加川良の歌詞一覧リスト  34曲中 1-34曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤土の下で奴を埋めるにゃ金はなし お役人が死体を横目でにらみ 鼻をつまんで 出した金 1万 642円  3分待ったら 葬儀屋が ジャンパー姿でやってきた 入ってくるなり 出た言葉 あと 2万円はいりますぜ  葬式にも いろんな型が あってね この死体にゃ悪いけど 霊柩車はつきません でも そう きっと 友達が 花束 送ってくれるでしょうよ  2日たって 坊主がやってきた 光った 自家用車でね 衣のシワを気づかい説教 請求が 2000円  赤土の中に 奴は埋められ 道端の小石が 目印さ 神よ 奴の魂たのみます 墓場の土に請求こねえようにネ  何がどうなり こんなにも 葬式ってやつは こんなに高い 俺たち 貧乏人 おちおち死ぬ事にもかかれない加川良加川良加川良奴を埋めるにゃ金はなし お役人が死体を横目でにらみ 鼻をつまんで 出した金 1万 642円  3分待ったら 葬儀屋が ジャンパー姿でやってきた 入ってくるなり 出た言葉 あと 2万円はいりますぜ  葬式にも いろんな型が あってね この死体にゃ悪いけど 霊柩車はつきません でも そう きっと 友達が 花束 送ってくれるでしょうよ  2日たって 坊主がやってきた 光った 自家用車でね 衣のシワを気づかい説教 請求が 2000円  赤土の中に 奴は埋められ 道端の小石が 目印さ 神よ 奴の魂たのみます 墓場の土に請求こねえようにネ  何がどうなり こんなにも 葬式ってやつは こんなに高い 俺たち 貧乏人 おちおち死ぬ事にもかかれない
あきらめ節地主 金持は わがままもので 役人なんぞは いばるもの こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる  お前この世へ 何しにきたか 税や利息を払うため こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる  米は南京 おかずはきなこ 牛や馬でも あるまいし 朝から晩まで こきつかわれて 死ぬよりましだと あきらめる  汗をしぼられ 油をとられ 血を吸いとられてその上に ほうり出されて ふんづけられて これも不運と あきらめる  苦しかろうが 又 つらかろが 義務はつくさにゃ ならぬもの 権利なんぞを ほしがることは できぬものだと あきらめる  長いものには まかれてしまえ 泣く子と資本家にゃ 勝たれない 貧乏は不運で 病気は不幸 時世時節と あきらめる  あきらめなされよ あきらめなされ あきらめなさるが 無事であろう 私しゃ自由の動物だから あきらめきれぬと あきらめる加川良唖蝉坊・高田渡高田渡地主 金持は わがままもので 役人なんぞは いばるもの こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる  お前この世へ 何しにきたか 税や利息を払うため こんな浮世へ 生まれてきたが わが身の不運と あきらめる  米は南京 おかずはきなこ 牛や馬でも あるまいし 朝から晩まで こきつかわれて 死ぬよりましだと あきらめる  汗をしぼられ 油をとられ 血を吸いとられてその上に ほうり出されて ふんづけられて これも不運と あきらめる  苦しかろうが 又 つらかろが 義務はつくさにゃ ならぬもの 権利なんぞを ほしがることは できぬものだと あきらめる  長いものには まかれてしまえ 泣く子と資本家にゃ 勝たれない 貧乏は不運で 病気は不幸 時世時節と あきらめる  あきらめなされよ あきらめなされ あきらめなさるが 無事であろう 私しゃ自由の動物だから あきらめきれぬと あきらめる
あした天気になあれ雨があがって 陽だまりの中 時はころがりつづけ 僕はまた ひとつ乗りおくれ 国道に立っていた 光る風と かげろうにもつれ 川の流れに沿って あなただけが この道のりを わかってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って  あの丘の上 ゆれて染まる 季節の変りめを見つけ 昨日の唄を ひとつ口づさみ 国道に立っている はるかな夢は あの森を抜け 緑の風に溶けて 明日の唄が 南の街へ 連れてってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って  雲のあい間に見えるよ ほら君が駆けてくる ロードマップを拡げたら 僕の昨日が遠のいてく  光る風と かげろうにもつれ 川の流れに沿って あなただけが この道のりを わかってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って加川良加川良加川良雨があがって 陽だまりの中 時はころがりつづけ 僕はまた ひとつ乗りおくれ 国道に立っていた 光る風と かげろうにもつれ 川の流れに沿って あなただけが この道のりを わかってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って  あの丘の上 ゆれて染まる 季節の変りめを見つけ 昨日の唄を ひとつ口づさみ 国道に立っている はるかな夢は あの森を抜け 緑の風に溶けて 明日の唄が 南の街へ 連れてってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って  雲のあい間に見えるよ ほら君が駆けてくる ロードマップを拡げたら 僕の昨日が遠のいてく  光る風と かげろうにもつれ 川の流れに沿って あなただけが この道のりを わかってくれる  一番電車を 見送って 目覚めの紅茶を 飲んで シャツのそでを まくり上げ オンボロ車に 乗って
あの娘と長崎もしも誰か長崎へ 旅することがあったら ほんの少し通りすがりに 寄り道してほしい あの娘は今も あの喫茶店で ウェイトレスをしてるかどうか のぞいてほしい  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に  暑い長崎にゃ もううんざりだったけど あの娘とアイスコーヒーだけ いつもヒンヤリ 君はうつむくばかり 僕はどもるばかり そしてあの娘は暑い長崎 とっても好き  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に  陽が暮れて 君の帰り道 赤く染まって 君が沈んでいく 影を追いかけ 僕の帰り道 君にめがけて ひとり言を投げた  あの娘の長い髪は 今も輪ゴムで止めてるかな エプロンひらひら港の風さん やさしく吹いとくれ そしてあの娘の前髪が 涼しそうに揺れて 今じゃ僕も暑い長崎 とっても楽しみ  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に加川良加川良加川良もしも誰か長崎へ 旅することがあったら ほんの少し通りすがりに 寄り道してほしい あの娘は今も あの喫茶店で ウェイトレスをしてるかどうか のぞいてほしい  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に  暑い長崎にゃ もううんざりだったけど あの娘とアイスコーヒーだけ いつもヒンヤリ 君はうつむくばかり 僕はどもるばかり そしてあの娘は暑い長崎 とっても好き  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に  陽が暮れて 君の帰り道 赤く染まって 君が沈んでいく 影を追いかけ 僕の帰り道 君にめがけて ひとり言を投げた  あの娘の長い髪は 今も輪ゴムで止めてるかな エプロンひらひら港の風さん やさしく吹いとくれ そしてあの娘の前髪が 涼しそうに揺れて 今じゃ僕も暑い長崎 とっても楽しみ  どうぞよろしく 伝えておくれ 名前も知らない あの娘に どうぞよろしく 伝えておくれ 僕の片想い あの娘に
妹に送る唄愛しておやり 彼を わかるネ お前は女 おいしいものを つくっておやり 彼が好きな みそ汁を  まわりの人とは 仲よくおやり 近所の子供が なつくよう しゅうとめさんとは 仲よくおやり つらい涙は 見せぬよう  内職するなら 昼のうち 彼がいる時 せぬように 押売り来たら うまくお返し コジキの人には 10円おやり  うすく化粧はするように 彼がお前を 見直すさ きれいなエプロンするように 彼がやさしく ほほえむように  しもやけ あかぎれ 気をおつけ 長い髪は 美しく あんまり 考えすぎぬよう いつも 笑って 暮らすように加川良加川良アメリカ民謡愛しておやり 彼を わかるネ お前は女 おいしいものを つくっておやり 彼が好きな みそ汁を  まわりの人とは 仲よくおやり 近所の子供が なつくよう しゅうとめさんとは 仲よくおやり つらい涙は 見せぬよう  内職するなら 昼のうち 彼がいる時 せぬように 押売り来たら うまくお返し コジキの人には 10円おやり  うすく化粧はするように 彼がお前を 見直すさ きれいなエプロンするように 彼がやさしく ほほえむように  しもやけ あかぎれ 気をおつけ 長い髪は 美しく あんまり 考えすぎぬよう いつも 笑って 暮らすように
お前と俺なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ なんにも起らないだろうけどさ でも 今日は徹夜だぜ  あたいの人生なんて つまらんことばかし わけのわからんことの つみかさなりだったよ 昼すぎふとんからはい出して 朝方ふとんにもぐるまで わけのわからんことの つみかさなりだったよ  あんたたちの人生なんて つまらんことばかし わけのわからんことの つみかさなりだったよね それがどうしてこんなところで なんのことなくめぐりあい フーテン こじきに どろぼうと 俺のできることなんて  なんにも出来ない俺たちでも こうしてピンピン生きている 三十七度の炎天下 汗と唄とをバランスさせて  なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ なんにも起らないだろうけど さ でも今日は徹夜だぜ加川良加川良加川良なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ なんにも起らないだろうけどさ でも 今日は徹夜だぜ  あたいの人生なんて つまらんことばかし わけのわからんことの つみかさなりだったよ 昼すぎふとんからはい出して 朝方ふとんにもぐるまで わけのわからんことの つみかさなりだったよ  あんたたちの人生なんて つまらんことばかし わけのわからんことの つみかさなりだったよね それがどうしてこんなところで なんのことなくめぐりあい フーテン こじきに どろぼうと 俺のできることなんて  なんにも出来ない俺たちでも こうしてピンピン生きている 三十七度の炎天下 汗と唄とをバランスさせて  なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ なんにも起らないだろうけど さ でも今日は徹夜だぜ
かかしのブルースからっ風の中で 暑い夏を思い出している からっ風の中で 暑い夏を思い出している マッチ箱からっぽ 空は高すぎる うんざりだね  腕時計ははめないんだ ベルボトムは大嫌い 腕時計ははめないんだ ベルボトムは大嫌い ギターケースだって 重たけりゃ いつだって捨てられるんだよ  国道55号線を走って コーヒーハウス (デューク)まで 国道55号線を走って スピード違反で (デューク)まで なんかいいことありそうだ でもそれは教えない  俺の手相はいいらしいんだ 生まれは蠍座なんだよ 俺の手相はいいらしいんだ 生まれは蠍座なんだよ そんなにまつわりつくなよ 俺を知ろうたって無駄さ  郵便ポストにくもの巣 風は強すぎる 郵便ポストにくもの巣 風は強すぎる 君に会えたら きっとうまくいくさ きっとそうさ加川良加川良加川良からっ風の中で 暑い夏を思い出している からっ風の中で 暑い夏を思い出している マッチ箱からっぽ 空は高すぎる うんざりだね  腕時計ははめないんだ ベルボトムは大嫌い 腕時計ははめないんだ ベルボトムは大嫌い ギターケースだって 重たけりゃ いつだって捨てられるんだよ  国道55号線を走って コーヒーハウス (デューク)まで 国道55号線を走って スピード違反で (デューク)まで なんかいいことありそうだ でもそれは教えない  俺の手相はいいらしいんだ 生まれは蠍座なんだよ 俺の手相はいいらしいんだ 生まれは蠍座なんだよ そんなにまつわりつくなよ 俺を知ろうたって無駄さ  郵便ポストにくもの巣 風は強すぎる 郵便ポストにくもの巣 風は強すぎる 君に会えたら きっとうまくいくさ きっとそうさ
悲しい気持でいくら歩いても いくら歩いても 悲しい気持ちは かわらない ああ まっぴらさ  せまい 4帖半で せまい4帖半で 足腰 たたねえ ああ まっぴらさ  パンとラーメンで パンとラーメンで 毎日 パンとラーメンじゃ ああ まっぴらさ  寒いのはもういやだ 寒いのはもういやだ おいらのハートは カチカチさ ああ まっぴらさ  おいらの持ってる金じゃ おいらのもってる金じゃ 電車賃 高くて出られない ああ まっぴらさ  だけど おいらにゃ足がある おいらにゃ足がある どこでもいかれる 足がある ああ まっぴらさ  いくら歩いても いくら歩いても 悲しい気持ちは かわらない ああ まっぴらさ加川良シバシバいくら歩いても いくら歩いても 悲しい気持ちは かわらない ああ まっぴらさ  せまい 4帖半で せまい4帖半で 足腰 たたねえ ああ まっぴらさ  パンとラーメンで パンとラーメンで 毎日 パンとラーメンじゃ ああ まっぴらさ  寒いのはもういやだ 寒いのはもういやだ おいらのハートは カチカチさ ああ まっぴらさ  おいらの持ってる金じゃ おいらのもってる金じゃ 電車賃 高くて出られない ああ まっぴらさ  だけど おいらにゃ足がある おいらにゃ足がある どこでもいかれる 足がある ああ まっぴらさ  いくら歩いても いくら歩いても 悲しい気持ちは かわらない ああ まっぴらさ
北風によせて北風の中長い旅だった 君の顔からあまり離れてた 君がいないで淋しいよ  便りを出そう もっとゆっくり書こう 何といえば わかってもらえる 君がいないで淋しいよ  君のうなじに夜の優しさを見つけ 君のくちもとと夜露が恋をして でもそれはぼくの思い違いだろうか それとも今じゃておくれだろうか 君がいないで淋しいよ  北風の中長い旅だった 君の顔があまりに離れてた 君がいないで淋しいよ加川良加川良加川良北風の中長い旅だった 君の顔からあまり離れてた 君がいないで淋しいよ  便りを出そう もっとゆっくり書こう 何といえば わかってもらえる 君がいないで淋しいよ  君のうなじに夜の優しさを見つけ 君のくちもとと夜露が恋をして でもそれはぼくの思い違いだろうか それとも今じゃておくれだろうか 君がいないで淋しいよ  北風の中長い旅だった 君の顔があまりに離れてた 君がいないで淋しいよ
教訓IGOLD LYLIC命はひとつ 人生は1回 だから 命をすてないようにネ あわてると つい フラフラと 御国のためなのと 言われるとネ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  御国は俺達 死んだとて ずっと後まで 残りますヨネ 失礼しましたで 終るだけ 命の スペアは ありませんヨ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  命をすてて 男になれと 言われた時には ふるえましょうヨネ そうよ 私しゃ 女で結構 女のくさったので かまいませんよ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  死んで神様と 言われるよりも 生きてバカだと いわれましょうヨネ きれいごと ならべられた時も この命を すてないようにネ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさいGOLD LYLIC加川良加川良加川良命はひとつ 人生は1回 だから 命をすてないようにネ あわてると つい フラフラと 御国のためなのと 言われるとネ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  御国は俺達 死んだとて ずっと後まで 残りますヨネ 失礼しましたで 終るだけ 命の スペアは ありませんヨ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  命をすてて 男になれと 言われた時には ふるえましょうヨネ そうよ 私しゃ 女で結構 女のくさったので かまいませんよ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい  死んで神様と 言われるよりも 生きてバカだと いわれましょうヨネ きれいごと ならべられた時も この命を すてないようにネ 青くなって しりごみなさい にげなさい かくれなさい
靴ひもむすんで笑いとばすことは 苦しいもんだョ 窓を開けても つらいだけだョ 今にも雨が降りそうだから いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  背のびしたって とどかないョ 寝ころんでいては 寒いだろ 今に あくびが 首をしめるョ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう  頭をかかえたって すくわれないョ 耳をすましても 遠くは見えないョ 今に笑い声で 目が覚めるョ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  小石をけっても はねかえってくるョ つかまえたって にげるもんだョ 夏がおわって 秋がやってくるように いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう  微笑んでみては 石を投げられ 黙りこめば 背中をけられ 今に涙の中で 逃げかくれ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  唄ってみれば 石を投げられ うまくやりなと 背中をけられ これから先は 暇つぶし いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう加川良加川良加川良笑いとばすことは 苦しいもんだョ 窓を開けても つらいだけだョ 今にも雨が降りそうだから いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  背のびしたって とどかないョ 寝ころんでいては 寒いだろ 今に あくびが 首をしめるョ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう  頭をかかえたって すくわれないョ 耳をすましても 遠くは見えないョ 今に笑い声で 目が覚めるョ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  小石をけっても はねかえってくるョ つかまえたって にげるもんだョ 夏がおわって 秋がやってくるように いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう  微笑んでみては 石を投げられ 黙りこめば 背中をけられ 今に涙の中で 逃げかくれ いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  唄ってみれば 石を投げられ うまくやりなと 背中をけられ これから先は 暇つぶし いつも あんたは 一人ぼっちなんだョ  両足そろえ 靴ひもむすんで 両足そろえ 靴ひもむすんで 出よう
偶成何にも知らない お人好しのぼくは 友からいつの間に 裏切られていたのかも知らず 何にも知らない お人好しのぼくは 恋人がいつの間に 心変わりしていたのかも知らず いつも一人で 友情のことを思い いつも一人で恋人との将来を夢見ていたのでした。  何にも知らない お人好しのぼくが 事実を始めて知ったとき 何にも知らないほうが しあわせだったのにと 教えた友を恨んだものです。  ぼくだって 知らず知らずのうちに 人の心を傷つけている。 何にも知らないほうが いいときだってあるでしょう。加川良浜田龍郎加川良何にも知らない お人好しのぼくは 友からいつの間に 裏切られていたのかも知らず 何にも知らない お人好しのぼくは 恋人がいつの間に 心変わりしていたのかも知らず いつも一人で 友情のことを思い いつも一人で恋人との将来を夢見ていたのでした。  何にも知らない お人好しのぼくが 事実を始めて知ったとき 何にも知らないほうが しあわせだったのにと 教えた友を恨んだものです。  ぼくだって 知らず知らずのうちに 人の心を傷つけている。 何にも知らないほうが いいときだってあるでしょう。
下宿屋京都の秋の夕ぐれは コートなしでは寒いくらいで 丘の上の下宿屋は いつもふるえていました 僕は だれかの笑い顔が見られることより うつむきかげんの 彼を見つけたかったんです  ひもじい気持も あまりに寒いせいか 感じなかったようです ただ たたみの上で 寝ころびたかったんです やさしすぎる 話のうますぎる 彼らの中にいるより うすぎたないカーテンのむこうの 裸電球の下に すわりたかったんです  彼はいつも誰かと そして なにかを 待っていた様子で ガラス戸がふるえるだけでも 「ハイ」って答えてました そのハギレのいい言葉は あの部屋の中に いつまでも残っていたし 暗やみで なにかを待ちつづけていた姿に 彼の唄を見たんです  湯のみ茶わんに お湯をいっぱい いれてくれて 「そこの角砂糖でもかじったら」って 言ってくれました その時「ありがとう」と答えてうつむいたのは 胸が痛み出したことと 僕自身の後めたさと…  かわききったギターの音が 彼の生活で そして 湿気の中に ただ1つ ラーメンのこうばしさが 唄ってたみたいです ブショウヒゲの中から ため息が少しきこえたんですが 僕にはそれが唄のように 聞こえたんです  一杯のみ屋を 出てゆくあんたに むなしい気持が わかるなら 汚れた手のひら 返してみたって 仕方ないことさ あせって走ることはないよ 待ちつかれて みることさ ため息ついても 聞こえはしないよ それが 唄なんだ  僕が歩こうとする道には いつも 彼の影が映ってたみたいです 小さな影でしたが 誰だってその中に入りこめたんです それから 彼の親父が 酔いどれ詩人だったことを知り 今 僕が こうしてるから 彼こそ 本当の詩人なのだと 言いきれるのです  新しいお湯が シュンシュンなった時 ラーメンをつくってくれて そして ウッディや ジャックを 聞かしてくれたんです それから 僕が 岩井さんや シバ君と会えたのも すべて この部屋だったし すべて 僕には 唄だったんです  なにがいいとか 悪いとか そんなことじゃないんです たぶん僕は 死ぬまで彼に なりきれないでしょうから ただ そのはがゆさの中で 僕は信じるんです 唄わないことが 一番いいんだと 言える彼を加川良加川良加川良京都の秋の夕ぐれは コートなしでは寒いくらいで 丘の上の下宿屋は いつもふるえていました 僕は だれかの笑い顔が見られることより うつむきかげんの 彼を見つけたかったんです  ひもじい気持も あまりに寒いせいか 感じなかったようです ただ たたみの上で 寝ころびたかったんです やさしすぎる 話のうますぎる 彼らの中にいるより うすぎたないカーテンのむこうの 裸電球の下に すわりたかったんです  彼はいつも誰かと そして なにかを 待っていた様子で ガラス戸がふるえるだけでも 「ハイ」って答えてました そのハギレのいい言葉は あの部屋の中に いつまでも残っていたし 暗やみで なにかを待ちつづけていた姿に 彼の唄を見たんです  湯のみ茶わんに お湯をいっぱい いれてくれて 「そこの角砂糖でもかじったら」って 言ってくれました その時「ありがとう」と答えてうつむいたのは 胸が痛み出したことと 僕自身の後めたさと…  かわききったギターの音が 彼の生活で そして 湿気の中に ただ1つ ラーメンのこうばしさが 唄ってたみたいです ブショウヒゲの中から ため息が少しきこえたんですが 僕にはそれが唄のように 聞こえたんです  一杯のみ屋を 出てゆくあんたに むなしい気持が わかるなら 汚れた手のひら 返してみたって 仕方ないことさ あせって走ることはないよ 待ちつかれて みることさ ため息ついても 聞こえはしないよ それが 唄なんだ  僕が歩こうとする道には いつも 彼の影が映ってたみたいです 小さな影でしたが 誰だってその中に入りこめたんです それから 彼の親父が 酔いどれ詩人だったことを知り 今 僕が こうしてるから 彼こそ 本当の詩人なのだと 言いきれるのです  新しいお湯が シュンシュンなった時 ラーメンをつくってくれて そして ウッディや ジャックを 聞かしてくれたんです それから 僕が 岩井さんや シバ君と会えたのも すべて この部屋だったし すべて 僕には 唄だったんです  なにがいいとか 悪いとか そんなことじゃないんです たぶん僕は 死ぬまで彼に なりきれないでしょうから ただ そのはがゆさの中で 僕は信じるんです 唄わないことが 一番いいんだと 言える彼を
コオロギ一人ぼっちになりたいと 思う人ほど さみしい人 大声出して 笑える人の涙ほど 美しいもの  一人ぼっちで死んで コオロギのようになり カラカラになって からっ風に 飛ばされようか加川良加川良加川良一人ぼっちになりたいと 思う人ほど さみしい人 大声出して 笑える人の涙ほど 美しいもの  一人ぼっちで死んで コオロギのようになり カラカラになって からっ風に 飛ばされようか
こがらし・えれじぃ屋台じゃ 焼そば20円 焼酒が25円で 靴は水のしみるものさ シャツとはボタンのとれるものさ いつでも風が吹いていた 待っても都電は来るもんか 穴ぼこだらけのアスファルトに なんでもないからならずものだってさ 純情かれんなすれっからしだってさ やる気がないからやくざにゃなれず たかだか女にたかるだけ てんからてんてんすっからかんのからっけつ こんこんからせき 空っ風 あかはた 墓ほり ゼニの虫 こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も  朝だぜ 今日ならどこへ行く 俺ならどこへ行く 汗をかくのはコンクリートさ ひずんで笑うのはアスファルトさ いつまで風が吹いたって さよならいうのはお前だけ チューブのしりからはみ出している 歯みがきのような明日だってさ それでも明日がころがってるんだとさ ここを出ていくのはお前さ こがらしの街にたたずんで てんからてんてんすっからかんのからっけつ 冷い風は何の色 公害 ヘドロにハッシッシ こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も  この世じゃ 思いのままならぬ あの世じゃ なおならぬ ツメをしゃぶって 酒をのんで 横眼でにらんで ツバを吐いて いつまで愚痴を言ったって 帰ってくるのは風の音 ちんたらぴゅうぴゅう風の音 その上泣くのは腹の虫 どうにもならないおしゃか様 苦しまぎれに涙をのんで 風吹く街に飛び出して てんからてんてんすっからかんのからっけつ 行きつく果ては闇の果て 武士道 男色 腹切りか こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も加川良福田善之・補作詞:西岡たかし西岡たかし屋台じゃ 焼そば20円 焼酒が25円で 靴は水のしみるものさ シャツとはボタンのとれるものさ いつでも風が吹いていた 待っても都電は来るもんか 穴ぼこだらけのアスファルトに なんでもないからならずものだってさ 純情かれんなすれっからしだってさ やる気がないからやくざにゃなれず たかだか女にたかるだけ てんからてんてんすっからかんのからっけつ こんこんからせき 空っ風 あかはた 墓ほり ゼニの虫 こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も  朝だぜ 今日ならどこへ行く 俺ならどこへ行く 汗をかくのはコンクリートさ ひずんで笑うのはアスファルトさ いつまで風が吹いたって さよならいうのはお前だけ チューブのしりからはみ出している 歯みがきのような明日だってさ それでも明日がころがってるんだとさ ここを出ていくのはお前さ こがらしの街にたたずんで てんからてんてんすっからかんのからっけつ 冷い風は何の色 公害 ヘドロにハッシッシ こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も  この世じゃ 思いのままならぬ あの世じゃ なおならぬ ツメをしゃぶって 酒をのんで 横眼でにらんで ツバを吐いて いつまで愚痴を言ったって 帰ってくるのは風の音 ちんたらぴゅうぴゅう風の音 その上泣くのは腹の虫 どうにもならないおしゃか様 苦しまぎれに涙をのんで 風吹く街に飛び出して てんからてんてんすっからかんのからっけつ 行きつく果ては闇の果て 武士道 男色 腹切りか こがらし こがらし こがらしの街に 今も昔も
こもりうたお天頭さまがぼくをさそってくれた なつかしい唄を ささやいてくれた  耳もと かすめて通る そよ風を見た 風が唄う時 心はゆらぐ  僕は さすらいの児 気ままな 風さ だから そう僕は さすらいの児でいよう  悲しいことを いっぱい 背中にしょって 小さな 小さな唄を 片手にもって  聞かせてあげようか 風の便りを 僕は君に唄う どこへ行こうと  心の中にまで 北風が吹かぬよう いつか君の涙 風がぬぐってくれるよ  それでも さすらいの児 思い出しておくれ それでも さすらいの児 忘れないでおくれ加川良加川良加川良お天頭さまがぼくをさそってくれた なつかしい唄を ささやいてくれた  耳もと かすめて通る そよ風を見た 風が唄う時 心はゆらぐ  僕は さすらいの児 気ままな 風さ だから そう僕は さすらいの児でいよう  悲しいことを いっぱい 背中にしょって 小さな 小さな唄を 片手にもって  聞かせてあげようか 風の便りを 僕は君に唄う どこへ行こうと  心の中にまで 北風が吹かぬよう いつか君の涙 風がぬぐってくれるよ  それでも さすらいの児 思い出しておくれ それでも さすらいの児 忘れないでおくれ
子守唄をうたえない親父達のために横になったら さあ目を閉じて おまえの寝息を 聞かしとくれ 耳を澄まして 口もと見つめ お前と一緒 夢の中  窓からお月さん 子守唄 おまえのほっぺ 口づけしてる どろんこ手の中 お星さま 握りしめて 夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと  遊びつかれ 泣きつかれ おまえは今日も いたずらばかし 草の香りと風の唄 おなかいっぱい 夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと  どこか遠く 離れていても おまえが一人で 寝つくよう 誰かさんは 飲んだくれ 春が来るまで夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと加川良加川良加川良横になったら さあ目を閉じて おまえの寝息を 聞かしとくれ 耳を澄まして 口もと見つめ お前と一緒 夢の中  窓からお月さん 子守唄 おまえのほっぺ 口づけしてる どろんこ手の中 お星さま 握りしめて 夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと  遊びつかれ 泣きつかれ おまえは今日も いたずらばかし 草の香りと風の唄 おなかいっぱい 夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと  どこか遠く 離れていても おまえが一人で 寝つくよう 誰かさんは 飲んだくれ 春が来るまで夢の中  おやすみ ぐっすりと おやすみ ぐっすりと 小さな願い かなうよう おやすみ ぐっすりと
こんばんは お月さんこんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ 夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  風呂屋の煙突いやに長く これじゃ一日長すぎる 思い出すことさえつらいよ 夢を見ようにも眠れない あの坂道を登ったところ 一番星が見つけられる うまくやれると思ってた 夜道がもっともっと暗けりゃ きっと煙草の吸いすぎなんだ 嘘をついてたわけじゃない 恥かしがり屋なんだね 知らないままでいたかった  こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  上り電車下り電車 どこへでも行っとくれ そうさここはガード下 まるで逆立ちでもしてるみたい 両手両足豆だらけ 誰に会いたいとも思わない うまくやれると思ってた 今からでもあやまれるなら 冷たい風に吹かれて揺れて  でも酔っぱらってなんかいない こんなに口を開けてるんだ もっともっともっと恋をするんだ  こんばんはお月さん そんはずじゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  ゴミ箱バケツが笑ってる 靴の底なら悲しかろ 信号待ちだよ立ちん坊 鐘がなるなる通りの向こう いつだって消えることは できるんだ このズボンのポケットの中 うまくやれる筈さ 電信柱なんでもお見通し 月の光にもぐりこむんだ このままどこか連れてっておくれ 酔っぱらってひとおどり ほらもう夜明けだよ  こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ 夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで加川良加川良加川良こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ 夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  風呂屋の煙突いやに長く これじゃ一日長すぎる 思い出すことさえつらいよ 夢を見ようにも眠れない あの坂道を登ったところ 一番星が見つけられる うまくやれると思ってた 夜道がもっともっと暗けりゃ きっと煙草の吸いすぎなんだ 嘘をついてたわけじゃない 恥かしがり屋なんだね 知らないままでいたかった  こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  上り電車下り電車 どこへでも行っとくれ そうさここはガード下 まるで逆立ちでもしてるみたい 両手両足豆だらけ 誰に会いたいとも思わない うまくやれると思ってた 今からでもあやまれるなら 冷たい風に吹かれて揺れて  でも酔っぱらってなんかいない こんなに口を開けてるんだ もっともっともっと恋をするんだ  こんばんはお月さん そんはずじゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで  ゴミ箱バケツが笑ってる 靴の底なら悲しかろ 信号待ちだよ立ちん坊 鐘がなるなる通りの向こう いつだって消えることは できるんだ このズボンのポケットの中 うまくやれる筈さ 電信柱なんでもお見通し 月の光にもぐりこむんだ このままどこか連れてっておくれ 酔っぱらってひとおどり ほらもう夜明けだよ  こんばんはお月さん そんなつもりじゃなかったんだ 夜風が身に沁みる でもつきあってくれるね こんばんはお月さん そんな筈じゃなかったんだ でもつきあってくれるね 明日の朝まで
知らないでしょうこんな寝起きの悪い朝は 雨でも降ればと祈ってる いっそ石の流れに飛込んで 靴でもくわえて笑っていたい 窓をたたくは風ばかし 待ってたって無駄だというし 扉の影にはいつも嘘ばかし でもブルースなんて唄う つもりじゃないんだ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら  いつものように 屋根にまたがって 噂話しをのぞきこんでいる すると溜息はまた ポケットの中で 誰に腹を立てていいのか 迷っている 生まれつきってわけでもないが 背中に大きな穴があいたまま さあ忘れ物を思い出しとくれ でも答なんて 言わせないでおくれ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら  井戸水飲んで夜が来て 誰かがそばを通りすぎ 占い好きの夜は更けて この世のすべてを からかっている 男は頭で恋をして 女は夜を知りすぎている  そして僕は 待ちくたびれている もうブルースなんて 唄わせないでおくれ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら加川良加川良加川良こんな寝起きの悪い朝は 雨でも降ればと祈ってる いっそ石の流れに飛込んで 靴でもくわえて笑っていたい 窓をたたくは風ばかし 待ってたって無駄だというし 扉の影にはいつも嘘ばかし でもブルースなんて唄う つもりじゃないんだ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら  いつものように 屋根にまたがって 噂話しをのぞきこんでいる すると溜息はまた ポケットの中で 誰に腹を立てていいのか 迷っている 生まれつきってわけでもないが 背中に大きな穴があいたまま さあ忘れ物を思い出しとくれ でも答なんて 言わせないでおくれ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら  井戸水飲んで夜が来て 誰かがそばを通りすぎ 占い好きの夜は更けて この世のすべてを からかっている 男は頭で恋をして 女は夜を知りすぎている  そして僕は 待ちくたびれている もうブルースなんて 唄わせないでおくれ  君が そばにいたら 君が そばにいたら 君が そばにいたら
白い家白いトビラを開けて 一休み ドッグサンドに コーヒーを一杯 兄さん エプロン 似合います 帝塚山 3丁目の 白い家  白いカウンターに新聞広げ 今日は帰ってから テレビを見よう 姉さん お皿洗います 帝塚山 3丁目の 白い家  兄さんマスター 姉さんチーフ 二人はいつも 並んでいます  たばこ屋の角を まがった所 窓には ハンカチ エプロン アップリケ あの娘に これを 買ってやろうかな 帝塚山 3丁目の 白い家  路面電車が 走ります 姉さん リンゴ スカスカ切ってます 兄さん 横で お皿洗います 帝塚山 3丁目の 白い家  兄さんマスター 姉さんチーフ 二人はいつも 並んでいます加川良加川良加川良白いトビラを開けて 一休み ドッグサンドに コーヒーを一杯 兄さん エプロン 似合います 帝塚山 3丁目の 白い家  白いカウンターに新聞広げ 今日は帰ってから テレビを見よう 姉さん お皿洗います 帝塚山 3丁目の 白い家  兄さんマスター 姉さんチーフ 二人はいつも 並んでいます  たばこ屋の角を まがった所 窓には ハンカチ エプロン アップリケ あの娘に これを 買ってやろうかな 帝塚山 3丁目の 白い家  路面電車が 走ります 姉さん リンゴ スカスカ切ってます 兄さん 横で お皿洗います 帝塚山 3丁目の 白い家  兄さんマスター 姉さんチーフ 二人はいつも 並んでいます
親愛なるQに捧ぐ笑い話は泣きじょうご くだまきゃ あいつは逃げて行く 理屈聞いてる 暇はない このまま いつまで かくれていよか  むせび泣くよな 節回し どうでもいいけど ヒネクレ男 苦しまぎれの ヤケッパチ 優しい目つきに ホレ女  だまし盗るのは ハシタ金 だまされ ウラムは おかどちがい 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ  昨日は労音 今日民音 どこまで歩けば こがね虫 どっちに転んでも インテリヤクザ このまま いつまで かくれていよか  ウソも マコトも 人気取り 神の子 説教 ドブネズミ 鬼に金棒 土百姓 すべて 神の オボシメシ  どこのどなたか存ぜぬが だまされ ウラムは おかどちがい 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ  時の権威に へつらい顔で 時代の流れにゃ 先走り オテント様に 顔向けできず このまま いつまで かくれていよか  もぐらはこの先 どこまで進む 腹で笑って 最敬礼 一生駄目なら せめて死ぬ時 苦しかったよ 泣いてやる  たまには つぶやいてほしい くやしまぎれの 捨てぜりふ 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ加川良加川良加川良笑い話は泣きじょうご くだまきゃ あいつは逃げて行く 理屈聞いてる 暇はない このまま いつまで かくれていよか  むせび泣くよな 節回し どうでもいいけど ヒネクレ男 苦しまぎれの ヤケッパチ 優しい目つきに ホレ女  だまし盗るのは ハシタ金 だまされ ウラムは おかどちがい 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ  昨日は労音 今日民音 どこまで歩けば こがね虫 どっちに転んでも インテリヤクザ このまま いつまで かくれていよか  ウソも マコトも 人気取り 神の子 説教 ドブネズミ 鬼に金棒 土百姓 すべて 神の オボシメシ  どこのどなたか存ぜぬが だまされ ウラムは おかどちがい 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ  時の権威に へつらい顔で 時代の流れにゃ 先走り オテント様に 顔向けできず このまま いつまで かくれていよか  もぐらはこの先 どこまで進む 腹で笑って 最敬礼 一生駄目なら せめて死ぬ時 苦しかったよ 泣いてやる  たまには つぶやいてほしい くやしまぎれの 捨てぜりふ 唄は世につれ 風まかせ コンコン唄うは キツネかタヌキ
戦争しましょうもうずい分 昔のはなし 大東亜戦争のころ 日本空襲 花ざかり 大日本帝国 苦戦中  沈黙続けていた 一人の男 神国大和の国のため もうがまんできんと馬にのり 全国各地をかけめぐる  空襲のがれた おもちゃ屋で 花火をたくさん 買い集め 花火の火薬をぬきとって 大きな爆弾 2個つくる  大日本帝国 すくう道 最早 これしかないんだと 大きな爆弾 2個かつぎ 太平洋を泳ぎだした  アメリカよ まだかまだかと ふんどし1つに 刀を下げて 急がねば 急がねば 急がねばと 太平洋を泳いだのだ  思えば彼の目も足も 仲の良かった友達も アメリカ B-29 の えじきとなって 死んだのだ  ナポレオンを思い出し 不可能はないとがんばった 歯をくいしばり泳いだのだ そのかいあってアメリカへ アメリカ上陸 あいなった  ところが月日は 流れてた 日本敗戦 アメリカ勝利 今じゃ仲よくやっているという おこった彼は 再び日本へ  国会議事堂 前にして ギョロ目 出てこいとさけんだが 所は交通地獄の どまんなか 車にあてられ死んだという  これは大日本帝国の 勝利と正義 ひたすら信じ 真実一路に 歩みつづけた 勇敢な男の物語  日本国民 政府の皆様 あなたの夫や子供や親の死を 犬死にさせないためにも 今こそ 立ち上がる時です  今すぐ戦争の用意をしましょう 今すぐアメリカをせめましょう 戦闘開始いたしましょう そして そして 勝ちましょう加川良加川良加川良もうずい分 昔のはなし 大東亜戦争のころ 日本空襲 花ざかり 大日本帝国 苦戦中  沈黙続けていた 一人の男 神国大和の国のため もうがまんできんと馬にのり 全国各地をかけめぐる  空襲のがれた おもちゃ屋で 花火をたくさん 買い集め 花火の火薬をぬきとって 大きな爆弾 2個つくる  大日本帝国 すくう道 最早 これしかないんだと 大きな爆弾 2個かつぎ 太平洋を泳ぎだした  アメリカよ まだかまだかと ふんどし1つに 刀を下げて 急がねば 急がねば 急がねばと 太平洋を泳いだのだ  思えば彼の目も足も 仲の良かった友達も アメリカ B-29 の えじきとなって 死んだのだ  ナポレオンを思い出し 不可能はないとがんばった 歯をくいしばり泳いだのだ そのかいあってアメリカへ アメリカ上陸 あいなった  ところが月日は 流れてた 日本敗戦 アメリカ勝利 今じゃ仲よくやっているという おこった彼は 再び日本へ  国会議事堂 前にして ギョロ目 出てこいとさけんだが 所は交通地獄の どまんなか 車にあてられ死んだという  これは大日本帝国の 勝利と正義 ひたすら信じ 真実一路に 歩みつづけた 勇敢な男の物語  日本国民 政府の皆様 あなたの夫や子供や親の死を 犬死にさせないためにも 今こそ 立ち上がる時です  今すぐ戦争の用意をしましょう 今すぐアメリカをせめましょう 戦闘開始いたしましょう そして そして 勝ちましょう
ゼニの効用力についてネェ お前さん方よ ゼニをいやしいものと思うなら 言っとくが その考えは まちがっていますよ この世はつめたいよ ゼニがなけりゃ そう ここにいるあんた達にも言える事ですよ ゼニの力が働けば この世は金色さ 凍ってたものも溶けて 日にあたたまる  ネェ お前さん方よ ゼニなどくだらんものと思うなら 言っとくがその考えは まちがっていますヨ この世はさみしいよ ゼニがなけりゃ そう お前さん方は飢えるだろうし てあたり次第に奪いあう ゼニさえあれば やっかい事もおこらない ゼニのない奴ァ夢さえもてず あの世へ行く日を待ちわびるだけ  ネェ お前さん方よ ゼニをいやしいものと思うなら 言っとくがその考えは まちがっていますよ この世は つめたいよ ゼニがなけりゃ そう善人だって偉人だって それにそのままあてはまる ゼニを信じぬカタブツが偉大をめざせるものじゃない 人として目ざすのは 善じゃなくて銭なんだ  正しいものが 正しくなるさ 正しいものが 正しくなるさ加川良加川良加川良ネェ お前さん方よ ゼニをいやしいものと思うなら 言っとくが その考えは まちがっていますよ この世はつめたいよ ゼニがなけりゃ そう ここにいるあんた達にも言える事ですよ ゼニの力が働けば この世は金色さ 凍ってたものも溶けて 日にあたたまる  ネェ お前さん方よ ゼニなどくだらんものと思うなら 言っとくがその考えは まちがっていますヨ この世はさみしいよ ゼニがなけりゃ そう お前さん方は飢えるだろうし てあたり次第に奪いあう ゼニさえあれば やっかい事もおこらない ゼニのない奴ァ夢さえもてず あの世へ行く日を待ちわびるだけ  ネェ お前さん方よ ゼニをいやしいものと思うなら 言っとくがその考えは まちがっていますよ この世は つめたいよ ゼニがなけりゃ そう善人だって偉人だって それにそのままあてはまる ゼニを信じぬカタブツが偉大をめざせるものじゃない 人として目ざすのは 善じゃなくて銭なんだ  正しいものが 正しくなるさ 正しいものが 正しくなるさ
その朝寒いある朝 窓辺で立っていたら かあちゃん連れて行く 天国の車がやって来た  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ  車屋さん車引きさん 静かにたのみます あんたが連れてゆく それは寝てる母ちゃんだからネ  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ  涙こらえどこまでも 車の後を追いかける でも母ちゃんが墓に入る時 目の前がかすんだヨ  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ加川良加川良アメリカ民謡寒いある朝 窓辺で立っていたら かあちゃん連れて行く 天国の車がやって来た  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ  車屋さん車引きさん 静かにたのみます あんたが連れてゆく それは寝てる母ちゃんだからネ  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ  涙こらえどこまでも 車の後を追いかける でも母ちゃんが墓に入る時 目の前がかすんだヨ  やがて俺達 一人ぼっちになるのかな でもよー俺が死んだら また母ちゃんに会えるよネ
たかが私にも思いつきでもいいから 腰を上げた方がいい つかむものをつかんだら 今すぐでかけた方がいい カレンダーはいまだ風まかせ そして明日は裏がえり 誰かの背中が曲がる 願いごとばかりで でも手遅れだとは誰にも 思えない言いたくない さよならってことにしよう それも今がいい  何か口から吐き出したい でも言い訳はきかない 天気予報が聞こえてる でもなぐさめにもならない 天にまします我等の父は いつもの頭痛に悩んでる とにかく昨日の僕に もどることはできない もうそんなに近寄らないで 答えるつもりもないから さよならってことにしよう それも今がいい  たかが私でも たかが私にも はるかかなた たかが私にも 足跡は忘れなさい 拾い上げることはできない 飛べないことを知りなさい 誰も待ってはくれない まずは踏み出してみよう この僕にすべてを賭けて どれだけ寄り道しても 行く先だけは知っている 両手を振り払い 捨てるものを見つけなさい さよならってことにしよう それも今がいい加川良加川良加川良思いつきでもいいから 腰を上げた方がいい つかむものをつかんだら 今すぐでかけた方がいい カレンダーはいまだ風まかせ そして明日は裏がえり 誰かの背中が曲がる 願いごとばかりで でも手遅れだとは誰にも 思えない言いたくない さよならってことにしよう それも今がいい  何か口から吐き出したい でも言い訳はきかない 天気予報が聞こえてる でもなぐさめにもならない 天にまします我等の父は いつもの頭痛に悩んでる とにかく昨日の僕に もどることはできない もうそんなに近寄らないで 答えるつもりもないから さよならってことにしよう それも今がいい  たかが私でも たかが私にも はるかかなた たかが私にも 足跡は忘れなさい 拾い上げることはできない 飛べないことを知りなさい 誰も待ってはくれない まずは踏み出してみよう この僕にすべてを賭けて どれだけ寄り道しても 行く先だけは知っている 両手を振り払い 捨てるものを見つけなさい さよならってことにしよう それも今がいい
鎮静剤退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です  悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です  不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です  病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です  捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です  よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です  追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です  死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です加川良ローランサン・訳詞:堀口大学加川良退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です  悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です  不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です  病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です  捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です  よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です  追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です  死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です
つれづれなるままに窓から抛り出せるものは すべて昨日捨てました 始めようというでなく 終りにしようというでなく  左か右かと尋ねられ みっともないとも言われ 噛みついてまで しがみつくなんて まったく時間を無駄にした  ペンを握っていると 答えてみろともいわれたが 所詮あんたとこの俺じゃ 足の文数だって違う  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように  何が本当なのかとばかり 何をそんなに遠くまで 何を追いまわして いらっしゃる 歩みもせずに進みすぎてる  横なぐりの雨が降る こんな時雨やどりより 雨に打たれていた方が ましだと思える時もある  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように  にぎりこぶしを見せられ 過ぎ去るものに押され 側にいてほしい人はいず いなくていい人がいる  窓から抛り出せるものは すべて昨日捨てました 移り変ってゆくものは 好きに流れて行けばいい  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように加川良加川良加川良窓から抛り出せるものは すべて昨日捨てました 始めようというでなく 終りにしようというでなく  左か右かと尋ねられ みっともないとも言われ 噛みついてまで しがみつくなんて まったく時間を無駄にした  ペンを握っていると 答えてみろともいわれたが 所詮あんたとこの俺じゃ 足の文数だって違う  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように  何が本当なのかとばかり 何をそんなに遠くまで 何を追いまわして いらっしゃる 歩みもせずに進みすぎてる  横なぐりの雨が降る こんな時雨やどりより 雨に打たれていた方が ましだと思える時もある  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように  にぎりこぶしを見せられ 過ぎ去るものに押され 側にいてほしい人はいず いなくていい人がいる  窓から抛り出せるものは すべて昨日捨てました 移り変ってゆくものは 好きに流れて行けばいい  ああ きっと きっと 風向き変わるさ 事情なんて なにもない ほらゆれている 見えてくる 私は私の気に入るように
できることなら小さくなって暮らしましょうよ うす目を開けて 歩きましょう 小股 内股 背をかがめ 必ず両手は ポケットに 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  できれば日かげを えらびなさい 人ゴミの中は さけなさい 野次馬根性は いけませんよ 見ないように 聞かないように 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  他人を信じちゃ いけませんよ 祖国を愛するなんて 信じるなんて 泣かないうちに おやめなさい できれば あなた自身も信じぬように 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  アルバムながめて なつかしもうよ 昨日の想い出は 大切に 昔は よかった よかったと 暗い部屋で 涙 ながしましょう 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね加川良加川良加川良小さくなって暮らしましょうよ うす目を開けて 歩きましょう 小股 内股 背をかがめ 必ず両手は ポケットに 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  できれば日かげを えらびなさい 人ゴミの中は さけなさい 野次馬根性は いけませんよ 見ないように 聞かないように 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  他人を信じちゃ いけませんよ 祖国を愛するなんて 信じるなんて 泣かないうちに おやめなさい できれば あなた自身も信じぬように 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね  アルバムながめて なつかしもうよ 昨日の想い出は 大切に 昔は よかった よかったと 暗い部屋で 涙 ながしましょう 女々しく 女々しく 暮らしましょうよね
伝道悲しい時にゃ 悲しみなさい 気にすることじゃ ありません あなたの だいじな 命に かかわることも あるまいし  そうです それが 運命でしょう 気にすることじゃ ありません 生まれて 死ぬまで つきまとうのは 悩みというものだけなのですよ加川良加川良加川良悲しい時にゃ 悲しみなさい 気にすることじゃ ありません あなたの だいじな 命に かかわることも あるまいし  そうです それが 運命でしょう 気にすることじゃ ありません 生まれて 死ぬまで つきまとうのは 悩みというものだけなのですよ
2分間のバラッドたしかに寒い街だったよ みぞれがしょぼつくような夜のこと 思い出すだけでも鳥肌立つぐらい ゾッとするよなお話しさ 街の名前は覚えちゃいない そしてこんなことになろうとは  あの頃俺もいっぱしの唄い屋で ほんとまんざらでもなかったんだ とはいっても誰かの前座ばかし 地方巡業というやつでこの街へ その夜コンサートは大成功 大入袋もらってホクホクだったよ  打上げパーティーじゃ喰い放題 ここまでは本当にいい夜だった ホロ酔い気嫌でギターをかかえ 宿屋へ帰る途中のことさ 電信柱の影にかくれた女の子 俺をそっと呼び止めた  あんたの唄にはシビレタワ 握手をしてと寄り添ってきた 年は18ぐらい番茶も出花 薄化粧がほんのり匂ってた あの娘の手のひら冷たくて ジーンと胸が熱くなり  俺にも運が開けたような スターになる日も近いと思えたよ 握手をしたあとほほえんで サインもやろうと紙きれ出した その時あの娘が悲鳴をあげた 助けて助けてと飛びあがる  あの娘はオイオイ泣き叫ぶ ネズミがチューチュー逃げてゆく そうかネズミがこわいのかと 小さな肩を抱いてやった時 街の住民勢揃い 俺のまわりを取り囲み加川良加川良加川良たしかに寒い街だったよ みぞれがしょぼつくような夜のこと 思い出すだけでも鳥肌立つぐらい ゾッとするよなお話しさ 街の名前は覚えちゃいない そしてこんなことになろうとは  あの頃俺もいっぱしの唄い屋で ほんとまんざらでもなかったんだ とはいっても誰かの前座ばかし 地方巡業というやつでこの街へ その夜コンサートは大成功 大入袋もらってホクホクだったよ  打上げパーティーじゃ喰い放題 ここまでは本当にいい夜だった ホロ酔い気嫌でギターをかかえ 宿屋へ帰る途中のことさ 電信柱の影にかくれた女の子 俺をそっと呼び止めた  あんたの唄にはシビレタワ 握手をしてと寄り添ってきた 年は18ぐらい番茶も出花 薄化粧がほんのり匂ってた あの娘の手のひら冷たくて ジーンと胸が熱くなり  俺にも運が開けたような スターになる日も近いと思えたよ 握手をしたあとほほえんで サインもやろうと紙きれ出した その時あの娘が悲鳴をあげた 助けて助けてと飛びあがる  あの娘はオイオイ泣き叫ぶ ネズミがチューチュー逃げてゆく そうかネズミがこわいのかと 小さな肩を抱いてやった時 街の住民勢揃い 俺のまわりを取り囲み
求めます女というものは ウソツキで シャベリで バカだと 誰かが言ってたよ  そんな事はありませんと 僕は言う 僕は一人で 反対しています  たった一人 僕は 女の味方です 女よ 女 だから女よ  ちょっと僕のところへ 寄り道しませんか 僕のおよめさんになって下さいな加川良加川良加川良女というものは ウソツキで シャベリで バカだと 誰かが言ってたよ  そんな事はありませんと 僕は言う 僕は一人で 反対しています  たった一人 僕は 女の味方です 女よ 女 だから女よ  ちょっと僕のところへ 寄り道しませんか 僕のおよめさんになって下さいな
夕焼けトンボ夕焼けトンボは なぜ赤い 俺の涙を 見すぎたのだろうネ  泣けないお前は かわいそうだネ 泣けないお前は かわいそうだネ  夕焼けトンボよ どこへ行く お前もかくれて 泣きたいんだろうにネ  泣けないお前は かわいそうだネ 泣けないお前は かわいそうだネ加川良加川良加川良夕焼けトンボは なぜ赤い 俺の涙を 見すぎたのだろうネ  泣けないお前は かわいそうだネ 泣けないお前は かわいそうだネ  夕焼けトンボよ どこへ行く お前もかくれて 泣きたいんだろうにネ  泣けないお前は かわいそうだネ 泣けないお前は かわいそうだネ
夜明け生まれるって つらいね 死ぬってことは さみしいね  だからその間に つかもう ちっとばかしの 愛するってのを加川良加川良アメリカ民謡生まれるって つらいね 死ぬってことは さみしいね  だからその間に つかもう ちっとばかしの 愛するってのを
ラブ・ソング北の果てから南の街へ ほっつき歩いて なんといわれようと やめられないんだ  住んでみたくなるよな 街もあったけど いつも季節変われば それまでだったよ  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ  夜汽車のうす灯り 夜空を駆けて行く どこか知らない街で 流れ星になるといいね  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ  北の果てから南の街へ ほっつき歩いて なんといわれようと やめられないんだ  あの夜風でさえもきっと 誰かに恋してる いつになったら僕は 君を好きだと言えるのかね  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ加川良加川良加川良北の果てから南の街へ ほっつき歩いて なんといわれようと やめられないんだ  住んでみたくなるよな 街もあったけど いつも季節変われば それまでだったよ  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ  夜汽車のうす灯り 夜空を駆けて行く どこか知らない街で 流れ星になるといいね  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ  北の果てから南の街へ ほっつき歩いて なんといわれようと やめられないんだ  あの夜風でさえもきっと 誰かに恋してる いつになったら僕は 君を好きだと言えるのかね  あのレールのずっと向こう どこまで行けるのかね ほんとこの先僕は 何をすればいいのかね 落ちつかないんだ
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