いーよな若くていーよな 若くて いーよな やる気があって いーよな つまずかなくて いーよな メールとか来て いーよな 髪の毛たくさんあって いーよな 細かい字が読めて いーよな 肉が食えて いーよな 朝立ちとか出来て きっとまだ 自分に可能性あるとか思ってんだろうな がんばれば明るい未来があるとか思ってんだろうな 「ある程度勤めたら独立しよう」とか思ってんだろうな 馬鹿だな 無理なのに いーよな 若くて いーよな 馬鹿で | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡孝章 | いーよな 若くて いーよな やる気があって いーよな つまずかなくて いーよな メールとか来て いーよな 髪の毛たくさんあって いーよな 細かい字が読めて いーよな 肉が食えて いーよな 朝立ちとか出来て きっとまだ 自分に可能性あるとか思ってんだろうな がんばれば明るい未来があるとか思ってんだろうな 「ある程度勤めたら独立しよう」とか思ってんだろうな 馬鹿だな 無理なのに いーよな 若くて いーよな 馬鹿で |
俺は演歌が大嫌い?せまい場末のスナックで ママとは呼べない ババア相手に エコーを きかせて 歌いまくるオヤジ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が大嫌い 酒だ 女だ 人生だと 似たよなメロディに クサイ歌詞 くどい 出だしに しつこいコブシ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が許せない 異常に眩しい おでこの油 眉間にしわ寄せ ビブラート ババアを抱き寄せ デュエット歌う ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が耐えられぬ 辛い仕事は分かるけど 切ない人生も察するけれど 演歌 歌えば ごまかせるのかよ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が 演歌歌うやつが 俺は演歌がなきゃ 生きられぬ | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴・藤岡孝章 | せまい場末のスナックで ママとは呼べない ババア相手に エコーを きかせて 歌いまくるオヤジ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が大嫌い 酒だ 女だ 人生だと 似たよなメロディに クサイ歌詞 くどい 出だしに しつこいコブシ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が許せない 異常に眩しい おでこの油 眉間にしわ寄せ ビブラート ババアを抱き寄せ デュエット歌う ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が耐えられぬ 辛い仕事は分かるけど 切ない人生も察するけれど 演歌 歌えば ごまかせるのかよ ああ (ああ) 俺は (俺は) 俺は演歌が 演歌歌うやつが 俺は演歌がなきゃ 生きられぬ |
牛乳トイレットペーパー海苔会社帰りのケータイに 女房からのメールが入った あいさつもコメントも一切なく 書いてあるのは 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 最初の頃のメールには 「買って来てね」と書いてあった もっと前は絵文字も入ってた 今では用件だけ 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 コンビニで海苔を選ぶ 女房は味付け海苔は嫌いなのだ 牛乳は日付をチェックする 棚の奥の方のを取り出すのだ トイレットペーパーはパルプのやつを 再生紙は安くて助かるけれど やっぱり肌ざわりは悪い 寂しいなんて思わない これが家族というものだ 愛だの 情だの んなもんはいらん 僕たちはこれで強く繋がっている 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 日曜の朝早くから 女房の声で起こされる 今日の仕事の指示が飛ぶ 大きな声で 「風呂場 換気扇 トイレ」 最初の頃の言い方は 「そうじしてね」とやさしかった もっと前は自分でやっていた 今では 指示だけ 「風呂場 換気扇 トイレ」 風呂場のカビを取る 塩素がきつくて吐きそうになる 換気扇をはずそうとして 踏み台が倒れて顔を打つ トイレはブラシの水滴を 払おうとしてトイレのヘリの所に たたいた拍子に目に入った こんな苦労を誰が知ろう 寂しいなんて思わない これが家族というものだ 愛だの 情だの そんなもんじゃない 僕たちはこれで強く繋がっている 「風呂場 換気扇 トイレ」 「風呂場 換気扇 トイレ」 「風呂場 換気扇 トイレ」 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻・高山由美子 | 藤岡藤巻・高山由美子 | 羽生正貴 | 会社帰りのケータイに 女房からのメールが入った あいさつもコメントも一切なく 書いてあるのは 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 最初の頃のメールには 「買って来てね」と書いてあった もっと前は絵文字も入ってた 今では用件だけ 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 コンビニで海苔を選ぶ 女房は味付け海苔は嫌いなのだ 牛乳は日付をチェックする 棚の奥の方のを取り出すのだ トイレットペーパーはパルプのやつを 再生紙は安くて助かるけれど やっぱり肌ざわりは悪い 寂しいなんて思わない これが家族というものだ 愛だの 情だの んなもんはいらん 僕たちはこれで強く繋がっている 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 「牛乳 トイレットペーパー 海苔」 日曜の朝早くから 女房の声で起こされる 今日の仕事の指示が飛ぶ 大きな声で 「風呂場 換気扇 トイレ」 最初の頃の言い方は 「そうじしてね」とやさしかった もっと前は自分でやっていた 今では 指示だけ 「風呂場 換気扇 トイレ」 風呂場のカビを取る 塩素がきつくて吐きそうになる 換気扇をはずそうとして 踏み台が倒れて顔を打つ トイレはブラシの水滴を 払おうとしてトイレのヘリの所に たたいた拍子に目に入った こんな苦労を誰が知ろう 寂しいなんて思わない これが家族というものだ 愛だの 情だの そんなもんじゃない 僕たちはこれで強く繋がっている 「風呂場 換気扇 トイレ」 「風呂場 換気扇 トイレ」 「風呂場 換気扇 トイレ」 |
ダメですよ踏み切りの上で立ち止まったりしたことありますか? 橋の上から川をじっとみたことありますか? カッターナイフを右手に握りしめたことありますか? 屋上の柵を登りたいと思ったことありますか? 閉め切った部屋で七輪焚いたら苦しいだろうな 飛び降りた時は地面につくまで空を飛べるんだな 溺れる時って最後はお魚みたいな気持ちかな やっぱ眠れる薬を一気に飲むのが一番楽かな? ダメですよ 一時の迷いです ダメですよ 寝れば直ります ダメですよ あなたがいなかったら 燃えるゴミはいったい誰が出すんです? 会議の最中 社長に「ばか」とか言いたくなりませんか? 偉そうにしてる上司のアタマを叩きたくなりませんか? 女性社員のお尻を触ったりしたくなりませんか? 酔っ払ったらあわよくば、とか考えませんか? ダメですよ 一時の迷いです ダメですよ 寝れば直ります ダメですよ クビになったら 花見の場所取りは 誰がするんですか? ダメですよ あなたがいなかったら 私より不幸なひとが いなくなる | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡孝章 | 踏み切りの上で立ち止まったりしたことありますか? 橋の上から川をじっとみたことありますか? カッターナイフを右手に握りしめたことありますか? 屋上の柵を登りたいと思ったことありますか? 閉め切った部屋で七輪焚いたら苦しいだろうな 飛び降りた時は地面につくまで空を飛べるんだな 溺れる時って最後はお魚みたいな気持ちかな やっぱ眠れる薬を一気に飲むのが一番楽かな? ダメですよ 一時の迷いです ダメですよ 寝れば直ります ダメですよ あなたがいなかったら 燃えるゴミはいったい誰が出すんです? 会議の最中 社長に「ばか」とか言いたくなりませんか? 偉そうにしてる上司のアタマを叩きたくなりませんか? 女性社員のお尻を触ったりしたくなりませんか? 酔っ払ったらあわよくば、とか考えませんか? ダメですよ 一時の迷いです ダメですよ 寝れば直ります ダメですよ クビになったら 花見の場所取りは 誰がするんですか? ダメですよ あなたがいなかったら 私より不幸なひとが いなくなる |
妻よ妻よ 前からひとこと 言いたかったんだが だいたいお前… やっぱ止めておく | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴 | 妻よ 前からひとこと 言いたかったんだが だいたいお前… やっぱ止めておく |
Fight!ベロンベロンで家に帰って 風呂に入って 鏡を見たら そこには今まで 見たことないような 醜いジジイが映ってた 何だ この疲れた顔のオヤジは 突き出たハラとしなびた下半身 すっかり後退した生え際は どこまでオデコか分からない ファイト! ファイト! まだまだ頑張れる 青春に終りなんかあるものか レッツゴー! レッツゴー! 明日に向かって 前だけを向いて突っ走るんだ 声には出さないアジテーション 自分を励まし 風呂から上がり もう一度振り向いて鏡を見たら 尻のたるみが二本に増えていた トイレに行ってから 布団に入り 眠ろうとすると またすぐ行きたくなる も一度行っても ちっとも出ないのに パンツにしまったら 染み出てきた ファイト! ファイト! まだまだ頑張れる 体力だって 若いもんには負けないぞ レッツゴー! レッツゴー! 明日に向かって 未来を信じて 今飛び立とう 今度こそはと 布団に入り まぶたを閉じて うとうとすれば 不安な予感に目を覚ます 今度はウンコがしたくなる | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴 | ベロンベロンで家に帰って 風呂に入って 鏡を見たら そこには今まで 見たことないような 醜いジジイが映ってた 何だ この疲れた顔のオヤジは 突き出たハラとしなびた下半身 すっかり後退した生え際は どこまでオデコか分からない ファイト! ファイト! まだまだ頑張れる 青春に終りなんかあるものか レッツゴー! レッツゴー! 明日に向かって 前だけを向いて突っ走るんだ 声には出さないアジテーション 自分を励まし 風呂から上がり もう一度振り向いて鏡を見たら 尻のたるみが二本に増えていた トイレに行ってから 布団に入り 眠ろうとすると またすぐ行きたくなる も一度行っても ちっとも出ないのに パンツにしまったら 染み出てきた ファイト! ファイト! まだまだ頑張れる 体力だって 若いもんには負けないぞ レッツゴー! レッツゴー! 明日に向かって 未来を信じて 今飛び立とう 今度こそはと 布団に入り まぶたを閉じて うとうとすれば 不安な予感に目を覚ます 今度はウンコがしたくなる |
フジモトのテーマ夢は 何処に捨てたのか 愛は いつ忘れたのか 涙は もう 出なくなった 疲れ果てた この地球(ほし)で 刹那に生きる人々 希望なんて 忘れた様に 神が街にあふれ 導くこともない 私は どこへ帰ればいい? 誰かを傷つけるなら 誰とも逢わずにいたい だから一人 遠くへ行く 海はその深さを変え 空は重くなり過ぎた 変わっていく 何もかもが 女はいつも気まぐれ 男はいつも傷つき 心閉ざす 恋する度 神が街にあふれ 導くこともない 私は どこへ帰ればいい? 珊瑚は女と違い 美しいのに儚(はかな)い だから守りたくなるのさ 全てを包んだ海は 全てを許す母親 だから一人海に帰る | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 久石譲 | 久石譲 | 夢は 何処に捨てたのか 愛は いつ忘れたのか 涙は もう 出なくなった 疲れ果てた この地球(ほし)で 刹那に生きる人々 希望なんて 忘れた様に 神が街にあふれ 導くこともない 私は どこへ帰ればいい? 誰かを傷つけるなら 誰とも逢わずにいたい だから一人 遠くへ行く 海はその深さを変え 空は重くなり過ぎた 変わっていく 何もかもが 女はいつも気まぐれ 男はいつも傷つき 心閉ざす 恋する度 神が街にあふれ 導くこともない 私は どこへ帰ればいい? 珊瑚は女と違い 美しいのに儚(はかな)い だから守りたくなるのさ 全てを包んだ海は 全てを許す母親 だから一人海に帰る |
魔が差したんだ!いつもの屋台で しこたま飲んで 真夜中帰ってくりゃ何か変だ しんとした部屋には灯りがひとつ 黙りこくった女房がいる とたんに身体の血の気が引いて アルコールは一気に冷めてく なるべくさりげなく「どした?」と聞けば 「ちょっとお話があるの」 新橋のしのぶの メールを読まれたか ヘルスのサチコの 名刺を落としたか 受付のヨーコちゃんと メシ食ったのバレたか もしかして10年前の総務のナオちゃんか 笑ってごまかすレベルじゃない 酔っ払ったふりして逃げ切れない シラ切り通すか土下座に行くか いきなり押し倒してごまかすか The word of the Devil 悪魔の言葉さ 「話があるの」わーっ! 聞きたくない The word of the Devil 地獄の入り口 勘弁してくれ No!魔が差したんだ とにかくタバコで気を落ち着けて ちらりと顔色見りゃかなりの非常事態 何も言わずに差し出した紙切れは 先週初めて行ったラブホの領収書 「なーんだ、そんなことかハハハ」と笑い飛ばしながら かつてない速さでアタマを働かせ ちょっとの乱れも許されないトークで 人生最大の修羅場に突入か 「たまたま酔っ払ってうまくいったんだって! いいじゃねえかダンナがもてたらウレシイだろ? 男は息抜きが必要なんだよ!」って そんな本音は死んでも言えない The word of the Devil どうしてそんな冷たくなれんの? 「話があるの」わー! 話なんかないーっ! The word of the Devil 地獄の入り口 勘弁してくれ So! 魔が差したんだ! | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴 | いつもの屋台で しこたま飲んで 真夜中帰ってくりゃ何か変だ しんとした部屋には灯りがひとつ 黙りこくった女房がいる とたんに身体の血の気が引いて アルコールは一気に冷めてく なるべくさりげなく「どした?」と聞けば 「ちょっとお話があるの」 新橋のしのぶの メールを読まれたか ヘルスのサチコの 名刺を落としたか 受付のヨーコちゃんと メシ食ったのバレたか もしかして10年前の総務のナオちゃんか 笑ってごまかすレベルじゃない 酔っ払ったふりして逃げ切れない シラ切り通すか土下座に行くか いきなり押し倒してごまかすか The word of the Devil 悪魔の言葉さ 「話があるの」わーっ! 聞きたくない The word of the Devil 地獄の入り口 勘弁してくれ No!魔が差したんだ とにかくタバコで気を落ち着けて ちらりと顔色見りゃかなりの非常事態 何も言わずに差し出した紙切れは 先週初めて行ったラブホの領収書 「なーんだ、そんなことかハハハ」と笑い飛ばしながら かつてない速さでアタマを働かせ ちょっとの乱れも許されないトークで 人生最大の修羅場に突入か 「たまたま酔っ払ってうまくいったんだって! いいじゃねえかダンナがもてたらウレシイだろ? 男は息抜きが必要なんだよ!」って そんな本音は死んでも言えない The word of the Devil どうしてそんな冷たくなれんの? 「話があるの」わー! 話なんかないーっ! The word of the Devil 地獄の入り口 勘弁してくれ So! 魔が差したんだ! |
息子よ(スペシャル・エディション)いいか 息子よ ひとつだけ お前に言っておく事がある 人生は河の流れのようだと云うのは ウソだ 人生は河なんかじゃない 沼だ いいか 息子よ もうひとつ 言っておく事がある 転がる石のように生きろと云うのは ウソだ 人生はほっといても転がる そして正直に言おう 息子よ 他人の不幸ほど 楽しい事はない 何たって世知辛い 世の中だ 夢だけはいつも胸に置いて生きよう という言葉なんかに 騙されるな いいか 息子よ 男はウチから一歩外に出たら 七人の敵が待っているというのは ウソだ 本当の敵は ウチの中にいる いいか息子よ 人という字を よく見てみろ 人と人が支えあって 出来てる訳ではないぞ 大きい方が小さい方に寄っかかってんだぞ いつかお前も父親に なるだろう その時分かって もらえればいい この世にお前より大切なものはない 弱虫でもいいから 長く生きてくれ そしてオレの下の世話をよろしくたのむ いいか 息子よ 確かに父はだらしない男だった でも人類の ほとんどは だらしない奴だ そう 思えば ましな方だよな 決して 最低じゃなかったよな そう言ってくれないか 息子よ | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴 | いいか 息子よ ひとつだけ お前に言っておく事がある 人生は河の流れのようだと云うのは ウソだ 人生は河なんかじゃない 沼だ いいか 息子よ もうひとつ 言っておく事がある 転がる石のように生きろと云うのは ウソだ 人生はほっといても転がる そして正直に言おう 息子よ 他人の不幸ほど 楽しい事はない 何たって世知辛い 世の中だ 夢だけはいつも胸に置いて生きよう という言葉なんかに 騙されるな いいか 息子よ 男はウチから一歩外に出たら 七人の敵が待っているというのは ウソだ 本当の敵は ウチの中にいる いいか息子よ 人という字を よく見てみろ 人と人が支えあって 出来てる訳ではないぞ 大きい方が小さい方に寄っかかってんだぞ いつかお前も父親に なるだろう その時分かって もらえればいい この世にお前より大切なものはない 弱虫でもいいから 長く生きてくれ そしてオレの下の世話をよろしくたのむ いいか 息子よ 確かに父はだらしない男だった でも人類の ほとんどは だらしない奴だ そう 思えば ましな方だよな 決して 最低じゃなかったよな そう言ってくれないか 息子よ |
娘よ(ディレクターズ・カット版)娘よ 実は父さんは 今好きな人がいる その人は お前より 多分 年下だと思う 六本木という街で 先週出会ったんだ その人が 働いている お店で 娘よ むろん父さんは お前を愛している もちろん 母さんは かけがえのないパートナーだ だけど六本木のその人は すごい美人なのに 誰よりも父さんに優しくしてくれるんだ どんなつまらない話をしても 彼女は笑顔で聞いてくれるんだ 帰ろうとすると必ず袖をつかんで 「あと1時間いいでしょ?」と言ってくれるんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない 父さんは やっと目が覚めたんだ 父さんは 本当の人生を生きるんだ あのひとは父さんを変えてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない (父さんは) 父さんは やっと目が覚めたんだ (目が覚めた) 父さんは 本当の人生を生きるんだ (父さんは) あのひとは父さんを変えてくれたんだ (変わる) 娘よ 実はあの人は ひどい女だった 父さんの お金だけが 目当てだったのかもしれない 父さんがちょっとだけ愛を 確かめようとしたら 「カン 違いしないでよ!オジサン」と言われた 娘よ でも父さんはもっと優しい人に出会った 疲れた 体を もみほぐしてもらいたくて 入った 歌舞伎町という街の マッサージ店で 日本語はあまりうまくなかったけど 狭い部屋で60分しか会えないが 父さんの下着もちゃんと手で持つよ もんでくれるのも腰や肩だけじゃない そして天国へと 導いてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない 父さんは やっと目が覚めたんだ 父さんは 本当の人生を生きるんだ あのひとは父さんを変えてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない (父さんは) 父さんは やっと目が覚めたんだ (目が覚めた) 父さんは 本当の人生を生きるんだ (父さんは) あのひとは父さんを変えてくれたんだ (変わる) 娘よ 実はあの人もひどい女だった 父さんのことを愛していると 信じきっていたのに その店に行った友人が 父さんに自慢してきたのだ 彼女は誰にでも同じことをしてたのだ 娘よ 平気だ父さんは 傷つくのには慣れてる それに 人はダマされるより ダマす方がつらいものだ きっと今ごろ彼女たちも 自分の過ちを悔やんで 父さんのことを思って苦しんでるはずだ 娘よ 父さんは だいじょうぶだ 傷つく ことにはとっくに慣れている 娘よ 父さんは変わらない | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡孝章 | 娘よ 実は父さんは 今好きな人がいる その人は お前より 多分 年下だと思う 六本木という街で 先週出会ったんだ その人が 働いている お店で 娘よ むろん父さんは お前を愛している もちろん 母さんは かけがえのないパートナーだ だけど六本木のその人は すごい美人なのに 誰よりも父さんに優しくしてくれるんだ どんなつまらない話をしても 彼女は笑顔で聞いてくれるんだ 帰ろうとすると必ず袖をつかんで 「あと1時間いいでしょ?」と言ってくれるんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない 父さんは やっと目が覚めたんだ 父さんは 本当の人生を生きるんだ あのひとは父さんを変えてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない (父さんは) 父さんは やっと目が覚めたんだ (目が覚めた) 父さんは 本当の人生を生きるんだ (父さんは) あのひとは父さんを変えてくれたんだ (変わる) 娘よ 実はあの人は ひどい女だった 父さんの お金だけが 目当てだったのかもしれない 父さんがちょっとだけ愛を 確かめようとしたら 「カン 違いしないでよ!オジサン」と言われた 娘よ でも父さんはもっと優しい人に出会った 疲れた 体を もみほぐしてもらいたくて 入った 歌舞伎町という街の マッサージ店で 日本語はあまりうまくなかったけど 狭い部屋で60分しか会えないが 父さんの下着もちゃんと手で持つよ もんでくれるのも腰や肩だけじゃない そして天国へと 導いてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない 父さんは やっと目が覚めたんだ 父さんは 本当の人生を生きるんだ あのひとは父さんを変えてくれたんだ 父さんは 恥ずかしくなんかない (父さんは) 父さんは やっと目が覚めたんだ (目が覚めた) 父さんは 本当の人生を生きるんだ (父さんは) あのひとは父さんを変えてくれたんだ (変わる) 娘よ 実はあの人もひどい女だった 父さんのことを愛していると 信じきっていたのに その店に行った友人が 父さんに自慢してきたのだ 彼女は誰にでも同じことをしてたのだ 娘よ 平気だ父さんは 傷つくのには慣れてる それに 人はダマされるより ダマす方がつらいものだ きっと今ごろ彼女たちも 自分の過ちを悔やんで 父さんのことを思って苦しんでるはずだ 娘よ 父さんは だいじょうぶだ 傷つく ことにはとっくに慣れている 娘よ 父さんは変わらない |
もしオレが死んだらもし オレがみんなより 先に死んだなら 嘘でもいいから 葬式では ちゃんと 泣いてくれ 香典は少なくたっていいから人には預けずに ちゃんと 自分で持ってきてくれ 焼香の後すぐ どこかに抜け出して 友だちだけで飲むのはやめてくれ お経の間いくら退屈でも 喪服の若い子を エッチな気持ちで見るのはやめてくれ お清めの席では 世間話じゃなく ちゃんとオレの話をしてくれ 死んでも オレは見てるぞ 棺桶の中で見てるぞ 悪口言ったら毎晩そいつの枕元に立つぞ どうか イイやつだったと言ってくれ 嘘でもいいから言ってくれ 惜しいヤツをなくしたと 言ってくれ 勘違いのまま あの世に行きたい だいたい昔から熱いのは大の苦手だったんで 出来れば焼かずにミイラにしてくれ あるいは中身に 綿でも詰めこんで 剥製にして床の間に置いてくれ 地獄に行くのはイヤだぞ 絶対天国に行くぞ きれいなねえちゃんたくさんはべらし 酒飲んで暮らすぞ いいか ちゃんと聞いておけ神様 地獄に行かせるつもりなら かわりに オレの女房連れてゆけ ついでに上司もつれてってくれ | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 羽生正貴 | もし オレがみんなより 先に死んだなら 嘘でもいいから 葬式では ちゃんと 泣いてくれ 香典は少なくたっていいから人には預けずに ちゃんと 自分で持ってきてくれ 焼香の後すぐ どこかに抜け出して 友だちだけで飲むのはやめてくれ お経の間いくら退屈でも 喪服の若い子を エッチな気持ちで見るのはやめてくれ お清めの席では 世間話じゃなく ちゃんとオレの話をしてくれ 死んでも オレは見てるぞ 棺桶の中で見てるぞ 悪口言ったら毎晩そいつの枕元に立つぞ どうか イイやつだったと言ってくれ 嘘でもいいから言ってくれ 惜しいヤツをなくしたと 言ってくれ 勘違いのまま あの世に行きたい だいたい昔から熱いのは大の苦手だったんで 出来れば焼かずにミイラにしてくれ あるいは中身に 綿でも詰めこんで 剥製にして床の間に置いてくれ 地獄に行くのはイヤだぞ 絶対天国に行くぞ きれいなねえちゃんたくさんはべらし 酒飲んで暮らすぞ いいか ちゃんと聞いておけ神様 地獄に行かせるつもりなら かわりに オレの女房連れてゆけ ついでに上司もつれてってくれ |
よろけた拍子に立ちあがれ!(part 2)そりゃあ 物忘れがひどくなってるよ 暗証番号一回変えたら 全然思い出せねえ! (悪かったな!) 腹だって 見た目はもちろん 内臓脂肪もたっぷりついてる 髪だって 少ない残りを 何とかふくらましてんだい! (悪かったな!) 若い子が 階段登ってりゃ 後ろ歩いてワクワクするよ かがんだ時に パンツが見えりゃ そりゃあ嬉しいでしょう! (悪かったな!) 酒飲んでて 時間がたちゃあ 誰彼かまわず 説教するよ 昼間の会社じゃ 静かにしてんだ 夜くらいしゃべらせろ! (悪かったな!) きっかけなんて 何でもいいのさ 電信柱も立っている オヤジはつまづく 平らな所でも よろけた拍子に立ち上がれ! 身体に無理ない速さで突っ走れ! よろけた拍子に立ち上がれ! 女房に内緒で ひとりで戦うぞ! 焼き鳥屋で タバコを吸ってりゃ 身体中に ニオイがつくよ 加齢臭だってあるんだから 臭いに決まってんじゃん! (文句あっか?) 立てば競艇 座れば麻雀 歩く姿は太ったゾンビ 若いねえちゃんは 近くにゃ 来ないよ ひとりで 遊ぶっきゃねえ! (文句あっか?) ハダカで歩くよ オナラもしますよ TVを見ながらごろ寝する エッチな場面じゃ ガバッと起きるよ 他に楽しみ少ないんだい! (文句あっか?) 焼肉食います 揚げ物だって好きです ビールも焼酎も飲んでます 何がいけない 自分の身体だ どうせいつかは 死じゃうんだい! (文句あっか?) いろいろやってきたんだよ アタマも身体も疲れてる オレ達ゃおやじさ だけど夢もある よろけた拍子に立ち上がれ! 誰も見てないところで牙をむけ! よろけた拍子に立ち上がれ! このまま終わるな! 最後にひとあがき! このまま終わるな! 最後にひとあがき! | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻・静炉巌 | 藤岡藤巻・静炉巌 | | そりゃあ 物忘れがひどくなってるよ 暗証番号一回変えたら 全然思い出せねえ! (悪かったな!) 腹だって 見た目はもちろん 内臓脂肪もたっぷりついてる 髪だって 少ない残りを 何とかふくらましてんだい! (悪かったな!) 若い子が 階段登ってりゃ 後ろ歩いてワクワクするよ かがんだ時に パンツが見えりゃ そりゃあ嬉しいでしょう! (悪かったな!) 酒飲んでて 時間がたちゃあ 誰彼かまわず 説教するよ 昼間の会社じゃ 静かにしてんだ 夜くらいしゃべらせろ! (悪かったな!) きっかけなんて 何でもいいのさ 電信柱も立っている オヤジはつまづく 平らな所でも よろけた拍子に立ち上がれ! 身体に無理ない速さで突っ走れ! よろけた拍子に立ち上がれ! 女房に内緒で ひとりで戦うぞ! 焼き鳥屋で タバコを吸ってりゃ 身体中に ニオイがつくよ 加齢臭だってあるんだから 臭いに決まってんじゃん! (文句あっか?) 立てば競艇 座れば麻雀 歩く姿は太ったゾンビ 若いねえちゃんは 近くにゃ 来ないよ ひとりで 遊ぶっきゃねえ! (文句あっか?) ハダカで歩くよ オナラもしますよ TVを見ながらごろ寝する エッチな場面じゃ ガバッと起きるよ 他に楽しみ少ないんだい! (文句あっか?) 焼肉食います 揚げ物だって好きです ビールも焼酎も飲んでます 何がいけない 自分の身体だ どうせいつかは 死じゃうんだい! (文句あっか?) いろいろやってきたんだよ アタマも身体も疲れてる オレ達ゃおやじさ だけど夢もある よろけた拍子に立ち上がれ! 誰も見てないところで牙をむけ! よろけた拍子に立ち上がれ! このまま終わるな! 最後にひとあがき! このまま終わるな! 最後にひとあがき! |
私はえらい -2006-私の青春は 高度成長の真っ只中 学生運動と受験戦争にもまれ いっぱしの不良で 道を踏み外しもしたが 努力と根性で 見事に立ち直った 三流大学だが 頑張って希望の会社に入り 寝る間も惜しんで 夢中で仕事をした 陰口をたたかれても 上司に忠誠を誓い 同期の誰よりも早く 副部長になれた 部下達にはきびしく こわい上司だった いつも売り上げのことだけを考えていた 子会社への辞令も 素直に受けて 血糖値は高いが 申し分のない人生だ 私は偉い 私はすごい 私はやり遂げた 私は結果を出した 皆が認めている 私は負け組みじゃない なのに何故 今 こんなに さびしい 私の女房は 会社でも美人の方だった ライバルがいたという程のことではないが 持ちまえの情熱と行動力で 結婚をし みんなに祝福され 順風満帆だった 子供が生まれ 免許を取って車を買った 30年ローンで 小さな建売住宅も買った もちろん 片道2時間の通勤はキツかったが 家族の存在が 私を支えてくれた 中学に入ると 子供はひきこもり 女房の不満と外出は 日増しに増えて 家族は誰も 私と口はきかないが 間違いなく皆 私を尊敬している 私は偉い 私はすごい 私は頑張った 私は良くやった 私に後悔はない 私は間違っていない なのに何故 今 こんなに ひとりぽっち 長者番付には載らなかったけど マンションに愛人は囲えなかったけど ワールドカップには出れなかったけど 洗濯物は家族と別々にされるけど 私は偉い 私はすごい 私は頑張った 私は良くやった 私に後悔はない 私は間違っていない なのに何故 今 こんなに さびしい | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | 藤岡藤巻 | | 私の青春は 高度成長の真っ只中 学生運動と受験戦争にもまれ いっぱしの不良で 道を踏み外しもしたが 努力と根性で 見事に立ち直った 三流大学だが 頑張って希望の会社に入り 寝る間も惜しんで 夢中で仕事をした 陰口をたたかれても 上司に忠誠を誓い 同期の誰よりも早く 副部長になれた 部下達にはきびしく こわい上司だった いつも売り上げのことだけを考えていた 子会社への辞令も 素直に受けて 血糖値は高いが 申し分のない人生だ 私は偉い 私はすごい 私はやり遂げた 私は結果を出した 皆が認めている 私は負け組みじゃない なのに何故 今 こんなに さびしい 私の女房は 会社でも美人の方だった ライバルがいたという程のことではないが 持ちまえの情熱と行動力で 結婚をし みんなに祝福され 順風満帆だった 子供が生まれ 免許を取って車を買った 30年ローンで 小さな建売住宅も買った もちろん 片道2時間の通勤はキツかったが 家族の存在が 私を支えてくれた 中学に入ると 子供はひきこもり 女房の不満と外出は 日増しに増えて 家族は誰も 私と口はきかないが 間違いなく皆 私を尊敬している 私は偉い 私はすごい 私は頑張った 私は良くやった 私に後悔はない 私は間違っていない なのに何故 今 こんなに ひとりぽっち 長者番付には載らなかったけど マンションに愛人は囲えなかったけど ワールドカップには出れなかったけど 洗濯物は家族と別々にされるけど 私は偉い 私はすごい 私は頑張った 私は良くやった 私に後悔はない 私は間違っていない なのに何故 今 こんなに さびしい |