっと話してよ どんなに離れていても 君の声が聞こえる 風に流されてしまいそうなほど 微かな奇跡なんだ 姿は見えないけれど 君の頬にふれて 流れる涙をすくいあげよう 今もきっと ここにいるんだろう | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | この街のどこか遠くで 君の声が聞こえる 風に流されてしまいそうなほど かすかな奇跡だった 姿は見えないけれど 君の頬にふれて 流れる涙をすくいあげよう きっと今 ここにいるんだろう 昨日ポストに入れた手紙の宛先はない だからどこかの国の切手を貼っておいたけど 返事が届いたのは花屋の角で気が付いた 今日の言葉で君が咲いていたから 残されていたわずかな時間を 僕らはちっとも知りえずに 勝手気ままに生きてた 陽が暮れるのを待っているような日々を この街のどこか遠くで 君の声が聞こえる 行き交う人波をかき分けながら 雲の流れる方へ 姿は見えないけれど 君の肩にふれて 言えなかったことを打ち明けよう なにもかも 知っていたんだろう 慌てて乗ったバスに行き先の名前はない だからいつもの本を最後まで読み切ったけど 窓の外の景色はあの日のまま止まってるんだ バスが夜空を飛び始めたとしても 限られていた最後の言葉で ちぎれ雲を集めるように 君が僕らに教えた 夜が明けるための道を急ぐよ 君の好きだった歌が ふいに街で聞こえる 急いでる誰かを引き止めながら 音の流れる方へ 姿は見えないけれど 君の肩に触れて 聞けなかったことを打ち明けよう 僕にそっと話してよ どんなに離れていても 君の声が聞こえる 風に流されてしまいそうなほど 微かな奇跡なんだ 姿は見えないけれど 君の頬にふれて 流れる涙をすくいあげよう 今もきっと ここにいるんだろう |
期待の星朝 目が覚めると 知らない誰かの夢の続き しょうがないからって投げやりに 何かを捨てないで 心の地図は不思議なほど 僕らの近くにあって 迷った時は 行くべきその道を 照らしてくれるはず 追い風より早く 走れるのなら 時代が瞬きを忘れるくらい 驚かせてやれ どんなカメラさえも 捉えきれない 謎めいてどよめいて 風だけが吹き荒れる 手品みたいな 見えない合図で幕が上がる 期待の星はいつも眩しく 僕らの夢乗せて それは世界のどこででも 口ずさめる合図 そうさきっと 明日も誰かへと 繋いでいけるはず ざわめきより大きな 声が響けば 車輪は回り出す 疑り深いこの街を乗せ 夢の続きを今 笑う彼らも しゃがんで背伸びして 本当は探している まだ見ぬ世界に 風だけが吹き荒れる | HARCO | 早瀬直久・田中潤・青木慶則 | 早瀬直久・田中潤・青木慶則 | | 朝 目が覚めると 知らない誰かの夢の続き しょうがないからって投げやりに 何かを捨てないで 心の地図は不思議なほど 僕らの近くにあって 迷った時は 行くべきその道を 照らしてくれるはず 追い風より早く 走れるのなら 時代が瞬きを忘れるくらい 驚かせてやれ どんなカメラさえも 捉えきれない 謎めいてどよめいて 風だけが吹き荒れる 手品みたいな 見えない合図で幕が上がる 期待の星はいつも眩しく 僕らの夢乗せて それは世界のどこででも 口ずさめる合図 そうさきっと 明日も誰かへと 繋いでいけるはず ざわめきより大きな 声が響けば 車輪は回り出す 疑り深いこの街を乗せ 夢の続きを今 笑う彼らも しゃがんで背伸びして 本当は探している まだ見ぬ世界に 風だけが吹き荒れる |
キャンドルナイト流れる人の波に乗り 家路を急ぎ 今日だけは部屋を暗くして キャンドルが揺らす人の影 呼び覚ます祈り 誰もが息をひそめている 何故ならそれは 街じゅうの明かりを消して 見つめ合う灯火 流れ着いたこの夜の 通りを行けば 溢れ来る人の声 僕らが暮らす地球の声 例えばそれは かぎりなく遠い昔の 誰かの置き手紙 たどり着いたこの街の 夜空はどんな 戸惑いを抱きながら眠るのだろう キャンドルを灯す夜 僕らが暮らす地球の夜 | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | 流れる人の波に乗り 家路を急ぎ 今日だけは部屋を暗くして キャンドルが揺らす人の影 呼び覚ます祈り 誰もが息をひそめている 何故ならそれは 街じゅうの明かりを消して 見つめ合う灯火 流れ着いたこの夜の 通りを行けば 溢れ来る人の声 僕らが暮らす地球の声 例えばそれは かぎりなく遠い昔の 誰かの置き手紙 たどり着いたこの街の 夜空はどんな 戸惑いを抱きながら眠るのだろう キャンドルを灯す夜 僕らが暮らす地球の夜 |
きょうの選択どっちにしよう? きょうの朝ごはん どっちにしよう? きょうの洋服 どっちにしよう? きょうのおともは きょうは どっちの道から行こう? きょうの選択は 私をどこへ 連れていく きょうの選択は 私をどこへ 連れていく 「もしもあのとき、あっちにしたら いまごろ どうなっていたんだろ」 きょうの選択は 私をどこへ 連れていく きょうの選択は 私をどこへ 連れていく | HARCO | 貝塚智子 | 近藤研二 | | どっちにしよう? きょうの朝ごはん どっちにしよう? きょうの洋服 どっちにしよう? きょうのおともは きょうは どっちの道から行こう? きょうの選択は 私をどこへ 連れていく きょうの選択は 私をどこへ 連れていく 「もしもあのとき、あっちにしたら いまごろ どうなっていたんだろ」 きょうの選択は 私をどこへ 連れていく きょうの選択は 私をどこへ 連れていく |
暮らしのアイデア窓を開けて吹き込んだ最初の風のような 閃きが僕らの中に生まれやすいこの頃 小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と 二人が無理なく出来る暮らしのアイディア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, 道に落ちた柿の実が冬を待つ間に 家具の配置を変えよう 陽の差し込む場所へと 近くの公園で今日も太極拳が始まる 静かな朝に閃く 暮らしのアイデア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, 空き瓶の音が響いて 駆け下りて行っても 回収車は君のことを忘れやすいこの頃 青空の下で肩をすくめ口を歪ませても それに似合う慣用句は持ち合わせない この先も 小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と 二人が無理なく出来る暮らしのアイデア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 窓を開けて吹き込んだ最初の風のような 閃きが僕らの中に生まれやすいこの頃 小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と 二人が無理なく出来る暮らしのアイディア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, 道に落ちた柿の実が冬を待つ間に 家具の配置を変えよう 陽の差し込む場所へと 近くの公園で今日も太極拳が始まる 静かな朝に閃く 暮らしのアイデア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, 空き瓶の音が響いて 駆け下りて行っても 回収車は君のことを忘れやすいこの頃 青空の下で肩をすくめ口を歪ませても それに似合う慣用句は持ち合わせない この先も 小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と 二人が無理なく出来る暮らしのアイデア chu-chulu chuchulu,,, papapa,,, |
月面月面に今すぐ降り立って僕は手に銀のナイフを クレーターを切り裂いて君の部屋を覗いた 泣き寝入りしている朝方 酷いやつはいるのさ 爪先を揺らし憂鬱を蹴散らした 真面目に生きてはつまらない夜が ふいに窓を叩き、夢を連れ出すから思わず後を追う 君は一人じゃ眠れない 壁面にぼんやり突っ立って 君は後ろ手にナイフを 好奇心で月を切り分けて飲み干した いつでも調子っぱずれの嘘が多い友達 隙を作るたびに君は壊されていく 歯止めの効かない朝はやってくる 寝息より静かに 断れない訳を夢のなかに閉じて、君はそのうち笑い出す 月面を素早く飛び去って君は無重力のなか 爪先を揺らして憂鬱を蹴散らした | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 月面に今すぐ降り立って僕は手に銀のナイフを クレーターを切り裂いて君の部屋を覗いた 泣き寝入りしている朝方 酷いやつはいるのさ 爪先を揺らし憂鬱を蹴散らした 真面目に生きてはつまらない夜が ふいに窓を叩き、夢を連れ出すから思わず後を追う 君は一人じゃ眠れない 壁面にぼんやり突っ立って 君は後ろ手にナイフを 好奇心で月を切り分けて飲み干した いつでも調子っぱずれの嘘が多い友達 隙を作るたびに君は壊されていく 歯止めの効かない朝はやってくる 寝息より静かに 断れない訳を夢のなかに閉じて、君はそのうち笑い出す 月面を素早く飛び去って君は無重力のなか 爪先を揺らして憂鬱を蹴散らした |
しまじろうと いこうよきみは まだ なにも しらない ひろい ひろい そとの せかい おもいきって いえを とびだそう さわってみよう よごれてみよう みつめてみよう であってみよう しまじろうと いこうよ もじもじしてる ひまは ない ひろい ひろい あたらしい せかい びっくり するような ことも ある ふれてみるのが こわいときも ある だけど そこで たちどまったら ビッグには なれないかもね しまじろうは いくよ きみと いっしょに かんじるよ ひろい ひろい このせかい はてしなく つづく ふしぎな せかい | HARCO | 朝日恵里 | 川嶋可能 | 川嶋可能 | きみは まだ なにも しらない ひろい ひろい そとの せかい おもいきって いえを とびだそう さわってみよう よごれてみよう みつめてみよう であってみよう しまじろうと いこうよ もじもじしてる ひまは ない ひろい ひろい あたらしい せかい びっくり するような ことも ある ふれてみるのが こわいときも ある だけど そこで たちどまったら ビッグには なれないかもね しまじろうは いくよ きみと いっしょに かんじるよ ひろい ひろい このせかい はてしなく つづく ふしぎな せかい |
白い一日真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく 目の前の紙くずは 古くさい手紙だし 自分でもおかしいし 破りすてて寝ころがれば 僕の一日が過ぎてゆく ある日踏切のむこうに君がいて 通り過ぎる汽車を待つ 遮断機が上がり振りむいた君は もう大人の顔をしてるだろう この腕をさしのべて その肩を抱きしめて ありふれた幸せに 落ち込めればいいのだけど 今日も一日が過ぎてゆく 真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく | HARCO | 小椋佳 | 井上陽水 | HARCO | 真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく 目の前の紙くずは 古くさい手紙だし 自分でもおかしいし 破りすてて寝ころがれば 僕の一日が過ぎてゆく ある日踏切のむこうに君がいて 通り過ぎる汽車を待つ 遮断機が上がり振りむいた君は もう大人の顔をしてるだろう この腕をさしのべて その肩を抱きしめて ありふれた幸せに 落ち込めればいいのだけど 今日も一日が過ぎてゆく 真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず かといってふれもせず そんな風に君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく |
C線上のワーカホリック頭を掻きつつ思案にふけっている作家 外では子供の声 何遍でも言葉を書き換えて その意味があるのか 背後に問う 強い風が吹き込んでくる部屋で聞く アトランティックの音 昼過ぎに茹で 食べ残しているパスタ そこにも答えはない 働けよ 働くよ 働けよ 働いてるよ! さぁどこかへ出掛けよう 在る筈のない噴水で 銀貨を落とした奴の(影と) 一瞬のダンス ハタラカナイ C線上で動くワルツ いつでも待ち合わせに早く着く彼は ひたすら煙草を吸う 呆れて解けて本を買い そこにある文字の読みを来る人に問う 挟まれよ 挟まるよ 挟まれよ 挟まってるよ! それでも さぁ出掛けよう 新しい靴を履こう ところで奴はどこに(潜む)?! 一瞬のダンス ヘヤニイル C線上で動くワルツ | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | 頭を掻きつつ思案にふけっている作家 外では子供の声 何遍でも言葉を書き換えて その意味があるのか 背後に問う 強い風が吹き込んでくる部屋で聞く アトランティックの音 昼過ぎに茹で 食べ残しているパスタ そこにも答えはない 働けよ 働くよ 働けよ 働いてるよ! さぁどこかへ出掛けよう 在る筈のない噴水で 銀貨を落とした奴の(影と) 一瞬のダンス ハタラカナイ C線上で動くワルツ いつでも待ち合わせに早く着く彼は ひたすら煙草を吸う 呆れて解けて本を買い そこにある文字の読みを来る人に問う 挟まれよ 挟まるよ 挟まれよ 挟まってるよ! それでも さぁ出掛けよう 新しい靴を履こう ところで奴はどこに(潜む)?! 一瞬のダンス ヘヤニイル C線上で動くワルツ |
水中バギー海底で僕は砂を蹴り 青い闇 その先を急ぐ ため込んだ宿題をトランクに詰めて 行く手はでこぼこ道 でもぼくらのバギーはご機嫌さ 目的は城の地図 時間は迫ってる 奇天烈なアイツの話のなかの 言葉どおり 世界は変わる 南極の氷を溶かす王様の 望みどおり 世界が終わる どうすればいいのか分からないまま 先へ先へと 生物が海を離れ 今、連想ゲームを繰り返す あの頃の面影が水面に浮かんでる わがままな性格の水中バギー 無理をしてヒートする 迂回する魚たちは横目で 笑っている 呆れている 潮の流れにうまく乗れずに しょげているのさ 変わらない星が浮かぶ 紀元前の夜は今も続く 陸地では人々が僕らを忘れてる | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 海底で僕は砂を蹴り 青い闇 その先を急ぐ ため込んだ宿題をトランクに詰めて 行く手はでこぼこ道 でもぼくらのバギーはご機嫌さ 目的は城の地図 時間は迫ってる 奇天烈なアイツの話のなかの 言葉どおり 世界は変わる 南極の氷を溶かす王様の 望みどおり 世界が終わる どうすればいいのか分からないまま 先へ先へと 生物が海を離れ 今、連想ゲームを繰り返す あの頃の面影が水面に浮かんでる わがままな性格の水中バギー 無理をしてヒートする 迂回する魚たちは横目で 笑っている 呆れている 潮の流れにうまく乗れずに しょげているのさ 変わらない星が浮かぶ 紀元前の夜は今も続く 陸地では人々が僕らを忘れてる |
スクラップブック頭ン中は余所行きの服を着た彼女が見えるさ 駅に構えた カメラが写す時刻表 そして今日向かう先は良いところ 撮り逃がしてフレームアウト ひとりぼっち街角 あまりにも悔しいので 感情だけで再現 「それでどうにかなるのか」あらお説教 始まったのはどこの人 それでカメラに写す現実のありとあらゆる姿その平面に 言葉吹き込んだ 声は奪えずに けれど辺りに(見えなかった) 隠れた色合いが(次を)示していた 今までの場合は絵空事 本当に生まれてしまうように願っていたくらい 「それでスッキリするのか」あらまたそれじゃ間違いに気づくの? それでカメラに写すある角度とは反対の角度から新しい 言葉貼り付けた 誰も分からない想い スクラップ(ブック)に閉じた 写真が(答えを)表していた | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | 頭ン中は余所行きの服を着た彼女が見えるさ 駅に構えた カメラが写す時刻表 そして今日向かう先は良いところ 撮り逃がしてフレームアウト ひとりぼっち街角 あまりにも悔しいので 感情だけで再現 「それでどうにかなるのか」あらお説教 始まったのはどこの人 それでカメラに写す現実のありとあらゆる姿その平面に 言葉吹き込んだ 声は奪えずに けれど辺りに(見えなかった) 隠れた色合いが(次を)示していた 今までの場合は絵空事 本当に生まれてしまうように願っていたくらい 「それでスッキリするのか」あらまたそれじゃ間違いに気づくの? それでカメラに写すある角度とは反対の角度から新しい 言葉貼り付けた 誰も分からない想い スクラップ(ブック)に閉じた 写真が(答えを)表していた |
世界でいちばん頑張ってる君に僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 当たり前と言うけど 当たり前じゃない 頑張ってる君のこと ちゃんとわかってあげたいから 君のためのラブソング 君という太陽に 僕という水をまくよ 虹をつくろう 虹をつくろう 二人で大きな虹をつくろう ラーラーラー ラーラーラー たまにはけんかもしちゃうけど すぐに泣いちゃう君だけど 幸せって意味を 教えてくれた 君に感謝したいから ちょっと照れくさいけれど 君のために歌おう この広い世界で 君に会えたなんて 奇跡だと思うのさ ずっと大切にしたいから 君のためのラブソング 君という草原に 僕という風がふくよ 道をつくろう 道をつくろう 二人で素敵な道をつくろう ラーラーラー ラーラーラー たまには会えない日もあるけど 寂しがりやな君だけど たまにはけんかもしちゃうけど すぐに泣いちゃう君だけど 僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 当たり前と言うけど 当たり前じゃない 頑張ってる君のこと ちゃんとわかってあげたいから 君のためのラブソング 僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 僕も君もいつか 老いていくだろう おじいちゃんおばあちゃんになっても ずっと守ってあげたいから 君のためのラブソング 君のために歌おう | HARCO | 山田英治 | 川嶋可能 | | 僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 当たり前と言うけど 当たり前じゃない 頑張ってる君のこと ちゃんとわかってあげたいから 君のためのラブソング 君という太陽に 僕という水をまくよ 虹をつくろう 虹をつくろう 二人で大きな虹をつくろう ラーラーラー ラーラーラー たまにはけんかもしちゃうけど すぐに泣いちゃう君だけど 幸せって意味を 教えてくれた 君に感謝したいから ちょっと照れくさいけれど 君のために歌おう この広い世界で 君に会えたなんて 奇跡だと思うのさ ずっと大切にしたいから 君のためのラブソング 君という草原に 僕という風がふくよ 道をつくろう 道をつくろう 二人で素敵な道をつくろう ラーラーラー ラーラーラー たまには会えない日もあるけど 寂しがりやな君だけど たまにはけんかもしちゃうけど すぐに泣いちゃう君だけど 僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 当たり前と言うけど 当たり前じゃない 頑張ってる君のこと ちゃんとわかってあげたいから 君のためのラブソング 僕は知ってるよ ちゃんと見てるよ 頑張ってる君のこと ずっと守ってあげるから 君のために歌おう 僕も君もいつか 老いていくだろう おじいちゃんおばあちゃんになっても ずっと守ってあげたいから 君のためのラブソング 君のために歌おう |
ソングバード壁に並ぶ写真の中には 遠い日の君がいて ずっと先の今日を夢見てた 僕もほら、笑ってる ソングバードさえずるような 朝靄の向こう側に広がってる街並みは まるで違う世界のよう このさきは僕が連れて行こう 君はなんて言ってくれるだろう 書き連ねた日記の中から 足音を響かせて 休むことなく今日を生きてきた 僕たちはここにいる 窓際のアゲハチョウ 花びらを軽く蹴って大空へ吸い込まれてく 未来の景色 探るように この街の陽が暮れる頃 君の手をとって丘へ行こう そのさきは僕が連れて行こう 君はなんて言ってくれるだろう | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 壁に並ぶ写真の中には 遠い日の君がいて ずっと先の今日を夢見てた 僕もほら、笑ってる ソングバードさえずるような 朝靄の向こう側に広がってる街並みは まるで違う世界のよう このさきは僕が連れて行こう 君はなんて言ってくれるだろう 書き連ねた日記の中から 足音を響かせて 休むことなく今日を生きてきた 僕たちはここにいる 窓際のアゲハチョウ 花びらを軽く蹴って大空へ吸い込まれてく 未来の景色 探るように この街の陽が暮れる頃 君の手をとって丘へ行こう そのさきは僕が連れて行こう 君はなんて言ってくれるだろう |
地平線の向こう小さな窓の向こう そっと手を振る人 白いカーテン越しに立って 僕を見送るから 昨日をかたどる影 もう 責めはしないさ 旅立ちの日に合わせるように 咲いたクレマチスも 先を急いでいる渡り鳥のあとを追いかけて 空を駆けていこう 滑走路は 生まれた街 地平線の向こうにある もうひとつの太陽の下で せいいっぱい生きてゆこう いつか君を迎える日まで 夕焼け 一番星 ふと見上げながら 胸に残した覚え書きを 少し読み返した 心をふちどる風 もう 待てはしないさ 明日の朝 僕を乗せて行く 飛行機の翼も 迫る雲の渦に 飲み込まれて 突き抜けた時に 空から見下ろした 模型のような 見知らぬ街 地平線の向こうにいる 君が僕を呼んでいるのなら ありったけの力こめて すべての窓を開けてごらん 地平線の向こうにある もうひとつの太陽の下で せいいっぱい 生きているよ いつか君を迎えに行こう 地平線の向こうにいる 君のもとへ吹く風になろう ありったけの力こめて すべての窓を開けてごらん | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 小さな窓の向こう そっと手を振る人 白いカーテン越しに立って 僕を見送るから 昨日をかたどる影 もう 責めはしないさ 旅立ちの日に合わせるように 咲いたクレマチスも 先を急いでいる渡り鳥のあとを追いかけて 空を駆けていこう 滑走路は 生まれた街 地平線の向こうにある もうひとつの太陽の下で せいいっぱい生きてゆこう いつか君を迎える日まで 夕焼け 一番星 ふと見上げながら 胸に残した覚え書きを 少し読み返した 心をふちどる風 もう 待てはしないさ 明日の朝 僕を乗せて行く 飛行機の翼も 迫る雲の渦に 飲み込まれて 突き抜けた時に 空から見下ろした 模型のような 見知らぬ街 地平線の向こうにいる 君が僕を呼んでいるのなら ありったけの力こめて すべての窓を開けてごらん 地平線の向こうにある もうひとつの太陽の下で せいいっぱい 生きているよ いつか君を迎えに行こう 地平線の向こうにいる 君のもとへ吹く風になろう ありったけの力こめて すべての窓を開けてごらん |
Two Tone渋滞を横目に国道沿いを Walkin' 川幅が広がっで海が見えて来る頃には 思い出したように波風が奮い立ち 君は誰かがサーフィンするのを見ていた 砂を巻き込むようにいつか抱き寄せたい 憧れは広かって だけど心はタキシード 我に返ったようにカメラを探すうちに 誰も彼もがフレームイン みんなやってくる カラフルな帆を掲げるように 片手を空に向け 思い思いのグラスを重ねたら 西の空はやがて赤と青の Two Tone 血潮のように煌めく 轟く波音と夕日が作り出す 影絵のなかの魅惑のストーリー 僕らの足跡はすぐに消えるだろう 君のシルエットに触れる魔法も 長旅を終えてきた風のなかで Relaxin' 君の肩からそっとストールが崩れ落ちたら 思い出したように三日月が顔を出し 跳ね上がるのはドルフィン みんな気付かない 灯りだす街へとそれぞれの営みを預けて めぐりめぐって今を生きる僕ら 西の空は今も赤と青の Two Tone まるで心のシグナル 轟く波音と夕日が作り出す 影絵のなかのどこにもないストーリー 僕らの足跡がすぐに消えるのなら 君のシルエットに口づけをしよう Two tone, two tone Have you ever seen such a great sun set Two tone, two tone Perhaps I gonna fall in love by the night | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 渋滞を横目に国道沿いを Walkin' 川幅が広がっで海が見えて来る頃には 思い出したように波風が奮い立ち 君は誰かがサーフィンするのを見ていた 砂を巻き込むようにいつか抱き寄せたい 憧れは広かって だけど心はタキシード 我に返ったようにカメラを探すうちに 誰も彼もがフレームイン みんなやってくる カラフルな帆を掲げるように 片手を空に向け 思い思いのグラスを重ねたら 西の空はやがて赤と青の Two Tone 血潮のように煌めく 轟く波音と夕日が作り出す 影絵のなかの魅惑のストーリー 僕らの足跡はすぐに消えるだろう 君のシルエットに触れる魔法も 長旅を終えてきた風のなかで Relaxin' 君の肩からそっとストールが崩れ落ちたら 思い出したように三日月が顔を出し 跳ね上がるのはドルフィン みんな気付かない 灯りだす街へとそれぞれの営みを預けて めぐりめぐって今を生きる僕ら 西の空は今も赤と青の Two Tone まるで心のシグナル 轟く波音と夕日が作り出す 影絵のなかのどこにもないストーリー 僕らの足跡がすぐに消えるのなら 君のシルエットに口づけをしよう Two tone, two tone Have you ever seen such a great sun set Two tone, two tone Perhaps I gonna fall in love by the night |
天気雨少しだけ眠い月をこすって歩くのは曇った午後3時 いつもだったならば向かった駅のまわりのビルを見上げるのに 俯いたまま いくつもの雲を感じるたびむなしさに押しつぶされそうだ ねぇリラックスしてさらっと今をなんとなくやり過ごせたならば どんなにいいだろう 天気雨 降り出して太陽が 僕を照らすなんてどうかしてるんだ 雲間から得意気な空が見えた たしかに青いけど虹はひとつも見えない 何回もため息がこぼれ、そのたびににわか雨が落ちた 僕はいったい何について苛立ちを抱えて歩いているの? 雨は止んだ 恋しくて涙目になる午後はひとりではないとちょっと言って欲しいんだ 誰のせいにしたって夜は来るから子犬のように僕は首を振って… 虹を追え! 恋しさに焦がれたら人波が僕を包むほど誰かに会いたい 何のせいにしたっていつまでたっても子犬のように息を切らしてはいられない 天気雨過ぎ去った雲間から 夜は見つめるけど星はひとつも見えない | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 少しだけ眠い月をこすって歩くのは曇った午後3時 いつもだったならば向かった駅のまわりのビルを見上げるのに 俯いたまま いくつもの雲を感じるたびむなしさに押しつぶされそうだ ねぇリラックスしてさらっと今をなんとなくやり過ごせたならば どんなにいいだろう 天気雨 降り出して太陽が 僕を照らすなんてどうかしてるんだ 雲間から得意気な空が見えた たしかに青いけど虹はひとつも見えない 何回もため息がこぼれ、そのたびににわか雨が落ちた 僕はいったい何について苛立ちを抱えて歩いているの? 雨は止んだ 恋しくて涙目になる午後はひとりではないとちょっと言って欲しいんだ 誰のせいにしたって夜は来るから子犬のように僕は首を振って… 虹を追え! 恋しさに焦がれたら人波が僕を包むほど誰かに会いたい 何のせいにしたっていつまでたっても子犬のように息を切らしてはいられない 天気雨過ぎ去った雲間から 夜は見つめるけど星はひとつも見えない |
Twittin' Roll子供達が 声を張り上げて 子犬たちが 街を駆け抜けて 小鳥たちが さえずりを放つ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 大きなマイクに毛皮をかけたら ヘッドフォン越しに聴こえてくる 「ともだちをさがしてる ともだちがへっていく どうにもならない」 チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 靴音 立て 近寄れば逃げる 米つぶ 撒いて 様子見りゃ食べる すじ雲 追って 楽しけりゃ喋る チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 大きなマイクのレベルを上げたら ヘッドフォン越しに聴こえてくる 「すむばしょをさがしてる すむばしょがへっていく どうにもならい」 チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 子供達が 声を張り上げて 子犬たちが 街を駆け抜けて 小鳥たちが さえずりを放つ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 大きなマイクに毛皮をかけたら ヘッドフォン越しに聴こえてくる 「ともだちをさがしてる ともだちがへっていく どうにもならない」 チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 靴音 立て 近寄れば逃げる 米つぶ 撒いて 様子見りゃ食べる すじ雲 追って 楽しけりゃ喋る チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ 大きなマイクのレベルを上げたら ヘッドフォン越しに聴こえてくる 「すむばしょをさがしてる すむばしょがへっていく どうにもならい」 チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパ ピッピッチッチッケッケッチッチッ ピッピッチッチッケッケッチッチッ スィユッ スィユッ |
東京テレポート激しく降る雨に洗い流される街の音 肩を濡らしながら駆けていく学生たち ヴィヴラフォンみたいに歌い踊る横断歩道 五線譜広げ タクトを振り下ろし進もう キラキラ光る雨粒と銀色の街 羽根を濡らす燕のように 途切れ途切れの声の方へ 耳を傾けて ビルの谷間へ吹く風に乗る どこにでもいるようで ここにしかいない人の影 どこにでもあるようで ここからしか見えない街の景色 やまない午後の雨 静かに歌うのは紫陽花 深く潜り込む駅も今日は地下シェルター ピンボールみたいに車が郊外へ放たれ 流線型のバイパスが飛沫を上げる 陽気に跳ねる雨粒は時の旅人 過去や未来 なんでも知っている 雲の上までテレポテーション ふいに見下ろせば まるで湖に沈んだ東京 キラキラ光る雨粒と七色の虹 羽根を拭い燕は飛ぶ 途切れ途切れの記憶たどり 地図がつながれば 東京の空を駆けめぐるあの風に乗る どこにでもいるようで ここにしかいない人の声 どこにでもあるようで ここからしか聞こえない街の音 | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 激しく降る雨に洗い流される街の音 肩を濡らしながら駆けていく学生たち ヴィヴラフォンみたいに歌い踊る横断歩道 五線譜広げ タクトを振り下ろし進もう キラキラ光る雨粒と銀色の街 羽根を濡らす燕のように 途切れ途切れの声の方へ 耳を傾けて ビルの谷間へ吹く風に乗る どこにでもいるようで ここにしかいない人の影 どこにでもあるようで ここからしか見えない街の景色 やまない午後の雨 静かに歌うのは紫陽花 深く潜り込む駅も今日は地下シェルター ピンボールみたいに車が郊外へ放たれ 流線型のバイパスが飛沫を上げる 陽気に跳ねる雨粒は時の旅人 過去や未来 なんでも知っている 雲の上までテレポテーション ふいに見下ろせば まるで湖に沈んだ東京 キラキラ光る雨粒と七色の虹 羽根を拭い燕は飛ぶ 途切れ途切れの記憶たどり 地図がつながれば 東京の空を駆けめぐるあの風に乗る どこにでもいるようで ここにしかいない人の声 どこにでもあるようで ここからしか聞こえない街の音 |
TOKIO空を飛ぶ 街が飛ぶ 雲を突きぬけ 星になる 火を吹いて 闇を裂き スーパー・シティが舞いあがる TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが空を飛ぶ 海に浮んだ 光の泡だと おまえは言ってたね 見つめていると 死にそうだと くわえ煙草で涙おとした TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOは夜に飛ぶ 欲しいなら 何もかも その手にできるよ A to Z 夢を飼う 恋人に 奇跡をうみだす スーパー・シティ TOKIO 哀しい男が吠える街 TOKIO TOKIOが星になる 霧にけむった不思議の街に あやしい胸さわぎ やすらぎ知らない遊園地が スイッチひとつでまっ赤に燃えあがる TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが星になる | HARCO | 糸井重里 | 加瀬邦彦 | | 空を飛ぶ 街が飛ぶ 雲を突きぬけ 星になる 火を吹いて 闇を裂き スーパー・シティが舞いあがる TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが空を飛ぶ 海に浮んだ 光の泡だと おまえは言ってたね 見つめていると 死にそうだと くわえ煙草で涙おとした TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOは夜に飛ぶ 欲しいなら 何もかも その手にできるよ A to Z 夢を飼う 恋人に 奇跡をうみだす スーパー・シティ TOKIO 哀しい男が吠える街 TOKIO TOKIOが星になる 霧にけむった不思議の街に あやしい胸さわぎ やすらぎ知らない遊園地が スイッチひとつでまっ赤に燃えあがる TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO やさしい女が眠る街 TOKIO TOKIOが空を飛ぶ TOKIO TOKIOが二人を抱いたまま TOKIO TOKIOが星になる |
夏のヒーロー最後の花火揺れて落ちた 夕暮れ 帰り道 君は今、涙こらえてる 小さく肩寄せ歩いてる なぐさめてみても 最後まで 僕を見上げてくれないけど 優しさを忘れずに生きていこうねと 夏は終わり 君の匂い ソーダ水の泡に溶けた また来年きっと会えるように 日に焼けた君は僕の 夏のヒーロー 風が運んだ君の手紙 何度も読み返す 震えてる文字の向こうから 想いは強く伝わるから 確かめてみたい この距離を 引き返すことは出来ないけど 大切に毎日を生きていけるから 浮浪雲に君の祈り 蝉時雨の声に消えた 泥だらけで手もつなげずにいた いつも強がりばかりの夏を越えて 夏は終わり 君の匂い ソーダ水の泡に溶けた また来年きっと会えるように 日に焼けた君は僕の 夏のヒーロー | HARCO | YUKI | 青木慶則 | | 最後の花火揺れて落ちた 夕暮れ 帰り道 君は今、涙こらえてる 小さく肩寄せ歩いてる なぐさめてみても 最後まで 僕を見上げてくれないけど 優しさを忘れずに生きていこうねと 夏は終わり 君の匂い ソーダ水の泡に溶けた また来年きっと会えるように 日に焼けた君は僕の 夏のヒーロー 風が運んだ君の手紙 何度も読み返す 震えてる文字の向こうから 想いは強く伝わるから 確かめてみたい この距離を 引き返すことは出来ないけど 大切に毎日を生きていけるから 浮浪雲に君の祈り 蝉時雨の声に消えた 泥だらけで手もつなげずにいた いつも強がりばかりの夏を越えて 夏は終わり 君の匂い ソーダ水の泡に溶けた また来年きっと会えるように 日に焼けた君は僕の 夏のヒーロー |
No Gravity枯れ木を集め日を焚けば視界が揺らぎ くたびれた片膝に顎を擦り付ける 火の粉たちの手招きが揺れる レム睡眠の悪戯で寝ては目覚めて 夢と夢の隙間でコップを握ってた 何が起こっても不思議じゃないのさ そろそろ僕は浮かび上がる Gravity Gravity No Gravity 気球のように膨らみ出すレインウェア 爪を立てろ 楔を打て Lavyrinth Lavyrinth Huge Lavyrinth 遥か彼方 息を吸い込むブラックホール 遠ざかる炎の渦 神話の世界で僕を舞っていたんだね ミネタウロス 谷底からの風を受け目を閉じたのは 滑り落ちた瞬間を思い出すから 天使たちの手招きが見える まだまだ僕は浮かび上がる Gravity Gravity No Gravity 目に見えない果てなきエスカレーター 爪を立てろ 楔を打て Lavyrinth Lavyrinth Huge Lavyrinth 銃声のように喉を震わすホワイトウルフ 遠ざかり炎の渦 天体のドームで燻された星を食べながら 神話の世界を僕を待っていたんだね ミネタウロス | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 枯れ木を集め日を焚けば視界が揺らぎ くたびれた片膝に顎を擦り付ける 火の粉たちの手招きが揺れる レム睡眠の悪戯で寝ては目覚めて 夢と夢の隙間でコップを握ってた 何が起こっても不思議じゃないのさ そろそろ僕は浮かび上がる Gravity Gravity No Gravity 気球のように膨らみ出すレインウェア 爪を立てろ 楔を打て Lavyrinth Lavyrinth Huge Lavyrinth 遥か彼方 息を吸い込むブラックホール 遠ざかる炎の渦 神話の世界で僕を舞っていたんだね ミネタウロス 谷底からの風を受け目を閉じたのは 滑り落ちた瞬間を思い出すから 天使たちの手招きが見える まだまだ僕は浮かび上がる Gravity Gravity No Gravity 目に見えない果てなきエスカレーター 爪を立てろ 楔を打て Lavyrinth Lavyrinth Huge Lavyrinth 銃声のように喉を震わすホワイトウルフ 遠ざかり炎の渦 天体のドームで燻された星を食べながら 神話の世界を僕を待っていたんだね ミネタウロス |
ハミングライフさあ どこへ行こう 舞台はいま見てるすべて アスファルトに映るぼくらは 重なり合い また離れていった ああ きみの書く文字のかたち 声のひびき 胸の中で強く思うよ 願いごとが叶えられるように この街も あの街も 同じように暮れる 今は会えなくても ハミングライフ in Tokyo 人混みの中へ埋もれてしまっても ぼくはぼくのまま きみはきみのままで いられるかな 一斉に前を向いて歩き出した交差点の 隅っこで誰かに会いたくなる だけどぼくは歌うよ ひとりぼっちで見つけていくしかない希望を ぼくはここにいるよ ハミングライフ in Tokyo この街も あの街も 物語になる 遠くはなれても ハミングライフ in Tokyo きみの目も ぼくの目も 同じようで違う いつか会えるまで ハミングライフ in Tokyo ぼくはここにいるよ ハミングライフ ハミングライフ in Tokyo | HARCO | Takehiro Kono | Takehiro Kono | | さあ どこへ行こう 舞台はいま見てるすべて アスファルトに映るぼくらは 重なり合い また離れていった ああ きみの書く文字のかたち 声のひびき 胸の中で強く思うよ 願いごとが叶えられるように この街も あの街も 同じように暮れる 今は会えなくても ハミングライフ in Tokyo 人混みの中へ埋もれてしまっても ぼくはぼくのまま きみはきみのままで いられるかな 一斉に前を向いて歩き出した交差点の 隅っこで誰かに会いたくなる だけどぼくは歌うよ ひとりぼっちで見つけていくしかない希望を ぼくはここにいるよ ハミングライフ in Tokyo この街も あの街も 物語になる 遠くはなれても ハミングライフ in Tokyo きみの目も ぼくの目も 同じようで違う いつか会えるまで ハミングライフ in Tokyo ぼくはここにいるよ ハミングライフ ハミングライフ in Tokyo |
春のセオリー青白い夜桜に見惚れて 風邪を引いた鼻声のカナリア そんな気分 夢から覚めてもまだ 夢のなか 巡り巡って ここでずっと 待ちぼうけ そんな気分 新しい名前で呼ばれて 振り返る 君は「サン・カン・シ・オン」とそっと呟いた 春の法則(セオリー) いくつもの思い出を束ねて この街を旅立っていくのは どんな気分? いつか観た映画さ ほら 憶えてる? 僕が笑って 君が泣いた あの場面 そんな気分 懐かしい景色と出会って 立ちつくす 今 万感こめて君に届けよう 春の便り 僕らは三叉路に立ち 地図を読む ここで出会って また手を降って 旅の途中 そんな気分 木漏れ日の雨にふられて 目を伏せた 春爛漫の街に僕を誘う 花の香り 新しい暮らしにも慣れて ふと思い出す また「サン・カン・シ・オン」と僕は呟いた 春の法則(セオリー) ここでまた会おう | HARCO | 山田稔明 | 青木慶則 | | 青白い夜桜に見惚れて 風邪を引いた鼻声のカナリア そんな気分 夢から覚めてもまだ 夢のなか 巡り巡って ここでずっと 待ちぼうけ そんな気分 新しい名前で呼ばれて 振り返る 君は「サン・カン・シ・オン」とそっと呟いた 春の法則(セオリー) いくつもの思い出を束ねて この街を旅立っていくのは どんな気分? いつか観た映画さ ほら 憶えてる? 僕が笑って 君が泣いた あの場面 そんな気分 懐かしい景色と出会って 立ちつくす 今 万感こめて君に届けよう 春の便り 僕らは三叉路に立ち 地図を読む ここで出会って また手を降って 旅の途中 そんな気分 木漏れ日の雨にふられて 目を伏せた 春爛漫の街に僕を誘う 花の香り 新しい暮らしにも慣れて ふと思い出す また「サン・カン・シ・オン」と僕は呟いた 春の法則(セオリー) ここでまた会おう |
バルコニーファーマー膝を抱えて泣いているから いつも答えは YES NO YES NO 今日もここから街を見下ろし 春の気配を探している 明くる朝、種をまく まるでゴッホの絵のように 黄金色の陽の光を浴びながら バルコニーファーマー ときどきは見ているよ 朝になれば 僕の涙をあげるよ 唇を噛み歩き続けた 君の答えも YES NO YES NO 思いがけない夕立ちのなか 脱げたヒールを探している 道ばたにしゃがみ込み 神様にすがるように見上げた空 そこに花が咲いていた バルコニーファーマー ときどきは見に来てよ 夜になれば 君の涙で育つよ バルコニーファーマー ときどきは見に来てよ 春になれば 僕も君も笑ってるよ | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 膝を抱えて泣いているから いつも答えは YES NO YES NO 今日もここから街を見下ろし 春の気配を探している 明くる朝、種をまく まるでゴッホの絵のように 黄金色の陽の光を浴びながら バルコニーファーマー ときどきは見ているよ 朝になれば 僕の涙をあげるよ 唇を噛み歩き続けた 君の答えも YES NO YES NO 思いがけない夕立ちのなか 脱げたヒールを探している 道ばたにしゃがみ込み 神様にすがるように見上げた空 そこに花が咲いていた バルコニーファーマー ときどきは見に来てよ 夜になれば 君の涙で育つよ バルコニーファーマー ときどきは見に来てよ 春になれば 僕も君も笑ってるよ |
響き合うぼくらの呼び声コスモスの道を駅まで歩いた 去り行く季節の歌を聴きながら 汗ばむ背中で受け止めた声に 僕はちっとも気付かずに鼻を鳴らした 誰かの手が はずす僕のイヤフォン 振り向けばそこに 得意げな君の顔 響き合うぼくらの呼び声に 重なり始めた街のざわめく音 思い付く言葉をつないでは 君の声を聴きながら、胸に手を当てる バイパスを越えて届く風よりも ぼくらの話が途切れないように 大きな身振りで黄昏を隠す だけどちょっぴり空回り 肩を落とした 駅の方から 押しよせた人波に 飲み込まれながら 腕を伸ばした二人 響き合うぼくらの呼び声を 遮りつづける列車や車の音 言いかけた言葉を乗せながら イヤフォンの奥ではずっと歌が流れてた 思い付く言葉をつないでは 君の声を聴きながら、胸に手を当てる 響き合うぼくらの呼び声… | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | コスモスの道を駅まで歩いた 去り行く季節の歌を聴きながら 汗ばむ背中で受け止めた声に 僕はちっとも気付かずに鼻を鳴らした 誰かの手が はずす僕のイヤフォン 振り向けばそこに 得意げな君の顔 響き合うぼくらの呼び声に 重なり始めた街のざわめく音 思い付く言葉をつないでは 君の声を聴きながら、胸に手を当てる バイパスを越えて届く風よりも ぼくらの話が途切れないように 大きな身振りで黄昏を隠す だけどちょっぴり空回り 肩を落とした 駅の方から 押しよせた人波に 飲み込まれながら 腕を伸ばした二人 響き合うぼくらの呼び声を 遮りつづける列車や車の音 言いかけた言葉を乗せながら イヤフォンの奥ではずっと歌が流れてた 思い付く言葉をつないでは 君の声を聴きながら、胸に手を当てる 響き合うぼくらの呼び声… |
Be nice to meNo catch, no strings None of the usual things I'm happy just to lay and look Let's throw out the book Now we're off the hook And please just be nice to me Won't you be nice to me So tired, so sad So sick of being had By everyone who comes along Would it be so wrong If you played along And please just be nice to me And would it bring you down If I hang around Just be nice to me It's been a long, long time Since I felt so fine And I know your love is fine I know what's on your mind but Don't laugh, don't cry Don't make me wonder why Can't you see somehow It's the wrong time now So please just be nice to me Be nice to me It's been a long, long time since I felt so fine Just be nice to me You know I ain't in heat And it would feel real neat | HARCO | Todd Rundgren | Todd Rundgren | | No catch, no strings None of the usual things I'm happy just to lay and look Let's throw out the book Now we're off the hook And please just be nice to me Won't you be nice to me So tired, so sad So sick of being had By everyone who comes along Would it be so wrong If you played along And please just be nice to me And would it bring you down If I hang around Just be nice to me It's been a long, long time Since I felt so fine And I know your love is fine I know what's on your mind but Don't laugh, don't cry Don't make me wonder why Can't you see somehow It's the wrong time now So please just be nice to me Be nice to me It's been a long, long time since I felt so fine Just be nice to me You know I ain't in heat And it would feel real neat |
BE MY GIRL ~君のデイリーニュース~AH… 君は少しずつ変わっていく AH… 今日も僕は目が離せない 鏡のなか 逆さまの明日に願いをかけよう BE MY GIRL AO AO 君は会うたび AO AO 可愛くなって 僕を惑わせるから AO AO 神様がほら AO AO ささやく日には どうか移ろわないで 逃せない 君のデイリーニュース AH… 風を切る 君は変わっていく AH… わけもなくみんな目が行くんだ 騒ぎのなか 後ろ手に渡した 一切れのハピネス BE MY GIRL AO AO 朝が来るまで AO AO ささやきあえば 君は頷くのかな 手放せない 僕のテレスコープ 脱ぎっぱなしのシャツに座り 知らずに付けたテレビのスイッチ 見違えるような君を映し出したスクリーン BE MY GIRL… BE MY GIRL! AO AO 君は今日から AO AO この街を出て 人を振り向かせるんだ AO AO 神様がほら AO AO ささやく日には どうか移ろわないで 逃せない 君のデイリーニュース AH… 君は少しずつ変わっていく AH… 今日も僕は目が離せない AH… 今日も明日も AH… どこまでも追いかけよう | HARCO | 青木慶則 | カジヒデキ | | AH… 君は少しずつ変わっていく AH… 今日も僕は目が離せない 鏡のなか 逆さまの明日に願いをかけよう BE MY GIRL AO AO 君は会うたび AO AO 可愛くなって 僕を惑わせるから AO AO 神様がほら AO AO ささやく日には どうか移ろわないで 逃せない 君のデイリーニュース AH… 風を切る 君は変わっていく AH… わけもなくみんな目が行くんだ 騒ぎのなか 後ろ手に渡した 一切れのハピネス BE MY GIRL AO AO 朝が来るまで AO AO ささやきあえば 君は頷くのかな 手放せない 僕のテレスコープ 脱ぎっぱなしのシャツに座り 知らずに付けたテレビのスイッチ 見違えるような君を映し出したスクリーン BE MY GIRL… BE MY GIRL! AO AO 君は今日から AO AO この街を出て 人を振り向かせるんだ AO AO 神様がほら AO AO ささやく日には どうか移ろわないで 逃せない 君のデイリーニュース AH… 君は少しずつ変わっていく AH… 今日も僕は目が離せない AH… 今日も明日も AH… どこまでも追いかけよう |
文房具の音どこかで聞いた音がする ささやき声よりも静かに 指の中を転がりながら 心に寄り添う 文房具の音 あの人の横顔がちらつく そんな日は 削りたての鉛筆で描いてみる トキメキに寄り添う 文房具の音 できれば小さな贅沢を 僕の手のひらにください 寂しいときも 触れるだけで ホッとする あの人と初めての約束した今日は ルーズな癖をやめて いつもより早めに出かけよう 文房具を連れて たとえば小さな冒険を 僕の靴底にください 歩いたぶんだけ 日記のなかで 恋をする たとえば小さな冒険を 僕の靴底にください 歩いたぶんだけ 日記のなかで 恋をする もうひとつ小さな贅沢を 僕の手のひらにください 寂しいときも 触れるだけで ホッとする どこかで聞いた音がする ささやき声よりも静かに 指の中を転がりながら 心に寄り添う 文房具の音 | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | どこかで聞いた音がする ささやき声よりも静かに 指の中を転がりながら 心に寄り添う 文房具の音 あの人の横顔がちらつく そんな日は 削りたての鉛筆で描いてみる トキメキに寄り添う 文房具の音 できれば小さな贅沢を 僕の手のひらにください 寂しいときも 触れるだけで ホッとする あの人と初めての約束した今日は ルーズな癖をやめて いつもより早めに出かけよう 文房具を連れて たとえば小さな冒険を 僕の靴底にください 歩いたぶんだけ 日記のなかで 恋をする たとえば小さな冒険を 僕の靴底にください 歩いたぶんだけ 日記のなかで 恋をする もうひとつ小さな贅沢を 僕の手のひらにください 寂しいときも 触れるだけで ホッとする どこかで聞いた音がする ささやき声よりも静かに 指の中を転がりながら 心に寄り添う 文房具の音 |
北斗七星電磁波の届かない空 北の果てのあぜ道 荷物をかかえた織姫を包む 停留所のあかり うつむき顔をのぞき込み 大人になった君の瞳を横切る都会の記憶に そっと息を飲んだ 星が導く 僕たちの幕が開けるよ 草むらに潜むオーケストラが 頷きあって つむぐBGM 北斗七星 君が探してるあいだに 新しい歌をおぼえるよ 今の君に釣りあうように 広げた僕の手のひらに飛び乗る天道虫 背中の小さな羽をしまえずに 息をひそめている 北極星を目印に帰り着いたその夜 誰にも見えない羽をはためかせ 君はまた行くのか 星を乗り継ぎ 僕たちはさまよいながら いつでも時を遡り 帰ってゆける この夜空に 北斗七星 君が探してるあいだに 流星を空に放つよ いつか共に暮らせるように | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 電磁波の届かない空 北の果てのあぜ道 荷物をかかえた織姫を包む 停留所のあかり うつむき顔をのぞき込み 大人になった君の瞳を横切る都会の記憶に そっと息を飲んだ 星が導く 僕たちの幕が開けるよ 草むらに潜むオーケストラが 頷きあって つむぐBGM 北斗七星 君が探してるあいだに 新しい歌をおぼえるよ 今の君に釣りあうように 広げた僕の手のひらに飛び乗る天道虫 背中の小さな羽をしまえずに 息をひそめている 北極星を目印に帰り着いたその夜 誰にも見えない羽をはためかせ 君はまた行くのか 星を乗り継ぎ 僕たちはさまよいながら いつでも時を遡り 帰ってゆける この夜空に 北斗七星 君が探してるあいだに 流星を空に放つよ いつか共に暮らせるように |
ホームタウン着慣れたシャツの釦をとめて トースターの焦げあとを眺め 時間を運ぶフォークリフトに ふと別れを告げたくなる朝 風に逆らい飛ぶツバメさえ いつかは帰る愛しき我が家 こんなに長く戻らなければ 街の顔つきだって違ってる きっと誰も忙しくしてるけど 会いに行ったら、なんて言われるかな さぁ 帰ろう ホームタウン チケットを探そう ちょっとだけ立ち止まって今日から抜け出そう Wonderful Communication みんな、どうしてる? 僕は元気だよ 背中を向けて手を振りあって 言葉ひとつ 交わさずにいても 枝分かれした道がどこかで つながるときがいつか訪れる きっと君は信じてくれないんだろう あの夢を預かってること さぁ 帰ろう ホームタウン リセットをかけよう ゆっくりと目を閉じて今日から始めよう Wonderful Destination みんな、どうしてる? 僕は元気だよ | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 着慣れたシャツの釦をとめて トースターの焦げあとを眺め 時間を運ぶフォークリフトに ふと別れを告げたくなる朝 風に逆らい飛ぶツバメさえ いつかは帰る愛しき我が家 こんなに長く戻らなければ 街の顔つきだって違ってる きっと誰も忙しくしてるけど 会いに行ったら、なんて言われるかな さぁ 帰ろう ホームタウン チケットを探そう ちょっとだけ立ち止まって今日から抜け出そう Wonderful Communication みんな、どうしてる? 僕は元気だよ 背中を向けて手を振りあって 言葉ひとつ 交わさずにいても 枝分かれした道がどこかで つながるときがいつか訪れる きっと君は信じてくれないんだろう あの夢を預かってること さぁ 帰ろう ホームタウン リセットをかけよう ゆっくりと目を閉じて今日から始めよう Wonderful Destination みんな、どうしてる? 僕は元気だよ |
MY JOURNEY大きな噴水のなか コインの数だけきらめいた光は 多くの願いをくらませる 浮かんだ虹の向こうに 姿を見せる過去や未来 彼らは今日という輝きを見ていた 一度きりの僕の旅は どこへ向かうのだろう 誰かにそっと背中を押され ここまで来たけど ひとりきりで生まれてから 君を探して歩き回り はぐれる前の二人に戻れたとしても続くよ ジャーニー 目的地を見失って 荷物を下ろしかけたときは ひとつの想いに振り回されていた 正直に生きてみたって 言葉を人に伝えたって 歩幅が合わなきゃ すれ違っていくだけ 思いどおりに描く旅は ガイドブックもなく 胸のコインを使い果たして おなかが減ったよ 地球を何周もするくらい 君を求めて歩き回り こんなにそばにいること 気付けない僕のみじめなジャーニー 羽を休めた鳥の瞳にうつる僕らは さまよってばかりいるのだろう 一度きりの僕の旅は どこへ続くのだろう 鞄よりも大きな夢を探しているけど ひとりきりで生まれてから 君を探して歩き回り はぐれる前の二人に戻れたとしても続く マイジャーニー | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 大きな噴水のなか コインの数だけきらめいた光は 多くの願いをくらませる 浮かんだ虹の向こうに 姿を見せる過去や未来 彼らは今日という輝きを見ていた 一度きりの僕の旅は どこへ向かうのだろう 誰かにそっと背中を押され ここまで来たけど ひとりきりで生まれてから 君を探して歩き回り はぐれる前の二人に戻れたとしても続くよ ジャーニー 目的地を見失って 荷物を下ろしかけたときは ひとつの想いに振り回されていた 正直に生きてみたって 言葉を人に伝えたって 歩幅が合わなきゃ すれ違っていくだけ 思いどおりに描く旅は ガイドブックもなく 胸のコインを使い果たして おなかが減ったよ 地球を何周もするくらい 君を求めて歩き回り こんなにそばにいること 気付けない僕のみじめなジャーニー 羽を休めた鳥の瞳にうつる僕らは さまよってばかりいるのだろう 一度きりの僕の旅は どこへ続くのだろう 鞄よりも大きな夢を探しているけど ひとりきりで生まれてから 君を探して歩き回り はぐれる前の二人に戻れたとしても続く マイジャーニー |
巻き戻す時間ロング・ディスカッション 空き箱に詰めながら解決を探る手は泥だらけ 連続の得点は今日みたいに穏やかな感情を保ったままではいられなかった あの日見つかった球場で声上げる 思い出す少し迷った季節 追いかける数人の平常のボルテージ 横になって河川の蒸発目認する 這い上がってみるその景色 新鮮で懐かしい空 ひと足早くゴールしても 物足りなくて呼んでみる切なさ 今から巻き戻す時間 通り過ぎた 何種類かヒント与えて 帰りの支度をする手を離さないで 凍らせて そこに溜めて ライト・インプレッション 夜風を取りこぼすよ 対策を練る間にスイッチを入れたら料理番組 音量を落として 重ねた食材のスープに昨日を溶かす 隙間家具が肩を寄せあって 僕の一日を塞いでしまったんだ 会うなら午後から 人目の付かない建物の影からきみを確認する 一本道じゃないことも 風を使い分けることも 知っていても知らされなくても 選べない僕は不器用なんだ そこから繰り返す時間 低い声のストーリーテラーが興奮して 広げた僕の年表を指して区切る どこがいけなかったと決めつける!! さぁ 今から巻き戻す時間 通り過ぎた平行線を買い戻して 失くして探る空き箱で育った生き物 早く酸素を注入して そこから繰り返す時間 原稿落としたストーリーテラーはアドリブで 自分の過去について語る どこもいけないところはなかったと言い放つ!! | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | 青木慶則 | ロング・ディスカッション 空き箱に詰めながら解決を探る手は泥だらけ 連続の得点は今日みたいに穏やかな感情を保ったままではいられなかった あの日見つかった球場で声上げる 思い出す少し迷った季節 追いかける数人の平常のボルテージ 横になって河川の蒸発目認する 這い上がってみるその景色 新鮮で懐かしい空 ひと足早くゴールしても 物足りなくて呼んでみる切なさ 今から巻き戻す時間 通り過ぎた 何種類かヒント与えて 帰りの支度をする手を離さないで 凍らせて そこに溜めて ライト・インプレッション 夜風を取りこぼすよ 対策を練る間にスイッチを入れたら料理番組 音量を落として 重ねた食材のスープに昨日を溶かす 隙間家具が肩を寄せあって 僕の一日を塞いでしまったんだ 会うなら午後から 人目の付かない建物の影からきみを確認する 一本道じゃないことも 風を使い分けることも 知っていても知らされなくても 選べない僕は不器用なんだ そこから繰り返す時間 低い声のストーリーテラーが興奮して 広げた僕の年表を指して区切る どこがいけなかったと決めつける!! さぁ 今から巻き戻す時間 通り過ぎた平行線を買い戻して 失くして探る空き箱で育った生き物 早く酸素を注入して そこから繰り返す時間 原稿落としたストーリーテラーはアドリブで 自分の過去について語る どこもいけないところはなかったと言い放つ!! |
魔法のステップ街の音をリズムに変えて 踊り続けても 「そんなの無理」って皆 口を揃えて言うんだ 前と後ろ 間違えてるって 笑われてるのに 無理矢理 おどけてみせて 踏み鳴らすのさ 魔法のステップ 僕に見せて 転ばないように 泣き出しそうな 空を見上げて 大どんでん返しさ! イバラの道を貫け 手を引いて歩くよ 指きりして 約束してあげる 風の音にメロディ乗せて 唄い続けても 「そんなの嘘」って皆 口を揃えて言うんだ 振り返れば 誰もいないけど 声が聞こえるよ 知らない街の何処かで また会えるかな 魔法のステップ 君のもとへ 連れて行ってよ いじわるそうな 空を眺めて でんぐり返しさ! 星屑数えながら 手を繋いで歩こう 転んだ事 秘密にしてあげる もつれる足で 君の名を呼んだ 待ちわびてたんだ あの空の向こうで こぬか雨と太陽 ひとつになった (Uh, it's a magical step in the world) 魔法のステップ 僕に見せて 転ばないように 泣き出しそうな 空を見上げて 大どんでん返しさ! イバラの道を貫け 手を引いて歩くよ 指きりして 約束してあげる | HARCO | 早瀬直久 | 青木慶則 | | 街の音をリズムに変えて 踊り続けても 「そんなの無理」って皆 口を揃えて言うんだ 前と後ろ 間違えてるって 笑われてるのに 無理矢理 おどけてみせて 踏み鳴らすのさ 魔法のステップ 僕に見せて 転ばないように 泣き出しそうな 空を見上げて 大どんでん返しさ! イバラの道を貫け 手を引いて歩くよ 指きりして 約束してあげる 風の音にメロディ乗せて 唄い続けても 「そんなの嘘」って皆 口を揃えて言うんだ 振り返れば 誰もいないけど 声が聞こえるよ 知らない街の何処かで また会えるかな 魔法のステップ 君のもとへ 連れて行ってよ いじわるそうな 空を眺めて でんぐり返しさ! 星屑数えながら 手を繋いで歩こう 転んだ事 秘密にしてあげる もつれる足で 君の名を呼んだ 待ちわびてたんだ あの空の向こうで こぬか雨と太陽 ひとつになった (Uh, it's a magical step in the world) 魔法のステップ 僕に見せて 転ばないように 泣き出しそうな 空を見上げて 大どんでん返しさ! イバラの道を貫け 手を引いて歩くよ 指きりして 約束してあげる |
Monday MorningsMonday Mornings 寝ぼけてコーヒーをこぼせば 日照り続きの心に水しぶきが舞う 明け方の夢のなか いわれのない疑いで 身ぐるみを剥がされた そのせいだろう クシャミばかり 1 Minutes 窓をほんの少し開け 2 Minutes 頬にグラノラ付けて 3 Minutes いつも裏返しのシャツ 天気予報 聞き逃す Monday Mornings あわてて鍵束を手にして かき混ぜたミルクのように 螺旋を駆け下りる Singing Birds 朝から果てのないお喋り 道端を掃く竹ぼうき 白い霧を晴らしていく 駅まで Stomp Stomp 踊ろう 靴底鳴らして Stomp Stomp 急ごう アップタウン 通り抜け 肩透かしのアイデアを オムレツに綴じて食べ続ける いっそのこと明日は スコッチエッグにしてみようかな 1% そこに望みさえあれば 2% きっとどうにかなるだろう 3% そうさ 飛び込んでみよう 磨いた靴 踏まれても Monday Mornings 誰もが欠伸を飲み込んで ささやかな週末まで 螺旋を駆け上がる Singing Birds いつでも果てのないお喋り 絡まるイヤフォンしまえば 無数の足音はリズム 駅まで Stomp Stomp 踊ろう 靴底鳴らして Stomp Stomp 急ごう アップタウン 通り抜け | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | Monday Mornings 寝ぼけてコーヒーをこぼせば 日照り続きの心に水しぶきが舞う 明け方の夢のなか いわれのない疑いで 身ぐるみを剥がされた そのせいだろう クシャミばかり 1 Minutes 窓をほんの少し開け 2 Minutes 頬にグラノラ付けて 3 Minutes いつも裏返しのシャツ 天気予報 聞き逃す Monday Mornings あわてて鍵束を手にして かき混ぜたミルクのように 螺旋を駆け下りる Singing Birds 朝から果てのないお喋り 道端を掃く竹ぼうき 白い霧を晴らしていく 駅まで Stomp Stomp 踊ろう 靴底鳴らして Stomp Stomp 急ごう アップタウン 通り抜け 肩透かしのアイデアを オムレツに綴じて食べ続ける いっそのこと明日は スコッチエッグにしてみようかな 1% そこに望みさえあれば 2% きっとどうにかなるだろう 3% そうさ 飛び込んでみよう 磨いた靴 踏まれても Monday Mornings 誰もが欠伸を飲み込んで ささやかな週末まで 螺旋を駆け上がる Singing Birds いつでも果てのないお喋り 絡まるイヤフォンしまえば 無数の足音はリズム 駅まで Stomp Stomp 踊ろう 靴底鳴らして Stomp Stomp 急ごう アップタウン 通り抜け |
みんな、君だけを待ってるこのドアの向こう側 ひとりじゃ行けないんだ だからこそ 進むのさ 本当の君はスーパースター 「好きなこと見つけたい」って誰かにそう 言ってたね みんな、君だけを待ってる そこに明日があるから 僕らが暮らす町のざわめきを越えてつながっている この空の向こう側 みんな知らないけど だからこそ 飛び立とう 月より遠くへ行こう いつの日か 大人になって思い出す 今日のこと みんな、君だけを待ってる そこに僕らはいるから いつもの帰り道の夕暮れのなかでつながっている 「あの秘密を知りたい」って 「遠くまで出かけたい」って 「好きなこと見つけたい」って 誰かにそう 言ってたね みんな、君だけを待ってる そこに明日があるから 僕らが暮らす町のざわめきを越えてつながっている みんな、君だけを待ってる このドアを越えて強く強く つながっている | HARCO | HARCO | HARCO | HARCO | このドアの向こう側 ひとりじゃ行けないんだ だからこそ 進むのさ 本当の君はスーパースター 「好きなこと見つけたい」って誰かにそう 言ってたね みんな、君だけを待ってる そこに明日があるから 僕らが暮らす町のざわめきを越えてつながっている この空の向こう側 みんな知らないけど だからこそ 飛び立とう 月より遠くへ行こう いつの日か 大人になって思い出す 今日のこと みんな、君だけを待ってる そこに僕らはいるから いつもの帰り道の夕暮れのなかでつながっている 「あの秘密を知りたい」って 「遠くまで出かけたい」って 「好きなこと見つけたい」って 誰かにそう 言ってたね みんな、君だけを待ってる そこに明日があるから 僕らが暮らす町のざわめきを越えてつながっている みんな、君だけを待ってる このドアを越えて強く強く つながっている |
メニュー心がフィットする絹のような人に出会えたのに 言葉がリードする怪訝な夜が僅かな日を吹き消す 暗闇のなかで握り続けた 手のなかに無数の星屑 ひとつも関心が持てないから そっと手を離す 言うことがもうなくなった 壁にかかってるメニューを読み尽くしても 僕らに何一つ選べない いくつもの偶然からたどりついたこの夜を 今は足早に過ぎて少しだけ忘れたい 夜風にリンクする物足りない気持ちを腕を通し 謎めいたいムーンライト 架空の町に溶け込む君を照らす 混乱のなかで見つめ合うには僕らまだ幼いけれど 隠し切れないのは僕の方さ 君に会えたのに 言うことがもうなくなった 色とりどりのメニュー 願いを封じ込めていた月も偽物かもしれない ひとときの曖昧から僕らが手を離すとき 運命はドアを開けてメニューから消えていく きっかけもなくなった あの月から僕はメニューを読み尽くしても 心は君の名前を探す いくつもの偶然からたどりついたこの夜の ざわめいた星明かりを少しでも見つけたい | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 心がフィットする絹のような人に出会えたのに 言葉がリードする怪訝な夜が僅かな日を吹き消す 暗闇のなかで握り続けた 手のなかに無数の星屑 ひとつも関心が持てないから そっと手を離す 言うことがもうなくなった 壁にかかってるメニューを読み尽くしても 僕らに何一つ選べない いくつもの偶然からたどりついたこの夜を 今は足早に過ぎて少しだけ忘れたい 夜風にリンクする物足りない気持ちを腕を通し 謎めいたいムーンライト 架空の町に溶け込む君を照らす 混乱のなかで見つめ合うには僕らまだ幼いけれど 隠し切れないのは僕の方さ 君に会えたのに 言うことがもうなくなった 色とりどりのメニュー 願いを封じ込めていた月も偽物かもしれない ひとときの曖昧から僕らが手を離すとき 運命はドアを開けてメニューから消えていく きっかけもなくなった あの月から僕はメニューを読み尽くしても 心は君の名前を探す いくつもの偶然からたどりついたこの夜の ざわめいた星明かりを少しでも見つけたい |
夜の海とアンクレット稜線を跨ぎ近付くジャイアント 竦んだ足で立つ僕に さっきまで見ていた星 ひとつくれたよ 月見草が首をもたげ 彼女の居場所を隠す 道を遮る魔女から 思わず飛びつきたくなるような大予言 手の鳴る方へ 導かれるように 微かな月明かりを背にし ふと身をかがめば 地を這いながら 輝くアンクレット 星屑を蹴散らし彼女は今 夜の海へ行く 流木を蹴って夜明けも待つ 眠れぬ戦士は歩く 帷子ごしに輝く不気味な漁火 高鳴る胸 押さえながら 足跡を辿るうち 黒猫がくわえてきた 思わず唾を飲み込んだ写真を手に 声無き声に 導かれるように 波音を頼りに進んで 見つけた彼女の 砂に残され 煌めくアンクレット 人魚の姿で微笑みながら 夜の海を行く | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | 稜線を跨ぎ近付くジャイアント 竦んだ足で立つ僕に さっきまで見ていた星 ひとつくれたよ 月見草が首をもたげ 彼女の居場所を隠す 道を遮る魔女から 思わず飛びつきたくなるような大予言 手の鳴る方へ 導かれるように 微かな月明かりを背にし ふと身をかがめば 地を這いながら 輝くアンクレット 星屑を蹴散らし彼女は今 夜の海へ行く 流木を蹴って夜明けも待つ 眠れぬ戦士は歩く 帷子ごしに輝く不気味な漁火 高鳴る胸 押さえながら 足跡を辿るうち 黒猫がくわえてきた 思わず唾を飲み込んだ写真を手に 声無き声に 導かれるように 波音を頼りに進んで 見つけた彼女の 砂に残され 煌めくアンクレット 人魚の姿で微笑みながら 夜の海を行く |
Lucky Stoneやぁ、どう元気? いつの間にか 落ち着いた色が似合ってる 正午を過ぎた透き通る午後のなか 君はきっとラッキーストーン いい天気 インディゴブルーの月曜日を束ねて鞄にしまったら 欠伸をする掛け時計をゆっくり戻そう 木漏れ日に凭れるように安らいで微笑む君は 聞いてくれる 僕のことを 何の気なしにみんなが思ってるほど派手じゃないさと 崩れそうなキッシュを突く ある日ふっとなくした秘密のカードを 使わずに言えるかな さぁ でかけよう いつも君は 風薫る街が似合ってる 行き交う人の忙しいを逃れて ありふれたバスストップ いい天気 モスグリーンの交差点をたたんで口に放り込んだ 過ぎた日々も明日のこともゆっくり話そう 生成りのシャツに隠れた戸惑いに君も気付いている あの頃と変わらないね さっきふと見つけた最後のカードを 伏せたまま言えるかな さぁ 別れよう いつも僕ら 新しい街が似合ってる 微睡み出す 飴色の午後のなか 君はずっとラッキーストーン またいつか インディゴブルーの月曜日を束ねた鞄を手にしたら 背中を押す腕時計と仕事に戻ろう | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | やぁ、どう元気? いつの間にか 落ち着いた色が似合ってる 正午を過ぎた透き通る午後のなか 君はきっとラッキーストーン いい天気 インディゴブルーの月曜日を束ねて鞄にしまったら 欠伸をする掛け時計をゆっくり戻そう 木漏れ日に凭れるように安らいで微笑む君は 聞いてくれる 僕のことを 何の気なしにみんなが思ってるほど派手じゃないさと 崩れそうなキッシュを突く ある日ふっとなくした秘密のカードを 使わずに言えるかな さぁ でかけよう いつも君は 風薫る街が似合ってる 行き交う人の忙しいを逃れて ありふれたバスストップ いい天気 モスグリーンの交差点をたたんで口に放り込んだ 過ぎた日々も明日のこともゆっくり話そう 生成りのシャツに隠れた戸惑いに君も気付いている あの頃と変わらないね さっきふと見つけた最後のカードを 伏せたまま言えるかな さぁ 別れよう いつも僕ら 新しい街が似合ってる 微睡み出す 飴色の午後のなか 君はずっとラッキーストーン またいつか インディゴブルーの月曜日を束ねた鞄を手にしたら 背中を押す腕時計と仕事に戻ろう |
Lamp & Stoolランプを灯せばみんなが手を叩き 言葉に詰まる君を見つめている あのときもこのときも はぐらかすのは今日のため 枝を集める鳥のように 部屋を飾って待っていた ランプを灯そう 光の輪くぐって 心のどっかの嘘つき追い出そう 僕らが座る古びたスツールのように 心のどっかは変わらずにいたいね サナギの中からもう一度生まれた僕や君 透き通る体を震わせ飛び立とう ランプのもとへ あの人もこの人も 駆けつけたのは君のため 星座を隠す屋根の下 惹かれ合う僕たちの ランプを灯そう なんでも聞かせてよ 心のどっかの後悔も勘違いも ケーキの甘さで思い出す 子供の頃の夢 いつしか僕らが消えても輝く ランプのもとで ランプを消したらみんなが口閉ざす なんにも知らない君がやってくるまで 僕らが座る古びたスツールのように 心のどっかは変わらずいたいね | HARCO | Yoshinori Aoki | Yoshinori Aoki | | ランプを灯せばみんなが手を叩き 言葉に詰まる君を見つめている あのときもこのときも はぐらかすのは今日のため 枝を集める鳥のように 部屋を飾って待っていた ランプを灯そう 光の輪くぐって 心のどっかの嘘つき追い出そう 僕らが座る古びたスツールのように 心のどっかは変わらずにいたいね サナギの中からもう一度生まれた僕や君 透き通る体を震わせ飛び立とう ランプのもとへ あの人もこの人も 駆けつけたのは君のため 星座を隠す屋根の下 惹かれ合う僕たちの ランプを灯そう なんでも聞かせてよ 心のどっかの後悔も勘違いも ケーキの甘さで思い出す 子供の頃の夢 いつしか僕らが消えても輝く ランプのもとで ランプを消したらみんなが口閉ざす なんにも知らない君がやってくるまで 僕らが座る古びたスツールのように 心のどっかは変わらずいたいね |
Let Me Out鍵を開けて ドアを開けて 怖いくらい透き通る空に 垣間見えた 無窮の世界 あれからずっと遠い眼差し 行き交う人の影に隠れ 張り詰めた糸の上で 身体を休める場所を 何度も見過ごし歩いてる 何もいらない 何も欲しくない 何も分からない 何かに変わりたい 光の中では 暗闇は見えない 言葉の海 潜り込んで 泡のなかで心を開いて 音のない世界に もう一人の自分が見えた きっとそこは旅の終わり 手足を丸め少し休もう 水草にもたれて 泳ぎ疲れた魚のように Take A Break 新しい僕と Take A Break お茶を酌み交わし Take A Break 手のひら合わせて Take A Break 目をかたく閉じて Let Me Out! どんな道順でもたどり着けるひとつの場所 どこにある? 鍵を開けて ドアを開けて 街を越えて 海を越えて 探そう 約束もせず明日は来る 単語帳をめくるみたいに 目覚めることの幸せ 朝が来るたび感じるけど 誰とも会わない 誰も信じない 誰か分からない 誰かに変わりたい 光が当たれば 僕という影が分かる 街を越えて 山を越えて 風のなかで心を開いて 手を伸ばした 無窮の世界 あれからずっと遠い眼差し きっとそこは旅の終わり 手足を丸め深く眠ろう 岩陰にかくれて 息をひそめた子犬のように Take A Break 新しい僕と Take A Break お茶を酌み交わし Take A Break 手のひら合わせて Take A Break 目をかたく閉じて Let Me Out! どんな偶然さえ もしも誰かの時計仕掛けだとしても 鍵を開けて ドアを開けて 街を越えて 山を越えて 進もう | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 鍵を開けて ドアを開けて 怖いくらい透き通る空に 垣間見えた 無窮の世界 あれからずっと遠い眼差し 行き交う人の影に隠れ 張り詰めた糸の上で 身体を休める場所を 何度も見過ごし歩いてる 何もいらない 何も欲しくない 何も分からない 何かに変わりたい 光の中では 暗闇は見えない 言葉の海 潜り込んで 泡のなかで心を開いて 音のない世界に もう一人の自分が見えた きっとそこは旅の終わり 手足を丸め少し休もう 水草にもたれて 泳ぎ疲れた魚のように Take A Break 新しい僕と Take A Break お茶を酌み交わし Take A Break 手のひら合わせて Take A Break 目をかたく閉じて Let Me Out! どんな道順でもたどり着けるひとつの場所 どこにある? 鍵を開けて ドアを開けて 街を越えて 海を越えて 探そう 約束もせず明日は来る 単語帳をめくるみたいに 目覚めることの幸せ 朝が来るたび感じるけど 誰とも会わない 誰も信じない 誰か分からない 誰かに変わりたい 光が当たれば 僕という影が分かる 街を越えて 山を越えて 風のなかで心を開いて 手を伸ばした 無窮の世界 あれからずっと遠い眼差し きっとそこは旅の終わり 手足を丸め深く眠ろう 岩陰にかくれて 息をひそめた子犬のように Take A Break 新しい僕と Take A Break お茶を酌み交わし Take A Break 手のひら合わせて Take A Break 目をかたく閉じて Let Me Out! どんな偶然さえ もしも誰かの時計仕掛けだとしても 鍵を開けて ドアを開けて 街を越えて 山を越えて 進もう |
ロングウェイホーム大きな橋を渡り 県境を越えたら 夕立がこしらえた 水彩画のなかへ バックシートに物語ひとつ乗せて 薄紫の街角 見紛う人影を振り払う 遠い日の夢 何度でも膨らませば 紙風船 飛ばす子供のように 息は切れるばかり ああ 揺るぎない足取りでうちへ帰ろう 常夜灯の虫たちも鳥の群れも 幼い日の空に消えてく 谷間の駅はやがて 黄金色の息を吐く ガラスケースを磨く あの娘も帰る頃 祈りの声が雲に跳ね返されても ぬかるみをよけるように すぐに忘れられたらいいのに 曲がりくねった川に沿って 車を飛ばす 月をめがけて飛ぶ魚も僕も 風にはなれない 遠い日の夢 拾い上げ うちへ帰ろう 赤煉瓦の冷たさと夜の闇が 目くらましを仕掛ける前に | HARCO | 青木慶則 | 青木慶則 | | 大きな橋を渡り 県境を越えたら 夕立がこしらえた 水彩画のなかへ バックシートに物語ひとつ乗せて 薄紫の街角 見紛う人影を振り払う 遠い日の夢 何度でも膨らませば 紙風船 飛ばす子供のように 息は切れるばかり ああ 揺るぎない足取りでうちへ帰ろう 常夜灯の虫たちも鳥の群れも 幼い日の空に消えてく 谷間の駅はやがて 黄金色の息を吐く ガラスケースを磨く あの娘も帰る頃 祈りの声が雲に跳ね返されても ぬかるみをよけるように すぐに忘れられたらいいのに 曲がりくねった川に沿って 車を飛ばす 月をめがけて飛ぶ魚も僕も 風にはなれない 遠い日の夢 拾い上げ うちへ帰ろう 赤煉瓦の冷たさと夜の闇が 目くらましを仕掛ける前に |