茜色見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 ふるえたままでこの街を去った ノラ猫の目を笑いながら ここから行けば湖に出るだろう 宇宙のバネに飛ばされにゆく 恐れていたのは風の速さだけ 木星の場所なら分かっているよ 無学な僕でも届きそうだと 見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 それが僕を呼ぶのなら 燃えて消える鳥になろう それとなく飛び込め 抱えたものが輝きはじめる 夢に見たのはこの瞬間だ あっと言う間に星が欠けてゆく 心の中では叫んでいたよ 痛くて 痛くて 壊れそうだと 見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 それが僕を呼ぶのなら 燃えて消える鳥になろう | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 乾英明 | | 見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 ふるえたままでこの街を去った ノラ猫の目を笑いながら ここから行けば湖に出るだろう 宇宙のバネに飛ばされにゆく 恐れていたのは風の速さだけ 木星の場所なら分かっているよ 無学な僕でも届きそうだと 見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 それが僕を呼ぶのなら 燃えて消える鳥になろう それとなく飛び込め 抱えたものが輝きはじめる 夢に見たのはこの瞬間だ あっと言う間に星が欠けてゆく 心の中では叫んでいたよ 痛くて 痛くて 壊れそうだと 見える?揺れる茜色 君を誘う空模様 それが僕を呼ぶのなら 燃えて消える鳥になろう |
恐竜になった少年恐竜になった少年は言った 先見の明が必要だと I can't もないで人間でいたってサイボーグになって死ぬだけさ 恐竜になった少年は言った 難しく考えてはいけない 君が考える世のルールなんて たいそう昔の物語さ 今から始めよう 驚くべき new world もう何も苦しまない 僕らの jam today 恐竜になった少年は言った 恐竜になっているだけさ 恐竜になった少年は言った 恐竜になっているだけさ あのシマウマも そのヤドカリも 野に咲く花も 空に浮かぶ雲も 君の友達さ 好きにやればいい 怖くなんかないさ なあそうだろ? 今から始めよう 驚くべき new world もう何も苦しまない 僕らの jam today さあ今すぐ始めよう 幸せの new world もう何も苦しまない 僕らの jam today 今になって思う 彼の選択は正しかった | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 恐竜になった少年は言った 先見の明が必要だと I can't もないで人間でいたってサイボーグになって死ぬだけさ 恐竜になった少年は言った 難しく考えてはいけない 君が考える世のルールなんて たいそう昔の物語さ 今から始めよう 驚くべき new world もう何も苦しまない 僕らの jam today 恐竜になった少年は言った 恐竜になっているだけさ 恐竜になった少年は言った 恐竜になっているだけさ あのシマウマも そのヤドカリも 野に咲く花も 空に浮かぶ雲も 君の友達さ 好きにやればいい 怖くなんかないさ なあそうだろ? 今から始めよう 驚くべき new world もう何も苦しまない 僕らの jam today さあ今すぐ始めよう 幸せの new world もう何も苦しまない 僕らの jam today 今になって思う 彼の選択は正しかった |
少年宇宙旅行長い旅が始まる ソフトタフィーと宇宙事典を持っていこう Five Four Three Two One 鳴り響く 流れ星の時間だ 乗り遅れないように気を付けろ Five Four Three Two One 駆け抜ける 夏休みを使って 楽しみだった宇宙旅行へ出かけた 150億光年先までも 一週間で行くのさ 宿題は帰ってきてからやろう ねえ見て ほら 満天の星空を 地球が見えた 僕の街はどこだろう 遠くには輝く彗星 思い出に絵に描いて地球へ投げた 毎晩見ていた光 いつも見ていた光 ずっと忘れていた光 この手で掴んだ光 もうきっと届かない光 涙がこぼれてしまうよ そうだ もっと そうだ もっともっと 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 長い旅が終わって 録画しておいたテレビを見なきゃ ああ 忙しい夏休み | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 長い旅が始まる ソフトタフィーと宇宙事典を持っていこう Five Four Three Two One 鳴り響く 流れ星の時間だ 乗り遅れないように気を付けろ Five Four Three Two One 駆け抜ける 夏休みを使って 楽しみだった宇宙旅行へ出かけた 150億光年先までも 一週間で行くのさ 宿題は帰ってきてからやろう ねえ見て ほら 満天の星空を 地球が見えた 僕の街はどこだろう 遠くには輝く彗星 思い出に絵に描いて地球へ投げた 毎晩見ていた光 いつも見ていた光 ずっと忘れていた光 この手で掴んだ光 もうきっと届かない光 涙がこぼれてしまうよ そうだ もっと そうだ もっともっと 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 満天の星空が僕を包んで消えてゆく 長い旅が終わって 録画しておいたテレビを見なきゃ ああ 忙しい夏休み |
彗星の絵彗星の絵が優しすぎて泣いてしまう 悲しい誰かに捨てられた彗星の絵 それを抱えて僕は街を走っていた まったく不思議さ あれはなんだったろう 風に揺れる植物たち 電車に乗る君の笑顔 ようはそんなところだと思うけどね 雨の日は一日中 僕の部屋に飾った 青く反射するそれを見ていたよ 僕のせいで会えなくなった 君のことを想って 少し嘘つきの顔で見ていた 時間がとても残酷だと分かったのは いつでも僕より早く過ぎてゆくから どれだけ考えてみても 僕は何も分からないや 君が教えてくれたらどんなにいいだろう この頃は一日中 部屋の隅に座って 好きなテレビもつけずに見ているよ 彗星が飛び出して 僕をやっつけるとか そんなことを考えているんだ 君が優しすぎたから 僕は一人で行けない 長い暗闇の中でやっと分かった 雨の日は一日中 僕の部屋に飾った 青く反射するそれを見ていたよ 僕のせいで会えなくなった 君のことを想って 少し嘘つきの顔で見ていた | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平・乾英明 | | 彗星の絵が優しすぎて泣いてしまう 悲しい誰かに捨てられた彗星の絵 それを抱えて僕は街を走っていた まったく不思議さ あれはなんだったろう 風に揺れる植物たち 電車に乗る君の笑顔 ようはそんなところだと思うけどね 雨の日は一日中 僕の部屋に飾った 青く反射するそれを見ていたよ 僕のせいで会えなくなった 君のことを想って 少し嘘つきの顔で見ていた 時間がとても残酷だと分かったのは いつでも僕より早く過ぎてゆくから どれだけ考えてみても 僕は何も分からないや 君が教えてくれたらどんなにいいだろう この頃は一日中 部屋の隅に座って 好きなテレビもつけずに見ているよ 彗星が飛び出して 僕をやっつけるとか そんなことを考えているんだ 君が優しすぎたから 僕は一人で行けない 長い暗闇の中でやっと分かった 雨の日は一日中 僕の部屋に飾った 青く反射するそれを見ていたよ 僕のせいで会えなくなった 君のことを想って 少し嘘つきの顔で見ていた |
地球儀朝焼けの貿易船が答えを教えてくれる そんな気がしてこんなところまで来てしまった 海賊の気持ちになって海でも眺めていれば 僕の孤独も少し楽になるかな 今をただ生きてゆく 昨日へは戻れない 優しくなりそびれた僕が 海を見ている だらしなく背中を丸めて やがて世界は僕を忘れてゆくだろう 悲しみはどこへゆくのか 太陽が朝の海を染めて僕に話しかけている これまでを思い起こせば考え込む日々だった 解決出来ないことが多すぎて そして泣いた 地球儀をひっぱりだして気が済むまで回して遊んだ 今 あの海へ来ているよ それは僕だけじゃなく誰も同じことだと 真面目なことを思いながら 海を見ている 少しだけ涙を浮かべて いつか孤独の果てに悲しみを見ても 旅立つ貿易船と この景色を思い出すだけで僕は時を越えていられる やがて世界は僕を忘れてゆくだろう それでも歩いていかなきゃ 太陽が朝の海を染めて僕に話しかけている 聞こえるよ 遥か南の島 聞こえるよ 僕に似た誰かが笑っている | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 朝焼けの貿易船が答えを教えてくれる そんな気がしてこんなところまで来てしまった 海賊の気持ちになって海でも眺めていれば 僕の孤独も少し楽になるかな 今をただ生きてゆく 昨日へは戻れない 優しくなりそびれた僕が 海を見ている だらしなく背中を丸めて やがて世界は僕を忘れてゆくだろう 悲しみはどこへゆくのか 太陽が朝の海を染めて僕に話しかけている これまでを思い起こせば考え込む日々だった 解決出来ないことが多すぎて そして泣いた 地球儀をひっぱりだして気が済むまで回して遊んだ 今 あの海へ来ているよ それは僕だけじゃなく誰も同じことだと 真面目なことを思いながら 海を見ている 少しだけ涙を浮かべて いつか孤独の果てに悲しみを見ても 旅立つ貿易船と この景色を思い出すだけで僕は時を越えていられる やがて世界は僕を忘れてゆくだろう それでも歩いていかなきゃ 太陽が朝の海を染めて僕に話しかけている 聞こえるよ 遥か南の島 聞こえるよ 僕に似た誰かが笑っている |
僕を壊して今分かってしまった 僕は違っている だって少し飛べるんだよ? 言われてみれば目が覚めたとき 知らないとこにいたりしたなあ ほら太陽が沈む もう分かってるさ 僕を連れてくんだろ? 炎咲き乱れたなら 夜を燃やしていこう あの呪文を唱えてもいい 心焦がして ああまたやってしまったソーリーマイシティー 故意じゃないし当然ラブでもない 小さな頃からよく嫌われた それはこのせいなんだな ほら太陽が沈む もう分かってるさ 僕を連れてくんだろ? 一人よがりの 涙を見せてあげる 流れ星に誓うから どうかこの想いが届くように 炎咲き乱れたなら 夜を燃やしていこう あの呪文を唱えてもいい 心焦がして 今焦がして 僕を壊して | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 今分かってしまった 僕は違っている だって少し飛べるんだよ? 言われてみれば目が覚めたとき 知らないとこにいたりしたなあ ほら太陽が沈む もう分かってるさ 僕を連れてくんだろ? 炎咲き乱れたなら 夜を燃やしていこう あの呪文を唱えてもいい 心焦がして ああまたやってしまったソーリーマイシティー 故意じゃないし当然ラブでもない 小さな頃からよく嫌われた それはこのせいなんだな ほら太陽が沈む もう分かってるさ 僕を連れてくんだろ? 一人よがりの 涙を見せてあげる 流れ星に誓うから どうかこの想いが届くように 炎咲き乱れたなら 夜を燃やしていこう あの呪文を唱えてもいい 心焦がして 今焦がして 僕を壊して |
マイホームブルース(帰り道のBGM)夕方の尊さを僕たちは忘れないように 街灯の続く道の真ん中で背伸びしてみたりする 地球から地球へと帰り道は続いていて 時々は寂しくなる僕たちをいつもなぐさめている ありがとう夕方よ 背中にかけた魔法が消えたら 手を振って合図するよ グッナイとね 一握りの面影 残して影が落ちる 二つ目の角が僕の家 笑って帰ろうか 犬の目にも黄昏 映して街は眠るのさ 鼻歌は今日もマイホームブルース ノラ犬二匹がこっちを見てる 君たちも僕についてくるかい こんな素敵な帰り道には オリジナルのブルースでも歌いたくなるな 毎日の帰り道にオレンジを詰め込んでいった タイトルは「マイホームブルース」と名付けたのさ 僕が歌うための歌 一握りの面影 残して影が落ちる 二つ目の角が僕の家 笑って帰ろうか 犬の目にも黄昏 映して街は眠るのさ 鼻歌は今日もマイホームブルース 一人と二匹でマイホームブルース | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 夕方の尊さを僕たちは忘れないように 街灯の続く道の真ん中で背伸びしてみたりする 地球から地球へと帰り道は続いていて 時々は寂しくなる僕たちをいつもなぐさめている ありがとう夕方よ 背中にかけた魔法が消えたら 手を振って合図するよ グッナイとね 一握りの面影 残して影が落ちる 二つ目の角が僕の家 笑って帰ろうか 犬の目にも黄昏 映して街は眠るのさ 鼻歌は今日もマイホームブルース ノラ犬二匹がこっちを見てる 君たちも僕についてくるかい こんな素敵な帰り道には オリジナルのブルースでも歌いたくなるな 毎日の帰り道にオレンジを詰め込んでいった タイトルは「マイホームブルース」と名付けたのさ 僕が歌うための歌 一握りの面影 残して影が落ちる 二つ目の角が僕の家 笑って帰ろうか 犬の目にも黄昏 映して街は眠るのさ 鼻歌は今日もマイホームブルース 一人と二匹でマイホームブルース |
magicこの街が見せるのは 規則的な心の陰り 白黒ににぎわう人が 回り灯籠の中を走る 僕たちは君が使う 奇怪な魔法も認めてるよ 幼い頃に決めた つたない約束 響き渡れ夏の空 叫ぶんだ「It's a magic」と 夕焼けにとけたカモメが 分かったような顔をした 難しいことだけど 僕たちはもう不安じゃないよ ただ広がる街の模様を眺めながら楽しくやろう いつからかこの世界に 君は一人 迷い込んだ 二度とは戻れないと 僕たちは知ってる 昨日を乗せた小船が 渦にのまれて消えた 一列に並びなおして いつまでも 手を振った そうだみんな小指を出せ 百年後も離れないように きつくきつく結ぶんだ どこまでも一緒さ これから何があっても 何一つ変わらないよ 暖かい風に吹かれる 僕たちがいるだけ 響き渡れ夏の空 叫ぶんだ「It's a magic」と 夕焼けにとけたカモメが 分かったような顔をした | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | この街が見せるのは 規則的な心の陰り 白黒ににぎわう人が 回り灯籠の中を走る 僕たちは君が使う 奇怪な魔法も認めてるよ 幼い頃に決めた つたない約束 響き渡れ夏の空 叫ぶんだ「It's a magic」と 夕焼けにとけたカモメが 分かったような顔をした 難しいことだけど 僕たちはもう不安じゃないよ ただ広がる街の模様を眺めながら楽しくやろう いつからかこの世界に 君は一人 迷い込んだ 二度とは戻れないと 僕たちは知ってる 昨日を乗せた小船が 渦にのまれて消えた 一列に並びなおして いつまでも 手を振った そうだみんな小指を出せ 百年後も離れないように きつくきつく結ぶんだ どこまでも一緒さ これから何があっても 何一つ変わらないよ 暖かい風に吹かれる 僕たちがいるだけ 響き渡れ夏の空 叫ぶんだ「It's a magic」と 夕焼けにとけたカモメが 分かったような顔をした |
ラブコメディ樫の実がさわぐ季節は 少しでも 寄り添って 色褪せた街並みの中を いつまでも歩いた 僕たちは単純だから たくらみなど知らない いたずらな秋風をよける 秘策を練っておくよ 渡り鳥の言葉も 猪に乗る少年も 全ては儚く 喜びに満ちた日々を思わせる 二人を時が撫ぜてゆく 抱き上げてふざけてあげるよ 今年も君に伝えなきゃ とりあえず今は離さないで 寒がりで虚弱な僕は もう手袋をはめた これが君に笑われることも 僕は分かっているよ 夜が長く続けば 何か変わってしまう? 君には見せないさ 悲しみの映画も怖い夢も ねえ このまま時が流れても 二人してふざけていたいよ そしたら君に伝えなきゃ いつまでも僕を離さないで 遠くなる街路樹は幻 二人はただの子ども 夢を抜けて 恋に落ちる 二人を時が撫ぜてゆく 抱き上げてふざけてあげるよ 今年も君に伝えなきゃ とりあえず今は離さないで | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 樫の実がさわぐ季節は 少しでも 寄り添って 色褪せた街並みの中を いつまでも歩いた 僕たちは単純だから たくらみなど知らない いたずらな秋風をよける 秘策を練っておくよ 渡り鳥の言葉も 猪に乗る少年も 全ては儚く 喜びに満ちた日々を思わせる 二人を時が撫ぜてゆく 抱き上げてふざけてあげるよ 今年も君に伝えなきゃ とりあえず今は離さないで 寒がりで虚弱な僕は もう手袋をはめた これが君に笑われることも 僕は分かっているよ 夜が長く続けば 何か変わってしまう? 君には見せないさ 悲しみの映画も怖い夢も ねえ このまま時が流れても 二人してふざけていたいよ そしたら君に伝えなきゃ いつまでも僕を離さないで 遠くなる街路樹は幻 二人はただの子ども 夢を抜けて 恋に落ちる 二人を時が撫ぜてゆく 抱き上げてふざけてあげるよ 今年も君に伝えなきゃ とりあえず今は離さないで |
ロータリークッキー浅い夢が微笑みかけるように 透明な青やまばらな木漏れ日が僕をつかまえにくる 街中 魔法にかかったみたいだ 僕は今分かる 車の音さえも欠くことが出来ないと 別れに泣く子どもたち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている 街の音に耳をすませば 聴こえるのはヘリコプター 犬を飼う人の笑い声 バスを待つ白い息 ほらね僕が思った通りだ 静かで優しい気持ち 飛行機雲を見つけたよ 給水塔まで続く やがて街の形がかわり 面影がなくなっても 自転車で通る難しさ それは変わらないだろうね 手をつなぐ恋人たち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている 優しくなる大人たち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている ロータリークッキー頬張りながら それを見ている 僕はそれを鮮明に覚えている 透明な青やまばらな木漏れ日に包まれたあの街を | 黒赤ちゃん | 松野恭平 | 松野恭平 | | 浅い夢が微笑みかけるように 透明な青やまばらな木漏れ日が僕をつかまえにくる 街中 魔法にかかったみたいだ 僕は今分かる 車の音さえも欠くことが出来ないと 別れに泣く子どもたち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている 街の音に耳をすませば 聴こえるのはヘリコプター 犬を飼う人の笑い声 バスを待つ白い息 ほらね僕が思った通りだ 静かで優しい気持ち 飛行機雲を見つけたよ 給水塔まで続く やがて街の形がかわり 面影がなくなっても 自転車で通る難しさ それは変わらないだろうね 手をつなぐ恋人たち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている 優しくなる大人たち 両手には あいの実 僕はクッキーかじりながら それを見ている ロータリークッキー頬張りながら それを見ている 僕はそれを鮮明に覚えている 透明な青やまばらな木漏れ日に包まれたあの街を |